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ゆりりね!

その2 ゆりり!

※過度な性的描写(女の子x女の子や器具ありなど)が嫌いな人は注意して下さい。
※18才未満の神姫マスターは18才になってから読んでね!



『you lose』
 真っ暗になった少女の視界に映し出されたのは、素っ気ないそんな表示だった。
 you lose。
 あなたの、負けです。



 戦闘が終わり、バーチャルスペースから神姫が戻ってくるまでに筐体のディスプレイに表示されているのは、リリィの対戦成績を示すグラフである。
 そこに表示された勝率は、0%。今までの勝率の推移を示す折れ線グラフも、始まった瞬間から一番下を這ったまま、一度も上がった事がない。
「なあ、百合ちゃん」
 そんな戦績を静かに見つめていた少女に掛けられたのは、男の声。リリィとそのマスター……百合の行きつけであるこの店では、顔馴染みの男である。
「ちょっとはリリィちゃん、まともな武器の一つも持たせてあげたら?」
「あら。どうして?」
 さも当然と言った様子で返されたその言葉は、男からすればあまりにも想定外なひと言だった。
「アレじゃ可哀想だろ。ハンドガン一丁でバトルするなら、せめてレギュレーション合ってる相手にするとか……」
 今日のリリィの武装も、いつもと同じおしゃれ着にハンドガン一丁という超軽装。
 だが相手となる神姫の武装は、レギュレーションをギリギリまで使った完全武装だ。よほど戦闘経験を積んだ実力派の神姫でも無い限り、そこから勝ちを拾う事は至難の業と言って良いだろう。
 無論リリィは、神姫バトルでも素人レベル。これで勝ちが拾えたとすれば、それはよほどリリィが強運だったか、相手の調子が悪かったかの二つに一つと言って良い。
「お金がないってんなら、俺達の使ってない武装でも……」
 そもそもリリィも武装神姫なのだから、買った時にひととおりの武装は付いていたはずだ。それを使ってランクとレギュレーションさえ合わせれば、勝てないまでもそれなりの勝負は出来るはずなのに……。
「いいのよ。あの子はこれで」
 そんな男の言葉をさらりと返すと同時、筐体の一部がせり上がり、中から愛らしいドレスに包まれた小さな少女が泣き顔を覗かせてくる。
「……ますたぁ……」
「おかえりなさい。負けちゃったわね?」
 優しい言葉と共にそっと手を伸ばせば、ドレスに包まれた小さな身体は百合の手の中にぽすんと飛び込んできた。
「うぅ………ぐすっ………。マスター……」
「良い子ね。そんなに泣かないの」
 いつものように放り捨てられたハンドガンを拾い、百合は泣きじゃくる小さなリリィを優しく拾い上げて……小さな頭を、何度も何度も撫でてやる。
「それとも……もっと気持ちいい方がいい?」
「でも……ふぁあ……。で……もぉ………っ」
 優しく撫でる細い指は、小さな頭からほんのりと甘い匂いのする涙を拭い、あやすように背中をそっとさすっていく。
 それで僅かに落ち着いたのか、泣きじゃくっていたリリィはその声を少しずつ潜めていき……。
「ほら。みんな見てる。……後は、帰ってからね?」
 百合の薄い唇に頬を寄せようとした小さな身体をそっと制し、百合はようやくその場を立ちあがった。
「…………ふぁあ……っ。……ますたぁ……」
 負けたのが悔しく……また、あやしてくれる百合の指が愛おしいのだろう。百合の指先にしがみ付き、離れようとしないリリィと、それが嬉しそうな百合の姿を……。
 男と彼の相棒は、見送る事しか出来るにいるのだった。



