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戦うことを忘れた武装神姫 その13




   ・・・その12の続き・・・


「おつかれー! いやー、お見事!」
シールドが解除され、久遠がイオに手をさしのべる。イオは酒瓶を片手に持った
まま恥ずかしがりながら駆け寄ろうとするが、瓦礫に足を取られ見事転倒。さら
には、手にした酒瓶の栓が開いてしまい、頭から酒をかぶってしまう。
「ふえぇ・・・やってしまいました〜。」
半泣きで酒臭いイオの姿に、わき上がる笑い。と、かえでが、ギャラリーをかき
分けて近づいてきた。その姿に先に気づいたイオが、
「はじめまして、かえでちゃん。 お話はリゼから聞いています。ちょっと変な
形にはなっちゃったけど、敵はとったつもりです。」
酒臭いまま久遠につまみ上げられ、かえでにご挨拶。かえでは目を輝かせていた。
「すごかったです、イオ・・・さん! あんな技、見たことも聞いたことも無い
ですよ!! もう、あんなにかっこよくやってくれるなんて・・・  本当に
ありがとうございます!!!」
久遠と顔を見合わせて苦笑いのイオ。
「え、ええ・・・まぁ・・・。 夢中でしたから・・・。」
「それはそうと、どこかこいつを洗える場所ないかなぁ。」
「えー! 私、洗われるんですかぁ?」
「洗わんでどうしろと。このままだとベトベトになっちゃうぞ。」
「あの・・・拭けば大丈夫ですから・・・」
「だーめ。 あ、そこに給湯室があるんですか? ちょっとお借りしますー。」
気づいた店員の案内で、給湯室へイオを連れていく久遠。
「あ、だめです! 洗っちゃうと翼が傷む・・・いえ、その・・・きゃー!!!
濡れるのはイヤーーー! だめーーーーー!!! だぇ・・・ ブクブク・・・」
給湯室から響いたイオの叫びが、徐々に小さくなる。イオ、戦場から洗浄へ。。。

  ・ ・ ・ ・ ・

と、こちらサイトウ側では、ちょっとした異変が。
「おい・・・早く戻ってこい!」
がっくりとうなだれたままのディサ、サイトウがいくら呼びかけてもフィールド
の縁から、それ以上サイトウに近づこうとしなかった。
「いい加減にしろ。 ・・・仕方ない、あいつを回収してこい。」
「イエス、マスター。」
軽装の兎子がディサの回収に向かう。
「ディサ、命令です。今すぐ戻りなさい。」
「・・・。」
兎子が差し出したてを払いのけるディサ。
「ならば、強制執行します。」
「触らないで!」
その声に、兎子、サイトウだけでなく、近場にいたギャラリーも静まり返った。
「もう・・・私はあなたの神姫であることが我慢できません!」
立ち上がったディサは、唖然とするサイトウに向かい、きっぱいと言い放った。
「あの日、彼の『黒』が、あなたをクサレ扱いした理由がよくわかりました。」
「お前、何が言いたいんだ?  俺に向かって何を言っているのか、わかって
いるのか?!」
「・・・やはり、私は貴方の神姫ではありません。 さようならっ!」
止めようとする兎子に肘鉄を喰らわせ、その隙に、あっという間にその場から
逃走。 自慢の足の速さで、あっというまにいなくなった。
「待て! どこへ行く!!」
追いかけるサイトウ、しかし多すぎる程のギャラリーに阻まれてディサを見失
ってしまう。 あまりに一瞬の出来事に、何が起こったかギャラリーも把握が
出来なかったらしい。。。
「くそっ・・・。」
舌打ちをしながらサイトウが戻ってきた。
「マスター、どういたしますか? 追跡しますか?」
兎子が尋ねる。
「一体ぐらいいなくなっても気にしねぇよ。 代わりはいくらでも居るんだ。
それより、次はお前に行ってもらうからな、準備しておけよ。」
「了解しました。」
兎子は、黙々と準備にかかる。 ・・・が、応援団の呼びかけにも返答が出来
ない程、明らかに動揺を隠せないでいるサイトウに、一抹の不安を覚えていた。

  ・ ・ ・ ・ ・

「相変わらず水が嫌いなんだから。」
モニター席で待つリゼが呟いた。横ではエルガがエルゴブランドの神姫ドリンク、
ロボビタンRをすすっている。
「にゃーはおフロ、好きだよ?」
「エルガ、貴方のことではないんですよ。・・・どうやらいつものイオに戻った
ようですね。」
クレイドル上では、シンメイが出番に備えて装備を整える。
「そ、そんな軽装でいいんですか?」
その姿を見たティナが驚きの声をあげた。
「いいんです。私は、武具を使うことを好まないので。これで十分なんですよ。」
シンメイが装着したのは、黄色くペイントされた狗駆と心守のみ。どちらも手が
加えられており、薄く削られて、のっぺりとした見た目になっている。
「メカニックは手先が命ですからね。 道具・工具類を器用に扱えない万武は、
滅多に使わないんです。」
最後にセットするヘッドユニットも、通常のものとはちょっと形が違っていた。
色といい形といい、それはまさしく・・・狐。 しっぽも狐型に改造されている。
シンメイが装備と同期を取る。 と、胸の所にぽわーっと浮かび上がる緑の十字、
狗駆には「安全第一」の文字。 最後に、工具箱を背中に装備。
「おぅ、お待たせ。 ・・・シンメイ、やっぱこの装備なんだ。」
洗濯されて半ば放心状態のイオを手に久遠が戻ってきた。久遠は、ぐったりして
いるイオをリゼとエルガに任せ、シンメイを手に乗せた。
「私にとっての、最強の装備をしたつもりです。」
「だな。 うん、あいかわらず似合っているよ。 良い良い。」
「久遠さん、これ、なんて装備なんですか?」
興味津々のティナ。かえでは持参したカメラで手に乗るシンメイを激写している。
「名前は・・・どうする?」
「そうですね・・・『工臨壱式』なんてどうでしょう。」
「ふむ、・・・自分の型式名に引っかけたのか?」
「・・・。」
ぽっと頬を赤らめて無言になるシンメイ。だが、しっぽは嬉しいのか、パタパタ
と反応。。。
久遠がモニター席からフィールドへ向かおうとする・・・と、色が黄色ベースと
目立つこともあり、またもやワラワラと人垣が出来る。
「写真撮影は全試合終了後におねがいしまーす!!」
ついに、店員が全員動員され、誘導や整理を始めた。久遠が見回すとありえない
ほどの人数になっている。
「な、なんだこりゃ・・・」
「どうやら、『妙な連中が勝っている』と、ネット上なんかで祭りになっている
みたいです。私たちもこんな事はじめてでして。。。 不手際申し訳ない。」
久遠を誘導する店長が教えてくれた。
(・・・そういや、この試合は公式で中継もされているんだっけ。。。)
今更ながら、恥ずかしさがこみ上げてきた久遠であった。


 ・・・>続くっ!>・・・









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