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ウサギのナミダ
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「勝ったのにゃ……ワガハイ達の完全勝利にゃ」
「なにを誇らしげに言ってるんですか、私死にかけたんですよ。 あなたのせいで木端微塵になりかけたんですよ」
「あ、口調が元に戻ってるにゃ」
「しかし俺達はまだ生きている。 二本の足で立っている。 それ以上の何を望む?」
「いやいや、イイこと言ったつもりかもしれませんが、ほむほむもこの疫病猫と同罪ですからね?」
「ホムラと呼べ」
「誰が疫病猫にゃ! 招き猫の一億万倍のご利益があるかもしれにゃいワガハイをボンビー扱いするとは罰当たりにゃ奴にゃ!」
「じゃあ何て呼べばいいんですか。 名前は?」
「ワガハイは猫である。 名前はまだにゃい」
「やかましいです。招き猫の一億万倍のご利益なら、私の身体と装備をどうにかしてくださいよ。 傷だらけ破損上等のボロボロ、おまけに過負荷で全身ちょっと焦げ臭いんですけど。 っていうか泣きたいくらい身体が痛むんですけど」
「制限解除は危険だと貴様のオーナーに教わらなかったのか」
「そんな悠長なこと言ってられなかったじゃないですか。 疫病猫に分解調査されたりワタナベ3号に踏み潰されるよりはマシです」
「テンションアゲアゲだったもんにゃ、オマエ。 そんにゃことじゃ長生きできにゃいにゃよ」
「だから誰のせいだと……もういいです。 疲れました。 一歩も動けないです。 二人とも私を家まで運んでください」
「ワガハイここんとこ徹夜続きだったからにゃ、あんまり充電できにゃいで今日のこれにゃから、もう動けないのにゃ」
「俺もだ」
「どうするんですか、このままだと――ほらもう、日が昇っちゃったじゃないですか」
「眩しいにゃあ……」
「ああ……」
「心が洗われるようにゃあ……」
「ああ……」
「二人とも、そのまま天に召されて下さい」
「召されるのにゃらヴァルハラに行きたいにゃ。 一度でいいからヴァルハラ温泉に入ってみたいのにゃが、おお、丁度ここに戦乙女がいたにゃ。 格安バスツアーとかやってにゃいのにゃ?」
「温泉なら高天原のほうがいいですよ、お酒も美味しいですし」
「貴様ら、本当は元気なんじゃないか?」
「そんにゃことはないにゃ、わりとイッパイイッパイにゃ」
「私もです。 そろそろいっときますか?」
「そうだな、それがいい」
「じゃあ一緒にいくにゃよ、せーの」
「「「ばたんきゅ~」」」








































11匹目 『良きかな』








































一週間後。

「アマティ、悟アナの6巻はどこにゃ?」
「さあ、私それ読んだことないので。 ほむほむ知ってますか?」
「ホムラと呼べ。 悟アナは5巻が出た後で連載休止に入ったと聞いているぞ。 作者が東京の立川という場所にバカンスに行っているそうだ」
「バカンスなのに行き先バレてるんですか。 それにしてもほむほむ、随分と詳しいですね」
「…………」



