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ウサギのナミダ
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引きこもりと神姫
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えむえむえす ~My marriage story~

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キズナのキセキ
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引きこもりと神姫
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The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
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神姫☆こみゅにけ~しょん
アルトアイネス奮闘姫
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武装神姫のリン
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戦う神姫は好きですか
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ホワイトファング・ハウリングソウル
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  「なかなかやりますね、白雷さんとやら」
  対峙するのは二対の神姫
  「そちらも流石、『緑色のケルベロス』は伊達ではないとお見受けする!!」
  すれ違いざまに交わされる互いの斬撃
  「……あなたたちの狙いはなんですか?」
  ノアが問う
  「…狙いなどない、ただの余興に過ぎぬ」
  答えるのは白雷
  「互いにマスター抜きの半力戦、これが余興以外の何だと言えよう……」
  「……ではお互いマスターの所へ行きましょうか?」
  「……よいのか? さすればお主は二対一の不利な戦いとなるのだぞ?」
  「……ご主人様の気配が変わりました……おそらくナノロットに乗ったのでしょう」
  「……左様か、(すれば我が命は成せたのだが…)……まぁよい、では互いの主の元へ参ろうか……ノアール殿」


  「……きましたね…スケイス様…」
  「!!」
  イニスが…やられている!?
  「イニス! 大丈夫か!?」
  「明人様!? くっ…そのお姿…申し訳ありません、私の力が及ばないばかりに、再び明人様をナノロットにお乗せしてしまいました……」
  「馬鹿を言え!! 俺が自分の師匠を見捨てるヤツだとでも思ったのか?」
  「明人様…」
  「いいか? 覚えておいてくれ。お前の為なら俺はいつだって助けに来る!!」
  「!! あ、明人様……そんな…勿体なきお言葉…香憐は…香憐は幸せ者です!!」
  「……あの、お二人とも? ラブラブなのはいいですが……私をほったらかしとは…」
  黙らせるように斬撃を入れてやる
  「ほったらかしになんか……してやるかよぉ……イニスの分までキッッチリ可愛がって………やらぁ!!」
  一線、一線、まだまだ一線!
  「ほら、ほら、ほら、ほら、ほら、ほらぁぁ!!!」
  休ませない
  休ませてなんかやるものか
  「どうした?オマエってばそんなもんだったか?あぁ!?」
  「クッ!!」
  隙めっけ
  「おりゃ!」
  「!!」
  俺のビームサーベルの絶え間ない斬撃がゴレのヒートサーベルを上に弾き上げる
  「そこだぁぁぁぁぁぁ!!!」
  返しの振り下ろしでゴレのナノロットの右腕を切り落とす
  「……スタンモードだ。実体神経には負担はねぇから安心しな……」
  「何故…」
  「なぜだって? はん!! 痛みで動きが鈍ったら、面白くねぇじゃねぇか……『狩る』方としてはよぉぉぉぉぉ!!」
  「ああ…この全てを押し潰すかのようなプレッシャー、まさしくあの死の恐怖!! …しかしこれだけでは……」
    ブーストジャンプで距離をとるゴレ
  「逃がす…」
  “ガイン!!”
  「がぁ!!??」
  い…痛い…
  「何やってるんですか…ご主人様…」
  何か激しく頭部に打ちつけられたかと思うと、いつの間にか俺の後ろにいたのはクロノスベルを持ったノアだった
  「何しやがる!! 今からゴレのヤツをブッ殺……」
  “ヒュッ”
  「ころ…」
  “ガイン!!”
  「しぃぃ!?」
  再び俺の頭部をクロノスベルの刃の無い方で殴るノア
  「っ…痛ってーな!! そう何度もマスターを殴るやつがあるか!!」
  「何度だって殴ってあげますよ……あなたは私のご主人様じゃない……」
  「はぁ? 何言って……」
  「あなたは…葉月を悲しませ…香憐さんを後悔へと追いやる者、死の恐怖-スケイス-です。」
  「!!」
  「私のご主人様は……ちゃんとすれば見た目はいいのにどこかずぼらで、お金は結構稼いでいるのになにかとケチで、天性の口説き屋なのにどこか天然入ってる超鈍感で…」
  「おい……」
  長い付き合いだと色々知られてて困るな、ノアよ
  でも………俺ってそんなんか?
  「…………でもとっても優しい人…」
  そういっていつものように微笑むノア
  「ノア……」
  「貴方にはミコがいます、ユーナがいます、葉月だって香憐さんだって……私だっています」
  「…………」
  「貴方はもう、昔の『死の恐怖』とは…違います…」
  そうか…そうだよな…このまんまじゃ…ホントに昔と何にもかわらねぇわな…
  お前と出会って…ミコと出会って…ユーナと出合って俺は…俺は…
  「……ノア、すまなかった。…やはり持つべきものはパートナー…ってか?」
  「理解していただけるならそれで許してあげます。ご主人様」
  変わったんだよな…変わんなきゃいけないんだよな…もう俺の闇から逃げるなんて事は……真っ平御免だ!!
  「さてと……じゃ…「二人で」ブッ倒しますか!!」
  「……はい!」


