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戦うことを忘れた武装神姫 その10




   ・・・その9の続き・・・


「両者、神姫をフィールドにセットして下さい。」
ジャッジマシンの音声に従い、久遠はフィールドに歩み寄る。
M町の筐体は、立体フィールドが実際に構築される最新型のCMU-381型。広がるは・・・人間サイズのキッチン。にやり口元に笑みを浮かべる久遠。
「こりゃ初戦は・・・エルガで決まりだな。」
神姫達も異論なし。
「じゃぁ、頼むぞ。」
「にゃーん! まーかせてー!!」
エルガと、各種装備・得物のつまった箱をフィールドの指定箇所にセット。対するサイトウは、2体分の装備を組み合わせた白子をセット。
「両者、準備はよろしいですか? では、フィールドを閉じます。」
フィールドバリアがおろされる。 久遠たちは、モニター席に移動。ここからは指示を出すことも可能で、待機神姫用のクレイドルもある。。。
「それでは、本日の第1試合・猫爪『エルガ』VSアーンヴァル『アスタ』、試合開始いたします。」
静まり返るギャラリー。フィールドでは、にらみ合うエルガとアスタ。

「Ready-・・・ GO!!!」

試合開始。 キッチンフィールドは最近追加されたもののようで、サイトウの白子・アスタもやや不慣れな様子。 接近が困難と判断したのだろうか、アスタはセットポイントから斜め上後方へ移動した。さすが過剰なほどの重装とだけあり、上昇速度も相当速い。間合いを取りつつ、フィールドの全体を確認する- 、遠距離を得意とする白子のセオリー通りの戦い方・・・
 ・・・なのだが。
「にゃっはー!!!」
アスタの上昇速度を上回る勢いで、床から飛びかかるエルガ。
「な、なにっ!」
「そーれっ!!」
あっという間に追いつくとヤンチャオを振りかざす。慌てるアスタ、サイドバーニアを全開にしなんとか避ける。
「ありょ? ・・・おーーー!!!」
一方の避けられたエルガは、戸棚に向かって一直線・・・かと思いきや。
「あらよーっとなのですよー!」
ヤンチャオを器用シンクの突起に引っかけ、クルリと向きを変える。 勢いそのままに、姿勢がまだ整え切れていないアスタへ向けて突撃。 どうやらアスタは、装備が大きすぎるためすばやい動きが出来ないらしい。
『アスタ!上から来るぞ! 撃て、撃つんだ!』
叫ぶサイトウ、しかし、銃をかまえる前にエルガが追いつき-。
「おくさーん! 今日の晩ご飯は何ですかー!!!」
エルガが取り出したるは、なんとしゃもじ。 両手で持つしゃもじを一気に振り下ろす。 斜め後方からの強烈な一撃。
「ぐはっ!!」
アスタはシンクのカドにたたきつけられ、ブースター1基破損。補助翼にも大きな損傷を受けることになる。

「『とつげきしゃもじ』が決まったな・・・。」
モニターで観戦する久遠が、ぼそっと呟いた。この技、エルガと久遠が調理中に、つまみ食いをして逃走を図るリゼを仕留めるためにエルガが編み出した技。。。
「い、いたそー・・・」
と、リゼ。・・・しょっちゅうこの技を食らってる為であろうか、その痛みを想像し、顔を思わずしかめる。。。 

幸いにも、アスタは下に落ちることなくシンクの上へと転がった。バーニアと損傷した補助翼をすぐに捨て、LC3がベースと思われる長銃を構えた。
「set・・・ファイア!」
床に降り立ち、テーブルに登ろうとこそこそ走り回るエルガに狙いを定め、LC3とは思えぬ速射で打ちまくる。
しかし。
「ほーいほいのほいさっさー。」
軽快かつ挑発的なステップで、エルガは弾を避ける。
「くっ・・・何故そこまで速く動けるっ!!」
「にゃっにゃんにゃー。 それは企業秘密なのでーす。」
「なぜ、何故だっ!!」
実際、エルガの足は、久遠の神姫の中で最も速い。だが、、弾が当たらない理由は別にあった。

