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武装神姫のリン
第19話「覚醒」



「アレを使うんですか? 調整なんて出来てないのに…」
「仕方ない。最悪でも武器のリーチが伸びるし、無いよりはマシだ。」
「わかりました、1度後退します。」
リンが戦闘開始地点に戻る、俺はサイドボードを操作(弾の補充意外に使ったことが無いのですこし手間取ってしまった…)してアレをフィールドに出す。
N-02。ストラーフ対応の強化ユニット。大きな翼とアーンヴァルのモノほど大容量ではないが推進剤ユニットを装備したバックパックに大きな鎌がセットされたものだ。ほかに各部に小型のスラスターが追加されている。他にもギロチンブーメランやロケットハンマーといた武器があるが燐のスタイルではあまり有効ではないので今回はサイドボードに入っていない。
リアルバトルの場合は1度だけ装備交換が出来る。ほんとに1度きりなので無駄な装備は省いた。
まあこの組み合わせが一番燐が良いスコアをトライアルで出したセットだった。今はコレにすがるしかない。

「なんと、燐選手が本日発売になったばかりの強化ユニットを装備。これは予想外だ!手が無くなったのか??」

さすがにセカンドリーグの…しかも準決勝で発売されたばかりのパーツを使うオーナーが居るとは予想しなかったんだろう。
実況も観客も驚いてる。ちょっと反則かもしれないが、これを装備しても吉と出るか凶と出るかはわからない。これは賭けだ。
「燐、あまりブースターは噴かすな。あくまでジャンプの補助だぞ。」
「はい。死神の鎌がメインで良いですか?」
「ああ、FTフォームで積んだ経験たよりにしてる。」
「ええ、パワーの差がこれで縮まればいいんですが…」
「今はこうするしかないんだ、俺も攻略法を考えているから燐もがんばってれ。」
「信じてますよ、マスター」
そうして燐はジャンプと同時に全身のスラスターに点火、さっきよりもさらに速い、ほぼ地面すれすれに飛ぶように燐はコロンに突進する。
今度は振りかぶった鎌ということで遠心力も上乗せして結果、少しだけこちら側が優勢のようだ。鎌の刀身を重い実刀にして良かった…
しかし…
「やっと私の足を動かしましたね。本気でお相手します。」
コロンの足元を見ると…足の裏から大きな杭が姿を現す、これでフィールドに足を固定していたのか……違う!!
「燐、逃げろ!!」
「えっ…」
燐が驚くような芳情を浮かべ…次の瞬間、コロンのバックパックから飛び出した無数の触手に身体を絡め取られてしまった。
「さあ、コロン。リンさんをわたしご~のみ~~の神姫にしてあげるのであ~る。」
「調教開始します。」
「い、イヤぁ!」
「く…こういうことか…」
絶体絶命のピンチに俺はなにもすることができない…そのことを悔しく思った。
その間も無数の触手は燐の身体を這いずり回る。
生物っぽいとビジュアル的にキツイのでアームは無機質な見た目だが、アイツは女性の観客からはかなりの非難を浴びていた。

「このヘンタイ!!」
「神姫にあんなことをするなんて!!」
「止めなさい!!」

こういった声が聞こえる、しかし…
「うーん、実に良いBGM。これでこそ私の望む状況なのであ~~る。」
くそ…燐のあんあ姿を一目にさらしたくない。ギブアップしかない。
おれはギブアップを告げるボタンをに指を乗せた。
「マ…スター ひゃぅん… ダメ、です。
しかし燐が俺を止める。

「なんでだ、俺はあんな燐の姿を見せたくない…」
「それでも、ギブアップしては、はぁん…そこで私たちがアレにくっ、か、完全に屈したということに…なります。」
「でも…俺は辛いんだよ……」
「大丈夫ですよ。私は…負けません。5分だけで良いです、時間を…ひゅ、ください。それでもダメならギブアップしてかまいません。 あん…お願いです。マスター」
「わかった…任せる。おれも我慢する。」
「あり、がとうございます。」
燐には我慢するとは言ったが、正に目から血を流してもおかしくないほど、俺は怒り狂っていた。
それでも燐がああいうんだ、我慢してやるさ。
しかり燐は現在無数の触手に絡め取られ、強く締めつけられている。

