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ぶそしき! これから!? 第0話 『トモダチ』

0-4

「ようし! 行くぞーー!!」

 気合を入れて少年は自転車をこぐ。
 一人今日から新顔として混じる少年は、学校で今まで何度もしたように、担任の先生に促されて新しいクラスメイトにあいさつし、質問責めに合う。
 つつがなく学校を終わらせ、家に戻る。
 帰り道に、銀行のキャッシュコーナーで自身の口座から貯めていたお年玉とおこづかいを引き落とす。
 武装神姫購入のための保護者同意書は、昨日の夜に仕事から帰ってきた父親に頼んだら、仕事で疲れているのにすぐに書いてくれた。
 武装神姫購入のための準備は全て整っている。


「着いた!」

 少年の目的地は神姫センターではなく、おもちゃ屋スターフィールドだ。
 新品にはさすがに手が届かないが、ここの中古なら何とか手が届く。

「いらっしゃい」「いらっしゃーい」

 店に入ると、2つの声に声かけされる。
 走らず、しかし足早に歩いて目的の棚の前に移動する。
 ふと周りを見る。

(他のお客は……)

 今は店内にいるお客は少年だけだった。

「よし」

 目的のものを確認、手に取り、足早にカウンターに向かう。

「こ、これお願いします。あ、保護者同意書もあります」

 緊張で手と声が少し震える。

「あ、昨日来てくれたお客様だ。この娘のことを気に入ってくれたんだね」

 カウンターの上に、昨日説明してくれたロングの青髪に眼鏡をかけた神姫セラフィルフィスがいた。

「保護者同意書を確認させてもらっていいかな」

「はい、これ」

 店長と思しき男性が穏やかな口調で促す。
 少年は保護者同意書を渡して確認してもらう。

「……うん、問題ないね。それでは――お会計○○○○○円になります」

 店長と思しき男性に今まで持ったことのなかった枚数の万札を渡す。
 お釣りをもらい、袋に入った自分の神姫の箱を手に持つ。

「おめでとう。新しいマスターさん。良いマスターになってあげてね」

 セラフィルフィスが新しいマスターを祝福する。


「あ――や、やった!」

 気づき、少し呆然としていた少年は思わず飛び上がって喜んでいた。


「喜んでいるところ悪いんだけど、お買い上げ後のサービスがあるんだ。説明良いかな?」

「あ、はい……」

 飛び上がって喜んだところを見られ、少年は恥ずかしい気持ちになる。
 店長と思しき男性とセラフィルフィスの温かく見守るような笑顔が、なぜかよりいたたまれない気持ちにさせる。

「昨日も説明させてもらったけど、素体をお買い上げのお客様には素体のリペイントサービスをしてるよ」

「一応、素体のパターン表は……見本どこだったかな」

 セラフィルフィスがサービスの説明をしたのを気にすることなく、店長と思しき男性が素体のパターンが書かれた紙を探す。

「あ、店長。素体パターンの見本なら、昨日ハーティアがリペイントする時に持って行ってたよ。取ってくるね」

 少年が聞き覚えのある声がカウンターの奥から聞こえる。しばらくして……


「ハーティア。お客様が見るから素体パターン表持っていくね」

「あ、悪い。マリーベル」


「――はい、店長。あ! 昨日のお客様」

 パターン表を持って、トテトテと走ってきたマリーベルが少年に気づく。
 店長に持ってきたパターン表を渡し、ペコリと少年にお辞儀する。

「ありがとマリーベル――と、これはいいよ」

 受け取ったパターン表の内の何枚かを、店長はマリーベルに返す。

「素体の色を入れ替えるだけでもいいし、何か模様を変えたり入れたりとかもできるよ」

 店長が何枚かの素体のパターン表を佐伯少年に見せる。
 そこには各種の色や模様、全身を覆うスーツタイプから肌色の見えるレオタードタイプなどがある。

「う~ん、やっぱり――」

「わわ!?」

 悲鳴が聞こえ、思わずそちらに視線が行く。
 そこには、どこかにパターン表を引っかけたのか、転んだのかパターン表の下でジタバタするマリーベルの姿があった。
 すぐにセラフィルフィスが助けに行く。
 ちなみにその時、パターン表の一部がめくれて見えていた。
 肌色分が多いパターンだった。

「どうだい、決まったかな」

 何事もなかったかのように、笑顔で店長が促す。

「あ、はい。ええと……そうだ。髪を赤くしてもらうことってできますか。
 素体のパターンは……これでお願いします」

「髪のリペイントもできるよ。どんな赤色がいいかな」

 各種の色が載った表を見せて、店長が促す。
 佐伯少年は望む色を指差し、それでオーダーする。

「注文は以上かな。少々時間をもらうよ。
 ハーティア、素体のリペイントをするよ。素体パターンはこれで、髪を赤に染める。用意してくれ」

「オッケー。任せろ!」

 黒髪の神姫ハーティアがカウンターの奥の部屋から勢い良く顔を出し、威勢良く声をあげる。
 少年の神姫が箱から出され、奥の部屋に消える。
 その間、少年は自身の神姫のことが気になり、パーツの棚を見に行ったりもすることなく、カウンターの奥の部屋を見ながら待ち続ける。



 ■ ■ ■



 しばらくして、少年の希望通りに染められた神姫が奥の部屋から姿を現す。

「これで良かったかい?」

「は、はい! もちろん!」

 尋ねる店長に対して即答する。

「次はセットアップと起動だね。これもサービスで手伝うけど、どうかな?」

 いつの間にか戻ってきたセラフィルフィスが次のサービスを提案する。

「あ、お願いします」



 ■ ■ ■



 少年は店長やセラフィルフィスに教えられたとおりに登録作業を行っていく。

「ええと、これをこうして…………あ、動いた」

『オーナー情報を登録してください』

「さ、佐伯友大(さえき ともひろ)。10歳」

『声紋認識登録中……終了。この神姫の名称を登録してください』

 ふと、考える。
 自分の神姫に付ける名前。
 昨日のうちに幾つか考えていた案の中から1つの名前を付ける。

「ヒイロ。君の名前はヒイロだ」

『……この神姫の名称はヒイロです。あなたをどのようにお呼びすれば良いですか』

「マスターって呼んでよ」

 無難な呼び方にする。

『了解しました。あなたのことはマスターとお呼びします――登録作業を終了します』

 クレイドルで眠っていた少年の神姫が目を覚ます。その瞳は髪と同じ鮮やかな赤だ。

「初めましてマスター。オレはMagic Market社製セイレーン型MMSエウクランテのヒイロだ。よろしく頼むぜ」

 ニヒヒとした笑みを浮かべて友大の神姫ヒイロがあいさつをする。
 言動が少しばかり荒っぽく、そのせいか少年じみた印象を受ける。

「よ、よろしく!」

 喜ぶ友大少年。しかしその後ろで――

「ボス。これって……」

「ああ。おそらく残ってるね、前のが」

 ――顔を見合わせる店長と神姫の姿があった。


――この日この時、友大は神姫のマスターになった



――――To Be Continued☆





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