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● 三毛猫観察日記 ●



◆ 第十話 「サークル合宿・冬の陣」 ◆



○11月25日(日)
 今日は小春の公式戦の日。ミアと違って以前より着実にポイントを貯めていた小春は、
今日のリーグ戦で3位までに入ればセカンドリーグ入りが決まる。
元々才能はあったが、雷迅システムを使うようになってからは無敗を誇っている。
思うに、「接近する為に使うミア」より「距離を取る為に使う小春」の方がダイレクトに
システムの有効性を引き出せるのではないだろうか。
 (ちなみにサンタ子は空中戦主体なので雷迅システムは使っていない)

結果は5戦全勝。全て一方的な戦いだった。小暮君曰く、
「雷迅システムで近接攻撃から逃げられる以上、弾道計算も出来ないような相手だと
 勝負にすらならない」とのこと。さすが学者の家系。戦いも何か詰将棋を見ている
ようだった。いかにも小暮君の神姫って感じ。
まぁ、とにかくみんなで祝賀会。小春、セカンド昇格おめでとう!

○11月30日(金)
 授業が終わって部室に行くと、ミア達四人がポータブルマシンで訓練をしていた。
いつの間にレインも訓練をするようになってたんだ。ちょっとマシンの記録を見てみる。
花鳥風月を構えるサンタ子に対して、侍型の標準装備の薙刀を構えるレイン。
レインが薙刀をぶんぶんぶんぶん。当たんない当たんない。
だが、次第にその斬撃が鋭さを増していく。才能があるのかもしれない。
ふむ…篠原さんにちゃんと教えてもらったら面白いことになるかもしれないな。

○12月19日(水)
 期末試験も無事終わり、年内のサークル活動も今日で終わり。波乱の一年だったな。
今年最後の会合では、年明けの1月5日・6日に実施するスキー合宿の確認をした。
場所は野沢温泉スキー場で現地集合。スキー合宿も兼ねてるけど、今回のメインは
6日に行われる4対4の公式リーグ戦。セカンドリーグだからレインは見学になる。
その代わり金城さんが合流するので、アルテアが出場する。

最後に年末の挨拶をして解散。家が大学の近くにある小暮君以外は実家に帰るようだ。
(アキオは大阪、篠原さんは京都、俺は名古屋)
実家か。帰りたくないなぁ。どーせ工場を手伝わされるんだから。

○1月4日(金)
 年末年始の殺人的な手伝いが終わった。のんびり出来たのは元日だけだ。
ミアはいつの間にか家族に溶け込んでいた。俺としては喜んで良いのか悪いのか。
まぁ、みんな楽しそうだったからいいけどね。
さてと。スキー場へは深夜バスを使うから、そろそろ準備しないとな。


 バスは朝の7時に到着。そのまま集合場所の宿まで行く。アキオと金城さん、篠原さんが
先に着いていた。
「明けおめ~!そっか、三人は同じバスだったっけ」
「おめでと~!俺と彩音は大阪からだけど、途中の京都で篠原さんが合流したんだ」
そうそう、小暮君は体調の事を考えて、後で東京から電車で来るそうだ。

とりあえず四人でレンタル板のサイズ合わせ。メンドいからウェアーも借りる。
準備が出来たのでみんな自分の神姫を胸ポケットに入れ、初心者コースで準備運動する。

軽いウォーミングアップなのに、篠原さんがいきなりハーフツイスト宙返りをキメる。
あんな長い板&こんな場所で…この女・サイボーグか何かか?
 「じゃ、私はもう少し上に行ってきます~!」メカ篠原は最上級者コースへ。
 「俺も少し上に行くか」「じゃウチも」アキオと金城さんは中級者コースへ。
俺はそのまま初心者コースに残る。ええ残りますとも!

お昼過ぎ。皆で食事をする為にゲレンデのレストランに集合。と、アキオの携帯が鳴る。
「おお、小暮か。今どの辺だ?……え、大丈夫なのか?……解った、お大事にな」
携帯を切るアキオ。
「小暮っちか?なんやトラブルなん?」
「昨日から39度の熱が出たんだってさ。今病院だから合宿は欠席するって」
「ありゃまぁ…」
「病気じゃ仕方ないですね。これが最後の機会って訳でも無いですし…」と篠原さん。
「そだね。またアキオが何か考えてくれるだろう」
「それは別にいいけどさ、明日の公式戦、どうするんだ?」
あ、そうだった。

今回の団体戦は「先に大将を倒したチームの勝ち」というルール。俺たちの大将は
雷迅システムを搭載している小春の予定だったのだ。逃げるのが上手だしね。
一名欠席で三人でフォーメーションを組むとしても、中核の小春が居ないから
作戦自体を考え直さなくてはいけない。