  「どうやら事はなったようですわね……ご苦労様、白雷」
  「うむ、主が良いなら我はそれでいいのだが…主、できればもうひと勝負…」
  「それはダメよ、またチャンスはあるんだし…もし勝ってしまったら完全に収集着かなくなってしまいましてよ?」
  「む…それでは本末転倒、…仕方あるまい…」
  「フフフ、いい子ね……それでは…スケイス様、ちょっとよろしいでしょうか!?」
  「あぁ? なんだ!? 今更逃げ出したくなったってか?」
  「そうです、私たちはもう引き上げますわ」
  「!!? はぁ? なんだそりゃ?」
  「私たちの目的は達成されましたので、ここら辺が潮時かと…」
  「……一体何が目的だったんですか?」
  「ふふっ、いいでしょう…お教えしますわ。私たちの目的は、『真の』死の恐怖-スケイス-の復活…ですわ」
  「真の…だと?」
  「そうですわスケイス様…かつての死の恐怖-スケイス-の強さ、確かにそれも一流の中の一流、まさに帝王に相応しい程のお力でしたけれど……それだけでは越えられない力が動き出そうとしています…」
  「超えられない力…なんだそりゃ?」
  「残りの八相、まぁ増殖の-メイガス-だけは別ですが…彼らが動き出そうとしています…」
  「!! なんですって! しかし、『マハ』は? 彼女だけは別のはずです!! だって彼女は…」
  「香憐ねぇ!!」
  「!!」
  「言わなくていい……」
  「明人様……失礼いたしました…」
  「…確かにイニスの言うとおり…誘惑の恋人-マハ-、彼女は本来ならスケイス様側の人間だった……しかし今回の旗頭は彼女みたいですわよ?」
  「「!!」」
  「そんな…馬鹿な!! よりにもよって彼女がなんてありえません!!」
  「『珍しく』私もイニスと同意見ですわ…大方、-フィドヘル-辺りがそそのかしたのでしょう…彼女は純粋ですから……しかしそれ故にその心はとても儚い…」
  「………」
  「しかし今の貴方様ならば、その試練をも乗り越えられるかもしれません…貴方はもう…一人ではないのですから……スケイス様」
  「……なんだ」
  「失礼ながら、『死の恐怖-スケイス-』…その2つ名の示す意味……もう一度よくお考えくださいますよう……」
  「……2つ名意味…だと?」
  「フフフッ、それでは私はこれで…あ、それと私はいつも通りの『中立』ですので…」
  「ハッ! こんなに喋っといて中立もクソもあるかよ…」
  「その方が何かと上手く世渡りできるものですわ…スケイス様。それと…」
  「なんだ、まだあるのか?」
  「葉月様に『ご迷惑お掛けいたしました』と、『誕生日おめでとう御座います』とお伝え願えないでしょうか…それと兼房様に『ご協力感謝します』…とw。ではこれにて」
  そういってログアウトするゴレのナノロット
  「…ノアール殿、我も伝言がある。貴殿にお伝え願えるか?」
  「? なんですか、白雷さん」
  「レイアというストラーフに『我、さらなる武の道の高みにて待つ』と…」
  「…わかりました」
  「では、貴殿との決着もまた何時か…その日まで…御免!!」
  そういって白雷もログアウトしていった………