私程度の神姫が戦って掴み取れる平穏なんて砂上の楼閣みたいなもので、それは期待を裏切らない早さで、あっさりと崩壊した。
ううん、砂上の楼閣というより、ジェンガといったほうが適切かもしれない。
積み木の楼閣を積み上げて、崩れないようにそ~っとブロックを引き抜いて最上段に乗せていって、どんどん高くなっていくけれど、でもいつかは誰かが崩してしまう。
ジェンガに、崩れないという未来はない。
積み上げたものを誰かが崩すまで続けられるゲーム。
そして崩れたものを、もう一度積み上げる。
積み上げては崩し、崩しては積み上げ、積み上げては崩し、それを何度も何度も繰り返す……だなんて言うとジェンガを悪く言っているように感じるけど、もっと大事なことはいちばん初めにある。
ジェンガで遊ぶ時は、必ず最初に積み上げる。
卵が先か鶏が先かのように、もう何年も前に答えが見つかっていても未だに慣用句のように使われるような、こんがらがった難しい話じゃない。
遊びたいから、まず積み上げる。
楽しみたいから、できるだけ丁寧に積み上げる。
簡単で当たり前で、でも心を豊かにするためにすごく大切なこと。
それが、なんとなくだけど、私たち武装神姫も同じなんだなあと思う。
心と身体を持つ神姫は何だってできるけど、武装神姫である以上、まずは戦う。
頑張って戦って、オーナーと勝利の喜びを分かち合うのも醍醐味だし、敗北して落ち込むのは嫌だけど、それもやっぱり醍醐味なんだと思う。
戦いはあくまで手段であって、すべてはオーナーと心を通わせるため。
異論を唱えるオーナーと神姫はすごく多いはず。
私たち神姫は戦ってなんぼ、勝ってなんぼ。
そう言われても、否定はしない。
戦う以上、負けっぱなしじゃ楽しくないとは私も思うけれど、勝っても負けても、次がある。
戦い続けて、勝ち続けるために生きているのか。
戦い終えて、次の戦いまで穏やかに過ごすのか。
どちらも、もちろん大切なこと。
でも、ジェンガは、積み上げてから崩れるまでが一番楽しい。
……だというのに。
私が積み上げたジェンガは、大事なことだから2回言うけれど、期待を裏切らない早さで、あっさりと崩壊した。
マスターと私の愛の巣に、2匹の泥棒猫が住み着いた。



「読者を放っぽってまで行くところかにゃ立川は。 あそこに行くくらいにゃら多摩で野良猫と戯れてたほうが有意義ってもんにゃ。 タマだけに」
「全然上手くないです」
「貴様、東京に住んでいたのか」
「一時期にゃ。 アイツまだ元気でやってるかにゃ……」
「その立川? って観光地なんですか?」
「観光とは程遠い、きな臭い街にゃ。 街をあげて超能力の研究をしてる場所がある、ってことくらい聞いたことがあるにゃろ?」
「ああ、あれが立川にあるんですか。 っていうか実在するんですね、その研究都市って。 てっきりオカルトテレビ番組のヤラセだと思ってました」
「学生が超能力を学んでいると聞いたが、本当か?」
「学生どころか神姫までエスパーにゃ。 立川の神姫センターはガラパゴス化してるんにゃよ、テレポートが使えること前提のバトルフィールドまであるくらいにゃからにゃ。 規制のおかげでサイキッカー型神姫は立川から出られにゃいけど、もし解禁されたらワガハイ達ノーマル神姫は大会から姿を消すことににゃるんじゃにゃいか?」
「ちょっと瞬間移動ができるだけの神姫に、私達が遅れをとるはずがありません」
「その通りだ、目立った能力の有無だけが勝敗を決めるわけではない。 ……それで、松田ハイツに行ったことはあるのか」



