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● 三毛猫観察日記 ●



◆ 第七話 「ミア!電光石火!!」 ◆



『テレビをご覧の皆様、こんにちは。今日は体育の日を記念しまして『徳田HC杯・全国
 武装神姫バトル新人大会』を東京体育館メインアリーナよりお送りいたします。解説は
 元ファーストリーグランカーの徳田アキオさんです』
『こんにちは。徳田グループの若き御曹司、アキオです。スポンサー特権で出演中です』
『パートナーのサンタ子です~!現在セカンドリーグ22連勝中です~!』
『サンタ子ちゃんカワイイですね。それではよろしくお願いします』
『よろしくお願いします』『よろしくです~!』

『まずは今大会の説明です。今日は新人戦ということで、公式リーグのサードランカー
 以下による電脳トーナメントになります。試合結果は公式リーグに反映されますが、
 それ以外にも、なんと今回の優勝者は無条件でセカンドリーグ入りが約束されています。
 とは言いましても予選参加者数が全国で300人を超える今大会、非常に狭き門です。
 今日は全国8箇所で行われた予選大会を勝ち残った8人による、熾烈な戦いが繰り広げ
 られるでしょう。
 さて徳田さん、今大会をどう御覧になられますでしょうか?』
『そうですね、サードランカー以下限定とは言いましても、まだ全国には隠れた強豪が
 いますから、非常に面白い大会になると思います』
『なるほど、解りました。それでは一緒に予選大会の様子を見ていきましょう。

 まずは8人中唯一のランク外、関東大会代表のミア選手。マスターは高槻さんです。
 いやぁ~驚きましたね。他の7人はサードリーグの上位ランカー達なんですが、彼女は
 公式戦すら初参加らしいです。しかも予選大会での試合時間は、全て1分を切っている
 そうなのです』
『なかなかの強豪ですね。素体はハウリンですがマオチャオ装備と巨大な剣を持ってます。
 このミスマッチさが可愛さを引き立てています。ラヴリーですね。でもそのマスター、
 高槻と言いましたか。彼はいけません。人相は悪いし服のセンスも最悪です』
『確かにその通りですね。女性に嫌われるタイプなのは間違いありません』


「コタロー、アキオちゃんがテレビで悪口言ってるよぉ~?」
思わずジュースを噴き出してしまう。あんの野郎、公共の電波で何してやがる!
これ以上イライラしたくないので、控室のテレビを消してしまう。

そもそもこの大会は、アキオが自分で参加する為に準備していたらしい。だがサンタ子が
夏の大会でセカンド入りしてしまったので、替わりに俺とミアが出ることになったのだ。
で、自分はヒマなので解説者としてテレビ出演してる、と。
…もう、金持ちの考える事は理解できんわ。

「高槻先輩、係の人が来ました。そろそろ時間ですよ!」
小暮君と小春が控室に迎えに来た。あ~もう、とっとと終わらせて帰る!
「ミア、行くぞ!」
「は~い、ミアちゃん頑張るぅ~!」
俺とミアは小暮君達を残し、案内人の後について行った。

会場に着くと、そこは既に凄い熱気に包まれていた。
中央には電脳バトル用のステージが1つと、その戦いを映し出すモニターが設置されている。
それを取り囲む観客席には、500人は下らない観覧者が席に着いていた。
「コタロー凄いねぇ~。リハーサルの時とは全然違うの!」
「こんなに人が入るとはね…まぁ気楽に行きな。どうせアキオの仕掛けた大会なんだから」
「…ミアちゃん今日はホンキだよ。ベス(斬岩剣ベースラード)を託してくれたマヤー
 ちゃんの為にも、スバラシイ試合をするの!」
そうかミア。オマエはこの一ヶ月の訓練で、戦闘技術だけでなく心も成長したんだな。
「よし、それなら…力一杯頑張ってこい!」
「うん!」

対戦相手はクジで決められる。俺は1番を引き、第一試合からの登場になった。
2番を引いたのは30代前半の男性。
「関東大会代表の高槻です。コレはハウリンのミアです。よろしくです!」
「東北大会代表の谷川です。パートナーはマオチャオのレイレイ。よろしく!」
「ミアちゃんで~す!正々堂々戦いましょうねぇ!」
「レイレイだ。…アンタが噂のパチモン猫か?」
「ぱ・ぱ・ぱ………パチモン猫だとぉ~~~~~~!!!」
いきなり場外乱闘に成りそうな気配。二人を引き離すと、谷川さんが何度も俺に謝った。
「コタロー……ミアちゃん、あのバカ猫をギッタンギッタンにしてやるからね!!!」
ミア、さっき自分で言った言葉を忘れたか…
とにかく俺達は、自分達の神姫を端末シートに押し込んだ。

