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● 三毛猫観察日記 ●



◆ 第九話 「文化祭顛末記」 ◆



明日から大学の文化祭。でも出店の準備が全然出来ていません。
高槻さんがダウンしてるので、三人だけで何とかしなくてはいけません。
「とりあえず俺が市場に行って食材を買ってくるから、小暮と篠原さんは店の骨組を
 作ってくれ。もう形になってれば適当でいいよ。プロパンとコンロは自治会で用意
 してくれるから、あとは鉄板だけ何とかしよう。本当は下湯とかしたかったけどね」
「なんか…やっつけ仕事になっちゃいますね」
「仕方ないさ。時間も人手も足りないんだから…」

「そない手抜きをするやなんて、商売人の風上にもおけんなぁ!!」
いつの間にか部室のドアが開いていて、女の子が仁王立ちしてます。
「みんな久しぶりやなぁ~!美少女助っ人・金城彩音が大阪から来てやったでぇ!」
徳田さんが無言でドアを閉めます。(え、閉めちゃうの!?)

『こらぁ~アキオ、今日び新喜劇でもやらんようなお約束をするなぁ~!』
ドアをドンドンドンドンドンドンドンドン叩く。
「だぁぁぁ~入れてやるから静かにしろ!!」

部室の中に入れてもらった女の子は、私に挨拶をしました。
「アンタらが篠原さんとレインちゃんやな。ウチは金城彩音。コレは相棒のアルテア。
 よろしゅうなぁ!」
「アルテアです。バカ彩音がご迷惑を掛けると思いますが、よろしくお願いします」
「篠原由奈です、始めまして!」
レインは私の後ろに隠れている。人見知りしちゃったのね。

「で、何でお前がココに居るんだ?」徳田さんが詰め寄ります。
「いやな、サンタ子のメールで事情を知って、心配で来てもうたんよ」
「サンタ子ぉぉ~~~!」
「ど、どうせ後で判っちゃう事だし、先に知らせといた方がいいかなぁ~と…」
アルテアちゃんが間に入ります。
「それで正解です。彩音は知らせが遅くなれば、それを理由に嫌がらせをしますから」
「アルテアの言う通りやでぇ、ウチを甘く見たらイカン!」
こ、この二人、なんか凄い…
「でもお前、手伝うって学校は大丈夫なのか?受験勉強だってあるだろ?」
「あれ言ってなかったっけ?ウチこの大学の推薦通ったんよ!だからそこら辺の心配は
 無用やぁ!」
金城さんが急に姿勢を正しました。
「ってことで先輩方。来年からこのサークルでお世話になるさかい、よろしゅうな!」

頭を抱えてる徳田さんを無視して、金城さんが仕切りだしました。
「アキオは量販店に行って調理道具を調達してきいや!食材なんて当日でええわ。
 その間にウチらで大工屋に行って木材やらペンキやら買うてくるわ!」
「金城さん、一回着替えに帰っていいかしら?スカートじゃ作業できないわ」
「ああ、それもそやな。それじゃ雑用しとるから、戻ってきたら一緒に行こか!」
「ありがとう、なるべく早く戻るわね!」

私はレインを連れて寮に戻りました。
「レイン、今日からココが貴女のお家よ!」
興味津々で部屋の中を見回すレインを残し、とにかくシャワーを浴びることにする。
レインを一人にしておくのが心配で、髪は洗わないで出てしまう。
浴室から出た私にレインが飛びついてきた。
「ちょっと待っててね、準備したらお姉さん達の所に戻りましょう」
ジーパンとトレーナーを着てライダージャケットを羽織る。また徹夜かもしれないので、
着替えとお泊りセットを持っていくことにする。

レインを連れて寮のガレージに行く。愛車のバイク『ざっぱ号』に跨り、タンクバッグの
ポケットにレインを入れる。
「危ないから動いちゃダメよ、怖くなったら言いなさいね」
「はいですぅ~~~!」
正直、レインが怖がるかと思ったけど、運転中首だけ出してキャッキャッ喜んでいた。
これなら一緒にツーリングも大丈夫そう!

