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えむえむえす ~My marriage story~

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The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
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アルトアイネス奮闘姫
ロンド・ロンド

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双子神姫
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武装神姫のリン
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戦う神姫は好きですか
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神は降りて、姫とならん(後半)




シャッターの奥にあったのは、女性三人の裸体……より厳密には、
それは機械だった。外見では判別できないが、私のカンが告げる。
フェレンツェめ同様、伊達でマイスター(職人)を名乗りはしない。
人を模した肉の噐とでも言うべきか。それが3つ、目の前にある。

「マイスター、これって……なんだか感じますの」
「その感覚が事実ならば、フェレンツェ……貴様」
「如何にも。本来はロッテ君の為に用意したのさ」

ここで私は数年来の付き合いで初めて、博士の研究を知る事となる。
それは即ち『人と神姫のコミュ二ケーション』。高度知性体・人類と
人が産み出した新たな高度知性体・AI……その代表格たるMMS。
更にその中でも氾世界的にメジャーな存在となりつつある、神姫達。

「なるほど。博士の研究とは、相互交流に於ける諸問題か……」
「そう言う事さ、槇野君。これを使えば、物理的な壁は消える」
「だが、それで事が済めば研究は終わりだ。他にもあるだろう」
「その通り。人と同じ姿を取れば、その分だけ距離が近くなる」

人と近しい故に、先程のアルマ達以上に偏見に晒される危険がある。
逆に人でないが故に道具の代わりに、大量に使い棄てる事も出来る。
更にここまで精密なら、恐らくはその……子を為す事もあるだろう。
産まれてきた子供は果たして、どちらの“種族”足り得るのか……?

「人の世が変わって行かねばならぬ、と私は思うが……さてな」
「隣人として人間が神姫達を受け入れなければならない、と?」
「単純な話ではないな。だがそれを知る為の研究者、だろう?」
「そして槇野君は神姫の為に鋼を操る錬金術師……という所か」

フェレンツェめのジョークか世辞か分からぬ言葉で、私は笑う。
そう。私にはそれしか出来ないから、ただひたすらに金を産む。
賢者の石たる、神姫の微笑み。其こそは代え難き、黄金の価値。
……だが、そこまで分かっていて奴は私に何をやらせようと?

「で、ロッテの為に用意したと言ったが……どういう事なのだ?」
「ああ、槇野君の神姫にこれらを使ってみてほしい。それだけさ」
「え?え?!あたし達に、ですか……えっと、フェレンツェ博士」
「うむ。第三者の視点を持つ、アルマ君達に協力してほしいのだ」
「ボク達に……この躯に入ってほしい、って事でいいのかな……」

重要な話にも拘わらず、神姫を避けなかったのはこういう事か。
流石フェレンツェ、分かっていると言うべきだな。こんな案件、
私が神姫抜きに聞いていたら二つ返事で断っていた所だが……。

「アルマ、ロッテ、クララ。これは、お前達の意思次第だ」
「わたしの……意思。人の姿を望むか、という事ですの?」
「有無。お前達が一人でも異を唱えれば、私は首を振らぬ」
「え、えっ?!……でも、受け入れれば……この大きさに」
「そうだね。身長は槇野君と大きく離れない様にはしたが」
「……マイスターと同じ目線で、同じ感覚で、同じ時間を」

私は敢えて3人に振る。彼女らの意思を無視する気など毛頭無い。
もしも彼女らが拒絶したとして、私はそれも構わんと思っていた。
“神姫の選択”なのだからな。暫く、彼女らは見つめ合って……。

「マイスター、答え……出します」

三人は異口同音に告げ……そして、大きく首を縦に振った。
彼女らは人の姿を得る事を、望んだ。これもまた“選択”。
二度確認はしない。彼女らの意思を信じ、私は抱き上げる。

「それでは博士、改造を宜しく頼む。難産かもしれぬがな?」
「ハッハッハ。大丈夫、私はフェレンツェ・カークランド!」
「……その根拠がない自信に、今は期待するとしよう。頼む」

そうして博士がシャッターの向こうに消え、待つ事大体90分。
閉じられた壁が再び開き、ゆっくりと“彼女ら”がやってきた。
手にはそれまでの神姫。彼女らは人の器を得た、新たな神の姫。

「ハハハ……交歓が終わったら説明をするよ、君達」
「マイスター……マイスター、ロッテですのっ!!」
「……マイスター、ボクがクララだよ。分かるっ?」
「アルマです!マイスター、変じゃないです……?」
「……分かるッ。そうか、お前達が……綺麗だぞ?」

──────どうなろうと、私の妹達に代わりはないんだよ。







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