城尊公園で気を失ったキャッツアイ3人とカシヨは、寝苦しさに目を覚ますと、狭くて暗い場所にギュウギュウ押し込まれていた。
目を覚ましたことでぶり返した全身の痛みが落ち着くのを待ってから明かりが差す横長の窓を覗くと、そこはマスターの寮のエントランスだった。
私達は郵便ポストに押し込まれていた。
ポストの扉を空けると、すぐ下に画面が砕けたパソコンがあった。
ワタナベ3号は? まさかワタナベ3号が私達を運んで……?
と、考えたけど、首の無いワタナベ3号にそんなことができるはずがない。
辺りを見回したけど、超合金ロボットの姿はどこにも無かった。
とにかく、余計なオマケ付きだけど、私は帰ってきた。
その時はマスターが働きに出かける時間で、私がいなくてオタオタしていたマスターがボロボロの私とオマケを見てさらに慌てふためいていたけれど 「私は大丈夫です。 とにかく寝ないといけないので、マスターは会社に行ってきてください。 ほら、遅刻しちゃいますよ」 と強引に送り出した。
もう何日もマスターの顔を見ていなかったような気がして、玄関の扉が閉まった後もしばらく目を離せなかった。
本当はマスターが帰ってくるまでそうしていたかったけれど、私達はもう限界だった。
クレイドルに腰掛けるように私が、その上にカシヨを抱いて、さらにその上に寄りかかるように疫病猫が、そのまた上にほむほむが倒れ、4人仲良く眠りについた。
それからたっぷり半日以上寝た後、マスターが帰ってくる音で目を覚まし、疫病猫に飛びかかるカシヨを抑えて、疫病猫にはカシヨにインストールしたネコ化パッチをアンインストールする約束をさせた。
「どれほど時間がかかるにゃ」 とカシヨが猫語で尋ねると疫病猫は 「これがまた難しいんにゃよ。 ワガハイのパソコンからデータを取り出せれば早いんにゃが、画面があれにゃからにゃ、別のモニターも無いし、ネコミミギュウドンのマスターのパソコンでイチから作り直しにゃ。 ワガハイが蒔いた種にゃから不眠不休でやるにゃが、長期戦を覚悟しといてほしいのにゃ」 とかなんとか言いながら30分でアンインストーラーを作ってしまった。
アンインストール中、クレイドルの上で再度身体を痙攣させて苦しんだ可哀想なカシヨは 「つ、次に会、う、時を、か、覚悟、し、とけよ……」 とぐったりしたまま疫病猫を睨みつけて、マスターに連れられてオーナーの元へ帰っていった。
「さ、あなた達もオーナーさんのところへ帰ったらどうですか」
「野暮なこと言うにゃよ、ワガハイ達に帰るところにゃんてありはしにゃいにゃ」
「もう俺達を捨てた主殿の顔すらロクに思い出せん――だからといって悲観しているわけではない、俺達はそれなりに上手くやっている。 貴様が俺達に代わり憤りを覚えてくれるのは嬉しいと思うがな」
「…………」
「でも長かった野良生活もこれでお終いにゃ。 ネコミミギュウドン、これからよろしくたのむにゃ」
「……………………は?」
愛しのスモールハートマスターは二匹の居候をあっさりと承諾した。
違法改造神姫を放っておくわけにもいかない、でも然るべき場所へ連絡する度胸もない。
こうして私が戦い掴み取った平穏は、ジェンガにデコピンをするように容易く、崩れ落ちた。
「それじゃあワガハイの新しいアルジサマよ、ワガハイに名前をつけるにゃ。 ほむほむみたく可愛いのもいいんにゃが、カッコイイやつを頼むにゃよ」
「俺の名はホムラだ」
「ん~そうだねえ」
「もう “疫病猫” でいいじゃないですか。 十分可愛いですって」
「どのへんが可愛いのにゃ!? さすがのワガハイも鬱ににゃるよ!」
「じゃあ “シャミセン” なんてどうかな」
「どうかなってアルジサマよ……それは猪に “ボタン” って名付けるようなもんにゃよ」
「ああ、いいですね “ボタン”。 それでいきましょう」
「他人事だからっていいかげんすぎにゃいか!」
「 “コブラ” というのはどうだ?」
「ほむほむのセンスは過去に向かってるんにゃよ……」
「分かりやすく “マオチャオ”」
「直球勝負にも程があるにゃ。 少しくらい変化球を織り交ぜて欲しいのにゃ」
「 “ハウリン” 」
「変化球を通り越してボークにゃ! 硬球を隠してジャガイモを投げるようなもんにゃ!」
「 “スペースコブラ” 」
「どんだけワガハイにサイコガンを撃たせたいのにゃ!」
「 “ヒューッ!” 」
「名前ですらにゃいにゃー! オマエタチ、ヒトの名前を大喜利で決めるにゃよ!」
「 “カグラ” 」
「だからそう簡単に……ん? カグラ? カグラ、かぐら、神楽…………にゃかにゃかカッコイイじゃにゃいか、初めからそういうのが欲しかったんにゃよ。 やればできるじゃにゃいか、ネコミミギュウドン」
「私にだってアマティっていう名前がありますからね」
そんなこんなで、カグラとほむほむが私とマスターの家族になった。
今まで私とマスターの関係を 【家族】 だなんて思ったことはなかったけど (同棲する恋人……みたいな?) 急に騒々しくなった一つ屋根の下で、なんとなく、私達は 【家族】 になったんだなと思った。
マスターと二人きりの時間は、殆ど無くなってしまう。
すごく、残念。
なのに、口元が自然と緩んでしまうのは何故だろう。



