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えむえむえす ~My marriage story~

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The Armed Princess―武装神姫―
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初恋



「ムツキ~!技術3課から資料貰ってきて~」
「うん、いってきます…さつきちゃん…」
ここは営業3課。私のマスター、新道皐月ちゃんはこの春、ここ國崎技研に就職して営業3課へと配属されました
神姫関連の部品等を制作・販売しているこの会社は、社員が仕事場に神姫を持ち込んでも怒られない良い所
ただし仕事の邪魔をしない、可能なら手伝いをするならば、だけど
そういうわけで私のマスター、さつきちゃんは今度雑誌に広告を出す新製品の資料の受け取りに私をお使いに出すのでした
窓を開けてもらい、外へと飛び出そうとする私…
「…あれ?」
「どうしたの?ムツキちゃん?」
「ううん、なんでもない…」
ブースター点火時になにか違和感があった気が…たぶん気のせい…かな
燃料は今朝入れて貰ったから問題は無いはず…
「じゃあ、いってきます」
「いってらっさ~い、あの男には気を付けるのよ~」
さつきちゃんが言ったあの男。たぶん香田瀬さんの事
なんか神姫嫌いで、ユキちゃん─自分の神姫─にムリなテストをさせたり邪険にしたりといい話を聞かない人です
でもなんでそんな人がここにいるの?って聞いたら『なんか技術部長がスゴイ契約料払って大学辞めさせてまで入れさせたんだって。腕は認めるけどねぇ』なんて言ってた
なんて考えてながら飛行してたら
ボスッ、ボスッ…
あれ?右のブースターが…
プスン…プスン……
止まっちゃった…
ぐらり
「きゃ~」
なんとか生き残ってる左のブースターで体勢を…
ってこっちもなんか調子が…
「きゃああああ」
クルクル回りながら落ちていく私
その先に人影が…
「よけて~」
精一杯声を出したけど、その人は避けてくれなかった
やっぱり声が小さいからかな…
ぽすっ
…あっ
その人に受け止められた。よかったぁ…
「何やってんだ、オマエ?」
「あ…」
私を受け止め助けてくれた人。その人の名は…
香田瀬健四郎だった
「何やってんだ?イキナリ降ってきて。」
「あうう、そのう…」
「ハッキリ言え」
「あの、その、実はブースターが急に…燃料はイッパイ入ってるのに…きゃっ!」
それを聞くやクルリと私を回し、後を見る
「おい、今すぐ右のブースターを外せ!早く!」
「え、その…あの…」
「早くしろ!じゃないと引っこ抜くぞ!」
ブースターを掴みながら彼が言う
ジュウ…イヤな音がした
「あうう…わかりました…」
慌てて緊急切り離しプログラムをなんとか走らせる私
切り離したブースターを上に投げる彼。直後
ドゴオォォン!!
「きゃっ!」
ものすごい音を立てて爆発するブースター。飛び散る破片
スっと視界が暗くなる
周りに破片が落ちてくるが、私には落ちてこなかった
彼の手が私を守ってくれていたのだ
しかもその掌は火傷していた
さっき素手でロケットブースターを掴んだからだ
「あっあのっそのっ…」
何を言ったらいいのか解らない…
「おいオマエ」
「は、はい!」
「オーナーは誰だ?」
「あ、えっと…さつきちゃん…」
「そうじゃなくて、どこ所属の誰かって聞いてるんだ」
「あっ…営業3課、新道皐月…私はムツキです…」
「で、なんで飛んでたんだ?」
「技術3課に広告用の資料を取りに…」
「そうか。オマエ、代わりに3課に行って貰ってこい」
彼は自分の胸に向かっていいました。すると胸から返事が
「解りました、マスター」
胸ポケットからヒョッコリとマオチャオ型神姫が出てきました。彼女がユキちゃんなのかな…?
とてもいぢめられているようには…
「お前はオレと1課に来い」
「あ…はい…」
なんか逆らえずに返事しちゃった…