「今回は『小春ちゃんが雷迅システムで逃げる』がキモだったからなぁ。まさかシステムを
 搭載してるからってミアちゃんを大将にして逃げ回らせる訳にもいかないし」
「となると大将はサンタ子かな?雷迅システムは搭載してないけど、多少の作戦変更で
 行けるかもな」
「いや、作戦以前の問題やわ。そもそも3対4やで?かなりキビシイんとちゃうか?」

みんなで考え込む。その沈黙を破ったのは篠原さんだった。
「あの…代わりにレインを参加させることは出来ないでしょうか?」
「ええっ、いきなり実戦なんて大丈夫なの?」思わず聞いてしまう。
「はい、実家に帰っている間に道場で薙刀の訓練をさせましたから。とりあえず形には
 なっていると思いますよ!」
「レイン、姉ぇ様達と一緒に戦いたいの!」レインが力強く訴える。
すこし考えてアキオが口を開いた。
「本人もやる気なんだね。今回はセカンドリーグ戦だからランク外のレインちゃんは
 ポイントとか関係ないけど、良い経験だからやらせてみるか?」
ミア達も含めて、みんな賛成をした。


結局午後は新しいフォーメーションの練習に費やすことになった。宿泊先の旅館で控室を
借りて、持参してたポータブルマシンを使っての訓練。
アキオが明日の戦い方を説明する。
「レインちゃんには小春ちゃんの代わりに大将を勤めてもらう。皆で死守するんだよ!!
 それから戦術プランは『大将が移動できなくなった場合』を想定して訓練してたものを
 転用。レインちゃんは動かないで遠距離攻撃のみ。接近戦は最後の手段にしてね」
篠原さんが用意した薙刀「弧月」を得意そうに装備してたレインは不満そうだ。でも
大将自らが接近戦をする危険は犯したくない。

訓練は順調に進む。レインはアルテアの予備のレーザーライフルを巧みに操っている。
「あ、私ちょっとジュースでも買ってきます。高槻さん、荷物手伝ってくれませんか?」
急に篠原さんに誘われる。
「ああ、モチロンいいよ」二人で売店まで行くことになった。

売店に着くと、篠原さんが話し始めた。
「無理に誘ってすみません。どうしても二人っきりになりたくて…」
おおおうっ!?これは!
「男と女の事なので、ちょっと話すのに勇気がいるんですが…」
キターーーーーーーー!!今日はパンツもおニューだし、準備おっけぇ!!!
「ふっ、別に恥ずかしがる事はないさ。話してごらん」
「はい、実は徳田さんと彩音ちゃんの事なんですが」
…………………別にいいけどね。
「徳田さんの気持ちは判りませんけど、彩音ちゃんは絶対に彼のことを好きだと
 思うんです。それで少しでも彼女の手助けをしたいな、と…」
「う~ん、本当に好きなのかなぁ。もし好きだったとしても、本人達に任せれば
 いいんじゃないの?」
突然篠原さんが怖い顔をして売店の床に正座をする。
「虎太郎さん。ちょっとココに座りなさい」
「な、何を急に……ココ売店だし、みんな見てるし」
「いいから座りなさい!!!!!!!!!!」
その勢いに気圧され、渋々正座をする。
「いいですか虎太郎さん。貴方は恋する乙女の気持ちを全く理解していません!
 どんなに積極的な女性でも、恋をすれば臆病になってしまうのですよ!」
「あ~売店のおばちゃんがコッチ見て笑ってるぞ?」
「それに気の強い彼女の事、照れ隠しにあんな憎まれ口を叩いちゃって…このままじゃ
 あまりにも可哀想すぎます!『愛の伝道師・ユナ』としては何とかしなくては!!」
「ユナさん?ちょっと由奈さん!?」
「その為の作戦を説明しますから手伝ってくださいね!」

【作戦1:ロマンチックな雰囲気作り】
 「おかえり。……うお、何でワインなんて買ってきたんだよ!?」
 「雰囲気作りの小道具として………いや、何でもない」

【作戦2:オシャレな話題を振る】
 「夜スキーで松明を持って滑るのあるだろ?あれカップルでやるのがオシャレらしいね」
 「何やねん急に。脳味噌にウジでも湧いたんか?」

【作戦3:二人っきりの時間を作る】
 「それじゃ俺と篠原さんは部屋に戻ってるから、後は二人にまかせるわ」
 「バカ言ってないで、早くミアちゃんのチェックをしやがれ!!」