「松田ハイツって悟アナに出てくる聖地のことにゃ? 立川にあるのにゃ?」
「ああ、そうらしい」
「マツダハイツ? サグラダファミリアを桜田ファミリアと間違えるような?」
「いいや、松田ハイツで正しい」
「アマティが 『松田ハイツ』 と聞いて想像するようなボロい集合住宅そのまんまにゃ。ほら、このページを見るにゃ」
「……ここ、聖地なんですか?」
「聖地と呼ばれる場所ならば聖地に決まっている」
「そ、そうですか。 悟れ!!アナンダ!!って、ほむほむがそんなにハマるくらい面白いんですか」
「面白い面白くにゃいとかそういったものじゃにゃいにゃ。 度を越した内輪ネタがシュールさを醸し出してるというか、にゃんとも言い表し難いのにゃ」
「へえ、マスターがクスクス笑いながら読んでましたから、てっきりギャグ漫画だと思ってました」
「いや、あれはギャグ漫画だぞ」
「悟アナの存在そのものがギャグにゃ。 ワガハイも読んどいて言うのもにゃんだが、どうしてこれが何万部も発行されるのか理解に苦しむのにゃ」
「理解する者だけが読めばいい。 悟アナを解する者は多く、貴様が理解できなかったというだけの話だ」
「私やっぱりほむほむのセンスはよく分からないです――さて、そろそろ行きますか。 カグラ、ほむほむ、ぼちぼち出かける準備をしてください」
「ああ、にゃんかそんにゃこと言ってたにゃ。 何処に行くにゃ?」
「物売屋です。 先週のお礼を言いに行きます」
「なるほど、そういうことだったか」
「そういうこと、ってどういうことにゃ」



本気の本気で死にかけたというのに、あれから一週間があっという間に過ぎて、私はもう真夜中の猫の集会のことを遠い昔のことのように感じている。
まだ、その時の傷は癒えていない。
身体が焼きついて武装も破損したからといって、じゃあ新品と交換しようと気前よく言えるほど新社会人であるところのマスターに蓄えがあるはずもなく、それならカグラやほむほむをジャンクショップに売ればいくらか足しになるとも考えたけれど、口に出してみただけで実行には移さなかった。
「できればそういうことは口にも出さにゃいで欲しいのにゃ」
ではどうしたかと言うと、もちろんそのままである。
身体中の関節は錆びついたかのように動きがぎこちなく、普通に歩いていても転びそうになる。
杖の代わりに使っているブラオシュテルンは爆発に晒されたおかげで、クリスタルのように澄んでいたブレードは傷や焼け跡で透明感を失い、十字架のように左右2本あった鍔が片方無くなったことでかえって杖のような見た目になっていたりするのは、乱暴に扱った私に対する当て付けじゃないかと思う。
武装のほうも、スカートと脚は動いてはくれるけれど、やはり私の身体のようにギシギシと嫌な音を立ててギッギッといった感じでギクシャク動くし、副腕は左腕が無いためバランスが悪くなり、装備するとどうしても身体が右に傾いてしまう。
問題無く動くのが頭のネコミミだけというあたり、私はたぶん、猫に呪われている。
実質、神姫バトルから無期限のリタイヤという形になる。
この一週間、けれど私はそれを一度も悲観しなかった。
私程度の神姫がこの町のために戦い、そして勝った。
戦って守り通した栄誉に比べたら、些末なこと。
それに何より、マスターがいっぱい褒めてくれた。



