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えむえむえす ~My marriage story~

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The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
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ゆりりね!

その3 りりね!

※過度な性的描写(女の子x女の子や器具ありなど)が嫌いな人は注意して下さい。
※18才未満の神姫マスターは18才になってから読んでね!



『you win!』
 真っ暗になった少女の視界に映し出されたのは、素っ気ないそんな表示だった。
 you win。
 あなたの、勝ちです。



「ふわぁ……」
 筐体からせり上がってきた神姫用のリフト。
 そこから現われた十五センチの小さな姿に、リリィはぽかんと口を開けたままだった。
 彼女はリリィと同型機。細身のドレスに、片手に提げたハンドガン。ただ一つ違うのは……彼女の髪がリリィの頭を飾る純正品のショートヘアではなく、社外品のロングヘアに換装されているという、それだけだ。
「お疲れさま、リネ」
「いえ……。このくらい、何とでも」
 小さく呟いたリネに遠慮がちに掛けられたのは、彼女から少し離れた所に立つ同型機から。
「すごいんだ……ね。リネちゃん」
「すごくなんかないわよ。お姉ちゃんでもこのくらい、余裕だと思うわよ?」
 装甲禁止、武器は手持ち火器のみの限定戦だ。そのうえ初心者限定のオンライン対戦だったのだから、百合が二体目の神姫オーナーである事を考えれば、むしろ勝てない方が不思議と言えた。
 だが目の前の同型機は、既にそんな事は耳に入っていないらしい。
「お姉……ちゃん?」
 繰り返すのは、そのひと言だ。
「そうね。リリィはリネのお姉ちゃんでしょう?」
 リネは、ついさきほど起動したばかりの百合の二体目の神姫である。ショップでの起動だからと、ついでに神姫バトルにも参加してみただけだったのだが……。
「う……うんっ」
 言われてみれば、確かにリネにとってリリィは同型機で、しかも百合の神姫になった順も上に当たる。
 まごう事なき、『お姉ちゃん』だ。
「今日からよろしくね、お姉ちゃん」
「……うんっ!」
 そしてそれは百合だけでなく、妹機たるリネから言われる事でさらに実感を増していく。
「さて。それじゃ、今日はもう帰りましょ。リネの歓迎パーティもしなきゃ」
 先程の戦いの事など既に忘れているかのようにはしゃぐリリィを愛おしそうに見つめ、百合は筐体の上の二体の神姫をそっと胸元に抱き上げるのだった。



 鍵を開いて、中へと入る。
 扉を開けるのも、玄関の明かりを灯すのも、全て彼女自身の仕事。
「ただいまー」
 八畳一間のワンルーム。けれど……。
「ほら、リネちゃん。先に降りて!」
「……?」
 慣れた様子で百合の胸ポケットから飛び降りたリリィは、いまだそこでぼうっとしたままのリネを元気よく呼び寄せる。
「マスターにおかえりなさいするの! ほら!」
 その言葉に、先行した意味をようやく理解したのか、リネもリリィの隣に飛び降りた。
「おかえりなさい、マスター!」
 重なるのは、同型機ながらも微妙に質の違う声。
「ええ。ただいま」
 脱ぎ終えた靴を靴箱に片付けて。いつもの倍の声に迎えられた百合は、小さな二つの頭を嬉しそうに撫でてみせる。
「私が学校に行ってる間、リリィが寂しいかと思ってお迎えしたんだけど……やっぱり、お迎えして良かったわね」
 本当ならリリィも学校に連れて行ければ良いのだが、残念ながら百合の通う学校は神姫の持ち込みが禁止されていた。そのため、学校から帰るまではリリィはいつも一人で留守番をしているのだが……。
 どうやら二人目の同居人の恩恵を受けられるのは、彼女だけではなさそうだった。
「さて。それじゃ、ご飯にしましょ。終わったらケーキもあるからね?」
「やったー! ケーキ!」
 神姫は残念ながら、口に物を入れる程度の食事しか出来ない。……けれどそれでも、マスターと楽しく食卓を囲む事は出来るのだ。



