「マスターじゃない!!『お兄ちゃん』だっっっ!!!」
しばし沈黙。その後にハウリンは口を開く。
「…お、お兄ちゃん…ですか…?」
「そう、お兄ちゃん」
またしばし沈黙。
「マスターでは…ないのですか…?」
「マスターだけどお兄ちゃん」
そして、またしばしry
「で…では、マスターはあなたでいいんですよね?そして呼称はお兄ちゃん、と?」
「うん、そういうこと!
あー、あと名前だよな。ちゃんと考えといたんだ、『ぽち』!どうだ、いいだろ!」
「ぽ、ぽちですか、犬のような名前ですね…」
「もしかして、いやだったか…?」
俺が不安そうに聞く。
「そんなことないです!マス…お、お兄ちゃんが付けてくれた名前だからうれしいです!これからよろしくお願いしますね、…お兄ちゃん」
「そっか!ならよかった!よろしくな!」
いや、しかしこいつは思った以上に可愛い。顔赤くして「お兄ちゃん」は反則だろう。まぁ、俺が呼ばせてるわけだけども。
と、そんなことを考えていると。
しばし沈黙。その後にハウリンは口を開く。
「…お、お兄ちゃん…ですか…?」
「そう、お兄ちゃん」
またしばし沈黙。
「マスターでは…ないのですか…?」
「マスターだけどお兄ちゃん」
そして、またしばしry
「で…では、マスターはあなたでいいんですよね?そして呼称はお兄ちゃん、と?」
「うん、そういうこと!
あー、あと名前だよな。ちゃんと考えといたんだ、『ぽち』!どうだ、いいだろ!」
「ぽ、ぽちですか、犬のような名前ですね…」
「もしかして、いやだったか…?」
俺が不安そうに聞く。
「そんなことないです!マス…お、お兄ちゃんが付けてくれた名前だからうれしいです!これからよろしくお願いしますね、…お兄ちゃん」
「そっか!ならよかった!よろしくな!」
いや、しかしこいつは思った以上に可愛い。顔赤くして「お兄ちゃん」は反則だろう。まぁ、俺が呼ばせてるわけだけども。
と、そんなことを考えていると。
―ピンポーン
「こんちわー、佐川急便でーす」
本日二度目の宅配便。俺は何が届いたか、わかっていた。
「お、ぽち、妹が来たぞ!おいで!」
そう言ってぽちに手を差出しつつベッドの上に置いてあった財布を掴む。
「妹?…ですか?」
ぽちは不思議そうな顔をしながら首を傾げている。うん、可愛い。
ぽちを手に乗せ、俺はまた玄関に向かった。
本日二度目の宅配便。俺は何が届いたか、わかっていた。
「お、ぽち、妹が来たぞ!おいで!」
そう言ってぽちに手を差出しつつベッドの上に置いてあった財布を掴む。
「妹?…ですか?」
ぽちは不思議そうな顔をしながら首を傾げている。うん、可愛い。
ぽちを手に乗せ、俺はまた玄関に向かった。
さて、また段ボール箱が一つ。今度の箱には「武装神姫・マオチャオ」と書かれている。
「マ…お兄ちゃん、もしかして妹とはこのマオチャオタイプのことですか?」
箱の上に移動したぽちが聞いてくる。
「お、さすが察しがいいね。そう、こいつがおまえの妹だ!ぽちの妹にするためにわざわざ配送時間をずらして指定したというわけよ。」
部屋につき、ぽちは床にひょいっと飛び降り、
「そ、そうなんですか。でもそれなら起動させる時間をずらせばよかっただけなのでは…?」
と的確なツッコミをくださった。
「言うな。俺も今そう思ったけど言うな。それより、早速起動させてやろうじゃないか。」
俺は誤魔化すように、箱を開封していく。
「マ…お兄ちゃん、もしかして妹とはこのマオチャオタイプのことですか?」
箱の上に移動したぽちが聞いてくる。
「お、さすが察しがいいね。そう、こいつがおまえの妹だ!ぽちの妹にするためにわざわざ配送時間をずらして指定したというわけよ。」
部屋につき、ぽちは床にひょいっと飛び降り、
「そ、そうなんですか。でもそれなら起動させる時間をずらせばよかっただけなのでは…?」
と的確なツッコミをくださった。
「言うな。俺も今そう思ったけど言うな。それより、早速起動させてやろうじゃないか。」
俺は誤魔化すように、箱を開封していく。
「おはよー!きみがますたー?なんだかちっちゃいねー!」
そう言ってぽちに話掛ける猫型MMSマオチャオ。天然ですかー?
ぽちはなんだかびっくりと困ったが混ざったような顔をしている。
「いやいや、俺を無視しないで欲しいかなー、なんて」
こちらから声をかけてみる。
「おー、あなたがますたーだね!なんだか違うと思ったんだよー!で、で!なんて呼べばいい!?あとあと、名前ちょーだい!」
元気な子だなー。マオチャオってのはみんなこう元気なのか?そんなことを考えつつ、答える。
「よし、お前の名前は『たま』!俺のことは『兄ちゃん』だ!」
「おー!ねこみたいでかわいーねー!たまはたまだぁ!へへ、ありがと、兄ちゃん!よろしくね!」
たまはそう嬉しそうに言った。喜んでもらえて何より。
「あぁ、よろしく。ちなみにこっちがぽち。お前のお姉さんだ。」
そう紹介する。
「ぽちです。よろしくお願いしますね、たま」
「うん!よろしくね、姉ちゃん!」
「姉ちゃん…妹っていうのも悪くないですね。」
仲良くできそうで何より。これからの生活、楽しくなりそうだな。
そう言ってぽちに話掛ける猫型MMSマオチャオ。天然ですかー?
ぽちはなんだかびっくりと困ったが混ざったような顔をしている。
「いやいや、俺を無視しないで欲しいかなー、なんて」
こちらから声をかけてみる。
「おー、あなたがますたーだね!なんだか違うと思ったんだよー!で、で!なんて呼べばいい!?あとあと、名前ちょーだい!」
元気な子だなー。マオチャオってのはみんなこう元気なのか?そんなことを考えつつ、答える。
「よし、お前の名前は『たま』!俺のことは『兄ちゃん』だ!」
「おー!ねこみたいでかわいーねー!たまはたまだぁ!へへ、ありがと、兄ちゃん!よろしくね!」
たまはそう嬉しそうに言った。喜んでもらえて何より。
「あぁ、よろしく。ちなみにこっちがぽち。お前のお姉さんだ。」
そう紹介する。
「ぽちです。よろしくお願いしますね、たま」
「うん!よろしくね、姉ちゃん!」
「姉ちゃん…妹っていうのも悪くないですね。」
仲良くできそうで何より。これからの生活、楽しくなりそうだな。
つづきかねない