「あー? なんでアタシが徹夜でテメェらの馬鹿騒ぎを見張って、ヤバくなったら手ェ貸してやって、動けなくなったマヌケ共を運んでやるようなボランティアしなきゃいけねぇんだよ、アホか」
「むっふふふ、照れにゃくてもいいじゃにゃいかシスター。 せっかくワガハイが感謝してやってるんにゃから、こういう時くらい可愛げのある反応を見せぶふぅぼっ!?」
「そのネコミミといいあの馬鹿猫といい、あんたって本当に猫に縁があるんやね。 こちらのクールなマオチャオは?」
「ほむほむです」
「ホムラだ」
「私はミサキよ。 今後も物売屋をご贔屓にね、ほむほむさん」
「ホムラだ」
「鉄子君に話は聞いてるよ、巨大ロボット相手の大立ち回りだったらしいね。 何をどうしたらそんな状況になるのか興味が尽きないよ」
「あれはそもそも何なん? そのままにしとくのもマズいって思ったけどメチャクチャ重くて引き摺るのがやっとやったし、とりあえず公園の茂みに隠しといたんやけど」
「あはは……本当にありがとうございました。 助けていただかなかったら、今頃私達はどうなっていたか分かりません」
「気にせんでいいよ、こっちの都合やったし」
「?」
「猫の集会、神姫バージョンか。 僕も見たかったなあ」
「お望みとあらばここで開催してもいいんにゃよ?」
「「「「 や め ろ 」」」」
「オゥ、軽いジョークじゃにゃいか、みんにゃでそう睨むにゃよ脚が震えるじゃにゃいか。 もう集会を開く意味も無くにゃったし、これからはワガハイの作った改変パッチをコニャミに公式にゃものとして認めさせることに尽力するにゃ。 どうにゃミサキよ、ワガハイの最新作を試す気はにゃいか?」
「そう問われて頷く神姫はいないんじゃないかしら」
「また勝手にマスターのパソコンを使ったんですか。 違法改造神姫がいるってバレたら危ないのはマスターなんですからね」
「大丈夫にゃよ、そのへんは上手くやるにゃ」
「最新作とはどんなものだ」
「にゃっふっふ、聞いて驚くにゃ、名付けて 『アダルトパッチ』 にゃ!」
「名前からもうアウトやん」
「それを私に使わせて、どうするつもりだったのかしら」
「にゃお? ワガハイは全神姫達の願いを叶えようとしたまでにゃよ。 オーナーにゾッコンドッキュンにゃら、夜はクレイドルの上でモニャフモニャフしたいにゃろ? ヘヴンズゲートを顔パスしたいにゃろ?」
「コタマ、構わないから殺ってしまいなさい」
「いやーん初心なオボコが怒ったにゃあ~。 シスターにゃらワガハイの話が分かるにゃろ?」
「アホかオマエ、そういうもんはガチ人間同士が――見ろよ、丁度良いカモが来たぜ」
「こんにちは」
「ああ、いらっしゃい姫乃ちゃん」
「おー待っとったよ、背比のレポート取りに来たんよね」
「オマエらどんだけ弧域に頼ってんだよ、末期のアホが他人のレポート写しても時間の無駄だっつの。 んなことよりもっと有意義な時間の使い方ってもんがあるだろ、なぁ姫乃」
「ん?」
「すっとぼけた顔して本当は分かってんだろ、アタシの聞きたいことをよォ。 昨日だよ、昨日の夜。 弧域とベッド軋ませてナ――うおっ!? ニーキ、テメェいきなり背後たぁ愉快なことしてくれるじゃねぇか」
「君から不穏な気配を感じて、身体が勝手に動いたんだ」
「ニ、ニーキ落ち着いて……!」
「コタマ、余す所無くあんたが悪い」
「この店も神姫に対して何か考えないといけないなあ。 神姫の来客が増えた分だけ人間の来客が減った気がするよ。 ああいや、君達が来たことがどうだと言いたいわけじゃなくてね」
「すみません、私のところの馬鹿猫がご迷惑を……ほらカグラ、あなたが元凶なんですから謝りなさい」
「おっとワガハイは用事を思い出したのにゃ。 さらばにゃジャージ、次にワガハイが来た時は、にゃんかこう、猫が癒されるようにゃモノを用意しとくと良いコトあるかもにゃ」
「逃げたわね。 あなた達は後を追わなくていいのかしら。 あの調子だと犬に喧嘩を売って骨と一緒に埋められるかもしれないわよ」
「すまない、後できつくシメておく」
「お礼に来たつもりだったんですけど、その……」
「ああ、君達が持ってきてくれたヂェリーはありがたく受け取っておくよ。 コタマ君とニーキ君についてはいつものことだから気にしなくていい。 また困りごとがあったら来るといいよ、次は少しくらいなら勉強してもいい」
「神姫のやっかいごとならコタマが動くんやしね、ヂェリー1本で好きなだけ使っちゃっていいよ」
「良かったわねコタマ、労働できる神姫なんてそういないわよ」
「いっそ独立してやろうか? 鉄子を置いて出ていってやろうか?」





