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~三十分経過


  ブルーチーム所属の二百数人のオーナーで、いわゆる「航空支援」に値するカードはなんと一枚しかなかった。その効果も次のようなものだった。
《効果発動時の戦況に合わせた航空機を一枚につき一機召喚。効果発動までにディレイ五分。航空機は自由行動し、撃墜されるか燃料が尽きて墜落するまで稼動し続ける》
  初期段階にできるだけ制空ポイントを稼ぎ引き離しておこうと、レッドチームが豪勢に四十枚も使用した航空支援カード。それに比べてうちのカードはなんと貧相な効果か。コンソールのディスプレイに表示されたこの説明文を読んだブルーチームのオーナーたちは、一様に不満を抱いた。
  が、そのただ一機の援軍が登場した途端、乱戦でぎりぎり拮抗していた戦況は、スイッチをパチリと切り替えるようにブルー側の優勢に激変した。
  「効果発動時の戦況」にあわせた援軍がやってきたのだ。
  現れた航空機はAWACS、早期警戒管制機といった。胴体上部にゆっくりと回転するレーダードームを装備した、E-3セントリー。コールサインは「スカイアイ」。
『どこからともなくワイルドカードが現れて、手札がありえねえファイブカードになりやがった』
  この一連の流れを評して、シエンのオーナー、ケンは言った。

1245時 諸島上空(VR空間)

