「あ、あの…私たちも、チョコレート…作ったんです。あの、食べてください…」
「兄ちゃん兄ちゃん!たまも作ったんだよー!甘くておいしいよ!食べて食べて!」
そう、今日はバレンタイン。私、ぽちもお兄ちゃんに無事チョコをプレゼントできました。
…ちゃんと味わって食べてくださいね?
「兄ちゃん兄ちゃん!たまも作ったんだよー!甘くておいしいよ!食べて食べて!」
そう、今日はバレンタイン。私、ぽちもお兄ちゃんに無事チョコをプレゼントできました。
…ちゃんと味わって食べてくださいね?
――――――――――――――――――――
「姉ちゃん、姉ちゃん、ばれんたいんてなぁに?なんでチョコ作るの?」
お兄ちゃんがいつも通り学校に行った後、妹のたまを連れて台所に行きます。
今日はバレンタインなのでお兄ちゃんにチョコを作ってプレゼントしてみようとおもいます。
「バレンタインって言うのはね、大好きな人にチョコレートをあげて想いを伝える日なの。一緒にお兄ちゃんにチョコを作りましょう」
「おー、たまもお兄ちゃん大好きだからチョコ作るよー!」
というわけでたまも一緒にチョコ作り。湯煎で溶かして、型に入れて。ちゃんと失敗なく作れました。
冷蔵庫で冷え固まったチョコを見て満足です。包装も準備してあるし、あとはお兄ちゃんが帰ってくるのを待つだけ…
「ただいまー!」
あ、お兄ちゃんが帰ってきました。たまと一緒にお出迎えです。
…あれ?
「こんにちは~、ぽちちゃん、たまちゃん」
「こ…ぁ…こんにち、ゎ…」
お兄ちゃんの後ろから桃さんとアイカさん。これじゃすぐには渡せないですね。まぁ、お友達が遊びに来るのも楽しくて好きです。
「こんにちは!今日は遊びに来られたんですか?」
「おー!桃ちゃんとアイカちゃんだー!こんにちはー!」
「あぁ、ちょっと用があるらしくて来てもらったんだ。ま、上がりなよ」
そう言って居間のソファに向かうお兄ちゃん。桃さんも後を追います。
「で、間宮、用ってなんだったの?」
「うん、あのね~バレンタインだからチョコ作って来たの~」
え!?桃さんもなんですか!?桃さんもお兄ちゃんのこと好きだったんですか…?
「え!いいのか?悪いな、わざわざ作ってくれたりして!いやぁ、バレンタインにチョコなんて久しぶりだなぁ、ありがとな」
なんでそんなにデレデレしてるんですか?うぅ…なんだか…
「お兄ちゃん…ぅえぇん…」
気付いたときには泣いちゃったみたいです…恥ずかしいからお部屋に走って行って…
なんだかお兄ちゃん達が話してるのが聞こえます。
あれ?こっちに誰か…
「ぽち!」
バタン!とドアを開けて入ってきたのはお兄ちゃんでした。
「ごめんな、俺お前の事考えてやれてなかったよな…」
お兄ちゃんが体育座りで泣いてた私を撫でてくれました。
「…ぐすっ、違うんです、悪いのは私です…勝手に桃さんに嫉妬して、お兄ちゃんがデレデレしてて、淋しくて、ふぇ…」
また泣いちゃいました。でも、お兄ちゃんは私を抱き上げて頭を撫でてくれました。
お兄ちゃんがいつも通り学校に行った後、妹のたまを連れて台所に行きます。
今日はバレンタインなのでお兄ちゃんにチョコを作ってプレゼントしてみようとおもいます。
「バレンタインって言うのはね、大好きな人にチョコレートをあげて想いを伝える日なの。一緒にお兄ちゃんにチョコを作りましょう」
「おー、たまもお兄ちゃん大好きだからチョコ作るよー!」
というわけでたまも一緒にチョコ作り。湯煎で溶かして、型に入れて。ちゃんと失敗なく作れました。
冷蔵庫で冷え固まったチョコを見て満足です。包装も準備してあるし、あとはお兄ちゃんが帰ってくるのを待つだけ…
「ただいまー!」
あ、お兄ちゃんが帰ってきました。たまと一緒にお出迎えです。
…あれ?