  「だってヤツが『面白いことしてみないか』っていうんじゃも~ん;」
  「なにが「じゃも~ん」ですか!! よりにもよってあんな女にそそのかされて! 大体兼房さまは……」
  がみがみがみがみがみがみがみがみがみがみがみがみがみがみがみがみがみがみがみがみがみがみがみがみがみがみ……………
  「あ~あ、香憐ねぇの説教長いのになぁ……憐れだな爺さん」
  そうなのだ、今回の事件は全てジジイとゴレの企みだったのだ
  知っていたのはジジイとゴレと白雷だけ、そりゃそうか…いくらヤツでもあんなに早く鳳条院家のナノロット特別守備隊の猛者どもを突破できるわけねぇわな……
  「兄さん…」
  「ん? 葉月か…もう大丈夫なのか?」
  「うん……レイアも全然大丈夫、白雷さんが手加減してくれたみたいで…今はノアちゃんとお話してる…」
  「…そうか、よかったな」
  「うん…それで、ノアちゃんから聞いたよ? 何があったのか…」
  「へ?」
  「やっぱりノアちゃんはしっかり者だね…兄さんが言い難いようなことは先にみんな教えてくれたよ?」
  「…そっか……あのお節介め…」
  「やっぱり思われてるんだね、兄さん」
  「はぁ? なんだよいきなり…」
  「ユーナちゃんは私にだってあんなにヤキモチ妬いちゃうし、ミコちゃんだって私といるときは冷静そうに振舞ってたけど、「ご主人様の所に行きたい!!」って気持ちがこっちにまで伝わって来てたし、なんだかんだいってノアちゃんは……兄さんのこと心から信じてるみたいだし…」
  「………そうか? 俺にはまだまだ『かしまし三人娘』に思えてならんのだが…」
  「そんな三人だ・か・ら、大切なんでしょ?」
  「……ま~な」
  「ふふっ、私も頑張らなきゃなぁ……」
  「大丈夫さ、オマエとレイアだってもう立派な…」
  「違うよ~、もう、ほんっっっと鈍感だよね! 兄さんは…」
  「????」
  「それとデートの件、忘れないでよ?」
  「……お前、そういうトコロはしっかりしてるのな…」
  「兄さんの妹だからね~♪ さ、行こ?」
  「はい?」
  「まだパーティは終わってないんだよ?」
  「はぁ!? あの騒ぎの後でまだやるってのかぁ!?」
  「うん、ゴレさんが来た後は外から私達は見えなくなっちゃったみたいだし、他のお客さんたちにはおじいちゃんとお母さんが「余興だ」って言ってごまかしちゃったし……」
  あのジジイ、俺たちには何にも言わずに客にはバラすのかよ…
  「さ、兄さん」
  「ん?」
  そう言って俺の前に手を差し出す葉月
  「お兄様、私ともう一曲…Shall we dance?」

  追記
  「はぐはぐ、ガツガツ、ングングング……」
  「ユーナ、みっともないですよ? もう少しお行儀良く…」
  「姉さん、シャラップ!! アタシはさっきは全然食ってなかったんだ!! それに…結局、美味しいトコはみ~んな姉さんと香憐サンにもってかれるし…あ~ちくしょう!! これでやけ食いせずにはいられるかってんだ!! ガツガツガツ…」
  「じゃぁ、私も~、ほれ、レイアっちも飲みなって♡」
  「わ、私は別に……」
  「ほらほら~そんなことじゃ憧れのノア御姉様みたいになれないぞ~♪」
  「…ミコ…貴女の中の私のイメージっていったい……」
  「そ、それは困ります!! ではミコ御姉様、恥かしながらレイア、いかせて頂きます!! んぐんぐんぐ…」
  「い~ぞ~もっとやれ~w」
  「………はぁ…ホント、かしまし娘達ですね…」
  ノアールさん、あなたも含まれてるんですよ~~~!?
                         続く

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