《こちらがフィルタリングしたコーヒーを全員にふるまう。戦闘管制システムの空きを二十だけ作ってくれ》
  スカイアイの言葉に応じて、ブルーチームの全員がそうする。
  瞬時にデータリンクが施される。
  それは意識が鮮明になり、チームの全員とより密接に繋がりあう感覚だった。神姫の誰もが感じたことのあるご存知の感覚。そう、クレイドルからネットワークに直接接続したときのようなセンセーション。
  マイティのHUDにも変化が現れた。というよりは、マイティの感覚に直にHUDが取り込まれたようだった。
  いちいち目視で確認しなくても、どれが敵でどれが味方か分かるようになったのだ。
  肩の荷がすうっと降ろされたような気がした。いちいち注意して撃つ必要がなくなったのだ。敵だと感じたらそのまま撃てばよい。
  チームの他のみんなも同じように感じているのだろう。機動に迷いがなくなっている。
  おっと、よそ見をしている場合じゃない。
  マイティは飛ぶ。先ほどよりものびのびと。
  ゆるやかにバレルロールしつつ高度をかせぐ。八千フィートでぴたりと真横にロールし、数秒前から目星をつけていた相手の後方にぴたりとつける。
  以前のマイティのような、リアウイングAAU7にありったけの推進装備を取り付けたアーンヴァルだった。
  その装備の長所も欠点も、良く知っていた。莫大な推進力を持つ反面、運動性能が犠牲になるのだ。レッドチームの援軍、MiG-31Dのように。
  引き離される前に勝負をつける。
  マグネティックランチャーを高電圧精密射撃モードに。
  三秒弱のチャージの間に後方から被ロックオン警告。
  後ろを見もせずミサイルの一本をガランと落とす。弾頭がちょうど後方を向いた瞬間に点火。スティレットミサイルはまっすぐ追跡者に飛来し、真正面から命中。頭部を吹き飛ばされ、爆発のエフェクトとともにポリゴンの塵となって消えた。
  チャージ完了。このときすでに着弾誤差も計算済み。弾切れの心配はないからといって無駄弾は出さない。
  ペレットパージ。一発だけ。青白いスパークを引いて高速の合金ペレットがアーンヴァルに吸い込まれる。
  主翼の片方を撃ち抜き、そのままショックウェーヴで引きちぎる。
  片翼で飛べる神姫は今のところいない。いまだに数え切れない改修を経て現役のF-15戦闘機を研究すべきだろうか。きりもみしながらあわれ墜落してゆく敵を尻目にマイティは思った。
《なかなかやるじゃない、ノーマリズマー》
  そう通信してきたのはアームズフライトリーダー、セカンドの強豪、スノーボウだった。
  彼女の翼の配置こそF-15に酷似していた。リアウイングAAU7をそのまま背負い、ツガルのホーリーブースターブーツを履いているが、つま先を排除して、水平尾翼、垂直尾翼を付けている。垂直尾翼がかかと側でなくつま先側に伸びていることを除けば、バランス的にはF-15そのものだった。きっと推進器関係も強化しているに違いない。スティレット短距離ミサイル四発、カッツバルゲル長距離ミサイル二発を懸架し、加えて強化ジェネレータを増設しているLC3レーザーライフルを持ちながら出力重量比が一を超えるように。出力重量比が一を超えると、翼の揚力に頼らず推進器の推力だけで飛べるのだ。
  マイティでさえ出力重量比は一未満である。スノーボウがF-15ならば、マイティは欧州のユーロファイターかラファールのような、デルタ翼の戦闘機バランスだった。ランディングギアに直付けしたAAU7の主翼がもろにデルタ翼を形成している。デルタ翼はコンパクトにまとめられる反面、低速時の運動性や安定性に欠けるからおのずと高速戦闘機になる。
  が、そのままでは今撃墜したアーンヴァル、以前のマイティの装備のダウングレードになってしまう。
  あの装備の欠点は、推進器が多すぎてウィークポイントの塊となり、さらに構成としてもピーキーなことである。要するに、どれか一つでも損傷したり不調を起こしたりすればたちまちバランスを崩してしまうのだ。
  復帰しようとして不調な推進器と対になる正常な推進器をどんどん脱落させていってしまうと、結果デフォルトなアーンヴァル装備と行き着くところはほとんど変わらない。
  それでは意味が無い。ありったけの推進器を付けるというやり方は分かりやすく、確かに性能は向上するが、戦闘に際してアーンヴァルが元来持っている問題は少しも解決されていない。それどころか悪化しているともとれる。ただ追加するだけではだめなのだ。
  飛行型武装神姫は戦闘機ではない。
  空飛ぶ神姫が誰でもぶつかる壁は、戦闘機というまさに飛ぶために形作られた先輩機械に対する固定観念なのだ。
  誰もが戦闘機を目指そうとするがゆえに、戦闘機ではない壁に阻まれ、伸び悩んでしまう。戦闘機ではないのだから当たり前である。武装神姫は空を飛べても戦闘機そのものには絶対になれない。
  自分は武装神姫なのだという基本を踏まえつつ、戦闘機の長所を踏襲し、武装神姫ならではの飛行に昇華する。これができれば飛行型神姫の実力は一気に跳ね上がる。

