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ウサギのナミダ
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えむえむえす ~My marriage story~

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えむえむえす ~My marriage story~

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キズナのキセキ
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浸食機械
引きこもりと神姫
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白濁!? 阪高神姫部
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The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
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アルトアイネス奮闘姫
ロンド・ロンド

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双子神姫
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犬子さんの土下座ライフ。
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武装神姫のリン
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戦う神姫は好きですか
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武装神姫~ストライカーズ・ソウル~
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総てを司る、脆き神の姫(前半)




我がMMSショップ“ALChemist”は、平日はそう多く客が来ない店だ。
かといって、店長が店を閉めずに勝手にぶらついてる訳にも往かぬ。
そこで今日は、神姫カスタマイズ用パーツの準備を行っている所だ。
何せ今日は、あの娘の帰ってくる日であるからな。有無、腕が鳴る。
と、準備を進めているとドアの開く気配がした。どうやら来た様だ。

「……ここか。ちわっす~、シロネコですよっと」
「おお、何時もすまない……って、お前は誰だ?」
「お嬢ちゃんこそ、ここの店長さんって何処さ?」
「待て、お嬢ちゃん言うな!私が店長・槇野だッ」

私の答えに目を丸くしているのは運送屋の兄ちゃん等ではなく、
見た事もない若い女性であった。手に箱を持ってきてはいるが、
一体人をなんだと思っているのだ。……しかしこの箱のロゴは。

「へぇ~。てっきり熟達したオッサンとばかり思ったのに、こんな……」
「こんな何だぁッ?!それよりもその箱、東杜田技研の精密部品用か?」
「ビンゴ。小型機械技術研究製作部から直接持ってきましたよ、彼女を」
「彼女だと?……もしやとは思うが、貴女があの“Dr.CTa”だとでも?」

そーですけど、ソレが何か?と言い放った目の前の女性は、
確かに名刺を渡してくれた。相違ないが……これがなのか?
このどう見ても有明系の腐女子な、このお姉さんがかッ!?
……OK、判っている。私だって見た目が一致しないしな。

「あれ?……マイスター、マイスター。お客さんですの~?」
「う、うむロッテよ。こちらがちっちゃい物研の博士さんだ」
「おやお久しぶり、“妹”さんをお連れしたよロッテちゃん」
「クララ?クララが治りましたの?ドクター、クララはっ?」
「うわっ!?落ち着いて、これから晶ちゃんに説明するから」

店番用のフライトユニットでドクターに飛びかかるロッテを宥めつつ、
私は店の応接室に案内する。“ちゃん”付けは幾ら言っても直さぬので
諦める事にした。今はそれどころでない、クララの説明を聞かねばな。

「まずは依頼されていた、この娘の“オーバーロード”について」
「有無……此方でも先天性と後天性の両方を疑っていたのだが?」
「その通り。治すには、コアもCSCもバラさないとダメだねぇ」
「でもそれじゃ、クララはクララじゃなくなっちゃいますのッ!」
「まあ落ち着けってばさ。何も悲観する事ばかりじゃないっての」
「そこだ。クララに宿りし能力は何なのだ?それさえ判れば……」

回りくどい会話をする必要は無さそうなので問いただすと、ドクターは
解析結果と思しき資料を渡してきた。そこに印された数値に目を疑う。
信じられない様な情報解析速度、及び並列処理容量がそこにあるのだ。

「なんだこれは、速度が通常神姫の6.78倍はあるぞドクター?!」
「処理用のバッファ容量も、凡そ64倍。これが彼女の病の真相だ」
「ふむ、火器管制プログラムと駆動系の一部が使えぬのは……?」
「察しの通り、その辺ゴッソリ情報処理に割り当てられてるのさ」
「えっと~……それって頭がとってもいい、って事なんですの?」
「まあ平たく言っちゃえばそう。この娘は“神姫型スパコン”か」

その代わり、通常の方法ではバトルなど全く向いておらぬのだがな。
だがここで少し違う発想をする私の閃きは、自分でも大事にしたい。
解が見えたので、私は気になっていた別の問いをぶつける事にした。

「所でドクター。ロッテに“食事機能”を搭載したのはもしや」
「ああ、そりゃ私だ。折角彼奴経由で来た神姫だしね、ひひひ」
「……そのニヤケた面を見る限り、クララにも何かした様だの」
「当然だろ。この娘はロッテちゃん以上に、味に煩いはずだよ」
「やった~!じゃあ、一緒にクララともお食事できますの~♪」

月一のレポートも頼まれてしまったが、ロッテが可愛いので許そう。
……食事が今度はより一層賑やかになってくれるはずだからなッ!!
とりあえずこれを縁とした協力体制も取り付けたし、茶を振る舞って
見送ろうか……土産に“Electro Lolita”の服を幾つか買わせてな。

「やぁ、いい工作精度だねぇ……沙羅とヴェルナ、喜ぶかな~?」
「それは判らぬが、意見等があれば聞いてくれぬか、ドクター?」
「はいよっと。じゃあそろそろ“会議”だから、あたしゃ行くよ」
「うむ、技術者としての見地と手腕。今回も感謝するぞドクター」
「こっちこそ、マイスター(職人)としての感性に期待してるさね」

名前が出たのは二人だが、買っていった数は6セット。謎だ。
さて、手元に残されたのは箱の中で未だ眠るハウリンが一人。
ロッテも見守る中で、私は彼女の大幅な改造に取りかかった!

「待っていろロッテよ、すぐにお前の“妹”を現出させてやる!」
「はいっ!……クララが、ちゃんと目覚めてくれますように……」

──────今目覚めさせてあげる、新たな神の姫よ。







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