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武装神姫のリン
第3話 「イベントへ」



最近はリンは俺の買ってきた服(あの日以来、月に1度ほど新しい服を買ってやることにしている)
を着て、休日は出かけたりする。

で、今日も目的地へ向かう電車に俺は乗っているわけだが、今回は少し事情が違う。
今までは普通の繁華街へ行くぐらいだったのだが、今日は武装神姫のプロモーションも兼ねた大々的なイベントが開催されるということで一度行ってみようということになった。
イベントは基本的に新モデルの発表があったり、『舞装神姫』コンテストの成績優秀者の神姫によるファションショーやら、バトル方面ではS、Aランカーによるエキシビジョンマッチ等がある。
そんな中でも今回のイベントは格が違うらしく、イベントの会場が某オタクの祭典と同じらしい。
もちろんエキシビジョンもあるのだが、今回はメーカーからの販売基準をクリアした『同人』武装パーツや衣装(こちらは主にゲームやアニメの会社が自社の版権作品のキャラの衣装を販売するそうだ)の即売会も会場の1/3ほどのスペースを使って行われる。
マニアの間ではこちらの方がメインらしく、有名企業のゲームキャラの衣装等は一般販売があと半年は無い予定でプレミアが付くという情報が飛び交ったりしたそうで徹夜で並ぶ者もいたらしい。

と、なんで俺がこんな情報を知っているかというと……
俺をこの世界に引き込んだ友人は一般的にオタクと呼ばれる人であり、彼はこういったイベントの情報はどこからかは知らないが最速レベルで手に入れてくる。
そんな彼は昨夜から有給を取り、徹夜で即売会入り口に並んでいる。
なんでも、リンの分も服を買ってくれるそうなので俺はそのための軍資金と判断基準(1着の値段や、特殊な趣味のモノは避けるなど)を書いたメモを渡しておいた。
今日が一般の給料日の週の日曜という条件がなければ軍資金を渡すことなどできなかっただろう。
企業も考えているということだけは分かった。

で俺はリンと一緒にイベント会場の入り口にいるわけだが、こちらも結構人が多い。
子供連れの親子や、結構年配な夫婦などが見られる。
だいたいそういった客は「舞装神姫」のファッションショーが目当てのようで既に第1回ショーの開催時間が近づいているためか、皆足早にステージへ足を運んでいる。
で180度反対方向はエキシビジョンマッチのステージであり、コチラは大体俺と同じような10代から20代半ばの男性ユーザーが多い。
女性のグループもしばしば見られる、ファッションショーよりこっちが好きという女性も多いようだ。

取り合えずエキシビジョンマッチの方が人が少なく、ステージが良く見えるのでまずはコチラを優先した。
さすがにこちらのステージにいるユーザーの神姫は服を着ていることが少ない。
「マスター、アレを。」
リンに促されてステージのバックにある大型スクリーンに目を移す。
エキシビジョンマッチの第1戦が始まったようだ。



対峙するのはストラーフモデルとマオチャオモデル。ストラーフモデルは基本セットのアームやレッグに多様改良が加えられ、スラスターも追加されている。武器はハンドメイドらしい刃物を各部にマウントしている。中、近戦専門でロングレンジでの戦闘は全く考えていないセッティングだ。
一方マオチャオモデルも同じく両腕にドリルということで接近戦主体らしいが、アーンヴァルのパーツを身につけていて、相手のストラーフモデルに比べ、飛行もしくは滑空が可能のようだ。

戦闘が開始される。
先に仕掛けたのはストラーフ。
スラスターの出力全開で一気に距離をつめ、セカンドアームのナイフで切りつける。
が相手のマオチャオは冷静に右手のドリルで迎撃、開始数秒でいきなり2体の間で火花が散る。

密着した状態からストラーフはメインユニットが腰にマウントされたリボルバーを抜き取った、と次の瞬間銃声。
だがマオチャオは宙返りの要領でそれをかわすと共にストラーフの後ろを取り、強烈なキックをお見舞いしていた。
体勢の崩れたストラーフにマオチャオが追撃のドリルを放つ。
がストラーフもソレを紙一重で避けセカンドアームで反撃。 マオチャオはスラスターの逆噴射でそれをギリギリで回避し距離をとる。
気が付くと周りの観客は歓声を上げている。
それほどに見入っている自分が不思議に思えたがそれはリンも同じようだった。
「……彼女達はすごいですねマスター、私が思っていた『バトル』とは次元が違います」
「まああのモデルは全国大会で入賞が当たり前のレベルのランカーだからな。あんなふうになるには相当は時間が掛かってるはずだ、訓練とか入念なパーツのメンテナンスがあってこそだろうな。」
「私も、あんなふうに闘えたら……」
「おい、お前バトルに興味あったのか??」
「…はい。最近TVでもバトルの中継が増えてますし、『武装』神姫は基本的に戦闘が主の目的で作られていますので」
「オシャレだけじゃ物足りないか…」
「いえ、決してそういうわけではありませんがこういうのも見るとなんだか身体を動かしたくなってくるんです」
なんというか、コレは血が騒ぐという現象なのだろうか?
やはり武装神姫という名前が付いているだけあってやはり闘争本能(?)は抑えられないということなのだろう。
「そうか、ま今日は無理だろうけど今度、な」
「でも、マスターが争いを嫌うということであれば無理をしていただかなくても…」
「いや、俺は最初はバトルメインで神姫を扱おうとおもってたけどお前がピ○チュー好きだとか言うもんだからてっきりそういうのは苦手だと思ってた。」
「じゃあ、マスターも?」
「そりゃそうだ。仮に着飾ったりするだけならおまえを買ってきたときに一緒に買えばいいんだし。 ということで今度から大会も視野に入れてがんばってみるか?」
「はい、マスター」
そんなこんなで俺とリンは新たな決意をしたわけだ。せっかくのバトルのお手本が目の前にいるのでそちらに視線を戻す。