 鍵を開いて、中へと入る。
 扉を開けるのも、玄関の明かりを灯すのも、全て彼女自身の仕事。
「ただいまー」
 八畳一間のワンルーム。けれど……。
「ふぁ、ぁあ…………ます、たぁ………っ」
 今日は、いつもの大事な挨拶が返ってこない。
「あら。今日はおかえりは言ってくれないの?」
 鞄を提げていない左手にしがみ付いたまま離れない小さなリリィに、百合は思わず苦笑い。
「だ、だって……ぇ。ん、マスター……あんな所で、ぇ……」
「変な子ねぇ。私は泣いてるリリィを撫でてあげてただけなんだけどなぁ……?」
 鞄を靴箱の上に置き、小さな頭をそっと撫でてやる。
「ち、がう……よぅ。……マスターの指……っ。ぜんぶ、ぜんぶ…ぅ……」
 未だ、百合に囁かれた魔法の言葉はその効力を失っていないのだ。
「おちんちんに見えて……ぇ…………っ」
 彼女を四方から包むように添えられた五本の指は、いずれもリリィにとってはひくひくと彼女を犯す事を待ちわびる肉の怒張として認識されたまま。
 無論、彼女の頭を撫でる細い左手の指も、六本目のそれとして彼女の興奮を加速させるだけでしかない。
「なぁに? そんなにおちんちんが良かったの?」
「んぅ……マスターの、だから……マスターのが、いいのぉ……っ」
 既に周りの目はない。
 頭を撫でさする肉棒に愛おしげに絡みつき、熱に浮かされたようにその柔らかい先端に頬を寄せるリリィの痴態にゾクゾクとした感覚を覚えながら、百合はその手をそっと離し……。
「そうかなぁ……? 今日は、ちょっとリリィに新しい装備を買ってあげたんだけどなぁ?」
 代わりに探るのは、靴箱に置いたままの鞄である。
「ふぇ……っ?」
「リリィ。服、脱いで?」
「う……うん………っ」
 周囲をそれぞれ太さの違う五本の屹立に囲まれたまま、リリィは今更ながらにドレスを脱いでいく。唾液でべとべとに汚れたそれはもはや滑らかな衣擦れの音を立てる事も出来ず、少女の細身の身体をぼそりと伝い落ちていくだけだ。
「あら。もう素体もなくなってるんだ?」
 よだれまみれな淡い色のドレスの中から現われたのは、羞恥よりも期待に身を震わせる、裸の身体。
「だ、だって……ぇ…………」
 ショップの筐体から、こうして家に辿り着くまで。
 リリィは、ずっと百合の手の中にいたのだ。少女の周囲には、彼女を護るように、五本の指がそびえていて……。
 そして魔法を掛けられたままのリリィの瞳には、そのいずれもが……。
「ふふっ。いいわよ、そのままで。……じゃあ、これが今日のおしおき」
「おしお……き? 装備……は……?」
「うん。リリィは負けるのがイヤなんでしょ? だったら、負けた悪い子にはおしおきが必要よねぇ」
 そう言いながら、百合は露わになったリリィの肌色の股間にそっと手を伸ばす。
 マグネットか何かなのだろう。ぱち、という軽い音と共にリリィの股間に何かが装着された瞬間、彼女の中にあったドライバ類が反射的に起動する。
「あ………ふぁあ……これ、なに……っ!?」
 それは、少女にとっては初めての感覚。
 彼女が悪魔型やトライク型、戦乙女達の装備を使った事があったなら、腕が増設された感覚に近かっただろう。けれど起動してこのかた、ハンドガン以外の武装を触った事もない彼女にとっては、正真正銘の初めてだ。
「これって……リリィの大好きなものでしょ?」
 百合の手が離れたそこにあったのは、股間からそびえる一本の棒状の物体だった。
 根元に二つの球体状のタンクを持ち、ひくつく切っ先は今もリリィを囲む五本の肉柱に似て……いや、それそのもので。
「え……でも、何で……わたしに、おちんちん………?」
「どんな感じかなぁ……?」
 その瞬間に漏れたのは、自身でも聞いた事の無いほどの甘い声だった。
「もうドライバはちゃんと動作してるみたいね」
「え……な、なん……で………っ?」
 百合の指先で触れられた瞬間、全身を貫いたのは、スタンを食らった時のような痺れ。けれどスタンのような痛みはなく、むしろ全身の機能が甘さと気だるさの中でフリーズしてしまうような……。
「この間、リリィが寝てるウチにちょっとね。……ふふっ。おもしろーい」
 大きな指先……今は亀頭に見えるそれで、小さな先端を軽く嬲られる度、全身は震え、感じた事もない甘い痺れに身体が崩れ落ちそうになる。
 そのまま落ちてしまわないのは、次の瞬間に淀んだ意識を激しく揺さぶる新たな快感が叩き付けられるからだ。
「ふぁあ………ひゃ、ぁあ……っ。や、やめへ……ぇ」
「あら。やめたらおしおきにならないでしょ? ちゅ……っ」
「ひぁあああぁああっっ」
 切っ先に触れた唇に、ドレスの中央で立っていた小さな身体がびくりと震え、そのままへなへなと崩れ落ちる。
「あら。そんなに気持ち良かったの?」
 花弁を従えて健気に立っていためしべも、今は彼女の唾液まみれになったドレスの中央で、途切れ途切れの吐息を漏らすだけだ。
「い……いひ………の。いい、よぉ………っ。マスターがちゅぅってしてくれるの……好き、ぃ………」
 百合の手の上。少女の裸身は五本の指と脱ぎ捨てたドレスに包まれたまま無残に崩れていても、その中央には小さな小さな肉棒がひょこりとそびえ立っている。
 未だ絶頂の余韻を残してひくつくそれは、既に限界を迎えている彼女の意思に反し、得られた快楽に何一つ満足していないようにさえ見えた。
 そんな小さな身体は、少女にとってあまりにも愛おしいもので…。
「はむ……っ。ん、リリィ……」
 屹立した肉棒は、百合の小指の先ほどもない。
 けれどそんな人造の男性器のそびえる股間に百合はそっと顔を寄せ……愛おしそうに咥え込んでみせる。
「ふぁぁあ……ますた……やぁ、も、こわれちゃう……よぅ………っ」
