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えむえむえす ~My marriage story~

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The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
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『大事な話があります。必ず来て下さい』
ユキの事が一段落した後、俺は新道に呼び出された
会うやいなや、いきなり新道は俺に謝りだした
今までの俺のしてきた事を考えれば、謝る事はあっても謝られる云われはない
「どうした?なんか悪いモンでも喰ったか?」
…いままでの習慣からか、思ってもいないことが口から出た
俺は何を言ったら良いのかまるで分からなかった
「そして健四郎さん、ここからが貴方を呼びだした本題です」
「…なんだ?」
「健四郎さん、私は貴方が大好きです。つき合ってください」
いきなりの告白…
…そして今気付いた
俺も新道に好意を持っていたことに
だがそれは友達以上ではあったが、恋人とまではいかない感情
そしてユキに特別な感情を持っている事に
「俺も…新道の事は嫌いじゃない…。でも、お前の気持ちには答えられない…すまん」
「…わかってます、ユキさんがいますもんね。ただ、私の気持ちを伝えたかったんです」
「新道…」
新道は、気付いていたのか
俺自身も知らなかった感情に
それでも俺なんかに…
「でも最後に1つだけ、私の我が侭を聞いていただけませんか?」
「…俺に出来ることなら」
俺に何ができるのだろう?
ただちょっと手先が器用なだけの俺が、新道の為に出来ること…


「今度の日曜日、私とデートしてください」



1日だけの恋人




「いってらっしゃい、お兄ちゃん」
俺はユキを部長に預け、待ち合わせ場所である駅前へと向かった
新道とのデートの為に

あの後、とりあえず考えさせてもらうことにして別れた
そしてユキに相談すると
『ダメですよ、お兄ちゃん。女の子が勇気を出して告白してくれたのですから、それにできるだけ答えてあげないと』
等とユキに言われてしまった
俺が他の女性デートしていいのか?なんで聞いてみたら
『お兄ちゃんを私一人で独占するなんて勿体ないです。ですから新道さんとデートしてきてください』
なんて言った
どうやらユキに独占欲というモノは無いらしい…
そんな訳で、俺自身の気持ちにも整理をつけるべくデートをすることにしたのだった
ああ、俺って優柔不断だな…

駅前の銅像前に付くと、既に新道の姿があった
「あれ?待ち合わせまで、まだ時間あったよな?」
「はい。でも、緊張しちゃって、早くきちゃいました。デートに遅れて「ごめーん、待ったー?」ってやるのにも憧れていたんですが、勿体なくて…」
そう。これは普通のデートじゃない
お互いに気持ちを整理する為の儀式
俺と新道は「1日だけの恋人」なのだ
だから、俺は出来るだけの事はしようと思う
たとえそれが、俺の自己満足だったとしても
「まぁ早い分にはいいか。いくぞ、皐月」
「え…うん!」
皐月が俺の腕にしがみつきながら言った
ムニュ
「う…」
「どうしたの?健四郎さん?」
「いや、その…」
頬を赤くしながら言う俺に、何か気付いた様子の皐月
「あ…」
腕を組む力をちょっとだけ弱める
「健四郎さんって、結構純情なんですね。私もちょっと舞い上がってたかな。初めてのデートだし」
「俺もだ。自慢じゃないが、デートどころか女とつき合った事もない」
「結構モテそうなのに」
「ずっと技術一筋で育ってきたからな。そっちこそモテそうだが」
「残念ながら、女子校でしたから。男の子とは縁がありませんでした」
「そうか…」
初デートが別れる為のデート
「あんまり深く考えないで、今日は楽しくいきましょうよ!」
ホントはツライはずなのに、明るく振る舞う皐月
「そうだな。今日はめいいっぱい楽しむか!」
俺達は電車に乗り込み、今日一日を共に過ごす場所へと向かった



「うわ~すご~い!」
ここは日本有数の超巨大娯楽施設
遊園地だけでなく、ショッピングモール、さらにはホテルまでもあり、その総面積は凄まじいものがある
デートの定番スポットという事で選んだのだが…
「規模も大きいが、人の数も凄いな」
日曜日ともなると、親子連れやら俺達みたいなカップルでごった返していた
「はい、皐月、コレ」
そういって、既に入手していたチケットを渡す
「ありがとう…ってこれ、プラチナチケットじゃない!」
「ああ、そうだが?」
「なんで年間チケットなの?」
「え?いいチケットをプラチナっていうんじゃないのか?」
「ぷ…あはははは!」
「おいおい、なんだよ皐月。いきなり笑い出すなんて」
「だって、遊園地に入るのに、いい席も無いでしょ…あはは…」
「う…でもいいじゃないか。また次に…」
しまった!
「…そうね。また次にも使えるんだし、健四郎さんのオッチョコチョイっぷりも見れたし」
サラリと流してくれる皐月
「ささ、入りましょ!」
皐月に背中を押され、入場口へと向かう俺達
夢の国は、俺達にどんな夢をみせてくれるのだろうか



