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えむえむえす ~My marriage story~

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The Armed Princess―武装神姫―
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武装神姫のリン
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戦う神姫は好きですか
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戦うことを忘れた武装神姫 その4




時刻は午前2時を廻った。・・・寝付けない。
仕事のプロジェクトが行き詰まりかけたところへ、顧客からのクレーム・・・
追い打ちをかけるように、猫子のエルガが自損事故(包丁で左腕切り落とし)で知人の修理工、ちっちゃいもの研のDr.CTaの所へ明日まで入院。。。
考えれば考えるほど目がさえる。 明日も仕事がある、何とかして、少しだけでも眠りたい・・・。手を伸ばして酒を探る。うん、これでいいかな・・・。

  ぐはっ!!

喉が熱い! 慌てて灯りを付けてラベルを見れば・・・USSRウォッカ・・・っ!
と、すっと水入りのカップが出てきた。
「・・・何やってるんだよ。ほれ、飲みな。」
つい最近、世話になっているDr.CTaの紹介で転がり込んできた黒子のリゼが、あの背中の「腕」を器用に使いこなし、運んできてくれたのだ。
「あ、ありがとう。」
何はともかく水を飲み、ほっと息をつく。

「全く・・・。仕事で疲れるのも十分わかるけどさぁ。そこに並んでいるのはみんな強い酒だろ。そんなんに逃げるようじゃダメだぞ。」
「ダメだぞって・・・。」
「疲れた身体にだめ押ししてどうするんだよ。」
「・・・。」
「身体あっての仕事だろ? ここ2〜3日様子がおかしいから、夜も気にしていたんだけど・・・ほれほれ、喉が落ち着いたら左手の酒瓶置いて布団に入る!!」
マスターである自分に対しても容赦なく足蹴を加えるリゼ。神姫に心配されるなんて、何だか情けないぞ、俺。。。
「よし、布団に入ったな。」
リゼは灯りを消すと、装備を外し俺の枕元に座った。
「偉そうなこと言っちゃったけど、あたしに出来ることと言ったらこれくらいしかないんだよね。。。」
というと、静かな、しかし透き通った声の歌声が耳元に。
「・・・上手いな。」
ひとつ歌い終わったところでリゼに声をかけた。
「ん?そうか?」
「なんつーか、そんちょそこらの歌手よりきれいだぞ。」
「ん〜、そんなに誉めても何も出ないぞぉ。」
ちょっと照れたような、甘い声が聞こえた。その後も、リゼの歌声が・・・続いていたと思う。
次に気づいた時には、目覚まし時計が6時半を指していた。
都合4時間程度、必要量の睡眠をとれたようだ。体を起こすと、枕元ではリゼが寝息を立てている。
「・・・ありがとう。助かったよ。」
呟くようにそっと声をかけ、朝の支度にかかる。今宵は、リゼが好きなモ○ゾフのプリンを買ってこようかな。

静かなささやきで、夜を暖める神姫がいる。
そう、ここに居るのは戦うことを忘れた武装神姫。。。







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