ギャラリーからはブーイングの嵐。また大会の運営側にもクレームが飛んでいるが俺がギブアップしないためにそれは不可だという放送が流れる。
それと同時に次は俺がブーイングの矛先を、向けられた。
「このバカマスター!! 自分の神姫がああなってるのになんでギブしない!! お前もヘンタイか!!」
「あんなにかわいい子なのに、何でなのよ!!」
「あんたはその神姫が大切なんじゃないのか!! うんざりだよ!!」
「神姫も正々堂々だし。とっても仲が良くて尊敬してたのに…キライです!!!」
ついにはこういった減滅したという俺のファンらしき人の声も聞こえてきた。
その間も燐は執拗な陵辱を受けている。あれでは5分なんて…持たないんじゃという不安がよぎる。それでも俺は燐を信じるしかない。
外野にどうこう言われようと、俺はそれを貫く。
でもそろそろ限界だった、周りの言ってやりたい。

「お前らは自分の神姫が信じろって言えばそれを信じるんだろ!!」

って…そんな俺の心を代弁する声が会場に響く。

声の出先を見ると…それは小山、あの小山だったのだ。
「あの顔をみればアイツ必死に我慢してるのがわかるだろ!! あの燐を信頼して、信じてるからこそあして我慢してるんだよ!!」
「そうよ、亮輔と燐ちゃんの絆は深いんだから!!」
「そうですわよ、ご主人様とお姉さまは熱々なんですから!!」
「お父さんもお母さんも仲良しだよ!!」
遂に茉莉、ティア、それに幼い花憐まで立ち上がって弁を振るう。
「ソレぐらいわかる。だって、2人とも私の…大切な家族なんだから!!!!!!」
茉莉…おまえがあんなにも必死になるなんて。確かに今は本当の意味での仲良しだけど一時期はあれだけ張り合ってたっていうのに…いや、だからこそか。

「茉莉…」
燐もその時は陵辱の快感も忘れて茉莉の方を見つめている。
「燐ちゃん、"私たち"の夫がこれだけ言われても我慢してるんだから、絶対に勝って!!!」
燐の瞳に今まで以上に強い意志が感じられる、そして俺の方をまっすぐに見ている。
俺はそれ答えなければ、そう確信した。
その時は羞恥心とかそういうリミッターは完全に外れていた。

「ああ 燐!! 俺は信じてる、愛してるから!!」

それを聞くと同時に燐は覚醒し触手の生み出す快感に打ち勝つ、それだけの精神力を発揮した。そして…

「マスター、私を信じてくれてありがとうございます。私もマスターのこと愛してます!!」

その言葉と同時に燐は手に持った大鎌を変形させ、薙刀に。そしてそれを振り回して触手を切り裂く。

それを聞いて観客席は歓声やら妬みの声やらがごちゃ混ぜになっていた。
「くそ、羨ましいぞ!!!」
「それだけ美人の奥さんいて神姫とも熱々だと!! お前の幸運もここまでだな!!」
「前から思っていたが一線超えてやがったな!! おめでとう!!」
「私は女だから神姫と恋愛なんて考えられないけど、まっすぐなのは好感持てるよ!!」
その以上な状況に司会も
「なななななんとここで藤堂氏とその家族が驚きの爆弾発言だ~そして観客も興奮が抑えられない様です!!というか私も羨ましいです!!」

この"異常"な状態にアキバ博士…山田隆臣も驚愕の声を上げる。
「な、なじぇえ!! ここんなことがぁああああああ。 コロン。もう1度燐を捕らえて調教しなおすのである!!」
「…了解。」
そうしてちぎれた触手を振りかぶって突進してくるコロン。しかし燐の瞳に恐怖は無い。
次々と飛来する触手を次々に切断していく。そして触手を全て切断しきってしまった。
「倒せ!! コロン!たおすのである!!」
「了解。バックパック排除。 突撃形態。」
ソードオブガルガンチュアを正面に構えて、一直線に飛び込んでくる。
燐もそれを待ち構える。
鋼のぶつかる音が連続して聞こえる。切り紡ぐこと数回、燐はコロンの太刀を全て受けきっている。しかし背中に背負っていたミニガンが身を低くしたコロンの背に付いたまま発砲した。至近距離でコレを受ければひとたまりも無い。
燐もなんとかスラスターを吹かせて回避と同時にマウントしていた2対の連結刃を投擲。
コロンはそれを回避するがその間にミニガンの有効範囲から燐は逃れる。
コロンが避けた連結刃はビルに突き刺さる。それにわき目むふらず燐大きくジャンプ。距離を詰める。
「空中に居ると逃げられませんよ。」
コロンは連結刃を引き抜いて投擲してくる。
しかし燐はスラスターの強制点火で無理やりに放物運動のベクトルを変化させて着地しと同時に前面にさらにジャンプ。
コロンもソードオブガルガンチュアを構えて、振り下ろす。
大きな爆発が起こり、コロンは手ごたえを感じたが切断したのはバックパック。
燐はすでにコロンの背を取っている。

