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第2部   「ミッドナイトブルー」



第4話 「night-4」




西暦2041年 5月21日  23:00

『大阪府 大阪市 鶴見緑地センター店』


シンと静まり返った公園内の大池の端の桟橋で何人かのオーナーと神姫たちが集まっていた。

チーム名「アルファ艦隊」

□将校型MMS 「ナターリャ」 SSSランク「演算」
オーナー名「伊藤 勝成」♂ 70歳  職業 古物商店主
□ 航空母艦型MMS「ツラギ」 SSランク 二つ名「アタックキャリア」
オーナー名「金川 登」♂ 40歳  職業 模型店長
□重巡洋戦艦型MMS 「マキシマ」   SSランク「ワルキューレ」
□重巡洋戦艦型MMS 「ヴィクトリア」 SSランク「砲女神」
□巡洋戦艦型MMS 「ノザッパ」    Aランク
オーナー名「野木 恵」♀ 24歳  職業 ネオニート
□戦闘機型MMS 「アオイ」 Aクラス
オーナー名「立花 一樹」♂ 24歳  職業 事務機営業マン
□夜間戦闘機型MMS 「ツクヨミ」 Aクラス
オーナー名「衛山 進」 ♂ 24歳 職業 物流設備管理者
□ステルス戦闘機型MMS 「フェリア」 Sクラス
□ステルス戦闘機型MMS 「アネット」 Aクラス
オーナー名「今宮 遥」 ♀ 23歳 職業 商社営業員

□ 剣士型MMS 「ノロヴァ」 Aランク
□ 騎士型MMS 「バートリー」Aランク
□ 戦乙女型MMS「オタリア」Sランク
□ 悪魔型MMS 「ニパラ」 Sランク
□ 戦闘爆撃機型MMS 「マレズ」 Sランク
□ 戦闘機型MMS「カグラ」 Aランク
□ 天使型MMS 「レコア」Sランク
□ 砲台型MMS 「ルーシ」Aランク



桟橋に横付けしてある巨大な航空母艦型神姫の甲板でナターリャが煙草を一服する。

ナターリャ「・・・・」

ナターリャはぼんやりと暗闇の湖を眺める。

桟橋の上でガヤガヤと騒ぐ完全武装の神姫たち。ガチャガチャと武装を鳴らしてあにやら喚いている。

金川「夜帝?夜帝だとォ!!!」
小太りの男性が上ずった声で叫ぶ。
アオイ「な、あの夜帝だってェ!!そいつが今日の相手かよ」
ツクヨミ「ま、マジかよ・・・やべえ」
戦闘機型のアオイとツクヨミは目をまん丸と開いて叫ぶ。
ノザッパ「なんだぁ、てめえら知ってるのかよ」
マレズ「有名だぜ、夜帝はよォ・・・こりゃ下手すると全滅すッぞ」
立花「その夜帝ってそんなにヤバイのか?」
衛山が肩をすくめる。
衛山「あんまし聞いたことねーな」
金川「き、君たちは知らないのか・・・」

アオイ「真夜中の12時にしか現れないSSS級のランカーだ。何がヤバイってこいつは本物だからだ」

衛山「本物?何が?」

ツクヨミ「ガチで最強なんだよ・・・夜間戦闘でアイツに勝てる神姫は存在しねえ・・・」
マレズ「ああ・・バトルロンドではソイツは夜中にしか出没せず、遭遇することはめったにないから今まで存在はあまり知られてないのもあるが、一番の理由は対戦相手をほとんど一撃であっという間にすれ違いざまに撃破していくので姿を見ることも不可能だ。倒された神姫は相手の姿を見ることが出来ないので実際には存在しない架空のランカー神姫だと思われていたぐらいだ。姿を見ることも出来ずにぶっ殺されるんだよ・・・」

衛山「ええええ!!?」

アオイ「SSSランカーの武装神姫を舐めるなよ、連中は他の武装神姫とは一線を画している。イリーガル神姫とか、そんなチャチで生易しいものじゃないんだ。違法改造された強化イリーガル神姫よりも数万倍も恐ろしいのが連中、SSS級のランカー神姫だ・・・この関西地方になんで、イリーガル神姫がいないのか理由が分かるか?」

