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武装神姫のリン
第2話「初めてのプレゼント」

今日はリンがウチにやってきてからちょうど3週間だ。
起動直後はプリセットの礼儀正しい口調、素直な性格であったが、武装神姫の学習機能はかなり優秀らしくこの頃は素直な性格はそのままに、だが時には俺に甘えたり、文句を言ったりもする。こういった変化もほほえましかった。

「マスター、おかえりなさい。」
「ただいま。」
俺は靴箱に上って俺を迎えてくれたリンの頭を指でなでてやる。
リンはうれしそうだ。
「そうだ、お土産だぞ。」
「えっ、何かあったんですか?」

今日は同僚の気まぐれで以前共同購入したロトくじが当選。とは言ってもせいぜい10万なのだが。
4人で1組購入したので1/4の配当だ。
仕事が終わってからは件の同僚3人と飲んでいたがリンのことが気になり早めに抜けることにした。
そうして予想外の収入を手にした俺が帰りに向かったのはリンを手に入れた家電量販店だ。
とりあえずは自分の仕事で必要なセキュリティ機能つきのフラッシュメディアのお得なパックと今まで使ってきたモノとはランクの違うちょっと高めのインナーイヤホンを購入。それでも分け前の半分以上が残っていたの何かリンに買ってやろうと思った。

最初に向かったので玩具コーナー、とは言っても武装神姫が置いてあるコーナーではなく8歳~のこども向けの製品のあるフロアだ。
そこで俺が吟味するのは今でも絶大な人気を誇り、続編も次々開発されているポ○モンのフィギュアだ。
その中でもリンが好むピ○チューは初期の作品のキャラクターの中でも特に人気がある。
海外でもその名を知っている子供はとても多い。
ゆえに人気商品なのではあるが、幸いブラインドボックスの製品ではないので余計な買い物をする心配が無い。
次は本命、武装神姫のコーナーに行く。
最近は需要に供給が追いついたようで以前のような混雑は感じられない。
リンを購入した時は人が多くてじっくり見ることが出来なかったほかのモデルも一応目を通してみる。

確かにほかのモデルも魅力的で購買意欲をそそられるが、いまは我慢する。
まだリンでさえウチに来てから1ヶ月たっていない。そんな状況で2体目を買うのは少し早い気がした。
ということで武器セットの「ヴェッフェバニー」と他社製品なのでもちろんメーカー側は組み換えを推奨してはいないが、サイズ的に互換性のある武器や雑貨のパックを買ってみた。


それでもまだまだお金は余るので俺は思い切って路線は少し違うが、各種フィギュア、アニメ・ゲームグッズを扱う店の揃う電気街に行ってみた。
で俺が足を運んだのは本物のドールや可動フィギュアのパーツ、衣装などを販売する専門店だ。
以前友人がここなら武装神姫に会うサイズの服が簡単に手に入ると言っていたのだ。
で店内にはいるが俺は少し身震いしてしまった。
美少女フィギュアぐらいなら量販店でも多少は目にするがここはそういったコーナーよりももっと重い、というか濃い空気が漂っている。
閉店時間が近いためか客の数はまばらだが、俺とは違った雰囲気をかもし出している。
そんな中を俺は急いで衣装コーナーへ。
そこにはありとあらゆる衣装が10~20cmサイズで並んでいる。セーターやブラウスといった制服系からマニアックなモノまで網羅されていた。
さすがにリンに過激な衣装を着せるわけにはいかないのでおれはブラウスと黒いスカート、そしてソックス。
ここまで着たらトコトンまでといった感じでリボンと靴をカゴに入れる。
まあ武装神姫を着飾るのも流行っているそうなので、この程度ならだいじょうぶだろう。

そうして選んだ製品をレジに持っていくとキャンペーンを行っていたらしく、同スケールのクローゼットとハンガーのセットを半額で提供していると聞いて思わず買ってしまった。少し高価ではあったが新品の服を適当に置いておくことは忍びなかった。
残金はというと、4000円。まあこんなものかと納得して家路についたがその店を出てからというもの電気街のストリートを歩いているとなんとなく視線を感じた。
やはりスーツ姿でああいう見せから出てきたからであろうか、目立つ店名の入った紙袋をもっているからだったのかもしれない。
こんな感じで無事、リンへのプレゼントを持って帰ってきたわけだ。

自分より二周りも大きい袋にリンは目を丸くする。
「こんなに大きなモノを・・・どうかされたんですか?」
オレはリンに事情を説明する。
「そんなことが…それは良いのですが、いつもの時間に帰ってこないので少し心配しました。」
「ごめんな、次からはメールとかするから。PCでメールの見方は分かってるよな?」
「はい、次からはちゃんと連絡してくださいね。」
「ああ、分かったよ。」
こんな会話をしているとなんだかへんな気分になってくる。
そう、たとえるなら新婚の夫婦なのだ。夫が気を利かせてプレゼントを買って帰ったが、連絡がないままいつもの時間に帰ってこないので心配する嫁。想像したらとても恥ずかしくなった。