「こんにちは~、ぽちちゃん、たまちゃん」
「こ…ぁ…こんにち、ゎ…」
お兄ちゃんの後ろから桃さんとアイカさん。これじゃすぐには渡せないですね。まぁ、お友達が遊びに来るのも楽しくて好きです。
「こんにちは!今日は遊びに来られたんですか?」
「おー!桃ちゃんとアイカちゃんだー!こんにちはー!」
「あぁ、ちょっと用があるらしくて来てもらったんだ。ま、上がりなよ」
そう言って居間のソファに向かうお兄ちゃん。桃さんも後を追います。
「で、間宮、用ってなんだったの?」
「うん、あのね~バレンタインだからチョコ作って来たの~」
え!?桃さんもなんですか!?桃さんもお兄ちゃんのこと好きだったんですか…?
「え!いいのか?悪いな、わざわざ作ってくれたりして!いやぁ、バレンタインにチョコなんて久しぶりだなぁ、ありがとな」
なんでそんなにデレデレしてるんですか?うぅ…なんだか…
「お兄ちゃん…ぅえぇん…」
気付いたときには泣いちゃったみたいです…恥ずかしいからお部屋に走って行って…
なんだかお兄ちゃん達が話してるのが聞こえます。
あれ?こっちに誰か…
「ぽち!」
バタン!とドアを開けて入ってきたのはお兄ちゃんでした。
「ごめんな、俺お前の事考えてやれてなかったよな…」
お兄ちゃんが体育座りで泣いてた私を撫でてくれました。
「…ぐすっ、違うんです、悪いのは私です…勝手に桃さんに嫉妬して、お兄ちゃんがデレデレしてて、淋しくて、ふぇ…」
また泣いちゃいました。でも、お兄ちゃんは私を抱き上げて頭を撫でてくれました。
そのまま5分か10分か…泣いて…
「じゃ、居間行こうか。みんな心配してるよ」
「はい、あの…ありがとう…」
そう言ってお兄ちゃんと2人で居間に戻りました。すると桃さんが、
「なんだかごめんね、ぽちちゃん。でもね、私のお友達チョコだから心配しなくても大丈夫だよ~」
そう言ってくれました。なんだ、私の早とちりだったんですね。そうわかったら恥ずかしくてなんだか顔が赤くなっていくのが自分でもわかりました。
たまもニヤニヤしながら見てるし。うぅ。
「じゃ、居間行こうか。みんな心配してるよ」
「はい、あの…ありがとう…」
そう言ってお兄ちゃんと2人で居間に戻りました。すると桃さんが、
「なんだかごめんね、ぽちちゃん。でもね、私のお友達チョコだから心配しなくても大丈夫だよ~」
そう言ってくれました。なんだ、私の早とちりだったんですね。そうわかったら恥ずかしくてなんだか顔が赤くなっていくのが自分でもわかりました。
たまもニヤニヤしながら見てるし。うぅ。
それから桃さんはいわゆる"友チョコ"を私とたまにもくれました。あ、このチョコ作るのアイカさんも手伝ったらしいです。
その後少しお話してから桃さん達が帰るのを見送ってから、私はお兄ちゃんに居間にいてくれるようお願いして、たまとチョコを取りに行きました。
「兄ちゃん喜んでくれるといーねー!」
「喜んでくれるよ、私たちの、その…愛が詰まってるんだもの!」
言ってちょっと恥ずかしかったです。
いろいろあったけど、やっと私たちのチョコレートをプレゼント。
その後少しお話してから桃さん達が帰るのを見送ってから、私はお兄ちゃんに居間にいてくれるようお願いして、たまとチョコを取りに行きました。
「兄ちゃん喜んでくれるといーねー!」
「喜んでくれるよ、私たちの、その…愛が詰まってるんだもの!」
言ってちょっと恥ずかしかったです。
いろいろあったけど、やっと私たちのチョコレートをプレゼント。
「あ、あの…私たちも、チョコレート…作ったんです。あの、食べてください…」
「兄ちゃん兄ちゃん!たまも作ったんだよー!甘くておいしいよ!食べて食べて!」
そう、今日はバレンタイン。私、ぽちもお兄ちゃんに無事チョコをプレゼントできました。
…ちゃんと味わって食べてくださいね?
「兄ちゃん兄ちゃん!たまも作ったんだよー!甘くておいしいよ!食べて食べて!」
そう、今日はバレンタイン。私、ぽちもお兄ちゃんに無事チョコをプレゼントできました。
…ちゃんと味わって食べてくださいね?