「烈空、雅(みやび)…」

それは烈空の発展型、烈空が相手の対処しにくい角度とは言え最後の1手を出す瞬間は敵の目線がこちらを向いているのに対して、烈空雅は最後の突撃時に身体を捻る際にバックパックをパージして蹴り出して先行させ、それを誘爆させて目くらましにすることで完全に相手の死角に入る。
まあ今回はタイミングが完璧ではなく、その上まだ未完成(燐はまだ完全にこの技を決めることが出来ない。)の技のために誘爆するまえに叩ききられたわけだが、注意を引くには十分だった。

背中から袈裟切りに薙刀を振り下ろすが、皮一枚ということろでコロンも身を捻って回避→完全に避け切れずに背中に切り傷が出来ている。
それでもコロンは振り返りざまにソードオブガルガンチュアを振り回して燐のサブアームの右腕を切り落とした。
「やられない。」
「私もです!」
2人はほぼ同時に1度後退。そしてまた切りつむぐ。燐は左のサブアームのみで薙刀を、コロンは動きが鈍った右腕に添えるように両手持に、その刹那に衝突音。お互いの斬撃の速度はほぼ互角か…コロンの方が少し優勢だろうか。それでも燐はサブアームのパワーでギリギリの均衡を保つ。
「パワーだけで勝てると思わないように」
たしかにパワーではサブアームが勝っている、しかし…

『ピシッ』

薙刀の刃にヒビが入る、いくらトライアルで強度を追求したとしても量産品。しかも刃の厚みも硬度も上のソ-ドオブガルガンチュア(もちろんその分取り回しはこちらが上だ)との何度もの鍔迫り合いでトライアル以上の高負荷にさらされ続けた結果刀身が持たないのだ。
通常の試合では数十もの鍔迫り合いは起こらないだろし仕方ないと思う。
それでも…燐は諦めない。
徐々にヒビが広がっていく薙刀を支えるサブアームも可動部から異臭が立ち込める、アクチュエーターが連続稼働の限界を超えようとしてるのだ。
「これが折れたときが貴女の負ける時。」
「やってみないと、わかりませんよ!!」
燐は刀身が砕ける直前に力を抜き、わざと左に逃がす。そのまま左のサブアームもヒジから切断されたがかまわない、コロンも全力で力を掛けていために思い切り前かがみに、本当にほんのすこし。実測で数ミリの重心の移動。
それはほんの刹那のこと。しかしソコに燐は勝利の鍵を見つけ出す。
ほんの少し体勢が崩れたコロンを燐は右側に体勢を移動させるさいに身体を捻った、その運動のベクトルはコロンの重心が移動する方向と正反対の方向。即ち…

「この1瞬、逃しません!!!!」
そのまま燐が左足を振り上げれば、それは強烈な回し蹴りになってコロンの身体をくの字に曲げながら吹き飛ばす。
それで終わりじゃない。まだ終らないと燐は確信している。
そして姿勢を整えると、腰にマウントしていたSRGRを正面に天高く放り投げる。そして数歩前方に走って跳躍。
ハンドスプリングもしくはバク転の延長である烈空の最初の軌道を描いて空中にあるSRGRつま先を置いた。

パン

燐は腿のホルスターから標準のリボルバーを抜いて発砲。SRGRの弾層を射抜く。
SRGRの爆発にタイミングを合わせて十分に溜めたバサーカの脚力を開放して跳躍。膨大な爆風を推進力に換えてコロンを追う。
SRGRがあった座標から一直線に燐は翔ぶ。しかしすんでのところでコロンも意識を回復し、あれだけ吹き飛ばされても離さなかったソードオブガルガンチュアを無理やりに振りかぶり、横凪ぎの斬撃を放つ。
燐はそれに正面から突っ込んでいくが、サブアームの接続を解除して基部を腕で押し出し。さらに己の身を勢いに任せてさらけ出す。それによって燐は地面スレスレを滑るように飛ぶ。
その結果ソードオブガルガンチュアは空を切り、燐はひざ立ちの姿勢でコロンの懐に入り込んでいた。
そして着地時の運動の軸をさらにずらして体勢をわざと崩し、そのまま円運動に変換して放つアッパー気味の後ろ蹴り。
コロンは高く蹴り上げられる、かなりの確立で意識を失っているはずだった、それでもその目は燐を見ており自慢の愛剣は手放さない。
それを見るや否や燐はさらにコロンを追って跳躍。そして空中で身体を回転させる。

