お店のサイトを作る
開店する為には<お店の要件>を満たすサイトを作らなくてはいけません。
最低限必須なのは「スタッフリスト」「BBS」「設定」「資産」の4個です。
f:お店の要件 = スタッフリスト、BBS、顧客との連絡手段(BBS、チャット、メールフォーム等)、設定、保有する資産を持ち、かつ、これらを最新の状態に維持すること。
スタッフリストはお店のメンバーを国民番号付きでリストアップしておけば問題ありません。
BBSはレンタルBBSを借りることで、簡単に用意できます。顧客との連絡手段もBBSが一つあれば要件を満たすので、大丈夫です。
設定はどこの藩国にあるか、とかの文章設定や、店舗や組織のアイドレスとその設定などです。最初は立地など、簡単な物で良いと思います。
資産は金庫番が管理してくれます。お店は金庫番に申請する為の売上履歴や作業報酬分配リストを作る必要があります。
このほかにも、ショップ系なら「商品」と「商品のリスト」、サービス系なら「企画の公示場所」「企画を実行した後のまとめ」などが必要になってきます。お店の活動内容に必要なページを追加していってください。
商品の販売方法を決める
ショップ系企画の場合、どういう手続きで商品を購入するのか考えなくてはいけません。それによって必要なツールも変わってきます。
ショッピングカートには元々「お客様が購入を決定する」と、「お店に誰が何を購入したか知らせる」という機能があります。そういう機能を持たないサイトで商品を販売するなら、何か方法を考えなくてはいけません。
- 何を買うかBBSに書き込んでもらう
- wikiやブログのコメント欄に書き込んでもらう
- 購入決定用のWEBフォームを用意する
- etc
ざっと見渡すと、BBSに書き込んでもらうのが主流のようです。
また、商品を購入していただいた時、根拠になるログを用意して各組織へ報告することになります。詳しくは
商品の売買と報告についてを一読してください。
どのような形で「いつ誰が何をいくらで購入した」と記録するかはお店によります。BBSのログをそのまま使うお店もいれば、情報をまとめてwikiに載せるお店もあります。管理しやすい方法を選んでください。
出納帳の準備
実は、金庫番が管理してくれますので、無くてもやっていくことができます。ですが、報告するまでの控えとして売上や納付の記録をつけておいたほうが何かあった時にわかりやすいです。
売上を順に記録するだけのものから、お店の商品に必要なリソースも含めて管理するものまで様々です。貴方が管理しやすい出納帳を作って下さい。
BBSの設置
様々な機能のBBSがあります。個別の記事に返信、画像のアップロード、ツリー表示、新規投稿をメールで通知、等など。貴方のサイトに欲しいのはBBSはどんな機能を持ったBBSですか。
無料でレンタルできるBBSがたくさんあります。種類もいろいろです。広告が出たり、機能に制限があったりしますが、充分使えます。比較サイトで調べるか、藩国やお店で使っているBBSのレンタル元ページを見に行って借りてみましょう。
自分でCGIを設置できる人は無料配布CGIのBBSを設置してみてはどうでしょう。CWTGは自分で設置するタイプのBBSを使っています。広告はありませんし、自由にカスタマイズする事も出来ます。
- レンタルBBS比較
Googleで「無料 BBS 比較」を検索。比較サイトがたくさんあります。
- 掲示板改造支援サイト
CWTGで使っている改造版Web ForumのCGI配布サイトです。
- KENT WEB
様々なCGIを配布しています。改造前のWeb Forumはこちらの配布物です。
サイトの種類
お店のサイトを作る時に利用可能なWEBサービスをいくつか紹介します。
アイドレスで主流なのは wiki ですが、ショッピングカートも人気があります。もちろんブログやホームページでお店のサイトを作っても問題ありません。
サービスのレンタル元、配布元サイトにはサンプルページや使い方が載っています。気になるサービスがあったなら、そのサービスのレンタル元、配布元サイトに行って、サポートページをチェックしてみてくださいね。
wiki
- 複数の人が編集できる。
- 携帯に対応している物もある。
- デザインがWikiに依存。
- wikiの書き方を勉強する必要がある。
- 商品を販売する手順を考えないといけない。
アイドレスの藩国サイトやお店でも良く見かけるwiki。編集のしやすさが魅力です。商品の配置にも様々な趣向を凝らす事ができます。企画の表示もしやすいです。
wikiの種類によって少しずつ書き方のルールが違うのですが、一つ覚えれば、他のwikiの編集も楽にこなせるようになります。
ちなみに、このサイトは@wikiを利用しています。
ショッピングカート
- 陳列した商品が見やすい。
- 携帯に対応している物もある。
- デザインがカートに依存。
- 商品の管理をしやすい。
- 購入手続きが出来上がっている。
何かを販売する為のサービスなので、購入手順がわかりやすく決まっていてお客様も迷いません。商品管理も簡単ですし、商品一覧を見やすく配置する事もできます。
レンタルショッピングカートは本格的で有料なものが多く、無料で利用できるのはFC2ぐらいでしょうか。自分でCGIを設置できる環境があるなら、無料配布のプログラムを使ってみるのも手です。
また、商品表示以外の説明や明細を載せる場所が無いカートも多いですが、これは他のwikiやホームページと組み合わせて使うことで回避できます。
ブログ
- 工夫しないと商品が見にくい。
- 携帯に対応している物が多い。
- デザインがブログに依存。
- 特に書式を覚えなくても良い
- 商品を販売する手順を考えないといけない。
何よりも、更新が楽です。携帯に対応している物も多いです。
商品表示に難がありますが、カテゴリ機能を使って商品や企画を分類表示するなど工夫すれば、わかりやすい陳列もできます。
ホームページ
- お勧め商品を強調したり、見やすく並べたりできる。
- 工夫すれば携帯対応できる。
- デザイン自由自在
一番自由度が高いですが、作成からアップロードまで全て手動になるため、更新がものすごく面倒くさいです。また、携帯に対応するには、別にページを作ったり、様々な工夫をする必要があります。HTML/XMLを書くのが好きな方や、デザインに懲りたい方は、ホームページを作るのも良いかも。
ショッピングカート等とあわせて使うことも出来ます。
- 無料ホームページ比較
Googleで「無料 ホームページ 比較」を検索。比較サイトがたくさんあります。
最終更新:2008年12月18日 18:09