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ウサギのナミダ
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引きこもりと神姫
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えむえむえす ~My marriage story~

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えむえむえす ~My marriage story~

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キズナのキセキ
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引きこもりと神姫
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戦うことを忘れた武装神姫
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The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
PRINCESS BRAVE
神姫☆こみゅにけ~しょん
アルトアイネス奮闘姫
ロンド・ロンド

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双子神姫
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犬子さんの土下座ライフ。
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武装神姫のリン
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戦う神姫は好きですか
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ホワイトファング・ハウリングソウル
ハウリングソウル
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名乗ろう、決めゼリフ!


 『魔女っ子神姫ドキドキ☆ハウリン!みんなの願いで、ここにはいぱぁぁぁ降臨!!』
 自宅で神姫の試合を見ていたいずるとホーリーは、ドキドキハウリンという名前の選手を見て、思わず噴出してしまった。
 「い、一体何なんだ、あの神姫は!?」
 ドキドキハウリンの姿を見たいずるは深刻に考え込んでしまった。
 (世界は広い、神姫界にもあんな選手がいてもおかしくはない。でも、あれはやりすぎじゃ…)
 頭を抱えるいずる。それとは逆に、ホーリーは目を輝かせていた。
 「うわ~、あんな子もバトルに出てるんだ?かぁ~い~」
 どうやらホーリーはドキ(略 を観て気に入ってしまったようだ。
 「お、お前はあんな格好するなよ」
 「な、何で?」
 無理もない、いずるはあの格好に違和感があると思っているのだ。そのため彼はホーリーにこんな事を言うのだった。
 「お前にはお前らしい格好があるだろ。コーディネイトの事考えてから言うんだな」
 「そ、そうなの…。じゃ、決めゼリフだけでもいいかな?」
 「…分かったよ、どんな決めゼリフにするんだい?」
 いずるは渋々ホーリーに付き合うことにした。
 (でも何で決めゼリフなんか考えなくちゃいけないんだろう?別にそんな事言わなくてもいいだろうに…)
 名乗りの事に疑問を持ついずる。この後いずるは嫌な考えは的中する事になる…。