恥ずかしくて顔が熱くなるのを感じた俺は話題をそらす。
「なっ、プレゼント見てみろよ。びっくりするぞ~」
「マスターがそんなに言うなら、見ちゃいますね。」
そうして自分の目の前に置かれた、人間にたとえれば6・7人向けのテントぐらいのスケールであろう紙袋の中の中を覗き込むレン。
次の瞬間にリンの顔が沸騰したかのように赤くなった。
「なっ、マスター!! これは何ですか??! 白いヒラヒラの服・スカート、リボン、、、、、ソックスまでぇ~~」
なにやら想像したものとかなり違った物体が入っていたため相当混乱しているようだ。
「……大丈夫か? ただな・・・リンもオシャレとかしてみたら良いんじゃないかな??と思ったから。」
「はぁ、確かに先週テレビでやってたコンテストはすごく綺麗な娘がいましたけど……」
「心配ない、お前は十二分に可愛いよ。絶対に似合う。そうじゃないと万札をはたいてまで買ってこないぞ」
と素直な気持ちを言葉にしてみたが、言った俺の方が恥ずかしくなってくる。
リンもそんなことを唐突に言われたため、普通に戻りかけてた顔がまた真っ赤になる。そうして2人して顔を赤らめたまま数分が過ぎた。



「リン、とにかく一回着てみてくれるか?」
こんなことをしていても仕方がないので俺の方から話を切り出す。
「は、はひ。 分かりました。」
リンはまだ恥ずかしいらしく呂律が回っていなかった。
買ってきた服のパッケージを開けて、サイズを確認する。 「武○神姫にも完全対応」と歌われている製品だけにサイズはぴったりだった
「これの着方は分かるか?いちおう説明書に書いてるんだけど。」
「えっと、大丈夫です。分かります」
「じゃあ自分で着てくれ。俺がやったら着せ替え人形みたいになっちまうから。」
「わかりました。少し待っててくださいね」

てきぱきとプレゼントの服を身にまとうリン。
ブラウスに腕を通し、スカートを身に着け、ニーソックスに足を通す。そこでレンは違和感に気が付いた。
「マスター、あの……下着は??」
!!!!!!!!!!!!!!!
俺は飲みかけていたお茶を一気に噴出しそうになり、それを我慢したのはよいが飲み込んだお茶が気管に少し入ったらしく激しくむせる。
「大丈夫ですか! マスター!!」

なんとか生き地獄から脱出した俺だったが、リンは何もできなかたのが悔しいみたいだ。
「マスター。ご無事でなによりです。」
顔のすぐ横にリンが座って俺を心配してくれる。
「ああ、もう大丈夫。 ごめんな、店の雰囲気に圧されて下着まで頭が回らなかった。」
「いえ、気にしてません、元はといえば私は最初からスーツをきているんですよね。私もうっかりしてました」
俺が起き上がるとリンは最後にお願いをしてきた。
「あの、リボンなんですが自分では結べないので、お願いします。」
快く俺は引き受ける。
モデル「ストラーフ」はツインテールがデフォ状態だが、オーナーの好みでショートカットにすることが可能だがリンは俺の好みでツインテールのままにしている。
その薄い蒼の髪を留めている黒いリボン(とはいえコレは樹脂パーツで髪を通すだけで固定されるようになっている他、ショートカットの状態で使えば武装をマウントするためのサポートパーツにもなる)をはずして、純白の綿100%のリボンを結んでやる。とても小さなサイズなので少し苦労したが以前からプラモデルを弄ることで細かい作業に慣れていたのでちゃんと結んでやれた。
「よし、コレで良いぞ。 鏡見てみろ。」
俺はいつも使っている手鏡(コンタクトレンズの洗浄剤についてきたオマケだがレンのサイズにはぴったりだ)をリンの前に置く。
リンは鏡に映る自分のいつもとは違う姿をまじまじと見つめ、急に振り返ったかと思うと俺に聞いてきた。
「あの……似合いますか?」
控えめな表情で、上目遣いでたずねてくる。
白いブラウスに黒いミニスカート、そしてまた白のニーソックスとリボン、そしてアクセントとしての赤い靴。
極力シンプルにと選んだのが、予想した以上に似合っていたので俺は声が出ない。
「あの?マスター?」
「ああ、似合ってうぞ、想像以上だ。」
「ありがとうございます。なんだか私じゃないみたいですよ、コレなら街に着ていきたい位です。」
「気に入ったんだな~ 最初は着てくれないかと思ってヒヤヒヤしたぞ。」
「そんな、マスターに貰ったものを着ないなんて考えられません。でも変なのは嫌ですからね。」
「わかってる、って言うかそんな服を買うような冒険はしたくない。」
「でも…可愛い服があったらまた買ってくださいね。」
「ああ、もちろんだ。」

その晩、リンはずっと俺が買った服を着ていた。
そして寝る前にクローゼットを寝床の横に置いてやった。リンはせっせと服をハンガーにかけて収納していく。
俺の机の上はリンの『お部屋』になっいるようだ。
そうしてお片づけがわってすぐに就寝。
夜は更けていった。




翌日、寝坊したので朝食を抜き、急いでスーツに身を通してかばんを持って家を出る(リンへの挨拶は忘れていない)。
そうして何とか会社に定刻より10分遅れ(遅刻ギリギリ)で着いたのだが……
かばんに入っていたのは必要な書類、これはだいじょうぶだ、だが肝心のフラッシュメモリーが見当たらない。
寝る前にデータを古いモノから全て転送し、スーツのポケットに入れておいたのだが……
改めて己の姿を見ると昨夜と違うスーツを着ている。 やってしまった!!と気づいても時すでに遅し。
そうして大切なデータを忘れたため部長に叱られたが、たまにはこんなのもいいと思う俺であった。





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