二人が擬似フィールドに実体化する。レイレイは両手にドリルを装備し、プチメカを
4匹連れている。
対するミアは「雷迅システム」仕様の猫装備とベースラード。プチメカは無し。
「オマエみたいなイロモノ神姫、1分で沈めてやる!」
「…ならミアちゃんは10秒で沈めてやるぅ!」
『おおっとこれはミア選手、仰天の10秒KO宣言だぁ~~~!』
『これは驚きです。どんな試合になるのでしょうか!(ミアちゃん、ナイスな展開だ!)』

「それでは第一回戦を開始します。レディー…ゴー!」
開始の合図と同時にバーニアダッシュするミア。すれ違いざまに独楽のように回転し、
その勢いを利用して大剣で一閃。体を真っ二つにされたレイレイがバトルアウトする。
「『秘剣・猫缶斬り』よ!」

静まり返る会場。そして大喝采!
『しゅ、瞬殺だぁ~~~~~~!10秒どころか1秒で終わってしまったぁ~~~!』
『こ、これは凄いですねぇ~!(よ~~~しよしよし、オイシすぎるぜミアちゃん!)』
谷川さん、それから他のマスター達が驚きの表情で俺を見る。いや、一番驚いてるのは
俺だから。

ミアがバトルアウトしてきた。
「ミア、いつの間にあんな技を覚えたんだ!?」
「ああ、あれはネ、内緒で猫缶を開けようと…じゃなくって内緒の特訓で」
「…しばらく猫缶はオアズケな」

第二試合。北陸大会代表のサンタ型「我夢」と九州大会代表の騎士型「クレア」の対戦。
飛行型の神姫相手にミアのようなジャンプ力の無い騎士型は不利かと思われた。
が、結果は逆だった。我夢の攻撃を巨大な盾で防御していたクレアが、一瞬の隙をついて
ジャベリンを投げ、我夢を撃ち落としたのだ。
「あの防御力と判断力…次の対戦相手は強敵だぞ」
「大丈夫。どんな相手だってミアちゃん負けないんだから!」

第三、第四試合が順当に終わり、次は準決勝。ミアの相手は第二試合の勝者クレア。
試合が始まると、クレアは最初から防御姿勢をとった。
「ミアの一回戦を見て更に防御を固めたみたいだな…」
「そんなの関係ないもん!」
ミアのダッシュ&アタック。防御に徹しているクレアは何とか凌いでいたが、
ミアの縦横無尽な攻撃を受ける度に体勢を崩していく。そしてとうとう転倒。
その首筋にベースラードを寸止めするミア。
「次は止めないよ!」
「……ギブアップです」

何だかんだで決勝戦。アキオの策にハマるのはイヤだが、まぁ優勝を狙ってみるか。
決勝の相手は関西大会代表の女子高生。神姫は天使型の「アルテア」だ。
俺が試合前の挨拶をしようとすると、突然彼女はマイクを握り、放送席を指差した。
『こらアキオ!こんなオモロイ大会をウチに内緒で開催しくさって、許さへんで!!』
ん?アキオの知り合いか?

『徳田さん、金城選手とはお知り合いなんですか?』
『いや、全然知りません。赤の他人です。ストーカーってヤツじゃないですか?』
『アキオさん、高校時代の後輩に、それちょっと言いすぎ…』

対戦相手・金城彩音は、今度は俺を指差した。
『アンタの事はサンタ子から聞いとるで。ウチに替わってアキオの相棒を気取ってる
 ようやけど、どれほどのモンか確かめてやるわ!!』
マイクで言うなよ。テンション高いし。何か勘違いしてるし。
「え~と、人違いです。アキオなんてバカ、知りません」
『虎太郎、てめぇ後で覚えてろよ!』
あ~~~~~~~~~もうバカばっかだ!!
「とっとと始める!ミア、行け!!」

二人がフィールドに実体化する。
「始めまして、アルテアと申します。うちの馬鹿マスターがご迷惑を掛けてスミマセン」
「え~と、ミアちゃんです。全然大丈夫だよぉ~!」
よかった…神姫の方はマトモだ。
アルテアは純アーヴァル装備。だがプチメカを4匹連れている。珍しいな。

