シィル雪姫
ぶっちゃけ序盤はさっくり削除してシィル雪姫は「3度の食事を作りどこもかしこも綺麗にする」という条件で
7人(?)のプチマスィーンズの家に匿って貰える事になりました。
「端折りすぎな気もするけど、まぁいいや」
今日もシィル雪姫はプチマスィーンズの部屋の片づけです。
「え~と、これはここで、こっちはこうで、この子の秘蔵本は隠し場所に戻して……」
等と甲斐甲斐しくも働いていると
「ひひひ、誰かいますかな?」
ドアを叩く音と一緒にしわがれた声がしました。
ドアの外にいたのは老婆、ま、言わずと知れているとおりシィル雪姫の義母である兎子女王の変装した姿なのです、彼女は手にした毒リンゴでシィル雪姫を抹殺して世界で一番可愛い神姫になろうと……
「……ナレーションによる悪事の暴露は結構です、元ネタはオチまで誰でも知ってるんだから」
ほんのちょっぴり、ナレーターに向けて毒吐いてから、兎子女王は改めてドアに向き直り……
目の前に突きつけられた黒光りする砲口に愕然とします。
銃口ではなく砲口です、万武に正確に接続された吠莱が兎子女王の顔面にターゲッティングされています、つか0距離射撃状態。
「なにか用?」
「……あ、ありのままに今起こった事を話すぜ。
「ワタシはナレーターにちょっぴり毒を吐いていたと思っていたらいつの間にか吠莱壱式を突きつけられていた」
な、なにを言ってるのかわからねーと思うがワタシもなにがなんだか判らなかった、頭がどうにかなりそうだった。
ただ、書いてる奴が何処でボケたら良いか判らなくなったので取り敢えずボケてみたとかやっちゃた……とかそんなチャチなもんじゃ断じてねぇ
もっと恐ろしいシィル雪姫の片鱗を味わったぜ」
兎子女王は内心も外面も冷や汗ダラダラ状態で適切な理由を考えようとしましたが……
「自分が殺そうとしたが実は生きていた義娘の隠れてる家の近くを毒リンゴ持って武装してうろうろしてた義母の理由」
そんなもんはこの宇宙の何処にも存在しません、ほんとうにありがとうございました。
どっかん。
0距離砲撃で吹っ飛ばされながら、兎子女王は考えました。
「……いくら原作からしてこーいう役回りって言っても……こりゃ酷くありません?此処まで来ると……ねぇ?」
ただ、いくら考えても素体はきっと砲子いきだろうな~と思い始めたので、やがて兎子女王は考えるのを止めました。
さて、思いも寄らぬJOJOネタで危機を脱した(予定)のシィル雪姫でしたが……。
ドワーフ達が仕事から帰ってくると原作に忠実にぶっ倒れていました。その手に兎子女王の持ってた毒リンゴ(囓った後付き)を持って。
(だって美味しそうなんだもん、よく熟してて、蜜も乗ってそうで)
(ただあの展開で実は食べてたってのもどうかと思いますよ)
さりげなく言い訳するシィルに一号がつっこんで居ますがそれはスルー推奨です。
りんごの前に屈したシィル雪姫を、プチマスィーンズ達は硝子の柩に入れて弔いました。
シィル雪姫を冷たい土の中に埋めるなんて事は、プチ達にはできなかったのです、いえ哀しんでたとかそーいう問題ではなく現実的に、重くて。
(ひどっ!?)