その日の夜。
城尊公園はやっぱり暗くて、遊歩道はあるけれど深夜の散歩に向いている場所ではなかった。
ぽつぽつと立つ電灯が、私達以外に照らすものもなく、退屈そうに規則正しく並んでいる。
あの時の夜は、心細かった。
今は、純粋に夜のお出かけを楽しんでいる。
冷たい風が優しくネコミミを撫で、櫛のように髪をとかす。
「結構探したけど見つからなかったね。 そんなに目立つものなら暗くても見落とすことはないと思うけど。 その物売屋のアルバイトの人、本当にさっきの場所に隠したって?」
「確かにあの辺りだって言ってました……けど、無かったってことは聞き間違えたんでしょうか」
「これだけ広い公園だ、他に似たような場所があるのかもしれない」
マスターの肩からカグラが飛び降りて、望楼の欄干に上手く着地した。
落ちることがトラウマになっていたはずだけど、あれは演技だったのだろうか。
「いーや、さっきの場所で間違いないにゃ。 んでもってワタナベ3号が何処にいったかっていうとだにゃ、きっと自分探しの旅に出たんにゃよ」
あのワタナベ3号なら本当にやりかねないから洒落にならない。
さすがに人間大の首無しロボットが暇な大学生よろしく街中を徘徊していればニュースの特集で取り上げられるか怪談として広まっていくだろうけど、幸いにしてまだ私の耳には入っていない。
『歩く首無し超合金ロボット!』
あんまり怖くない。
「ワタナベ3号の頭は壊したんですから、もう動けるわけないじゃないですか。 たぶんプラモデル好きな誰かがたまたま見つけて持って帰ったんですよ」
ワタナベ3号という、一応プチマスィーンに分類される意思を持ったロボットの眉間に矛を突き立てたことに罪悪感を覚えているわけではないけれど、勝手に生み出されて暴走してしまい、結局壊されるというのも非道い話だと思う。
ワタナベ3号はなぜ、暴走したんだろう。
なぜ、最初のロケットパンチでパソコンを狙ったんだろう。
なぜ、カグラの言う事を聞かずに暴れたんだろう。
「あるいは誰かが発見し、警察にでも通報したか。 いずれにせよ、俺達が発見したところで、持ち帰るにはいささか大きい」
「無いものは仕方がにゃいが……にゃんだかワタナベ3号に悪いことしちゃったにゃ」
「珍しく殊勝なこと言いますね、なにか拾って食べましたか」
からかってみても、いつものように言い返そうとはせず、カグラは星空を見上げた。
「思い入れがあるんにゃよ、それにゃりに」
マスターに胸ポケットからカグラの隣に下ろしてもらって、私も空を見上げた。
ほむほむもマスターの肩から降りてきた。
この日の夜空も一週間前のように、名前も知らない星座と一緒に黒いキャンパスの上に描かれた月は、優しく私達を見守ってくれているかのように、ほんのりと明るい。
見上げていると、身体が空に吸い込まれそうになる。
それは月の引力かも、あるいは私が無意識のうちに空へ行こうとしているのかもしれない。
「近くにこんなにいい場所があったんだね。 近すぎて気付かなかったのかな」
「そうにゃよアルジサマ、ワガハイが見つけたんにゃよ。 猫の集会を開くにはにゃかにゃか洒落た穴場にゃろ?」
「俺達がここに来た時には先客がいたがな。 奴等からこの場所を奪ったが、果たしてそれは良かったのだろうか」
「私の知らない神姫コミュニティがいっぱいあるんですね」
いつかマスターが言っていた 『町が生きてる』 ということ。
それは案外、カグラ達のような集まりのことなのかもしれない。
意思を持って集まったものが、1つの意思を創り上げて、それがあたかも生きているかのように動き出す。
集まりとはいえそれは小さく、でもたくさん生まれた意思がまた集まり、重なり、また新しいものを生み出して、そうしてこの星空のような大きなものが生まれる。
「アマティもだけど、カグラもほむほむも、もう危ないことはしないでよ。 次は本当に修理不能になるかもしれないんだから」
「善処するにゃ」
「ホムラと呼べ」
マスターが1人と、神姫が3人。
私達もまた、偶然によって新しく生まれた意思の1つになる。
そのきっかけが私のネコミミなんだから、神様の考えることはよく分からない。
「……あははっ」
「ん? どうしたにゃアマティ、ほむほむが誰からもホムラって呼んでもらえにゃいことが今更ツボに入ったのにゃ?」
「貴様……俺に喧嘩を売っているんだな?」
「いえ、そういうことではないです――マスター、空から見下ろす灯りと地上から見上げる灯り、どうですか?」
「あの話、覚えていてくれたんだね。 うん、一面に散らばる光にはやっぱり何かありそうだよね」
「一面? それは違うぞ、主殿」
意外なことに、ほむほむが割って入ってきた。
「確かにこうして見上げると空は一面で、そこに星の点が多数打たれているように見える。 だが空には宇宙という空間がある。 それも何光年という、俺達の感覚では掴みようがない広がりを持って、だ。 そして」
ほむほむがマスターの寮のほうを指差した。
やっぱりここからでは影になっていて見えない。
「言うまでもないが、町も空間だ。 星と同じように点の明かりが灯っているが、俺達はそれを星空のような面だとは言わない。 この違いはどこから来るのか」
「違いにゃ? う~ん、地上のスーパーにはニボシが売ってて、空にはニボシ座がにゃいことじゃにゃいか?」
「黙れ」