立花「し、知らん」

アオイ「ほんの一握りのSSS級ランカー神姫が一匹残らず喰い殺したからだ・・・今から戦う相手はそんな連中なんだ・・・」
ツクヨミ「はあーーーエライことになったぞ」
ノザッパ「もう、お前らそんなこと言うなよ!!アホ」
金川「おう、なんてことだ・・・」

今宮「上等じゃない」

スラッとしたスーツを着た今宮が、缶コーヒを飲む。
今宮「SSS級と言っても所詮は、一体の神姫・・・今日は戦艦型神姫もいれば航空母艦型もいる・・・艦載機も数は十分、ざっと見ただけでも数十体はいる。1個機動MMS艦隊を丸々投入するんでしょ?」
立花「おおー遥、お前も来ていたか」
衛山「久しぶりー」
今宮「立花に衛山、野木までいるの?ちょっとした高校の同窓会かな?」

今宮のカバンの中から黒い神姫が顔を出す。
フェリア「どうやら着いたようですね」
アネット「どうせ、またろくでもない神姫と戦うんだろうさ・・・」

ため息をつくアネット。
今宮「今日の相手はSSS級のランカー、『夜帝』よ」

アネット「そらきた」
フェリア「・・・上等じゃない・・・」



野木「よく来てくれた遥、立花に衛山、君たちの力が必要だ」
野木がひらひらと手を振る。
立花「SSS級だって?勝てるのかよ」

野木が甲板にいるナターリャに指を指す。

野木「今日は諸葛亮のような優秀な軍師を呼んだ。SSS級の将校型MMS、ナターリャ将軍だ」

ナターリャがぴっと敬礼をする。

ナターリャ「ナターリャだ。今宵のバトルロンドは私が航空母艦内で指揮を取る。諸君らは神姫のサポートをお願いする」

立花「なるほどね」
今宮「高級将校か、贅沢の極みだな。おまけに戦艦型に航空母艦型神姫もいやがる」
衛山「一体なにがはじまるんです?」

ナターリャ「第三次世界大戦だ」



ブオオオーブオオオオー


ツラギが汽笛を鳴らす。

桟橋に集まる神姫たち。


ナターリャがカツカツと靴音を立てて、ツラギの甲板に上がる。

ナターリャ「諸君 私はバトルロンドが好きだ」

虚ろな目でつぶやくナターリャ

ナターリャ「諸君 私はバトルロンドが好きだ」

ナターリャ「諸君 私はバトルロンドが大好きだ」

殲滅戦が好きだ
電撃戦が好きだ
打撃戦が好きだ
防衛戦が好きだ
包囲戦が好きだ
突破戦が好きだ
退却戦が好きだ
掃討戦が好きだ
撤退戦が好きだ

平原で 街道で
塹壕で 草原で
凍土で 砂漠で
海上で 空中で
泥中で 湿原で

このバトルロンドで行われるありとあらゆる戦闘行動が大好きだ

戦列をならべた砲台型神姫の一斉発射が轟音と共に敵陣を吹き飛ばすのが好きだ
空中高く放り上げられた敵神姫が効力射でばらばらになった時など心がおどる

戦車型神姫の操るインターメラル3.5ミリ砲が敵戦車型神姫を撃破するのが好きだ
悲鳴を上げて燃えさかる武装から飛び出してきた敵神姫をM7速射拳銃でなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった

銃剣先をそろえた歩兵型神姫の横隊が敵神姫の戦列を蹂躙するのが好きだ
恐慌状態の新兵神姫が既に息絶えた敵神姫を何度も何度も刺突している様など感動すら覚える

敗北(サレンダー)主義の逃亡兵達を街灯上に吊るし上げていく様などはもうたまらない
泣き叫ぶ慮兵達が私の振り下ろした手の平とともに金切り声を上げるアルヴォ軽機関銃にばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ

哀れな抵抗者達が雑多な小火器で健気にも立ち上がってきたのを装甲列車型神姫の列車砲撃が都市区画ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える

圧倒的な物量の機甲MMS師団に滅茶苦茶にされるのが好きだ
必死に守るはずだった仲間たちが蹂躙されむごたらしく殺されていく様はとてもとても悲しいものだ

機動MMS艦隊の物量に押し潰されて殲滅されるのが好きだ
ヘリ型神姫、戦闘攻撃機型神姫に追いまわされ害虫の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだ

諸君 私はバトルロンドを地獄の様なバトルロンドを望んでいる
諸君 私に付き従う武装神姫戦友諸君
君達は一体何を望んでいる?