 そして、リネが百合の家にやってきて、数日が過ぎた。
「ねえ、リネちゃん……」
 百合が学校に出かけてしばらく。
 ぼんやりとテレビを見ていたリネは、一緒にテレビを見ていた姉の言葉に小さく首を傾げてみせる。
「どうしたの? お姉ちゃん」
 基本的に元気一杯の姉だったが、ときおり何か言いたそうにリネに視線を向ける事があるのには気が付いていた。けれどそれが、単に人見知りなだけなのか、増えた同居人に対する嫉妬に近い感情なのか……まだこの家に来て間もないリネには、判断する事が出来なかったのだ。
「この間のあれ……教えて欲しいんだけど」
「あれって……銃の使い方のこと?」
 小さく頷く姉の言葉に、彼女が初めて起動した日の事を思い出す。
「うん。わたし、銃の使い方、あんまり上手じゃなくて……」
 あの時、リネからすれば勝って当たり前の試合をリリィは羨ましそうに見つめていた。どうやら今までの視線は、姉として妹に頼って良い事柄なのかどうなのか、判断が付きかねていただけだったらしい。
「もちろんいいよ。えっと、確かここに……」
 リネは穏やかに頷くと、自身の武装ケースの中から幾つかの武装を取り出して……。



「ただいま」
 開いた扉の隙間から飛び出してきたのは、十五センチの小さな影だ。
「おかえりなさーい!」
「どうしたの、リリィ。随分とご機嫌ね?」
 頬にじゃれついてくる小さな姿を空いた手で抱き上げながら、彼女の主は嬉しそうに微笑んでみせる。
「えへへ。秘密ー」
 そう、まだ秘密なのだ。
 銃が上手くなれば、リリィもきっと勝ち星を挙げる事が出来る。マスターはリリィがどれだけ負けても可愛い神姫が好きだと言ってくれるが、リリィが可愛くて強い神姫になれば、今よりもっと好きになってくれるだろう。
 百合のおしおきも気持ちいいけれど……やはりリリィも武装神姫。バトルに勝つ事で褒められるなら、それに越した事はないはずだ。
「リネ、今日は一日どうだった?」
「はい。お姉ちゃんと、仲良くしてました」
「そう。なら良かった」
 同じく玄関で迎えてくれたもう一体の神姫を優しく撫でて満足そうな表情を浮かべると、百合は帰り道に聞いていたデジタルオーディオのヘッドホンをそっと外してみせるのだった。



