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第3話 親父からの贈り物?はんなり侍現る


「ふぅむ…………」

ルージュとの生活が始まって、色々ありながら1週間ほど経った頃
俺は玄関で目の前に置かれている箱を見て、少し悩んでいた

ついさっき、宅配便で届いた小包に貼られた伝票の差出人には、
俺の親父の名前が書かれていた。

「ったく、あのクソ親父か……今度は一体何を送りつけてきたんだ?」

それを見て、ついつい俺は一人悪態を付いてしまう、その理由は親父が今まで送ってきた物である。
親父は如何言う仕事をやっているのかは全く分からないが、海外の彼方此方を飛び回っており、
時折、その現地から何かを贈り付けてくる事があるのだ。

例えば、親父がNYに居た時は「お前の友達と一緒に見ると良いぞ」という手紙と共に、
現地の無修正物のエロ本を贈り付けて来た事があった
……………それも、俺の働く職場に、である。
危うく同僚に見付かりそうになりつつも何とか処分したが、
あの時ほど親父に殺意を覚えた事は無かっただろう……

そして、親父がアフリカに居た時は、「面白そうだからお前に贈る」という手紙と共に、
何処かの部族製の明らかにヤバそうな呪いの仮面を贈り付けて来やがった事があった
その日の夜、その仮面が不気味な笑い声と共にガタガタ動き出し、
直ぐに仮面を箱に押し込めなければヤバい所だった。
無論、その呪いの仮面は近くの寺に押し付けて事無きを得て。
俺はこんな物を送った親父を心の中で呪ったのだった。

とまあ、今までの例を見て分かるが、親父の贈って来る物は大体が
『ロクでもない代物』なのだ。
さて、これを如何するべきかであるが……

「主殿、さっきから玄関で何をやっているのでしょうか?………む?それは……?」

俺がしばらく考えていると、玄関から何時までも戻ってこない俺の様子を見に来たのか
さっきまではTVを見ていたルージュがトテトテと玄関まで歩いて来て
俺の目の前の箱に気が付く。

「いや、それが親父が何かを送ってきたらしくてなぁ……」
「何と、主殿の御父上からの贈り物か?むぅ、一体何が入っているのだろうな?主殿?」

ルージュは小包に興味が引かれたらしく、俺に「早く小包を開けて頂戴」と
言いたげな目線を浴びせてくる。
くっ!俺がこう言う、何かを求める目線に弱いの知っているのか!?こやつめ!!

まあ良い、流石にあの親父でも爆発物とかの危険物を送ってくる事は無いだろう……多分であるが。
それに万が一、変な物だった場合は直ぐに親父に送り返せば済む話だ。

ルージュの目線に負けた俺は、そんな軽い気持ちで小包の梱包を解き始めた。

「こいつは……武装神姫か?親父の奴、何でこんな物を……」
「ふむ、これは私と同時期に発売されたTYPE SAMRAI『紅緒』ですね……」

小包の中は、武装神姫の箱が入っていた………その小包の別添えの手紙には
『元気にしているか!我が息子よ。
今日、俺は仕事の事情で一日だけ日本に帰って来れたのだ、
まあ、お前がこの手紙を見ている頃は、俺は中東の方に居る頃だろうけどな!
今、日本では武装神姫って奴が流行っているらしいな、
良い時代になったもんだ、はっはっはっは!
多分、お前は一人身で寂しいだろうから、
秋葉原で買ったこいつをプレゼントしてやる、存分に可愛がってやれ
ああ、それと追伸、俺が日本に居た事は母さんには内緒だからな!以上!』
なんて書かれていた……

いや、まあ、神姫がルージュだけと言うのは少し寂しい物があるなと思っていたし、
”今回”の贈り物に関しては感謝するとしよう。だが「一人身で寂しいだろう」は余計だ!
悪かったな、人間の彼女が居なくて……チクショウorz

