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武装神姫のリン
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クラブハンド・フォートブラッグ
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ウサギのナミダ
アスカ・シンカロン
引きこもりと神姫
キズナのキセキ
魔女っ子神姫☆ドキドキハウリン
浸食機械
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えむえむえす ~My marriage story~

2014年

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悪魔に憑かれた微駄男
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えむえむえす ~My marriage story~

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深み填りと這上姫
キズナのキセキ
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美咲さんと先生
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類は神姫を呼ぶ
浸食機械
引きこもりと神姫
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フツノミタマ
白濁!? 阪高神姫部
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流れ流れて神姫無頼
アスカ・シンカロン
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天海市神姫黙示録
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車輪の姫君
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おまかせ♪ホーリーベル
戦うことを忘れた武装神姫
Gene Less
The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
PRINCESS BRAVE
神姫☆こみゅにけ~しょん
アルトアイネス奮闘姫
ロンド・ロンド

2009年

せつなの武装神姫
双子神姫
鋼の心 ~Eisen Herz~
犬子さんの土下座ライフ。
狛犬はうりん劇場
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2008年

武装神姫のリン
『不良品』
師匠と弟子
マリナニタSOS!(仮)
橘明人とかしまし神姫たちの日常日記
戦う神姫は好きですか
スロウ・ライフ
徒然続く、そんな話。
妄想神姫
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剣は紅い花の誇り
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武装神姫~ストライカーズ・ソウル~
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クラブハンド・フォートブラッグ
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ホワイトファング・ハウリングソウル
ハウリングソウル
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姉さまは強い
槙縞ランカーには、その神姫本来の属性を外れた武装を使う者が多いが、その中でも姉さまはある種格別だ
姉さまは強力な武器を使わない
本来ストラーフはパワードアームやパワードレッグを使った白兵戦が強力なタイプだろう・・・が、姉さまがそれらを使っているのを見た事は無い
武器セットや改造装備の中からでも、姉さまは拳銃やナイフ等、普通に手動で操作出来る簡単な武器しか、使っているのを私は見た事が無い
常に自分の価値観での格好良さを第一に武装をコーディネイトして出撃し、遊びながらでも必ず勝って帰ってくる
姉さまは私にとって、マスターである以外に憧憬の対象でもあった
だから、使わない本当の理由を、考えた事は無かった
「使わない」のではなくて「使えない」のかも知れない等と、考えた事も無かった


第拾壱幕 「MAD SKY」



ばらばらと、私の周りに無数の武器が現れ、あるものは転がり、あるものは闘技場の床に突き刺さる
マスターが戦闘に参加出来無い以上、サイドボードを利用するにはこういった形で、バトル開始時に一斉転送してもらうか、戦闘中に私がマスターに指示するしかない
だが、この『G』相手に後者のやり方では間に合わないと判断した私は、サイドボードのありったけの火器を一斉転送してもらう事にした
相手に使用される危険性がある以上、普通なら誰もやらないだろうが・・・
「・・・!!」
案の定、出現した武器には目もくれず一直線に此方に走って来る『G』
それだけ自分の闘法に自信があるのか、それとも
・・・・単に『使えない』のか・・・・
兎に角、ジグザグに武器の丘を走り回りながら、手に付いた火器を打ち込む事にする
こういう手合いには先手必勝・・・だ
『仁竜』の大刀を素手で粉砕した以上、白兵戦になったら多分勝ち目は無い
ならば精度は落ちようとも、弾幕で削り殺す!!
唸る短機関銃、榴弾砲、ライフル、機関銃
半ば喰らいながらかわされる、爆風をかえって跳躍力に加算される、僅かに装備した装甲でいなされる、マント(私のと同じ防弾か!)で防がれる
無茶苦茶だ!動きは全く出鱈目だし、それ程速くも無いが、『G』は自身の身を削りながらも、私の全ての攻撃を回避している
否、違う
奴が回避してるんじゃない
私が怯えているからだ・・・心のどこかで、こんな攻撃で奴は死なないんじゃないかと思って怯えているからっっ・・・!
爆風を切り裂いて、殆ど満身創痍の姿に見える『G』が私の懐に入って来ている
「・・・あ」
「ひとつ」
鈍い音がした