 先端を指で触れられ、キスされただけでこの有様なのだ。根元まで咥え込まれ、愛しい主の唇全てで撫で回されるようにされれば……もはやリリィに出来るのは、言葉にならない言葉をよだれと共に垂れ流し、力の入らない身体をひくひくと震わせる事だけだ。
「ん………っ。指でおまんこをとんとんされるのと、どっちがいい……?」
「お、おひん……ひん………っ。おひんひん、あ……いひぃ……っ」
 百合の鼻孔に届くのは、甘ったるいいちごの匂い。
 彼女の目の前。涙を浮かべ、だらしない表情で快楽に翻弄される小さなパートナーから漂い流れる、彼女の大好きな匂い。
「どっちもおちんちんだと思うけど……?」
「こ、こっち………ぃ。マスターに……おちんちん、ぱくってされる…の………ひゃ、ぁあああぁっっ!?」
「ちゅぷ……ん……。ふふっ。リリィの外付けおちんちん、口の中で……むぐ……ひくひくってしてる」
 唇で竿を挟むようにしながら、脈打つ先端を舌先でちろちろと舐めてやる。
「ひぁああああ………。ぁ、んぅ………いひ……いひ、よぉ………。おちんちん、ぺろぺろされて、ぇ……ふぁぁ………って、なるぅ……」
「じゃ、リリィも私を気持ちよくしてくれる……?」
「うん……する、するぅ……っ。んぅ……マスターの、指ぃ………ふぁ、二本……も……?」
 淡いレースの海に沈み込む小さなリリィに差し出されたのは、百合の中指と人差し指だ。少女の細くしなやかなそれは、いまだ魔法の途切れていないリリィにとっては、いつも彼女を貫いてくれる剛直として映ったまま。
「むぐ……一本だけじゃ物足りないでしょう? いや?」
「ううん………マスターの、ふぁ、おひん、ひん……たくさん、気持ちよくしてあげるね…………」
 よだれまみれの胸元に二つの切っ先を押し付けるようにして、リリィはひと抱えもあるそれを抱き込み、小さな舌を懸命に這わせ始める。
「はむ、ちゅ……んぅ、ちゅ……っ。んぅう……ん、おちんちん二本、なんて……舐めきれない、よぉ……っ」
 いつもの前戯なら、一本だけなのだ。それがこんな状況にされて、さらに二本も押し付けられて……。
「ふぁあ……ぁ、ひぁ、あ………あぁあぁ……っ」
 その上下半身から伝わってくるのは、肉棒を包む唇と、容赦なく責め立てる舌の感触だ。
「ひぁ、あ、ひはぁ………っ」
「あら? リリィ、お口がお留守になってるわよ?」
「ご……ごめん、なひゃぁい………んむ……ちゅぷ、ちゅ……」
「そんな子には……」
「ふぁああ……っ」
 しがみ付いていた二本の指だけではない。
 彼女を囲むようにそびえていた百合の五本の指が、とうとう彼女をドレスごと抱き込むようにして、その身を折り曲げてきたのだ。
 左手の五本と、押し付けられた二本。
「また、また……きたあ………っ。指……ぃ……マスターのおちんちんゆびぃ………っ」
 七本の肉棒からの陵辱を全身で受け止めさせられて、もはやリリィに奉仕を行う余裕などない。ただ、惚けたように口をぱくぱくとさせるだけだ。
「ふぁ、あ………っ。ぁ、あ……あぁあ……っ。マスター……なんか……へん……。なんかへん……っ」
 だが、そんな圧倒的な肉棒陵辱の中で漏れ出したのは、困惑の声。
「ぺちょ、ちゅぷ……どうしたの?」
「お、おちんちん、ひくひくって……ぇ……」
「私は何も変わってないわよ?」
 百合の指は変わりない。ただリリィの小さな身体を、左の五本と右手の二本で包み込んでいるだけだ。
「ちがう、のぉ……っ。わたしの、おちんちん……わたしの外付けおちんちん、なんか、きゅうって………!」
「……こうされたら、変になっちゃうの?」
 そんな、根元から吸い上げられる感触に……。
「ひぁああああ………っ。だめ、だめ……だめぇ…………っ!」
 全てが、弾けた。
「ふぁあぁああぁぁあぁああああああああああっ!!!」
 その瞬間、百合の口を満たすのは、小さな肉棒から放たれたたっぷりのいちごの匂い。
「ぁ、あぁあ…………っ。あぁあ…………ぁ………」
 それはあっという間に百合の口を満たし、それでも止まることなく、リリィの先端からびゅるびゅると放たれ続けている。
「あらあら。……射精機能があるとは聞いてたけど、こんなに出ちゃうのね……?」
 竿の根元、二つのカプセルに収められた溶媒が反応すると、大量の濁液を作り出すと説明書には書いてあった。けれど、こんな小さな塊から生まれた人工の精が、百合の口内を満たすだけでなく……顔をドロドロに汚し、挙げ句は髪や胸元まで濁液まみれにするほどだとは予想していなかった。
「な、なに……これぇ………。ひぁ、とまら……な……っ。止まらないよぅ………っ!?」
 そしてリリィの肉棒は、いまだその反応を終えていない。
 びゅるびゅると切っ先から濁液を漏らす度、その身を快楽が貫くのだろう。自身も白濁に溺れるようになりながら、甘い声を上げ、よがり狂う小さな身体は……。
「ふふっ……リリィ、可愛い……」
「ぁ、ぁあう……ん、ぁ…………」
 やがて。
 反応はほとんど終わったのだろう。
「……ね、リリィ」
 先端から最後の残滓……じわりと溢れ出す白濁にちろりと舌を這わせながら、百合は満足そうに手の上のパートナーの名を呼んでみせる。
「ぁ………ふぁぁ………ぁ?」
 もはや、先端を舐められても反応する力さえ残っていないのだろう。濁液まみれのドレスの中央、ぐったりとされるがままになっている小さな身体は、弱々しい声を返すだけ。
「今度から、バトルで負けたらこのおしおきをすることにしましょう」
 リリィの放った人工精液で顔じゅうをドロドロにされながら、百合が浮かべるのはいつもと同じ穏やかな……優しい微笑みだ。
「ふぁあ…………」
「いいわね、リリィ?」
「…………は、ぃ……」



