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ウサギのナミダ
アスカ・シンカロン
引きこもりと神姫
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えむえむえす ~My marriage story~

2014年

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えむえむえす ~My marriage story~

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深み填りと這上姫
キズナのキセキ
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類は神姫を呼ぶ
浸食機械
引きこもりと神姫
ライドオン204X
フツノミタマ
白濁!? 阪高神姫部
白い英雄を喰う黒い女神
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流れ流れて神姫無頼
アスカ・シンカロン
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天海市神姫黙示録
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車輪の姫君
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戦うことを忘れた武装神姫
Gene Less
The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
PRINCESS BRAVE
神姫☆こみゅにけ~しょん
アルトアイネス奮闘姫
ロンド・ロンド

2009年

せつなの武装神姫
双子神姫
鋼の心 ~Eisen Herz~
犬子さんの土下座ライフ。
狛犬はうりん劇場
Memories of Not Forgetting
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2008年

武装神姫のリン
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橘明人とかしまし神姫たちの日常日記
戦う神姫は好きですか
スロウ・ライフ
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武装神姫~ストライカーズ・ソウル~
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ホワイトファング・ハウリングソウル
ハウリングソウル
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<明日の為に、其の11!>

  本日退院の師匠を迎えに病室へと赴くと、その場に姿は無く、ベッドの上には文字の書かれたメモ用紙のみ。
”捜さないで下さい”
顔を見合わせるエストとアンの2人。入院中の預かり主兼付き添いの悪友がボソッと
「神姫がマスターから脱走するって話はたまに聞くけど、マスターの方が逃げたのは初めてのケースだろうね」
「師匠は逃げたりなんてしません!! きっと何か事件があって、それに私達を巻き込まないようにする為です」
「その割には落ち着いた文体であるな」
「こんな時こそ私の真の実力を見せる時です」
言うなりアンと何やら相談を始め、病室のカーテンを閉じ、照明をOFFにする。
どこからともなく流れるBGMと、宙に浮いて懐中電灯をスポットライトよろしく照らしつけるアン。
「ひと~つ、人より目立ちたい」
「ふた~つ、踏まれたぐらいじゃ壊れない」
「みっつ、皆の人気者」
「その名も…名探偵エスト! 流派東方不敗の名に賭けて、師匠に代わってお仕置です」
「色々と混ざりすぎてて何から突っ込もうか迷うけど、とりあえず僕も逃げて良いかな?」
こうして謎を解くべく、前日の回想シーンへと繋がるのである。


  あの激戦から数日、私を庇って重症を負った師匠はまだ意識を取り戻さない。
「ただの食あたりで検査入院してるだけなのに、いかにもな妄想を垂れ流すな。他の患者に迷惑だろうが」
「ちょ、相変わらず人の思考に文句言わないで下さいよ。それに声に出したりしてる訳じゃ無いんですし、個室なんですから迷惑とかかかりません」
場所は変われど、普段と何一つ変わらぬやり取りが繰り広げられている。
初めは大部屋だったのだが、あまりにも煩かったので病院側が個室に移動してくれと泣き付いてきた為に、たいした病状でもないのに個室に居るのである。

「師匠の部屋の文献によくあるパターンだと、死の際に面した方が強くなるじゃないですか」
「漫画を文献とか言うな。それに俺が強くなってどうするよ? バトルするのはお前なんだからな」
「じゃあ勝つ為にも、私に秘められた力とか、そういった系統の素敵システムの開放はいつになりますか?」
「単なる評価試験機を流用したお前に、そんなもん積んである訳無いだろうが」
「私はトールギスやらエピオン的なワンオフ機体なんですよね?」
「せいぜい駆動部の強化ぐらいだから、そういった方向で表現するなら、陸戦型ジム(マグネットコーティング仕様)ってところじゃねーかな」
「うわ微妙!」
完全にギャラリーと化したアンと、その横でお茶を啜る悪友。
と、ここまではいつも通りの平和な一時だったのだが、お互いが地雷を踏みあってからは話は別だ。
「今まで結構な数のバトルをこなしてきたけど、一体何時になったらセカンドへ昇格出来るんだ?」
「そ、それは、師匠が操作ミスしたり、相手が話にならないほど弱かったりするからですよ」
「操作ミスなんて例の1度きりだし、エレガントとか口だけだし謝れ。トレーズ閣下達に謝れ」
エストの反撃。
「そんな事言うなら、師匠が人を怖がらなければもっと別の場所にバトルしに行ったり出来る訳ですし、今回だって私達以外にお見舞いに来てくれる人が居ないじゃないですか」
場の空気が凍る。 ギャラリーの2人は遠い目をしながら窓から景色を眺め、我関せずの様相を示している。
コンコン、ノックの音がしてドアが開く。
「そろそろ面会終了の時間ですよ~」
こうして病室から追い出された1人と1体と1匹(?)は帰路に着いた。


「以上、回想終了」
「実際に思い出してみると、昨日は気まずい終わり方で帰ったね」
「傷口にワサビを塗りこんで、足の裏でグリグリと踏みつけるような真似は感心せんな」
元ギャラリー達はそれぞれの感想を述べる。
「まあエストは後で彼には謝るとして、さっさと現在地を確認しちゃおうか」
「いや、だから肝心の師匠が何処に居るか分からないから回想したんじゃ…」
横でウンウンと頷くアン。
悪友が懐から携帯を取り出したかと思うと、何処かへと電話をかけ始める。
「元々脱走癖のあった彼の携帯には細工がしてあってね、センターに問い合わせれば居場所なんてこの通り、っと」
「もっと早く言って下さい!!」
「最初に言え!!」
そもそも病院内で携帯を使うという行為自体に問題があるような気もするが、その辺はこの時代には既に解消されているので大丈夫。
「ところで我輩の目の錯覚でなければ、メモの横にあるのが師匠の携帯ではないのか?」
「これがここにある以上、完全に居場所を突き止める方法が無くなったね」
突然師匠の携帯のアラームが鳴り響き、メッセージが表示される。
”バトルに出続けるんだ。そうすればまた会える。”
「自分の意思で何処かに行ったのは確実みたいだけど、まだ仕事休み続けるつもりなんだね」
「その辺の事は後でまた話し合うとして、もうしばらくお世話になります」
「もっと色々騒ぐかと思ったが、意外と切り替え早いな」
「進む方向は示してくれてるわけだし、なるようになるだろうからね」
「お世話するのは構わないけど、言う事聞けないならスグに追い出すからそのつもりで」
「はーい」
「心得た」
一応の方向性が定まり、仮結成のトリオは帰路に着く。

 後で気付いた事だが、家の中からは使い慣れた長槍と、ライダーシステム一式が無くなっていた。







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