更なるバトルロンドを望むか?
情け容赦のない糞の様なバトルロンドを望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の鴉を殺す嵐の様な闘争を望むか?」

桟橋に集結した神姫たちが叫ぶ。

『バトルロンド! バトルロンド! バトルロンド!バトルロンド! バトルロンド! バトルロンド!!!バトルロンド! バトルロンド! バトルロンド!バトルロンド! バトルロンド! バトルロンド!!!』


ナターリャ「よろしい ならばバトルロンドだ

我々は渾身の力をこめて今まさに振り降ろさんとする握り拳だ
だが起動してきてから戦い続けてきた我々にただのバトルロンドではもはや足りない!!

大戦争を!!
一心不乱の大バトルロンドを!!

我々はわずか1個機動MMS艦隊 数十人に満たぬ武装神姫にすぎない
だが諸君は 一騎当千の古強者だと私は信仰している

ならば我らは 諸君と私で軍集団となる!!

我々を忘却の彼方へと追いやり 眠りこけている連中を叩き起こそう 髪の毛をつかんで引きずり降ろし 眼を開けさせ思い出させよう

SSS級のランカーに恐怖の味を思い出させてやる
連中に我々の軍靴の音を思い出させてやる

天と地のはざまには 奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる


桟橋にいる神姫たちが胸を叩く

神姫「CSC、CSCの火だ!!」

ナターリャ「我々の戦闘団でバトルロンドを燃やし尽くしてやる」

神姫たちが叫ぶ。

「将軍、閣下、将軍殿、指揮官殿!!艦隊指揮官殿!!!将軍、閣下、将軍殿、指揮官殿!!艦隊指揮官殿!!!将軍、閣下、将軍殿、指揮官殿!!艦隊指揮官殿!!!将軍、閣下、将軍殿、指揮官殿!!艦隊指揮官殿!!!」


野木「なんだこれ?」
立花「うわあ・・・」
衛山「武装神姫のノリってようわからんわ」
ナターリャ「そこ、うるさいよ」
ナターリャが苦笑いをするオーナーたちに指を指す。
今宮「はいはい、どうぞ続けてください将軍」

ナターリャ「SSS級のランカーMMSでさえ、恐怖で怯え、逃げ出すようなバトルロンドを!!」

すっとナターリャが手を掲げる。

ナターリャ「さあ・・・諸君、地獄を作るぞ・・・時間、合わせ・・・5・4・3・2・1・・今!作戦開始!!」

神姫たちがタイマーをセットする。

野木「リアクターに火を入れろ」
マキシマ「こちらマキシマ、機関始動」
ノザッパ「ノザッパ、出港します」
立花「アオイ、エンジンの暖気は?」
アオイ「へへへ、十分だぜ」
金川「ツラギ、錨を上げよ」

野木が呆れた顔でナターリャに聞く。

野木「おい、将軍閣下殿?作戦開始と言ったが、作戦名はなんだ?」

ナターリャ「ミッドナイトブルー」

野木「どういう意味だ?」

ナターリャ「ミッドナイトブルー (Midnight Blue) は色のひとつ、直訳すると「真夜中の青」となる」

野木「ほっ!そりゃぴったりの作戦名だな」


野木はシンと静まりかえった湖に照らし出され濃いブルーに包まれた湖を眺める。

ナターリャ「ミッドナイトブルーだ」

暗闇の桟橋から出港する・・・・艦隊を見送るオーナーや神姫たち・・・・


23:30 アルファ艦隊は出港した。

それが見送るオーナーや神姫たちにとって最後に見た姿だった。




To be continued・・・・・・・・



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