 戦闘が終わり、バーチャルスペースから神姫が戻ってくるまでに筐体のディスプレイに表示されているのは、リリィの対戦成績を示すグラフである。
 そこに表示された勝率は、0%。今までの勝率の推移を示す折れ線グラフも、始まった瞬間から一番下を這ったまま、一度も上がった事がない。
「なあ、百合ちゃん」
 そんな戦績を静かに見つめていた少女に掛けられたのは、やはり顔馴染みの男の声だった。
「やっぱりリリィちゃん、他の武器も使った方がいいって。俺達の使ってない武器、幾つかあげるからさ」
 けれどそんな男の言葉にも、百合は表情一つ変える事はない。
「いいのよ。あの子はこれで」
 やがて筐体の一部がせり上がり、中からゆっくりと一歩を踏み出してきたのは、相変わらずドレスにその身を包んだ十五センチの少女だった。
「あ……マスター」
 おずおずと見上げた先にいるのは、優しく微笑む彼女のマスター……百合。
「また…………負けちゃい……ました」
 見上げる表情に、悔しさの涙はない。
 その代わり、ほんのりと瞳を潤ませ、薄桃に頬を染め……何かを求めるように、小さく口を開けている。
「そう。それじゃ、帰りましょうか?」
「あうぅ……」
 そんなリリィを満足そうに一瞥した百合は、そのままゆっくりと席を立ちあがる。
 だが、主を満足させたであろうリリィがここで初めて浮かべたのは、焦るような、どこか不満そうな抗議の声だった。
 それを見ている男とその神姫に浮かぶのは、疑問の表情だけ。負けて満足しているだけでも分からないのに、叱られずに済んだリリィが不満の声を上げる事に至ってはもっと分からない。
 おそらく、二人にしか分からない符牒のような物があるのだろうが……。
「それとも……もっと気持ちいい方がいい?」
「………うんっ!」
 そのひと言と、撫でに来た手で機嫌を直したのだろう。
 うっとりと嬉しそうに百合の指を受け入れるリリィに、男はやはり首を傾げる事しかできないのだった。





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