 「この世に悪が栄えるためし無し!聖なる愛のプレゼンター、ホーリーベル参上!!」
 ついにホーリーの名乗り文句が始まった。セリフと同時に決めポーズをとるホーリー。それを観ているいずるはとても不満だった。
 「いずる、これでいいかな?」
 「お前、悪って一体誰だよ?まさか対戦相手のことを言ってるんじゃないだろうな?」
 よくよく考えてみると、この名乗りは悪党に名乗るものではない。だから相手を『悪』と決め付けてはおかしいのだ。
 「それじゃ、これはどうかな?」
 ホーリーは再びポーズをとると、新しい決めゼリフを言い始めた。
 「天より現れた聖なる戦士!ハッピープレゼンター・ホーリーベル!!」
 ちょっとこれは…。いずるはまたもや頭を抱える事になってしまった。
 「これはダメだよ。もうちょっと別のセリフを考えてみなよ」
 「え~?これもダメなの~?」
 しょんぼりするホーリー。彼女の自信作だったのだろう。ものすごいショックを受けているようだった。
 「じゃ…、これならどうかな…?聖なる祈りであなたをメロメロ☆アンビシャス・ファイター、ホーリーベル!!」
 …。いずるは頭を抱えてしまった。
 「どうしたのいずる、具合でも悪いの?」
 「い、いや…なんでもない…」
 いよいよ付き合っていられなくなってきたいずるは、気分を紛らわせるため、キッチンに行って飲み物でも飲むことにした。
 そのとき、玄関からチャイムが聞こえてきた。
 「どなたですか…って、なんだ恒一か」
 「なんだって何だよ。今日やっとシュートレイの出場許可が下りたから、わざわざ言いに来たってのに」
 いずるは恒一を部屋にいれ、ジュースを差し出した。
 「それはおめでとう。で、シュートレイは一緒なのかい?」
 「ああ、この中にいるぜ。ほら、早く出て来いよ」
 恒一はバッグのジッパーを開いてシュートレイをそっと出した。
 「お久しぶりですいずるさん、ご迷惑をおかけいたしました」
 シュートレイは深くお辞儀をした。
 「よかったなシュートレイ、無事で何よりで」
 「ありがとうございます。ところでホーリーさんはどうしてますか?」
 周りを見回すシュートレイ。今ホーリーは隣の部屋にいる。しかも決めゼリフを考えている最中なのだ。そんな姿をシュートレイや恒一に見せるわけには行かない。いずるはとりあえずこの場を紛らわすことにした。
 「ああ…今は静かにしてるよ」
 「そうなんですか…、彼女もこれからの試合の事でも考えているのでしょうね」
 本当にそうしてればいいんだけど…。いずるは心の中でつぶやいた。
 「ところでいずる、これからの試合のことなんだが、どうするのか決めてないだろう?前に言ってたあの竜崎の神姫ともいずれは闘わないといけないだろうからな」
 「そうだな、暇なときにでも小さな試合をしながらレベルを上げていこうと思うんだ。小さなことからコツコツと、と言うだろう?」
 「それもひとつの方法だけどな。それよりもっといい方法があるといえばあるんだが」
 恒一が自信たっぷりに答える。
 「何かすごい自信だな。一体何の方法なんだ?」
 「大きな試合に出る事さ。規模が大きい試合だったらポイントも多くためる事が出来るし、なにより注目を集める事だって出来るんだぜ」
 なるほど、そういう考えもありだな…。いずるは恒一の考えもごもっともだと思った。
 「あと、大きな大会に出場するんだったら、何か決めポーズの一つでも考えてみたらどうだ?前におまえに渡したディスクの中にも決めゼリフやってる選手もいるから、ホーリーにも覚えさせるといい」
 恒一の言葉に、いずるは頭を抱え込んでしまった。それもそのはず、さっきホーリーが考えていた内容と一緒だったからだ。
 「…お前、シュートレイにもそれを覚えさせてるのか?」
 「いや、覚えさせようとしたら拒否された」
 恒一はがっかりした顔になった。そりゃそうだろうな、と、いずるは心の中で呆れていた。
 「だって、隊長は色々派手なポーズを取らせようとするんですよ。そんなことしたら誰だって嫌がります」
 「そんなこと言うなよ…。ところで、ホーリーの決めゼリフどうするか決めないか?出場は派手な方がいいからな」
 いずるは焦った。それもそのはず、隣の部屋ではホーリーがその決めゼリフを考えている真っ最中なのだから。
 「お、お前、そんなことまで考えてたのかよ?大丈夫だよ、第一ホーリーがそんなことして喜ぶとでも思うのか?」
 「そ、そうですよねいずるさん、私も無理にホーリーさんの決めゼリフなんて決めなくてもいいと思います」
 反論するいずるとシュートレイ。しかし恒一はそれを退けた。
 「そんなこと、ホーリー本人に聞かないと分からないじゃないか。とにかく、ホーリーに聞いてみようぜ」
 恒一が隣の部屋に入ろうとしたそのとき、ホーリーが部屋から出てきた。
 「いずる、新しいセリフ考えたよ~」
 その瞬間、しまった、と、いずるは思った。もはや後の祭りだったのだ。
 「ほら見ろ、ホーリーだって決めたがってるじゃないか。誰だよ、喜ばないって言ったのは」
 ニヤニヤ笑いながらいずるとシュートレイを見下す恒一。もう何を言っても無駄だった。
 「そうだ、ホーリーの決めゼリフ、俺が考えてやるよ」
 「恒一も考えてくれるの?ありがとう」
 意気投合する二人は、隣の部屋に入って決めゼリフのミーティングをすることにした。残されたいずるとシュートレイはお互いに顔を見合わせて、ため息をもらした。
 「結局、ホーリーさんも隊長と同じ考えでしたね」
 「ああ、あいつらの考えは全然読めないよ」
 二人は後悔しながら、彼らを見守るしかなかったのである…。



つづく







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