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ウサギのナミダ
アスカ・シンカロン
引きこもりと神姫
キズナのキセキ
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えむえむえす ~My marriage story~

2014年

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悪魔に憑かれた微駄男
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えむえむえす ~My marriage story~

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キズナのキセキ
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2012年

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類は神姫を呼ぶ
浸食機械
引きこもりと神姫
ライドオン204X
フツノミタマ
白濁!? 阪高神姫部
白い英雄を喰う黒い女神
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流れ流れて神姫無頼
アスカ・シンカロン
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天海市神姫黙示録
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車輪の姫君
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2010年

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戦うことを忘れた武装神姫
Gene Less
The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
PRINCESS BRAVE
神姫☆こみゅにけ~しょん
アルトアイネス奮闘姫
ロンド・ロンド

2009年

せつなの武装神姫
双子神姫
鋼の心 ~Eisen Herz~
犬子さんの土下座ライフ。
狛犬はうりん劇場
Memories of Not Forgetting
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2008年

武装神姫のリン
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師匠と弟子
マリナニタSOS!(仮)
橘明人とかしまし神姫たちの日常日記
戦う神姫は好きですか
スロウ・ライフ
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妄想神姫
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剣は紅い花の誇り
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武装神姫~ストライカーズ・ソウル~
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クラブハンド・フォートブラッグ
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ホワイトファング・ハウリングソウル
ハウリングソウル
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久方ぶりの羽休め──あるいは啓示




えー……その、なんだ。世の中は、昨日までゴールデンウィークか?
その様な気楽な休日を謳歌していたそうだな。だが、私・槇野晶には
そんな物は無関係だッ!……否、別の意味では関係あったのだがな。
矛盾の答えは、目の前にあるモニターに全てが映っている訳で……。
ちなみに今日は定休日だが、“これ”を処理する為に朝から缶詰だ。

「うーむむむ……これが、昨日の伝票の最後で……結果はこうか」
「あの……マイスター、お茶でも如何です?麦茶いれたんですよ」
「む。すまんなアルマ……有無、キンキンに冷えていて旨いぞ!」
「あ、ありがとうございますっ!それで……えと、どうでした?」
「売り上げか……流石に祝日を全て潰しただけあって、多少はな」

そう。あくまでもこのMMSショップ“ALCemist”は、客商売である。
諸処のイベントも多く開催されるこの時期、まさに書き入れ時なのだ。
如何に拘りが強かろうと、元手が無くては何も動かぬ。それが経営だ。
おまけに、ロッテにクララ……そして眼前のアルマと暮らしだして以来
出費は減るはずもない。この稼ぎ時を逃す訳には、行かなかったのだ。
それを後悔はせぬし、身を粉にした甲斐あってか売り上げはまずまず。

「しかし、お前達を私に付き合わせた穴埋めはせねばならんなぁ……」
「そんないいんですよ、HVIFでのお手伝い楽しかったですからッ」
「そう言ってもらえると嬉しいが、私としては……む、そうだっ!!」
「きゃっ!?……ど、どうしたんですかマイスター突然立ち上がって」
「アルマ。至急ロッテとクララを呼んでくるのだ、アレを持ってな!」

突如発せられた私の命に一瞬戸惑うアルマだったが、合点が行ったのか
にんまりと笑って店舗部へと呼びに行った。大分あの娘も馴染んだな。
程なく、笑顔のロッテと戸惑い顔のクララが風呂敷を抱え降りてきた。
勿論アルマも一緒にな?その間に私も、衣装棚から風呂敷包みを出す。

「マイスター、持ってきましたけど……お仕事はいいんですの~?」
「有無、伝票整理くらいならすぐだ。お前達こそ、予定はあるか?」
「特に予定はないんだよ、ボクは明日塾だけど宿題は終わったしね」
「よし、では神田明神やお茶の水まで散歩に出ぬか。これを着てな」
「え!?いいんですか、マイスター……皆行きましょうよ、ねッ!」

服は着る為にあるのだぞ、アルマよ。折角皆で仕立てたのに、着ないのは
なんとも勿体ない……そう、この間仕立ててもらった神姫用の和装三着と
同じく私用に仕立てた一着。“妹達”は和室で精神修養を行う際に着るが
私の方は、それ程機会もなく偶に出してにやける程度……そこ笑うなッ!
と、とにかくだ!こうして使ってこそ、その良さが実感できるという物!