彼の机の上でちょこんと立ってる私。その彼はというと…
「あーこりゃヒデェな…やっぱ混合室が真っ黒だ。オマケに断熱材まで剥がれかかってやがる…」
私の装備を点検してくれていました
「マスター、ただいま戻りました。はいムツキさん、コレが3課からの資料です。」
マオチャオ型なのに、随分と礼儀正しいな。やっぱりマスターが厳しいからなのかな…
「えと…アレはどこにしまってあったっけな…」
なにかを探しに席を外す彼。ユキさんと二人きりになる
虐待されているという噂もある彼女。ついじっと見てしまった
「どうかしましたか、ムツキさん?」
「いえ、なんか綺麗だなって…」
彼女はとても綺麗だった。交換されているとかそういう感じでなく、よく手入れをされている感じだった
作動音なんかも殆どしてないし、むしろ私の方が薄汚れているような…ちょっとショック
「あームツキちゃん、聞いたよ、災難だったね。」
声をする方を見ると見覚えがある男の人が。たしか愛澤さんっていったっけ
「でもアイツに見つけられたのが不幸中の幸いだったね」
「…はい、その通りです」
そう。彼に助けられなかったら、今頃私はブースターの爆発に巻き込まれて…
それ以前に地面に叩きつけられて…
考えただけで怖くなる
「あ…ゴメン。怖い事思い出させちゃったかな?」
「いえ…でも…あの…」
「ん?どうしたの?どこか調子悪い?」
「いえ、あの人って…神姫嫌いなんじゃ…?」
「アイツが?はは、アイツほどの神姫好きもそう居ないさ」
「でも社内の噂だと…」
「まぁアイツが認めたがらないだけさ。そのせいでユキちゃんも苦労してるけどね」
「そんな事無いです。マスターは優しい方です。私はマスターに買われて幸せです」
「幸せ、ねぇ…アイツが開き直ればもっと幸せに…」
「何を話しているのです、愛澤さん?」
「おっと、怖いお兄さんのお帰りだ」
愛澤さんは行ってしまいました
「お帰りなさい、マスター」
ユキさんが出迎える、しかし彼は何も言わない
彼が持ってきた物は…イオンブースター?でもなんで…
「ホレ、これ付けてろ」
「え、でも…」
「こら~~~香田瀬健四郎!ウチのムツキを返せ~~!」
…あ、さつきちゃんだ。でも返せって…?
「人聞きの悪いことを言うな」
「なによこの誘拐犯!目的は何?お金?それとも…まさか私?」
「オレはお前なぞ知らん。金にも困ってないぞ」
「じゃあなんなのよこのメールは!」
さっき部屋に着いた時、香田瀬さんはさつきちゃんに社内メールを打ってたっけ
『お前の神姫を預かっている。技術1課まで取りに来い。香田瀬』
どうみても誘拐犯です本当に有り難うございました
「合ってるだろ?」
「ムキー!何なのよコイツ!って、ムツキそれ何?」
私が貰ったイオンブースターが気になったみたい
「あ…いま香田瀬さんに…コレつけてろって…」
「コレは何なのよ香田瀬健四郎!ってムツキ、ロケットブースターは?」
「さっきの爆発、聞こえなかったのか?」
「え?」
香田瀬さんの答えに目を丸くするさつきちゃん
「お前の大事にしてる神姫は危うく爆発してスクラップになるとこだったぞ?」
「え…うそ…」
「まったく。普段可愛がってるだけで、ロクにメンテもしてないんだな。それでよく俺のこと悪くいえるもんだ」
「あうう…」
「あのう、香田瀬さん、あまりさつきちゃんのこと怒らないであげて…」
「死ぬトコだったのにに庇うのか。全く都合のいい存在だな、神姫って」
「悪いのはアタシでしょ香田瀬健四郎!ムツキを悪くいわないで!」
「じゃあこれからはちゃんとメンテしてやるんだな。道具は手入れしないとイザって時に裏切るぞ」
「ムキーー!」
「あと、いくら施設内でも爆音立てて飛び回るんじゃない。コレやるからちっとは大人しくしろよな」
「あ~そうだ香田瀬健四郎!コレは何なのよ?」
「技術1課作、イオンブースターだ。ロケットほどの瞬発力は無いが、静音性、整備性、燃費が良くて扱いやすいぞ。会社内を飛ぶくらいなら十分だ」
「解ったわよ!買えばいいんでしょ買えば!いくらよ!」
「やるっつったろ?お前が買える程、安く無いぞ」
「ムキーー!アンタの施しは受けないわよ!」
「無いと困るだろ。一個爆散したし、燃料代だって馬鹿にならんだろ。人の好意は素直に受けておくモンだぞ」
「う…解ったわよ…でもこの借りはきっと返すからね!」
「そんなんいいからとっとと仕事に戻れ。資料を忘れるなよ」
「むきーーー!」
ぷんぷん
そんな擬音が聞こえてきそうなさつきちゃんと一緒に部屋を出ようと…
「あ、まって、さつきちゃん」
「ん?」
「あの…香田瀬さん、色々有り難うございました…」
ペコリ
「そんなんいいからとっとと帰れ。おれは研究で忙しいんだ」
そう言った香田瀬さんは、なんか照れてる様に見えました
『アイツほどの神姫好きもそう居ないさ』
『アイツが認めたがらないだけさ』
愛澤さんの言葉が思い出されます…



「ムツキ、アイツになんか変な事されなかった?」
「ううん、とっても優しい人だったよ」
「うっそ~!そんなバカな~~!」
「ううん、とっても優しくて…暖かい人…」
頬を染めさつきちゃんに言った
その時の私は、それが淡い恋の始まりだと言うことにまだ気付かなかった…


あとがき
ちょっと過去の話
エロより照れます…




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