 構えられたのは、ハンドガン。
「……狙いを定めて、そう」
「こう……?」
 妹の声に併せて引き金を引けば、銃口から放たれるのは光の帯。人間には見えない赤外線の光条も、人ならぬ神姫のカメラアイにははっきりと視認出来るものだった。
「……あれ? ずれてる?」
 だが放たれた光の筋は、紙にクレヨンで描かれた的の中央を外れ、ほんの少しだけ外を照らしていた。狙った段階でずれていては、もはや勝負以前の問題である。
「何が?」
「お姉ちゃん、設定がちょっとずれてるかも……」
 リリィではなくリネの銃だから、武器側の問題ではないはずだ。恐らくは神姫側、射撃プログラムか、銃の制御関係に小さな設定誤差が生まれているのだろう。
「設定……? どこだろ」
「直接チェックしてもいい? あたしが、お姉ちゃんに直接アクセスして……」
 本来ならば、マスターにしてもらうのが良いのだが……マスターには内緒の訓練である以上、そちらからの調整は難しいだろう。本人では調整出来そうにないから、後はリネがするしかない。
「……ん。いいよ」
 常識からすれば、他の神姫に身体の制御を預けるなど、余程の事がなければするものではない。けれど、リリィはリネを信じ切っているのか、素直に瞳を閉じてくれる。
「じゃ…………ちゅ……っ」
 故にリネも、それに応えた。
 リリィの無垢な唇にそっと自身の唇を重ね合わせ……。
「ん、ぅ……っ」
「……ん、ちゅぷ………ちゅ」
 絡み合うのは、二人の舌だ。そこから生まれた繋がりに、電子の信号を乗せて……妹は姉の内側へとアクセスする。
「ふぁ……ん、リネちゃん、くすぐったいよぅ……」
 小さく手足をばたばたさせる姉の身体をそっと抱きしめ、リネは意識の手をリリィの身体の奥の……さらに奥へと伸ばしていく。
「ぁ…………ここ、かな? ここが……っ」
 同型機で、システムの構造がある程度把握出来ていたのが幸いした。幾つかのパラメータを書き替えて、更新を射撃プログラムに反映させる。
 接続を切り、そっと唇を離せば……二人の舌先を繋ぐのは、いちごの匂いのするリリィの潤滑液だ。
「ふぁ………これで、直ったの……?」
 そんなリリィの口の中に残るのは、ほんのりと香るレモンの匂い。どうやら妹の身体の中は、レモンの香りの付いた潤滑剤が巡っているらしい。
「うん。もう一回、狙ってみて?」
 今のマスターは、いちごよりもレモンの方が好きなんだろうか……そんな事を考えながら、妹に教えられた通りに銃を構え、引き金を引く。
「あれ……? 当たらないよ?」
 けれど……銃口から放たれた光は、やはり的の中心よりも外側を照らすだけ。
「今度は構え方に問題があるのかな……?」
「構え方……」
 銃を構えて立ったまま神妙な顔をしているリリィに、リネは後ろからそっと手を伸ばす。
「腕はこうで……背中はこう。腰は……」
「ん………っ。リネ、ちゃぁん………っ?」
 スカートの内側に滑り込んできた細い指に、思わず漏れるのは甘い声。
「どうしたの? お姉ちゃん」
「ううん……。何でもない……よ」
 百合は今は学校だ。しかし、まるで百合が魔法の言葉を唱えた時のような感覚に、リリィは首を傾げるしかない。
 あの言葉は百合だけしか知らないはず。
 そしてリリィが気持ちよくなれるのも、百合の指だけのはずなのに。
「なら、もう一度狙ってみてもらえる?」
「こう……?」
 言葉に従って銃を構え、引き金を引く。
 だが、やはり光点は中心からずれたまま。
「また変な所にズレが出てる。胸は……」
 後ろから伸ばされた手がすくい上げるように触れたのは、リリィの小さな胸の膨らみだ。
「ふぁ……ぁ、ん……っ」
「どこか痛かった? お姉ちゃん」
「な……何でも、ない………よ?」
 それは、リリィにも初めての感覚だった。
 愛しいマスターの指先とは違う。それよりももっと繊細で、優しい指使い。
「あごは少し引いて……」
「ふぁああ………」
 いつもの舌先や指先では届かない、喉と首のジョイント辺りを優しく撫でられ、思わず膝から力が抜ける。崩れ落ちそうになった小さな身体を支えてくれたのは……愛しいマスターの肉棒ではなく、彼女と同じ大きさの腕だった。
「お姉ちゃん、体調が悪いみたいね。……今日の訓練は、ここまでにしましょ」
「う……うん。ありがとう、リネちゃん」



「ただいま」
 開けた扉の先。
 二人揃って笑顔を見せてくれたのは、十五センチの小さな姿。
「おかえりなさい、マスター」
「ふふっ。今日も元気ね、リネ」
「うん!」
 オーディオのヘッドホンを外し、靴を脱いでいる間も、彼女達は主の側を離れようとしない。何せ、彼女が学校に行っている間はずっと会えないのだ。
 マスターを最愛の存在として認識する彼女達にとって、これからの時間こそが一日で最も大切な時間となる。
「リネ、今日は一日どうだった?」
「はい。お姉ちゃんと、仲良くしてました」
「そう。なら良かった」
 そして百合は二人をそっと抱え上げ、出かけるための着替えを始めるのだった。