「もうちょっと優しい言い方をして欲しいにゃよ……にゃんだかほむほむ、最近ワガハイに冷たくにゃいか……?」
「気のせいだ――その違いとは、光によって照らされるものの有無にある」
「照らされるもの、ですか」
「そうだ。 町の電灯は建造物や道路、そこにあるものを照らしているから、俺達はこの景色にある物体の遠近を見極め、空間と認識することができる。 だが星空はどうだ、一つ一つの星の光の強さを見ることはできるが、その星が俺達からどれだけ離れているかを視認することはできない。 それに俺達の目で見ると二つ隣り合った星も、その二つが宇宙空間でどれ程の距離を置いているか分からない」
つまり、とほむほむは締め括った。
「主殿とアマティの間にどのような話があるのかを俺は知らないが、星々と町の灯りを見るのならば、それぞれ異なった見方ができるはずだ」
ほむほむが言ったことは当たり前のことかもしれないけれど、私は素直に感心した。
星がどれだけ遠い場所にあるか、私達は知っている。
けれど、星空を見上げると、それは視界一面に広がるカーテンに見える。
手が届きそう、だなんて口を衝くように。
いつかマスターが俯瞰した夜の町も、一つ一つの光の区別が無くなったから、生きているように見えたんだろう。
「見方が変われば違うものに見えて、変わらないと気付けない、か。 うん、その通りだね」
「にゃにを一人で納得してるのにゃアルジサマよ、難しく考えすぎじゃにゃいか。 星を見てあーだこーだ言ってると、行き着く先はナイフを持って深夜徘徊するポエマーにゃよ」
「難しくなんてないよ、むしろ簡単簡潔すぎるくらいかな。 ねえ、アマティ」
「なんだか癪に障りますけど――そうかもしれませんね」
「にゃんの話にゃ」
「カグラは今日もうるさい、って話です」
「それでワガハイを煙に巻けるって思われるほど、ワガハイはアマティの目から見て単細胞にゃのか……」
「モード・オブ・アマテラスの時のように、少しは素直になったらどうだ」
「ほむほむに言われたくありません」
「ホムラと呼べ」
朝会社へ出かけるマスターを見送るのも、二度寝も、昼の掃除も、昼ドラ鑑賞も、夜帰宅するマスターを迎えるのも、その後のテレビを見ながらおしゃべりする時間も、2匹の猫が一緒にいる。
カグラはうるさいしほむほむも意外とおしゃべりで全然落ち着く暇がなくて、私は――2人が飛び込んできた生活に、とっくに愛着を抱いていた。
もう頼まれたって離さない。
身体はボロボロのままでも、2人のためなら、私は何だってする。
もちろん、そんなことは2人の前では口が裂けても言わないけど。
「アルジサマもほむほむもアマティも哲学者じゃにゃいんだから余計なコト考え――……あああああああああああ!!」
「んひゃあっ!? な、なな、なんですかいきなり隣で叫ばないで下さい」
「ワ、ワタナベ3号にゃ! ほら、あそこ! あの電灯の下!」
「電灯? どの…………んむっ!?」
「怖っ! ほ、本当に首無しロボットなんだ……」
ごく狭い範囲を照らす電灯の下に立つ、首を持たない超☆合☆金。
ゴテゴテと装飾されたボディはこの望楼からだと黒いシルエットにしか見えない。
のっぺりとしたその影はもはや幽霊そのものだった。
小さな子供の夢を、大きな子供の夢を、悪の天才科学者や常識に囚われない巫女、果ては神姫の夢を乗せていたはずのワタナベ3号は私達に敗れた今、紛う方なき悪夢の存在と成り果てていた。
「おお、にゃんと変わり果てた姿ににゃってしまったのにゃワタナベ3号……ワガハイに……ワガハイにもっと力があればぁぁ……」
「ど、どうして立っていられるんでしょう……私は確かに頭を貫いたはずですけど……」
「奴に常識を期待するな、ということだろう。 どうする主殿よ、ワタナベ3号が歩けるのならば持ち帰る手間が省けるぞ。 あれが俺達の言う事を聞くならば、の話だが」
「い、いや、あれが僕の部屋に居座るって考えると…………あ、動いた」
「こ、こっちに向かって歩いてませんか? わ、私は反対ですよ、あんなのと生活できません」
「あんにゃのとはなんにゃ、ワタナベ3号だって立派な……ヒイィッ!? 走り出したにゃ! 無駄にアスリート走りにゃ!」
「貴様のものだろ、早く何とかしろ!」
「やっぱ無理にゃ! あんにゃのもうどうすることも来た来た来た来た来た来た来たヤバイにゃ逃げるにゃ!」
「マ、マスター早く! 早く!」
「走るよ! しっかり掴まってて!」
「うおおおいワガハイを置いてくにゃ! え、ちょ、マジで置き去りにゃ? ホント待つにゃー!」
「自ら囮になろうとは、無茶しやがって……」
振り落とされないよう必死に胸ポケットを掴んで揺れに耐える中、私は 「これから先もこんな刺激がイヤというほどやって来るんですね……」 と予感して、悟って、覚悟を決めた。
たぶんマスターも私と同じように覚悟を決めたから、全力で走る中でも笑っていられるんだと思う。
「あっははははははは! 楽しいねぇアマティ!」
「――――はい!」
ほむほむは今までカグラに付き合ってきた分だけ荒事に慣れているのか、余裕綽々でマスターの肩にしがみついている。
私の頭のネコミミが、痛いくらいピーンと立っている。
こうして私は、しばらくバトルをおあずけになる代わりに、喧騒と、緊張と、波乱と、愉快で痛快で爽快な楽しみを手に入れましたとさ。