「いやああああああぁぁぁぁぁぁぁ姉さま------------っ!!」
びっくりする程の声・・・絶望の片鱗を感じた時、人は叫ぶ
神姫は人の真似をする様に作られた
だから彼女も叫んでいる
その精巧な絶望を感じている心がプログラムされたものであろうとも
プログラムされたものであろうとも「心」は「心」だ
席を立つ
「もう見ないのですか?マスター」
「あぁ、もうけりは付いただろう。この試合を見る為に僕は来たからね・・・別に残りたいなら君の意思を尊重するけど」
「ならばマスター、この闘いはまだ終わっていない。見届けるべきだ」
「!?」
勝敗のコールは確かに行われていない
何よりも、大きく吹き飛ばされた『ニビル』に向かって『G』は走り出している
「馬鹿な・・・どうやってあの攻撃をしのいだんだ?『G』の攻撃は甲冑も貫くのだろう?」
「マスター自身が言ったではないか・・・ニビルの、『Gアーム』だ」



意識はあった
バーチャルスペースの方に、である
どうやらデッドの判定は下されなかった様だ
どうも私は闘技場の壁面に埋まっている状態らしい
体の状態は・・・
(片脚が・・・無い・・・!?)
恐ろしいパワーだ・・・武装神姫の細腕では装甲を付けていてももたないと踏んで、ヒットポイントをずらしてかつ脚で受けたのだが・・・
太股の辺りに残骸を残しつつ、私の右脚は見事に砕け散っていた。ついでに横腹にも痛みがある・・・明らかに衝撃でボディスーツが引き千切れていた
まだ動けるなら闘おうとも思っていたが、これでは死んでいないだけで、戦闘は不可能に近い
普通こういう状況になったらジャッジングマシンが私の敗北を宣言するのでは無いか・・・?と、思考は迫り来る破砕音で途切れた
「ふたつ」
粉砕される瓦礫と共に、再び大きく外に放り出される
床に叩き付けられ、呻く・・・だが今はその痛みについて考えている場合ではない
(やっぱり・・・数えている?)
なるべく攻撃の手を控えているのは、一撃必殺に誇りがあるからでは無いのではないか?
あのパンチの速さと威力ならば、私の銃撃の幾つかは拳で迎撃出来た筈だ(余りにも想像したくない光景だが、多分可能だろう)
だがそれをせず、危なっかしい方法で回避した
(しかも数えている・・・という事は)

結論はひとつ、彼女の『Gアーム』は私のそれと同様に、使用回数制限があるのだ

ならば、勝ち目はあるかもしれない
ただ
問題となるのは
その勝利を手に入れる為には恐らくもう私には
たったひとつの手段しか残されていない事

この闘いは
多くの代償を支払ってまで
勝つ必要のある闘いだろうか?

『G』が迫る

私には・・・
『そうよヌル。準決勝で会いましょ』
理由は、それで充分だった

「マスター!残りのサイドボードを一式、送って下さい!!」
いつもそれを、サイドボードに入れてはいた(ただ、そもそも私は、サイドボードを使って闘う事自体が初めてだったのだが)
だがその装備を、私は封印していた
理由は簡単
その装備を使うと危険である事が、私のオーバーロード、「ゴールドアイ」の「代償」だからだ
マスターは、知っている
私がこのオーバーロードを入手した時に、神姫体付けの拡張装備を使用すると、神経系が破損してゆく体になってしまった事を
マスターは、知らない
残りのサイドボードとは即ち、“サバーカ”、“チーグル”、DTリアユニットplus + GA4アーム・・・まさにその体付けパーツである事を・・・!
電撃を受けたような衝撃が、私の体を貫いた



「結果、出ました」
「で、どうだった?」
暗い部屋でパソコンのモニタに向かっていた男が振り返る
逆光で、本当におぞましい怪物か何かに見えた
「実質上の未来予知が可能な『ゴールドアイ』の前には、いかな『ジェノサイドナックル』とて無意味です。『ニビル』の勝利に終わりました」
事務的な口調で応える・・・この男の前では彼女はいつもそうしていた
「ニビルは『ゴールドアイ』を使ったのだな?」
ねちこく、重ねて男は問うた。満足のいく応えに対し、数瞬自らの考えに沈み、すぐに口の端が吊り上る
「ククククク・・・ふはっはっはっは・・・・・・!ならば良い!これで少なくともあの筺体は、現状で望み得る最良の蟲毒壺としての状態になったわけだ!フハハハハハ!!」
「闘うがいい!木偶人形ども!俺の・・・俺の『G』の為に!!!」
高笑いと独り言を繰り返す男を見ながら、キャロラインは拳を硬く握り締めた







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