【最終作戦:アキオにヤキモチを焼かせる】
 (「いや、コレはいくらなんでも…」)(「いいからお願いします!!」)
 俺は金城さんの正面に立ち、両肩に手を置いた。
 「金城さん!俺、君の事が好きだぁ~~~!!」

長~~~~~~~~~い沈黙。
「お前気は確かか!?」「ウチも罪な女やなぁ~!」「コタローの裏切り者ぉ~!!」
「高槻さん、人生を捨てちゃダメです!」「あ、あははは…」「レイン、解んな~い」
俺は助けを求めようと由奈さんの方を向く。あ、逃げやがった。
「ユ~~~ナ~~~!!にげるなぁぁぁぁぁ~~~~~~!!!」
結局俺の悪ふざけって事になった。


次の日。団体戦は11時から始まるので朝から準備を始める。
ミア・サンタ子・アルテアはいつもの装備。レインは侍型の鎧とレーザーライフル。
そしてサーベルのような薙刀「弧月」。
「今回の参加グループは8つ。4つずつ二つのブロックに分かれて電脳リーグ戦。
 それぞれの一位同士が最後にリアルバトルで決着をつけるんだ」
「ということだ。解ったかね?由奈くん」
 (「解りましたよぉ~今度ご飯おごりますからぁ~!」)

大会が始まった。最初の相手は天使型2体と悪魔型、そして大将の騎士型。
騎士型は奥で動く気配が無い。好都合だ。これで3対3に持ち込める。
みんな単体戦闘力ならセカンドランクで敵無しの実力を持っているし。で、勝利。
二戦目も同じ感じだった。三戦目は大将も攻撃に加わってきたが、ミアが1体を
速攻で撃破したのでレインは無事だった。

「なんか楽勝でしたね」由奈さんが感想を洩らす。
それに対しアキオは、
「いや、たまたま相手の戦術がコッチに有利に働いただけだよ。運が良かっただけだな」
隣りの戦闘卓を見る。
「決勝の相手はマオチャオが4体。全員突撃の「ギムレット」って戦術だ。次は100%
 レインちゃんも戦闘に巻き込まれるな」
「地上での乱戦か。ミアだけじゃなく全員地上に降りた方がいいかな?」
「そうだな。彩音、アルテアちゃんに接近戦装備をさせてくれ」
「あいよ!アルテア、最初からグラップル装備いくで!」
「了解です!」アルテアはライフルを置き、レーザーナックルとシューズを展開した。
「レインちゃんはとにかく耐えるんだ。姉さん達が助けに来るまで頑張るんだよ!」
「うん。レイン頑張るぅ~!」

決勝のリアルバトルが始まった。まずはアルテアがデルタビットをレインの周りに配置。
サンタ子は最初から花鳥風月を構える。ミアもバーストモードの準備に入る。
対する敵陣営。4体が縦一列に並んだ。ギムレット(錐)とはよく言ったものだ。
そしてそのまま突撃してきた。
先頭の1体をサンタ子がインターセプト。次をアルテア、3体目をミア。だがやはり
最後の1体を止めることが出来ず、レインへの突撃を許してしまう。
「レイン、逃げるんだ!」俺は思わず叫んでしまう。
その言葉に従ってか、レーザーライフルを捨てて後ろを向くレイン。
だが逃げるのではなく、振り向きざまに弧月で一閃。倒れるマオチャオ。
「辰巳流・流水の型って言いますぅ~!」
そして次の瞬間、レインの体を真紅の光が包み込む。
「バーストモード、いくですぅ~~~!」
おいおいおいおいおいおいおいおい!!!!
弧月を目まぐるしく振り回し、大きくジャンプして残った敵に飛びかかる。ミア達に
気を取られていた3体のマオチャオは、そのまま全員レインに瞬殺されてしまった。


「どうです?形には成っていたでしょう?」
由奈さんの言葉に、みんな何て返事をしていいか解らない。
「まだ構えを教えたぐらいで、辰巳流の真髄までは学ばせていないんですけどね」
「な、なんちゅ~か、レインちゃん、やるやないか!」
「レイン、頑張ったですぅ~!」ニコニコして嬉しそうだ。
アキオがまとめる。
「どうやらレインちゃんはサンタ子達の戦闘データも引き継いでいたようだね。
 そういえば小春ちゃんみたいな精密射撃もしてたし、体捌きはサンタ子に似てたし」
「多少の影響はあると思ったけど、ここまで顕著に出るとはなぁ…」
じっとレインを見つめる。神姫って不思議な存在だよな、と実感した。

とにかく、こうして一泊二日のサークル合宿は終了した。
レインか…ちょっと本格的に調べる必要があるな。



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