  余談だが、「戦闘機」の部分を「鳥」と読み替えてもよい。白き翼などを愛用する神姫は鳥を目指すがゆえに鳥では無い壁に阻まれ――あとは一緒である。

  自分は戦闘機ではない。その意識こそ今のマイティはしっかり持っているが、目指すマニューバーと、それを生む装備構成に関してはほとんど五里霧中な模索の只中だった。
  デルタ翼について回る低速時の問題点をカバーするために、マイティは様々な対抗策をこの装備に講じていた。
  まず、主翼はリアウイング時と同じく一点付けのため三六〇度回転するようになっている。さらにレインディアアームドユニットの基部を利用し、推進器にもなるマグネティックランチャーと、AAU7のパーツであるバインダーで安定させている。この合計四つからなるスタビライザーの操作は、同じく基部にくっついているシロにゃんに任せている。つまり、安定性の悪い前進翼を持つ戦闘機が空力制御をコンピュータに頼るのと同じことをやっている。サブコンをぷちマスィーンズにさせるというのはいかにも武装神姫らしい。
  結果、マイティは前装備の絶大な推進力を失う代わりに、通常の飛行装備ではなしえない運動性能と、ある程度の損傷にも耐えられる幅の広いダメージコントロールを手に入れた。デルタ翼の欠点は納得のいくレベルで解消されている。総合的な戦闘適応力が上がったのである。
「あ、ありがとうございますっ」
  飛行タイプの上位に褒められて、マイティは悪い気はしなかった。実力を認められているということなのだから。
《あのシヅが目を付けるのも当然ね》
「あの人もノーマル装備主義だと聞きました」
《ええ。ただ、あなたのように飛行装備特化じゃないわ。彼女はあくまで忍者型が持つあらゆる装備への適応力を生かして戦う。今回の飛行装備もその一環。・・・・・・ねえ、マイティ》
「はい?」
《あなたをシュリークと呼ぶわ。わたしがTACネームを付けてあげる》
「あ、はい、ありがとう。・・・・・・それで、シュリークって」
《ブリーフィングルームでのあなたの悲鳴、面白かったわよ》
  はっ、と、マイティは気がついた。
  シュリークとは金切り声という意味なのだ。
「えっ、あのっ・・・・・・!」
《今後、どこにいてもあなたのことをシュリークと呼ぶわ。いい? 分かったわね》
  そう言い残してスノーボウは離れていった。
  これはいわゆる、後輩いびりというやつかしらん? でも悪気は無いように見えたけど・・・・・・。
 ビーッ!
「ミサイルアラート! ぼーっとしていちゃだめですよっ」
  背中でシロにゃんがわめいた。
「分かってるわよ!」
  マイティ、アフターバーナーを焚いて垂直急降下。
  切り込む大気が肌にしみる。
  ずいぶん高性能なバーチャル構築だこと。

◆      ◆      ◆
BGM:アンテナの森(戦闘妖精雪風 オリジナルサウンドトラック1より)
1258時 十一番コンソールルーム

  間もなく三十分が経とうとしていた。
  画面の向こうでひっきりなしに展開される諸島上空における乱戦は続いていた。マイティは被弾することも無く、なんとか戦い続けている。AWACSのスカイアイはそこからはるかに離れた洋上を飛んでおり、エルゴ飛行隊のチェストフライト、レッグスフライトをはじめ何体かの支援装備の神姫が直衛についていた。
  ブルーチームの優勢は揺らいでいなかった。圧倒的というわけではなかったが、順調に押してきていた。
  が、マスターは先ほどから何かが引っかかっていた。嫌な予感がする、と言ったほうがよいのだろうか。
『なあ、これホントに一時間続けんのか?』
  単調な展開で痺れを切らした、というよりは、やはり不安そうな声色でケンが言ってきた。
『何か終了条件みたいなモンはねぇのかよ』
「・・・・・・おそらく片方の神姫が全員やられるか何かで戦闘続行が不可能になれば、一時間を待たずに次に行く事はあるかもしれない。だが、このままでは一時間ぶっ通しで戦うことになる」
  はっ、とマスターは思い当たって、マイティに通信を開いた。
「マイティ」
『・・・・・・あ、はい?』
「疲れていないか」
『えっ?』
「疲れは無いのか?」
『え、ええと。ちょっと眠いです。ずっと乱戦から変わらないからだと思いますけど』
「・・・・・・そうか」
  マスターは額を押さえて考え込んだ。主催側が、一回の戦闘時間を一時間という長期に設定した理由。
  通常行われるバトル、いわゆる一対一、多くても二対二のバトルは、どんなに長期になろうと十分ちょっとが限界である。実力が拮抗している、というのもあるが、たいていは時間制限が設定してあるか、お互いに隠れたままで動かない場合戦意喪失とジャッジが見なして警告を発し、それでも動かなければ自動的にノーコンテスト(ドローゲームではない)となるからである。後者は一般にネガティブペナルティと呼ばれている。ネガティブペナルティが適用された試合は、双方のポイントが引かれてしまう。だから隠れたままというのはできないわけだ。隠れながら攻撃するというのなら話は別だが。
  一般の試合に比べて、今回のイベントは一戦闘一時間。どう考えても長い。このイベントには様々な実験的意味合いが含まれている、と、マスターは日暮店長から聞いた。参加規約にもそのような旨が記載されていた。
  この一時間という長時間戦闘も実験なのだ。
  マスターはコンソールを見渡す。マイティのコンディションモニターが目に留まった。
「これは・・・・・・」
  いつもは気にならない数値が、今は重要な立場にあった。
  まず、陽電子頭脳の熱量が上がっている。ずっと飛びながらひっきりなしに戦っているマイティは、演算を休める時間が取れないのだ。熱を持てば眠くなるのは当然である。つまり脳が疲れているということなのだ。
  さらに、もっと分かりやすいものが、燃料だった。
  アーンヴァルの推進器には、当たり前だがちゃんと推進剤というものがある。実際のパーツに置けるそれはジェット燃料のように高額なものではなく、水を神姫本体のエネルギー源である電力で分解・再反応させるいわゆる自己生成型水素エンジンである。つまり燃料は水なのである。
  この燃料の数値はバーチャルバトルにおいてもきちんと設定されているが、通常のバトルではまったく気にならない。たとえ始めから終わりまで全力でアフターバーナーを吹かそうとも、十分やそこらで空っぽになるなどということはありえないのである。
  マイティの推進剤残量は、いまや二十パーセントを切っていた。
  さらに、あれだけ用意したはずのサイドボードのミサイルも心もとなくなっていた。
  一時間の狙いはまさにこれなんだ。マスターはそう確信した。
「マイティ、空母に帰還しろ、RTBだ」

