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戦うことを忘れた武装神姫 その12




   ・・・その11の続き・・・


「在庫じゃないんだからああぁあぁぁ!!!」
ひときわ大きく絶叫すると、イオはLC3とツガル装備のHEMLを取り出した。
さらには妙なコードを取り出すと、背中の翼に載る推進器と、LC3・HEMLを接続。右手にはLC3、左手にはHEML・・・それぞれを片手で軽々と扱うその姿は、もはや武装神姫ではなく、武装鬼神・・・!!!

「な、ななな・・・そんなこけおどしが通用すると思っているのか!」
大型の射出型パイルバンカーを取り出し、すぐさま一発打ち出すディサ。だが、撃ち出されたされたパイルは、イオまで到達することはなく「消滅」した。
先端が真っ赤になっているLC3・・・そう、推進器のエネルギーの大半を、両手に持つ得物へそそぎ込み、機材の限界をはるかに越える弾を撃ちだしているのだ。そして、エネルギーの強さのみならず、速射の能力も-。
「オラオラオラ!!! ちょこまか逃げるんじゃねぇ!!!」
左右の得物が、あり得ないレベルの弾を射出し続ける。ディサは、反撃する隙すらも与えられず、当たったら即・分解されかねない弾の雨の中を必死に逃げるのみ。時折かすめる弾により、自慢の特別装飾が施された鎧が徐々に変形し、溶けていく。
フィールド上は地獄絵図だった。厳かな雰囲気を醸し出していた柱や台座は粉々に粉砕され、ダミ−とはいえきらびやかな財宝の入っていた宝箱はあとたかもなく消滅。

「どこだ、どこへ逃げた!! 出てこい!!!」
粉塵でフィールドが煙る中でも、イオは乱射を止めようとしない。
『やむを得ん・・・ディサ、アーマー解除! 軽装モードにて待避せよ!』
サイトウが叫ぶ。ディサは鎧を捨て、粉塵に紛れイオの背後になるような立ち位置を探る。やがて、イオのLC3が限界を超え、アラートがなると同時に銃口が溶解。続いてHEMLも銃身が真っ赤になり、射出不能となった。
「ちっ・・・軟弱な機材だぜっ!! ・・・ん?やつはどこへ行った?」
蹴り飛ばすように両の手の得物を捨て、ディサを探す。・・・すでにその時、ディサはイオの真後ろに飛び上がれる位置へと移動していたのだ。
『今だ、行けっ!!!』
タイミングを伺っていたサイトウに命令を受けたディサは、飛び上がり掘り出したパイルバンカーを構え、イオの真後ろに狙いを定めた。
(取った!!!)
そうディサが思った瞬間だった。
「ふん、後ろか・・・」
イオは呟くと、翼の角度を調整し、推進器の噴射口がディサへ向くように、瞬時に調整。あれだけ乱射をしながらも、各種センサー類はしっかりと機能させていた。
「Good-Bye,Baby-Girl.」
迫るディサを横目でちらりと見ると、悪魔のような笑みを浮かべて推進器をフルパワーに。
「ぁ・・・うわあぁぁあああああ!!!」
推進器からの猛烈な熱風の直撃を受けるディサ。重量のあるパイルバンカーを抱えて飛び上がっていたこともあり、バランスを崩して背中から落下。
「がはっ!」
鎧を着けていなかったこともあろうか、しばらく動くことすら出来なかった。

ディサがようやく体を起こすと、イオが静かに目前に降り立った。
「まだだ、まだだぁっ!」
ディサはまだ地に足を着けていないイオめがけ、自慢の俊足を活かし、大柄な太刀を振り上げ斬りかかった。かえでの猫子・ティナの腕を斬り落とした、あの太刀だ。。。

フィールドの脇では、その光景にギャラリーモニターを見ていたかえでが思わず叫んでいた。
「イオ、逃げてー!!!」
あの日の記憶がよみがえったのか、ティナは顔を伏せ、かえでの服をぎゅっと掴んでいる・・・

    キィン!

金属と、別の物質が当たる音が、フィールドの外までも聞こえてきた。
「何ぃっ?!」
「・・・甘ぇんだよ・・・。」
太刀は、イオに届いていなかった。イオが手にしていたのは、なんと酒瓶! 銘柄は地元の酒造メーカー「澤野伊」生一本。イオの大好きな逸品である。
イオはその酒瓶を軽々と振り回し、太刀VS酒瓶という、異色のチャンバラを演じる。やがてダメージがボディーブローのように効果を示し、さらにイオの気迫に圧倒されたディサは徐々に押され気味となり、

     ・・・ざくっ

太刀がはじき飛ばされ、天井に突き刺さった。 得物をすべて失い、にじり寄るイオに対し何も出来ない・・・ 腰の力が抜け、へたり込むディサ。
「てめぇがあたしに『在庫』っていう筋合いは無いんだよ! あぁん?」
手にした酒を含みながら、ティナの目前に立つイオ。
「わかったか・・・ わかったら返事しろっ!!!」
「は、はいぃっ!!! 申し訳ありませんでしたっ!!!」
頭を地面にゴリゴリこすりつけて土下座をする。
「おぅ、そういやお前・・・ ティナって猫子の事、覚えているな?」
恐怖に歪んだ顔を持ち上げ、イオを見上げつつ首を縦に振るディサ。
「あいつがどれほどの恐怖を味わったか・・・てめぇにはわかるか?」
酒瓶に口を付け、ぐっと一口含んで栓をすると、左手で瓶をポンポンと叩く。
「まぁ、分からなくてもいい。 今ここで分からせるだけだからなっ!!」
と、手にした酒瓶を振り上げるイオ。ディサの目に、今まで一度も浮かべたことの無かった涙がわき上がった。 ・・・ディサに、戦意はかけらも無くなっていた。

  もう、これ以上はなんになるの?
         なんでそこまでするの?
               お願い・・・ 助けてっ!!

頭が砕かれるっ!!!  ・・・が、いつまでも衝撃は来なかった。
「・・・少しは分かったか、やられる側の気持ちが。」
酒瓶は、ディサの頭上スレスレで止まっていた。
「あ・・・・・・   わ、分かりましたああぁっ!!!」
「よーし、それでいい。」
再び、地面にゴリゴリと頭をこすりつけて土下座のディサ。イオはその様子をジャッジマシンにアピールする。

「ディサ、戦意喪失により戦闘続行不能。勝者、アーンヴァル・イオ!!!」
判定が下され、試合終了。

わぁっ! とギャラリーが盛り上がる。 その声に、ふっと我に帰ったイオ。瓦礫の中でキョロキョロと廻りを見渡すと、
「あら・・・やだ、私ってば・・・またやっちゃったの・・・?
    えっ・・・皆さん見ていました?  いやー! 恥ずかしい。。。」
いつもの調子でクネクネ恥ずかしがる。

そのあまりのギャップに、モニターをみていたギャラリーも一斉に固まってしまう。 もちろんかえでとティナも、目を丸くして茫然と見る事しかできなかった。。。

「まるで普段は優等生ぶってる『レディース』の頭のだな、おい・・・。」
その姿に、久遠はちょっと恐怖心を抱いていた。それは、神姫たちも同様であった。ぼそり呟くリゼ。
「なぁ・・・イオには・・・逆らわないようにしような・・・。」
エルガとシンメイも、その一言に強く首を縦に振るのであった。


 ・・・>続くっ!>・・・









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