「あいつ・・・戦闘の基本わかってんじゃねぇか。。。」
サイトウはエルガの動きにうめいていた。 エルガは、アスタが撃ち始めた瞬間から、死角となる位置を選んで走っているのはもちろん、どんな床面であっても一切飛び上がらずにいたのだ。 飛び上がった瞬間は、飛行装置を装備しない神姫にとってはもっとも無防備な瞬間のひとつでもある。それをエルガは、本能的に知っていたのだ。 その様子に、久遠はここでようやくCTaの言っていたこと -戦うことを忘れていても、戦いを忘れてはいない- を、理解した。
「なるほどね。。。 うん、うん。。。 となると・・・。」

  こいつらなら、勝てる。

『エルガ、竹串だっ!! 右にあるぞっ!』
久遠は通信用マイクを掴んでエルガに声をかけた。
「にゃにゃ?  ・・・あっ! わかったのですー、にゃーさん!」
降り注ぐ弾を避けつつ落ちていた竹串を拾い上げると、アスタめがけて投げつけた。
「甘い、甘い!!」
さっさっと、鮮やかに竹串を避けるアスタ。だが反撃されているということは、攻撃方法を読まれている裏返しでもある・・・そう感じたアスタは、弾種を速射から高エネルギー弾に変更し、改めて狙いを定めた。
「これなら・・・仕留められる!」
エルガが身を隠すイス全体が消滅するレベルにセットし、引き金を-
『あっ!!! アスタ! 撃つな!!!』
叫ぶサイトウ。しかし、遅かった。 引き金が引かれた瞬間。
  LC3改、爆発。
爆風でとばされ、食卓の上にどさりと落ちるアスタ。装備はボロボロ。 LC3改の銃口に竹串が深々と刺さっていたのである。長銃であるが故の死角となっている真っ正面から、見事な投擲で竹串を突っ込んだエルガ。。。

「串カツと焼き鳥の作り方教えて置いて良かったよ。」
「ま、マスター、これは違うと思うんですが・・・。」
モニターを見ながらほっと胸をなで下ろす久遠に、イオが突っ込みを入れる。

「ちっ・・・。 アスタ、9Xを使え! 早くしろ!上がって来るぞ!!」
一方のサイトウは、舌打ちをしつつアスタに指示を出し続ける。だが相当のダメージを受けたようで、なかなか立ち上がらない。そうこうしているうちに、エルガもテーブルに上がってきた。
「こ、こんな情けない試合になるとは・・・っ!」
立ち上がるアスタ、手には自動小銃・・・
「ほいさっ!」
を取り出したと同時に、エルガは再び竹串を投げ、すっぽりと銃口に。
「な、ななな?!」
自動小銃を捨て、ハンドガンを取り出す・・・と今度は爪楊枝。出す銃出す銃に、エルガ次々に竹串、爪楊枝を差し込み、使用不能としてしまった。
「にぇっへっへ・・・ もうおしまいですかぁ?」
取り出す銃が無くなった頃、アスタはテーブルの隅に追いつめられていた。背中の羽根はすでに使用に耐えられない。最後に残された、黒子の武器でもある剣を取り出した。
「そんなもんは怖くないのですよ。 でざいんないふって知ってるかにゃ? あれはもっと怖いんだよー。」
どうやら以前、シンメイに脅迫されたときのことを言っているようである。 久遠も脅迫された、あのエンゼルパイ事件のこと。。。 エルガにとってもトラウマとなっている様子。。。
「ほんとーに怖いモノって何かを、にゃー教えてあげましょうかぁ?」
妙な目つきで、にじり寄るエルガの手には・・・SUS製のおたま。
「そぉれっ!!!」

  かぁん!!!

剣よりもリーチが長いため、余裕の攻撃。剣をいざ投げんと構えた格好のまま、白目をむいて・・・ アスタは倒れた。

「アスタ、戦闘不能。 勝者、猫爪・エルガ!!!」

ジャッジメカが勝負の終わりを告げた。
エルガの勝利に、ギャラリーは大きな歓声を上げた。


 ・・・>続くっ!!>・・・








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