大学に着いて部室のドアを開けると、高槻さんが目を覚ましていました。
「本当にありがとうございました。…もう大丈夫なんですか?」
「なに、実家じゃもっと働かされてたから!それよりその格好、バイクに乗ってるんだ。
 今のザッパー音が篠原さんの?」
「凄い……よく音だけで判りましたね!ゼファーの750です」
「実家の工場で聞きなれてるからね。ウチは元々自動車工場だし」
「高槻さんもバイクに乗ってるんですか?」
「今は乗ってないけど、実家にCBがあるよ」
「ふ~~~んCBですか~~~いいバイクですよね~~~ホンダらしくって~~~」
「こらぁ、『いかにもカワサキ乗り』な反応は止めんかぁ~~~!」
二人で思わず笑ってしまう。
 (作者注:つまりヤンチャなカワサキ乗りがホンダの大衆車をからかっている様子。
  これは誇張した表現であって、ホンダのバイクを否定するものではありません)

「あ~お二人さん。マニアックな話ししてないで準備始めるでぇ?」
金城さんに怒られて作業開始。結局五人になったので、文化祭の準備は順調に進みました。
そうそう、結局金城さんは文化祭が終わるまでコッチに居ることになりました。その間は
私の寮に泊まることになったので、バイクの二人乗りで送り迎えできるようにメットを
買いました。

明日の準備が終わって今日は解散。金城さんと寮に戻りました。
「自分の部屋だと思ってゆっくりしてね。寮長には話を通してあるから」
「アリガトなぁ~!甘えさせてもらうわぁ!」「お世話になります」
レインは相変わらず私の後ろに隠れている。困った子ね。
「これからは由奈ちゃんって呼ぶから、ウチのことも彩音ちゃんって呼んでぇな」
「判ったわ、彩音ちゃん」

食堂で食事をした後、四人でくつろぎます。
「これ由奈ちゃんのアルバムやな、見てもいい?」
「いいわよ。面白い物じゃないけどね」
アルバムをめくる彩音ちゃん。
「へぇ…由奈ちゃん高校は剣道部やったんか」
「家が辰巳流っていう古武術の道場をしてるのよ。私は薙刀の方が得意だけどね」
「なんか桜花みたいやな…うわ、表彰されとる!優勝したん?」
「まぁ、とりあえず…」
「ホント凄いですね。彩音と比べたら月とスッポン」
あ、アルテアちゃんってば…
二人がさんざん私の事を誉めるので、なんかレインも気分を良くしたみたい。
いつの間にか二人と打ち解けてました。

さて、文化祭ですけど。
神姫達が料理したり配達したりするのが好評で、フランクフルト屋は大成功でした!
 (彩音「ウチのセーラー服もポイント高かったでぇ?」)
 (アルテア「場違いで目立ってただけです」)
レインもお姉さん達に混ざって一生懸命。もう、可愛いわねぇ!
材料切れとかトラブルもありましたけど、何とか無事に終わりました。


5日間の激務を終えて、ファミレスで慰労会をすることになりました。
「みんなお疲れぇ~~~!篠原さんの歓迎会を兼ねて、慰労会を始めるよ!
まずはみんなの自己紹介からだ!」

「武神大学体育学部1年、篠原由奈です。将来は体育の先生になりたいですね。
 実家は総合古武術の辰巳流道場で、私は薙刀が得意です。高校は剣道部でしたけど。
 趣味はバイクで、愛車は750CCのざっぱ号です。皆さんよろしく!」
『辰巳流の薙刀術は裏伝承にあたるんだ。だからその継承は親族のみに成される』
『相変わらず興信所並みの情報網だな…ってかそれを知ってて誘ったのか?』
『由奈ちゃんって何となく桜花に似てるんよねぇ。それも理由とちゃうのん?』
『バリバリの体育会系なんですねぇ。ちょっと羨ましいです』