 それから、さらに数日。
「ちゅ……ちゅぷ、ちゅ……っ」
 百合が出かけた後のアパートに響くのは、誰はばかる事のない水音だ。
「んぁ、あ……ふぁ……あ………」
 舌を絡め、唾液を交換し合い……。
 二人の小さな口の中は、いちごとレモンの混ざった味で一杯になっている。
「おかしいな……。ちゅ……ん、ここまで設定をチェックしたのに……おかしい所がないなんて………」
 十五センチのリリィの身体にのしかかり、リネはゆっくりと自身と同じデザインの肢体に細い指を滑らせていく。
「ぁあ……ん、ちゅぅ……ふぁ、も、いい……いいよ、ぅ……っ」
「あたしにもお姉ちゃんから頼まれた責任があるんだから。……ちゅ、ん、ここ、かな……?」
 幾度ものアクセスの末、百合に入れてもらった神姫素体パターンを解除する機能も暴き出されて。
 素体の姿にされたリリィは妹に組み敷かれ、彼女のされるがままになっていた。
「ふぁあ……ぁ、や、ぁ……っ。おっぱい、触っちゃやぁ……」
 身体を撫でるのは、まだいい。
 けれど、胸はダメなのだ。
 リリィと同じサイズの繊細な指使いは、彼女達の十倍近い大きさのあるマスターの指では、到底なしえないものだったから。
「だったら……お姉ちゃんは、こっちの方がいいの?」
 口の中を、レモン味の舌先で舐りながら。
 リネの問いを、リリィはすぐに理解する。
「ふぇ……ぇ……? ぁ、なん……で……?」
 聴覚センサーに再現されたのは、くちゅりという水音だ。
 それは口の中や、涙の浮かぶ目元からではない。
 股間の……本来ならばするはずのない場所から、聞こえたもの。
「お姉ちゃんの中に、こんなものまであるなんて……びっくりしちゃった」
 妹の膝に割り開かれたリリィの股間。そこに彼女が認識したのは……今は絶対に無いはずのものだった。
 百合の唱える魔法の呪文。
 彼女の愛情を受け入れる時にだけ、リリィの認識の中に現われるはずの仮想の秘裂。それが今は……妹の指先にくつろげられ、くちゅりと淫らな口を開けていた。
「え、それは……ん、マスター……のぉ……っ」
「マスターがこんな事、するはずないでしょ。本当はこっそり入れてたんじゃないの?」
 ゆっくりとリネが指を滑らせれば、半開きになったそこは指の動きに隷属するように肉襞を震わせ、隙間からとろりとぬめった液体を滴らせてみせる。
 それは、彼女の主が自らを慰める時の動きに限りなく近いもので……。
「ち、ちが……ぁ……ん、ひぁあ……っ」
 ぞくぞくと全身に走る奇妙な感覚は、先程まで揉みしだかれていた胸など比べものにならないほどにリリィの全身を震わせ、彼女の心を崩しにかかる。
「ぁ、リネひゃ……リネちゃん……や、指、だめぇ……っ」
「ふふっ。お姉ちゃん、こんなにトロトロになって……」
 リネが口の中に差し込んできた指にいちごの匂いのする液体がたっぷりと絡みついているのは、リリィの股間が本当に濡れそぼっていたからなのか、それとも単によだれをすくっただけなのか、混乱しきったリリィにはもはや判断が付けられずにいる。
「それとも指より、おちんちんの方がいいのかなぁ?」
 そして。
 リリィの同型機。
 ショートヘアとロングヘアの違いしか無いはずの、妹機。
 彼女の股間に生まれていたのは、リリィのような女の子の部品ではなく……。
 いつも百合がお仕置きに付けてくれるものと、同じ物。
「ぇ、あ、ひゃ…………。おちんちんは、だめ…なの……ぉ」
 それが本来はどう使うべき物なのか、リリィにもよく分かっていた。
 何せ、電脳の秘所に肉棒と認識した百合の指を何度も何度も受け入れてきたのだ。使い方も、そして使われた時にリリィがどうなるかも……既にメモリーの奥底にまで、徹底的に刻みつけられている。
「えぁ……やぁ……っ。マスターのじゃないと……だめ………なのぉ…!」
「お姉ちゃん……好き……」
 けれど、ヒクヒクとうごめく仮想の秘所に、やはり仮想の切っ先が擦り付けられ……。
「や、ぁああああ……………っ!」
 膣内を巨大なデータで蹂躙される情報が、リリィの全身を容赦なく駆け巡る。



「ただいま」
「おかえりなさい……」
 百合が帰ってきた時、彼女を迎えてくれたのは、明らかに元気のない声だった。
「どうしたの? リリィ」
 こんなに元気がないのは、百合が育てていた鉢植えをひっくり返してしまった時以来だろうか。その時は二人で鉢植えを元に戻して事なきを得たが……。
 また何か百合を手伝おうと思って、失敗してしまったのか。
「……ひ、秘密……だよ?」
 それとも、よほど百合には言えない失敗だったのか。
「そう……? リネ、今日は一日どうだった?」
「はい。お姉ちゃんと、仲良くしてました」
「そう。なら良かった」
 対するリネはいつも通りだ。何か大きな失敗をしたなら、少しは動揺があるかとも思ったが……。
「ですよね? お姉ちゃん」
「…………うん」
 とりあえずどこから探してみようか。
 そんな事を考えながらオーディオのヘッドホンを外すと、百合は二人の頭をそっと撫でてやるのだった。






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