決勝戦が始まった。アルテアが空に舞う。その周りには衛星のようにプチメカが巡る。
ミアは地上戦主体だが、バーニアを使って空中戦をこなす事も出来る。むしろ「飛行」を
している神姫よりも素早く「ロケット推進」出来るのだが、燃費が悪いので普段はしない。

アルテアの真下にダッシュしたミアは、その勢いでロケットジャンプをする。そして
そのまま斬撃を加えようとするが、プチメカ達がミアに体当たりしてきた。左腕でガード
するが、その隙にアルテアがレーザーライフルを撃つ。ベースラードを盾にして防ぐが、
勢いを無くして地面に着地してしまう。

『プチメカを三角錐状に配置する、あれがアルテアの得意技「デルタビット」です。敵が
 接近戦主体なら今のように自分の周りに、遠距離主体なら敵の周りに配置させ、相手の
 動きを要所で妨害する。そしてその一瞬を突いての精密度射撃。遠距離の攻撃手段を
 持たないミアちゃんには、特に戦いづらい相手ですね』
『アキオさん、彼女達の事、知らないハズでは…』

「ミアさん。一つだけ言っておきます」とアルテア。
「私はサードリーグに席を置いていますが、それは彩音が学生大会中心に活動していて、
 公式リーグにあまり参加してないからにすぎません。実力では既にセカンドリーグ以上
 なのです。ですから今までの相手と同じだと思っていると後悔しますよ」
「今の動きを見れば解るよ。アルテアちゃん、強いね」

なるほど確かに強敵らしい。どうする。電脳戦じゃバーストモードは使えないし…
 (緊急回路が作動した瞬間にTKO負けを宣言されてしまう為)
空中でバーニアダッシュ並みの攻撃が出来れば、プチメカの妨害を打ち破れるのだが…
ああそうか、あの技があった!
「ミア、例のヤツいくぞ!」
「おっけぇ~!アタシも同じ事を考えていたよ!」

ミアがベースラードの切っ先をアルテアに向けた。
「プチメカで相手の動きを邪魔して、強力なライフルの一撃。下からジャンプして接近
 するタイプには特に有効だね。
 でもミアちゃん、その構えの弱点を見つけたよ!」突然ミアがロケットジャンプをする。
「何を…」迎撃準備するアルテア。だがミアはそれを無視し、遥か天井まで飛び上がる。
「つまり、プチメカに勢いを殺されなければいいだけ!
 行くよ、『秘剣・猫まっしぐら』!」

ミアはベースラードを槍の様に構え、そのままバーニア全開で落ちて行く。
これは対サンタ子用に開発した技だ。空中でもバーニアダッシュ並のスピードを得る為に
落下速度を利用した攻撃。
危険を察知したアルテアは全てのプチメカを頭上に配置するが、ミアのベースラードは
そのプチメカごとアルテアを貫いた。


大会は無事終わり、俺達は渋谷のファミレスで祝賀会をしている。
「高槻先輩、優勝おめでとうです!サークル二人目のセカンドランカーですね!」
「ありがとう、次は小暮君の小春ちゃんだな!」
「そして来年ウチが入学したら、セカンドランカーが四人になるわけや!」
俺・アキオ・小暮君がジッと声の主を見る。
「どないしたん?ウチのアルテアも今日のポイントでセカンド入りしたんよ?」
いつの間に金城彩音が紛れ込んでいる。アルテアなんてミア達と一緒にパフェを食べてる。

「彩音…とりあえずオマエは今すぐ大阪に帰れ!」
「いややわぁ~アキオちゃん、これから電車に乗ったら、家に着くの真夜中やで?」
「仕方ないだろ!それに明日は学校があるだろうが!?」
「それは大丈夫や。明日は叔父さんの葬式で忌引きって事になっとる」
「オマエなぁ…」アキオが頭を抱える。

「まぁまぁ先輩、折角東京に来たんだから、ゆっくりしてもらっても良いじゃないですか」
「そやそや、小暮っちの言う通りや!」
「(こ、小暮っちって…)でも金城さん、それじゃ泊まる所はどうするの?」
「それは心配いらん。アキオのマンションがある」
「断固として断る!!!!!!!!」

結局彼女は駅前のビジネスホテルに泊まり、次の日は「受験前の下見」と称して大学を
徘徊し、さんざん俺達を振り回した後、大阪へ帰っていった。
「全く…人の迷惑を全然考えない、ホント困ったヤツだな!」
「アキオ、それって同属嫌悪って言うんだぜ……」



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