「武神大学法学部2年、部長の徳田アキオだ!ゼミは西村教授の欧米貿易論。
 高校の頃から神姫バトルをやっていて、公式リーグのトップランカーだった事もある。
 今はセカンドだけどね。総合商社『徳田グループ』の跡取りで、中核の徳田HCの重役
 も勤めている。趣味は神姫以外にも株をやっている。相場師だったジジイの影響だな」
『ええっ、あの徳田グループのですか!?』
『あ~そんなに気負わないでいいよ。実はタダのバカだから』
『徳田先輩、稀にサンタ子ちゃんに株やらせてますけど、あれって自動取引じゃ…』
『ええんちゃう?別にサギとかしとる訳やないし』

「武神大学工学部2年、副部長の高槻虎太郎です。ゼミは山崎教授の異常心理学。
 小さい頃から実家の工場を手伝わされてたんで、修理の腕はちょっとしたものです。
 大学では「千円で何でも修理屋」とかもやってます」
『虎太郎は…修理は天才なんだけど、カスタムとか怖くて頼めないんだよなぁ』
『前に違法改造とかで捕まりかけましたからねぇ』
『あれやな、自分の腕に酔っちゃって歯止めが効かなくなるタイプやな』
『ほほぉ…でも今度ざっぱ号の改造をお願いしちゃおうかしら!』

「武神大学理学部1年、会計の小暮拓斗です。まだ1年なのでゼミは取ってません。
 同居してる両親は二人とも数学者です。あ、母がこの大学で臨時講師をしてます。
 病弱で学校に行ってなかったので、勉強は専ら家庭教師に見てもらってました」
『小暮の彼女ってその家庭教師なんだよな。今はアメリカに帰国してるけど』
『写真見たけど金髪のモデルかと思ったよ。もうコンチクショー!って感じ』
『なんや、小暮っちもやりよるなぁ~!』
『ちょっと見る目が変わっちゃいましたね』

「道頓堀高校3年、金城彩音や!来年から武神大学の経済学部でお世話になるで!
 アキオと同じ高校で、今はその後を継いで神姫部の部長をしとる。学生大会では
 ちょっとした有名人なんやで?将来はアキオのお嫁さんになる予定や!」
『お前、いいかげん俺をからかうの止めろよな…』
『まぁまぁ、折角心配で来てくれたんですし』
『俺はお似合いだと思うんだがなぁ』
『ふ~~~ん(ピーンと来た!実はホントに好きなのね!)』

「由奈ママと一緒のレインですぅ。サンタ子姉ぇ、小春姉ぇ、ミア姉ぇ、大好きですぅ!
 アルテアちゃんも大好きですぅ!みんな大好きですぅ~!」

「アキオさんの神姫、サンタ子です。趣味は家事一般で、普段は高出力低速ブースター
 メイドさん1号を装備してお料理をしています」

「拓斗さんの神姫、小春です。趣味はサボテンいじりです。私だけまだサードランカー
 ですけど、頑張って早くセカンドに上がりたいです!」

「コタローの相棒、ミアちゃんだよ~!趣味は遊ぶこと!好きなものは舌平目の猫缶!
 嫌いなのはジッとしてること!ヨロシクねぇ~~~!」

「彩音の神姫、アルテアと申します。趣味は彩音いじり。学生大会では何度か優勝を
 してます。4月からお世話になります。よろしくお願いします」


慰労会は終始ハイテンションでした。誰かコッソリお酒でも頼んだのかしら?
サークルってこんなに楽しいものだったのね。今まで無所属だったの勿体無かったわ。
店の人に「他のお客様に迷惑ですから」って追い出されるまで、みんな大騒ぎでした。

二次会のカラオケが終わって、彩音ちゃんは長距離バスで帰ることになりました。
別れ際にレインがワンワン泣いちゃって大変!大丈夫よ、またスグに逢えるから。

泣き疲れて寝ちゃったレインを抱えて、今日はタクシーで寮まで帰ります。車の中で
膝の上に乗せて髪をそっと撫でる。今日はお疲れ様。これからもよろしくね、レイン。



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