「そう言う訳だ、皆で着付けて行こうではないか。無論昼は外食だ!」
「はいですの~♪じゃあさっそく、着ましょうですのっ……えいっ♪」
「きゃぁっ!?い、いきなりブラウス剥がさないのロッテちゃん!!」
「……普段より、ずっとはしゃいでるんだよロッテお姉ちゃんってば」
「うわ……わ、私も手伝おう。早く出かけたいだろうしな、有無……」

……は、鼻血が出そうだ。いや、そこ笑うなと言っているだろうが!?
だ、だってなぁ……洋服は何時もの事だし、彼女ら自身でも着られる。
だがまだ和装は慣れていないのか、たまに私の助けを必要としている。
しかしそれももう暫くすれば慣れてしまうだろう。今しかないのだッ!
という事で、紅くなりながらも三姉妹の着付けを手早くこなしてやる。

「よし、後は私だけだな……あ、あまりじろじろ見ないでくれるか」
「ふぇ?でもマイスター、いつもは見ても大丈夫じゃないですの?」
「う、む……そうなのだがな?!なんか、和装の時はその……なぁ」
「着替えを見られて照れるマイスター……なかなか、珍しいんだよ」
「ですねぇ。ちょっぴりあたし達も楽しい気持ちになってきます♪」

勝手な事を言う……だが、彼女らだからこそ照れるのかもしれないな。
そう思いつつ、帯を締めて……さして長くない黒髪を項で束ねてみる。
入浴する時でもない限り、髪型を変える事はない私だが……偶にはな?
そして私は三姉妹を肩に乗せて、歩き慣れた秋葉原の街へ繰り出した。

『おい、見てみろよあの娘。和服だぜ……しかも神姫までお揃いだし』
「……流石に普段、アキバの客層に和服の人間はおらんからなぁ……」
「にしたって、ちょっと周囲のカメラが向きすぎの気もするんだよ?」
「え、ええっと……ちょっぴり照れくさいですね。普段と違いますし」
「大丈夫ですの♪中央通りを早めに越えて、裏路地に入っちゃえばっ」

ロッテの的確なアドバイス……私が教授した事であるのだが……に従い、
神田明神下の交差点を通らず最短コースで裏道へと抜けて、たどり着く。
休日明けで丁度祭りの合間だったらしく、神田明神はそこそこの人手だ。
手早く賽銭を投げて祈りを捧げる。凡そコレ位しか、やる事はないのだ。

「……ん。お前達、一体何をお祈りしたか……言う筈はないか、有無」
「願い事は大抵そんな物ですの。叶った時に感謝と共に言えば、ね♪」
「……じゃあ、代わりに御神籤でも引いていかないかな。四人全員で」
「あ、いいですね~それって……マイスター、引きましょうよ御神籤」

クララの提案に促され、御神籤を一つずつ引く。巫女からの手渡しだ。
神姫に最初は戸惑った巫女だが、土地柄故かすぐに引かせてもらえた。
そして四人が出揃った所で……一斉に開く!結果は、悲喜交々だった。
……まあ、占いはプラス思考に考えるべき物である。挽回の時なのだ。

「凶……なんでこんなのが出るんでしょう、あたしって。ううっ……」
「……ボクは、末吉。微妙だし、詳細読むとなんだか不幸だらけだよ」
「わたしは大吉でしたの~♪試練は乗り越えるべき、だそうですけど」
「……私は……まあ、聞くな。少し陽でも浴びて大人しくしようか?」

──────それでもちょっと言えないよ、“大凶”だなんてね。







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