「きゃ~~~~~~☆」
「うが~~~~~~!」
…怖えぇ…
「あー楽しい!」
「…うぇっぷ…」
世界的に見ても最強と名高いジェットコースターに乗った俺達の感想は、まるで正反対だった
「さー健四郎さん、次いくわよ!」
「う…少し休ませてくれ皐月…」
「んもうしょうがないなぁ。あ、ソフトクリーム!」
「…冷たいので頭冷やすか。ちょっと買ってくるから待ってて」
「大丈夫?」
「ああ、そのくらいはさせてくれ」
そういって売店に並び、ソフトクリームを2つ買って戻ると…
皐月に言い寄ってる男が二人
「よーねーちゃん一人?だったら俺達と遊ばない?」
「だーかーらー!私は今デート中なの!あ、健四郎さん」
男共が俺を見る。そして
「あんな男より俺達の方がいいじゃん、あんなのほっといていこーぜ!」
「何いってるのよ。アンタ等、鏡見たことあるの?」
うわー皐月、それいっちゃオシマイだよ
「んだとこのアマ!下手にでてりゃいい気になりやがって!」
っと、さすがにマズイな
「いい気になってるのはオマエ等だろ。俺の彼女にちょっかい出して」
「んだとやるのかテメェ!」
「まぁ出来たらやりたくは無いんだがな。理系なもんで暴力は苦手なんでな」
「ウルセェ!だったらひっこんでな!」
といって殴りかかってくる男A
バキ!
「きゃあ!」
悲鳴を上げる皐月
「ぐふっ!」
倒れる男A
「…え?健四郎さん?」
目を丸くする皐月
「…だからいったろ、暴力は苦手だって。手加減なんか出来ないぞ。あーあ、せっかく買ったソフトが…」
「あわわ…」
後込みする男B
「さて、オマエには二つの選択肢がある。1つはコイツみたいになって病院にかつぎ込まれるか、コイツを連れてとっとと消えるか。いっておくがあそこのカメラがオマエ等が襲いかかってきたことを録画しているぞ」
といって後ろの防犯カメラを指す
「ち、ちくしょー!」
泣きながら逃げ出す男B
「うわ、最悪。仲間を見捨てて逃げやがった」
「健四郎さん…ありがとう…」
「ゴメンな皐月。こんなヤツラがいる所に一人にしちゃって」
「ううん、「俺の彼女」って…」
「う…」
急に恥ずかしくなる俺
「ま、まぁ食べようぜ!って、一個ダメにしちゃったんだった」
「ふふ、一緒に食べればいいじゃない」
「そ…そうか…なんか恥ずかしいな」
「ふふ、ぺろっ」
皐月が舐める
「はむっ」
「あー、一口でそんなにー!って、口の周り、いっぱいついてるよ」
そう言って俺の口の周りを指で拭う皐月
「ぺろっ」
その指を舐める皐月
二人で真っ赤になりながら、1つのソフトクリームを食べあった俺達
その後、男Aを警備員に引き渡し、デートを再開する俺達だった

射的をしたり、御飯を食べたり、パレードを見たり、買い物をしたり…
楽しい時間はあっという間に過ぎていった



「あ、もうこんな時間…」
皐月が時計を見ていった
時間は…まだ6時前
「まだこんな時間じゃないか。ナイトパレードとか花火とか…」
「遅くなると親がうるさいの…」
「そうか、それじゃしょうがないな…」
出口へと向かう俺達
不意に皐月が俺の手からスルリと抜ける
「あ…」
「健四郎さん、今日は私の我が侭につき合ってくれて本当に有り難うございました」
「皐月…」
「もう恋人ゴッコは終わりです。もう皐月って呼ばないでください」
皐月…新道は目に涙を浮かべながら言った
「今日は本当に楽しかったです…私なんかと一緒でも、つまらなかったでしょ…」
「そんな事ない。俺も楽しかったぞ」
「…優しいのね。ムツキの言った通り、優しくて、暖かい人…」
「新道…」
「明日からはいつも通り、友達にもどりましょ」
そういって手を差し出す新道
「…ああ、明日からもよろしく…」
手を握り、握手を交わす
「…でも最後に、────」
ゴーーーーン…
新道の最後の言葉は、6時の鐘にかき消された
「え…?」
何を言った?と聞こうとした時、不意に新道に引き寄せられた
俺の首に手を回し、下に向ける。そして

ちゅ…

唇を交わす俺達
俺は新道を引き剥がす事も抱きしめる事も出来ずに、ただ唇を重ねていた
鐘の音が止むと、新道が俺から離れていった
「えへ、コレでホントに終わり」
呆然とする俺
「それじゃ、また明日ねー。ばいばーい」
タタタタ…
新道は出口へと走っていった
「また明日、か」
俺は小さくなっていく新道を、いつまでも見送っていた



「…みなさん…おはよう…ございます…」
部長が朝からいる。いつもはお昼過ぎまで出てこないのに
「今日は…みなさんに…新しい…仲間が…増えます…ぱちぱち…」
「あれ?この時期に新人ですか」
「…いえ…人事異動です…愛澤さんが…今度…技術6課を…設立…しますので…その前に…引継と…事務強化…です…」
愛澤もついに夢へと踏み出すのか

『いつまで俺のこと「さん」付けで呼ぶんだ香田瀬。入社時からつけないでくれっていってたろ』
俺はずっとあの人を遠ざけてきた。神姫と仲良くしてるあの人といると、ユキを認めてしまいそうだったから
仲は良かったが、どこかで遠ざけたかった。それで「さん」を付けてきていた
もうその必要は無い。自分でユキを認めたのだから

「おめでとう愛澤」
「ああ、有り難う香田瀬!」
ガッシリと握手する俺達
「それで、移動してくる人って誰なんです?」
「…あ…ちょっと…遅れてる…みたいですね…」
バタバタ…
「を、来たみたいですね。…あれ?」
どこかで聞いたことある足音
ガラガラッ!バァン!
「すみません、遅くなりましたー!」
1課に来た新しい仲間。俺はその子をよく知っていた
「どうもー!営業3課から転属してきました、新道皐月です!あ、この子はムツキです!どうぞよろしくお願いします!」
ぺこりとお辞儀する新道
「…事務って、お前か?」
我ながらマヌケな質問をするもんだ。きっと顔も相当マヌケだろう
「はい!ヨロシクお願いします、センパイ!」
俺のマヌケな質問に、とびっきりの笑顔で答えてくれる新道だった



あとがき
遊園地は架空の物です




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