「その剣を手放さないと貴女はまだ向かって来ると思うので…」

最後にこう付け加えるように言って、最後の一撃になるであろう回し蹴りをコロンに放った。
命中したのは右の肩だった。
そして地面に叩きつけられたコロンは遂に、愛剣のソードオブガルガンチュアを手放した。
「WINNER、燐」
その数秒後にジャッジが下され、燐の勝利が決定した。

「マスター…わたし、勝ちましたよ。」
歓声にわく会場、それを気にせず、フィールドから帰還したリンを俺は抱きしめてやる。
リンもボロボロだった。SRGRの爆風を自ら至近距離で受けた上に限界ギリギリの運動エネルギーを保持したままの連続攻撃。
いつバサーカが限界を超えてもおかしくなかった…いや、限界は超えていたようだ。
もうひざの第2関節から下が動かないという。そんな状態で良くゲートまで歩いたもんだ。
リンは俺が返事をしないことを不思議に思っている。はやく答えてあげないとな。

「ああ、勝てたな。 俺たちの勝ちだ。」
振り返ると茉莉や、小山まで走ってきた。

「亮輔!!! リンちゃ~ん!!」
「お姉さま!!!」
「おかあさん~良かったぁ」
「おい、藤堂亮輔!! レオナのパーツを…弁償だ!! まあ勝ったことはほめてやるぞ。」
「あ、ああ。勝ったけどな、これじゃ決勝なんて無理だな。棄権して帰るぞ。」
「うん、そうだね~ あっ、今日は小山先輩にパーツ借りたんだよね?だったら今回ぐらい食事おごってあげたら?」
「そうだそうだ! ご主人様のパーツが無かったら闘うことも出来なかっただろ?」
「まあそうだな…レオナのだったんだもんな。 今回はおごるぞ。」
「じゃあ高級寿司」
「却下。」
「何故だ、観客のブーイングを止めたもの俺だというのに!! せめてステーキを希望する。」
「……しょうがない、ロ○ヤルホストでどうだ?」
「いいだろう、一番大きいサイズだぞ。」
「先輩、亮輔も待ってってば~~」
いがみ合いながらもなぜか肩を組んでいる俺と小山を追いかけてくる茉莉。
結局この件で妙に小山と仲良くなってしまったが、冷静に考えるとロボットアニメとかの初期の敵が仲間になるパターンだなおい。

そういえばアキバ博士だが、ランキングで100の差がある燐に負けたことが相当ショックで泣き崩れて帰ったそうだ。
これからはあんなことは止めてもらいたい所だが、ああいうのは逆恨みしそうなんだよな。
あとで聞いた話だが、あの触手装備は特注だったらしい、燐をハズかしめるために購入したとか…そこまで入れ込む理由がわからなかったがとりあえずああいうヘンタイだ。今後は気をつけることにするしかないな…

そんなこんなで俺とリンは…数日後にマスコミの取材にあっていた。
もちろんその話題は、かの「爆弾発言」について。その次の週の週刊誌のコラムに小さくだが我が家のことであるらしき記述が見られたりしたが、予想していたほどの批判は無かった…まあ神姫とマスターの絆の形は如何様にもなるということで片付けたらしい。
まあそのコラムではイニシャルになってるけど某巨大掲示板でも普通にフルネームで掲示されてたしな~
そのスレが
「神姫とマスターのイケナイ関係をばらすスレ」
という名称なのでどうにもならないが…なぜか他にもどこかで聞いた名前が載っていた気がするけどそれは頭から消去だな。ウン。

さて、それから1ヶ月いく先々で「ああ、あの…」みたいな視線で見られていた俺。
茉莉とかリンは家でのんびりできるけど、俺は仕事柄けっこういろんな所に行かないといけなくてその間はポジティブに考えれば有名人気分を味わえた。
まあ半分が「よくもまあ、神姫と人間を対等に嫁として扱えるわね」っていう侮蔑の視線、半分が「あんなにも神姫と心を通じ合わせられるなんて~」っていう尊敬のまなざしだったわけで。
ものすごく疲れたけど、しょうがないわな。

さて、今日はひなまつり。
たぶん家では雛人形が出されていること(茉莉との間に子供が出来た場合に別に買ってると苦心すると思うので茉莉のやつを出す)だろう。
ケーキでも買って行ってやろうか…おっと、神姫用の着物か。これも花憐に買ってあげよう。
花憐にははじめてのプレゼントになるかな? どんな反応をするか楽しみだ。





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