◆      ◆      ◆

1301時 諸島上空(VR空間)

「えっ、マスター?」
  いきなり何を言い出すのかという風にマイティはぽかんとした。
『気がつかないのか。燃料が無いんだ。おまけに脳みそに疲労が蓄積している。ミサイルもそろそろやばい。このまま戦っていたら力尽きて戦闘不能になるぞ』
「あわわ、本当だ。マイティ様。戻りましょう。燃料がギリギリです」
  確認したシロにゃんも警告する。
「・・・・・・やっと戦いのペースがつかめてきたのに!」
  不満を抱きながら乱戦から抜け出し、マイティは南下する。
《シュリーク、ビーキューブの所へ来い》
  B3のオーナーが通信をかけてきた。シュリークというあだ名はもう広まってしまっていた。
《修理はできんが、予備弾薬と燃料(水)を持たせてある。前線基地の役職は伊達じゃないぞ》
「ラジャー。向かいます!」
  シュリークについては考えなかった。もうどうでもいいやと半分投げてもいた。
《私もビーキューブのところへ戻ります。ご主人様、いいですね?》
『ああ、今のうちに行っとけ』
  シエンのクリムゾンヘッドも続いた。多少の被弾をものともしないアーマードトルーパーも、燃料となると話は別だった。重い分神姫よりも燃費が悪い。
  他の神姫たちも、隙を見て基地へ戻り始めたり、エルゴ飛行隊ではないのにB3にお世話になろうとマイティについてきたりする者がちらほら見え始めた。
  レッドチームの方も同様だった。まだ戦い続けられる神姫たちにその場を任せ、乱戦から離れてゆく。
  まるでF1のピットインだ、とマイティは思った。できるだけ早く戦線に復帰する方が有利なのは間違いない。が、F1と違うのは休養が必要なところだ。燃料、弾薬補給をと修理を済ませても、陽電子頭脳の疲労回復には時間を置かねばならない。
  マイティはB3に感謝した。

◆      ◆      ◆
 1302時 諸島地上、森の中(VR空間)

「頃合いだ」
  戦闘開始からずっとここで上空を見つめていたその神姫は言った。
  彼女を含め五体の影が森の陰から現れた。ずっと休まされてエンジンが、やっと活躍のときを与えられて唸りを上げだした。
「飛行隊、出撃」
  五機が飛び立つ。綺麗な傘型陣形を敷いて。






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