<閑話休題:白濁液>
ハァハァ
「し、師匠、とっても熱い、です。」
エストが何か言っているが、全く耳には入ってこない。
「それに息も荒くて…」
「うるさい、一体誰のせいだと思っているんだ?おとなしくしてれば良いんだよ。」
強がっては見たものの、そろそろ限界に来ている事は自分が一番良く知っている。
最後の力を振り絞る、と同時に
ドプッ
勢い良く白い粘着性のある液体が飛び出し、エストの顔や身体を汚していく。
「師匠~、何かネバネバして変な臭いがします。」
やってしまった、そう思いつつも限界まで体力を使い果たした俺は、そのまま布団の上に力尽きた。
「し、師匠、とっても熱い、です。」
エストが何か言っているが、全く耳には入ってこない。
「それに息も荒くて…」
「うるさい、一体誰のせいだと思っているんだ?おとなしくしてれば良いんだよ。」
強がっては見たものの、そろそろ限界に来ている事は自分が一番良く知っている。
最後の力を振り絞る、と同時に
ドプッ
勢い良く白い粘着性のある液体が飛び出し、エストの顔や身体を汚していく。
「師匠~、何かネバネバして変な臭いがします。」
やってしまった、そう思いつつも限界まで体力を使い果たした俺は、そのまま布団の上に力尽きた。
「師匠、風邪なのに無理をしてはダメですよ!」
「ハァ…ハァ…、うるさい、馬鹿、お前が悪いんだろうが。」
「確かに素振り中に壊したのは謝りますが、頑張り過ぎです。」
エストが棚の足を叩き割ってくれたのだが、木工用ボンドが殆ど残っていなかったのだ。
しかし思ったよりも熱が酷く、新しいボンドを買いに行けそうにも無かったので、残りのボンドを出して修理しようとした次第だ。
結果的にボンドは飛び散り、修理も出来ず、熱が上がって更に3日程寝込む羽目になっただけだった。
本当に最悪だ…
「ハァ…ハァ…、うるさい、馬鹿、お前が悪いんだろうが。」
「確かに素振り中に壊したのは謝りますが、頑張り過ぎです。」
エストが棚の足を叩き割ってくれたのだが、木工用ボンドが殆ど残っていなかったのだ。
しかし思ったよりも熱が酷く、新しいボンドを買いに行けそうにも無かったので、残りのボンドを出して修理しようとした次第だ。
結果的にボンドは飛び散り、修理も出来ず、熱が上がって更に3日程寝込む羽目になっただけだった。
本当に最悪だ…