と、親父に対する愚痴はここまでにして、
とりあえず、このまま玄関で開けるのもなんだし、居間に行って開封してみるか……

《数分後》

「こんにちわぁ、ウチの名はは椿(つばき)と申します、主はんの事は御父上から伺っておりますえ。どうぞ宜しゅうに」

「主殿………これは一体?」
「俺は知らん、贈って来たクソ親父に聞いてくれ……」

俺とルージュの目の前のポニーテール(もしくは丁髷?)が特徴的な侍型神姫が
三つ指をついて”はんなりと”挨拶をする。
………開封したと同時に起動した彼女は既にある程度の設定が行われた状態だった、
侍型と聞いて、俺は「拙者~~~で御座る」のような所謂時代劇っぽい口調を想像していた。
だが、現実は俺の想像の斜め上を行く京ことば、いわば京都弁だったのだ。
多分、親父は俺のアパートに彼女を送る前にあらかじめ名前の他に様々な設定を施していたのだろう
彼女の口調も恐らく親父の趣味に違いない、絶対そうだ。

「にしても主はん、既にかわええのが傍にいらっしゃるとはなかなか隅に置けまへんなぁ
ウチが来るのは少々遅かったのでっしゃろ?」

「う、いや、そのなぁ……ルージュは……」

「主はん、誤魔化さなくとも宜しおす、ウチは御父上から主はんに関する色々な事を教えてもらっておりやす
そうやなぁ、例えば主はんの恋人居ない暦が年齢とほぼ同じやとか、その他に……」

「ちょwwww、あの親父めっ!!…って、椿、これ以上言うなってか、言わないでぇぇぇぇ!!」

極秘情報を暴露され、慌てる俺を見てコロコロと笑みを浮かべる椿、どうやら彼女はかなりの曲者と見た、
と言うか、親父、彼女には俺の情報を何処まで教えているんだ!?
畜生、あの親父め!手紙には『母さんには内緒だからな』とか書かれてたが
やっぱ母さんに報告する事にしよう。あの親父は一回こってり絞られて反省するべきだ、うん



……何故だろうか?主殿と新しくやって来た神姫の椿さんが親しげに話している様子を見ていると、
私の思考回路に何かもやもやした物が込み上げて来る………一体これは何だろうか?

分からない……初めて感じる感情だ……

む、そう言えば、少し前にこれと同じ状況を見た事があった。
そう、あれは確か主殿と見たTVの恋愛ドラマで、主人公の恋人に主人公以外の異性が近づいた時の状況に似ている……

そうか、これは…………椿さんに対するやきもち…………成る程、そう言う事ですか……
その事に私が気付いた後、私は自然にある言葉を口に出していた。

「……椿さん」
「はい?ルージュはん、ウチに何か御用がありやっしゃろか?」
「先に貴方に言っておきますが主殿は私の主殿です、それだけは貴方に譲りません」
「あらぁ…それはウチに対する主はんを賭けた挑戦と言う事どすか?」
「言うまでも無く、私はそのつもりです」
「それやったらウチも負けるつもりはありまへんえ、ふふ」

私の挑戦とも取れる言葉に対して不敵に笑みを浮かべる椿さん。
望む所です、椿さん、貴方がこの先どのような行動を起しても
貴方よりも私の方が先に主殿の傍に居る、それだけでも私の方に利があるです。
この勝負、私は絶対に負けません。

もし、この勝負に負ける時は…………いや、負ける事は考えないでおきましょう、
それを考える時こそ、勝負に負ける時、なのですから……



???………如何言う訳か、急にルージュと椿が二人で話し合い始めた
何故だろうか、二人の様子を見ていると唐突に嫌な感じがしてならないんだが……

「主殿」
「何だ、ルージュ?」
「私は何時でも貴方と共に居ますので」
「はい?」

「主はん」
「えっと、椿も何だ?」
「やっぱり、主はんは隅に置けないどすなぁ」
「は、はい??」

……意味が分からなかった、ルージュと椿の言っている言葉の意味が、
だが、その言葉の意味を二人から聞く事は俺には出来なかった。
二人から滲み出る、何とも言えないオーラみたいな物を本能的に感じ取った所為で……

俺は何となく思っていた、この時の男ほど、無力な物は無いなと……
そして同時に、親父の贈ってくる物が『ロクでも無い物』だというジンクスは、
ある意味、しっかりと守られているなぁとも思ったのだった……







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