さすがにガチの接近戦だとセカンドアームのパワーの分不利と踏んだのか、マオチャオが戦闘スタイルを変えた様だ。
アーンヴァルのパーツの飛行能力を駆使して縦横無尽に戦闘フィールド内を翔ける。
そしてマオチャオの特殊武装。 プチマスィーンが姿を現した。こいつで牽制をして決め手のドリルをお見舞いするようだ。
一方ストラーフはこのスピードに対抗することが出来ないので構えを正し、ドコからの攻撃にも反応できるように神経を集中している様だ。
いつの間にかストラーフの右のセカンドアームに黒い刀身の大剣が握られている。
見たところ装備されていたサーベル等を組み合わせると一振りの大剣になるらしい。
コイツのオーナーはFF7ACに感化されていると見た。
しかしほかに装備は無い。コイツだけで勝負を決めるつもりだ。

マオチャオが急旋回して突っ込んでくる。そして反対からはプチマスィーンが砲撃をしてくる。
プチマスィーンの砲撃は1発当たりのダメージこそ少ないものの、確実に集中力を奪い、かつダメージも塵も積もれば山となるといった感じで馬鹿に出来ない。

ストラーフは後方から来るプチマスィーンには目もくれずマオチャオに向かって跳ぶ。
が右手にはあの大剣は見当たらない。と思った瞬間に爆発音。 後方でプチマスィーンが爆発していた。残骸に突き刺さっていたのは無数の刃。
あの大剣は瞬時に分解可能らしく、分解途中の状態で投げればバラバラになりながら刃の壁ができるというわけだ。
しかしストラーフ本体にはあのドリルに対抗しうる武装が無い。しかし2体の距離はゼロに近づく。
ストラーフはセカンドアームを。マオチャオは両腕のドリルをお互いに叩きつけようとする。


そのまま2体が正面からぶつかり、お互いにフッ飛ばされて着地した。
が立ち上がったのはストラーフの方だけだ。 セカンドアームは完全に砕け、ヒジから先がなくなっていた。
マオチャオモデルはドリルこそ無事だがメインユニットの胸部に小さなナイフが刺さっている。
同時に今までで一番大きな歓声と拍手が起こる。

決着のシーンのスロー映像が再生される。
2体が激突する前。ストラーフの左のレッグパーツから例のナイフが飛び出した。それはマオチャオの胸に向かっていく。
マオチャオの右腕のドリルもまっすぐにストラーフのメインユニットの腹部を狙っていた。
がストラーフのセカンドアームが右腕のドリルに生拳突きを食らわす。もちろんセカンドアームは破壊されたがドリルの軸がずれた。
マオチャオの左腕のドリルも反対側のセカンドアームで空手の受けの形で何とかそらす。が左腕のドリルはストラーフのリボン、武装マウントを完全に破壊、そのままセカンドアームの基部も綺麗に抉っていた。
普通ナイフがぶつかる程度ではマオチャオの胸部装甲は貫けないが2体のスピードが余りに速かっためか、ナイフはストラーフのメインユニットがその腕で少し力をかけるだけで簡単にソレを貫通していた。

今回の勝敗の分かれ目はマオチャオはドリルに頼りすぎたこと、あとはセカンドアームを犠牲に、しかも運に結果は左右される戦法を選択したストラーフの度胸だろう。

やはりS級同士の勝負となると迫力が違う。
こんな感じで『舞装神姫』は最後のステージを見ると決め。残りのエキシビジョンマッチも食い入るように見ていた俺とリンだったが、全てのエキシビジョンマッチが終わったところでステージにコンパニオンと思われる女性が立ち、こう言った。

「エキシビジョンマッチはいかがでしたでしょうか? コレを見てバトルに興味を持たれた方もいらっしゃると思います。
今回はエキシビジョンマッチの展開が速く、予定時間より1時間も早く終了してしまいましたので急遽ビギナーユーザー様限定の新人戦トーナメントを行いたいと思います。参加は6名まで。 まだバトルユーザー登録されていない方、もしくは登録したがまだ大会には出たことが無いというユーザー様限定になります。今回はデータを使用してのバーチャルマッチになりますのでお客様の神姫やパーツに傷が付くことはありませんのでお気軽にご参加ください。」
これを聞いたリンが俺に顔を向けてくる。
「マスター!!」
「ヤル気だな。いっちょ参加してみるか。」
こうして俺とリンのバトルユーザーとしての第1歩が踏み出されることとなった。





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