シィル雪姫の死体から一瞬が~んという雰囲気が漂ってきた気もしますが……それに誘われるように一人のマスターがシィル雪姫の元にやってきました。
「……彼女がシィル雪姫か……なんと美しい姫なんだ」
シィル雪姫の美しさに心動かされたマスターは、プチマスィーンズ達に話して、得用犬缶とかつおぶし3本でシィル雪姫を貰い受ける事にしました。
そして、いざ彼女を連れて帰ろうとその身体を持ち上げた時、マスターはバランスを崩して倒れてしまい、その唇がシィル雪姫の同じ場所へと……
「シィル、シィル?」
「うにゅ……マスター……」
白雪姫の絵本に突っ伏して寝転けるシィルに苦笑して、大志は彼女を起こさぬよう注意してクレイドルまで運ぶ。
「マスター……」
「幸せそうに……良い夢、みてるのかな」
見る者の心をほっとさせる表情で、シィルは軽く寝返りを打つと……
「じゃあ兎子お義母様は真っ赤に焼けた鉄の靴を履いた上でずっと踊って貰うの~……むにゅ……」
「え”?原作版?」
ちゃんちゃん
ぶっちゃけ序盤はさっくり削除してシィル雪姫は「3度の食事を作りどこもかしこも綺麗にする」という条件で
7人(?)のプチマスィーンズの家に匿って貰える事になりました。
「端折りすぎな気もするけど、まぁいいや」
今日もシィル雪姫はプチマスィーンズの部屋の片づけです。
「え~と、これはここで、こっちはこうで、この子の秘蔵本は隠し場所に戻して……」
等と甲斐甲斐しくも働いていると
「ひひひ、誰かいますかな?」
ドアを叩く音と一緒にしわがれた声がしました。
ドアの外にいたのは老婆、ま、言わずと知れているとおりシィル雪姫の義母である兎子女王の変装した姿なのです、彼女は手にした毒リンゴでシィル雪姫を抹殺して世界で一番可愛い神姫になろうと……
「……ナレーションによる悪事の暴露は結構です、元ネタはオチまで誰でも知ってるんだから」
ほんのちょっぴり、ナレーターに向けて毒吐いてから、兎子女王は改めてドアに向き直り……
目の前に突きつけられた黒光りする砲口に愕然とします。
銃口ではなく砲口です、万武に正確に接続された吠莱が兎子女王の顔面にターゲッティングされています、つか0距離射撃状態。
「なにか用?」
「……あ、ありのままに今起こった事を話すぜ。
「ワタシはナレーターにちょっぴり毒を吐いていたと思っていたらいつの間にか吠莱壱式を突きつけられていた」
な、なにを言ってるのかわからねーと思うがワタシもなにがなんだか判らなかった、頭がどうにかなりそうだった。
ただ、書いてる奴が何処でボケたら良いか判らなくなったので取り敢えずボケてみたとかやっちゃた……とかそんなチャチなもんじゃ断じてねぇ
もっと恐ろしいシィル雪姫の片鱗を味わったぜ」
兎子女王は内心も外面も冷や汗ダラダラ状態で適切な理由を考えようとしましたが……
「自分が殺そうとしたが実は生きていた義娘の隠れてる家の近くを毒リンゴ持って武装してうろうろしてた義母の理由」
そんなもんはこの宇宙の何処にも存在しません、ほんとうにありがとうございました。
どっかん。
0距離砲撃で吹っ飛ばされながら、兎子女王は考えました。
「……いくら原作からしてこーいう役回りって言っても……こりゃ酷くありません?此処まで来ると……ねぇ?」
ただ、いくら考えても素体はきっと砲子いきだろうな~と思い始めたので、やがて兎子女王は考えるのを止めました。
さて、思いも寄らぬJOJOネタで危機を脱した(予定)のシィル雪姫でしたが……。
ドワーフ達が仕事から帰ってくると原作に忠実にぶっ倒れていました。その手に兎子女王の持ってた毒リンゴ(囓った後付き)を持って。
(だって美味しそうなんだもん、よく熟してて、蜜も乗ってそうで)
(ただあの展開で実は食べてたってのもどうかと思いますよ)
さりげなく言い訳するシィルに一号がつっこんで居ますがそれはスルー推奨です。
りんごの前に屈したシィル雪姫を、プチマスィーンズ達は硝子の柩に入れて弔いました。
シィル雪姫を冷たい土の中に埋めるなんて事は、プチ達にはできなかったのです、いえ哀しんでたとかそーいう問題ではなく現実的に、重くて。
(ひどっ!?)
シィル雪姫の死体から一瞬が~んという雰囲気が漂ってきた気もしますが……それに誘われるように一人のマスターがシィル雪姫の元にやってきました。
「……彼女がシィル雪姫か……なんと美しい姫なんだ」
シィル雪姫の美しさに心動かされたマスターは、プチマスィーンズ達に話して、得用犬缶とかつおぶし3本でシィル雪姫を貰い受ける事にしました。
そして、いざ彼女を連れて帰ろうとその身体を持ち上げた時、マスターはバランスを崩して倒れてしまい、その唇がシィル雪姫の同じ場所へと……
「シィル、シィル?」
「うにゅ……マスター……」
白雪姫の絵本に突っ伏して寝転けるシィルに苦笑して、大志は彼女を起こさぬよう注意してクレイドルまで運ぶ。
「マスター……」
「幸せそうに……良い夢、みてるのかな」
見る者の心をほっとさせる表情で、シィルは軽く寝返りを打つと……
「じゃあ兎子お義母様は真っ赤に焼けた鉄の靴を履いた上でずっと踊って貰うの~……むにゅ……」
「え”?原作版?」
ちゃんちゃん