「もう超合金ロボはこりごりにゃー!!」








































お し ま い に ゃ







































ここまで読んで頂いた方、目がお疲れではないでしょうか。
最終話なんだからスパッと短く切れよ、と自分でも反省しています。
本当に申し訳ありません。
状況は少ないのにお話が無駄に長くなってしまう点はどうにかすべきかもしれません。
でも引かぬ! 媚びぬ! 省みぬ!
アルトレーネの素晴らしさは、いくら語ろうと語り尽くせません。


涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 第5巻29頁 『猫戦乙女』 の言葉をきっかけに始まったこのお話。
当初はせいぜい3~4話で終わらせるつもりでしたが、気がつけば本編第一章 『戦乙女の憂鬱』 を超えるボリュームと成ってしまっていました。
予定していたのはネコミミアルトレーネが猫を追いかけて狭い路地へ入り込み、猫王国を彷徨い、戦争に巻き込まれ、ジークリンデを猫じゃらしに持ち替えたレーネが猫王国を救う、ハルヒちゃん丸パクリの冒険譚。
そんな御伽話を書いたワードファイルもあった気がします。


リアル神姫を愛でていると、いろいろと考えることがあります。
最強の神姫とはどんなものだろうか、とか。
(武装を盛りに盛った神姫? 地力を最大限に引き出した神姫? エキセントリックな神姫?)
神姫に痛覚はあるのだろうか、とか。
(ダメージをどう認識するのだろう、人と同じ心があるなら痛みじゃないと不都合が云々)
神姫はいつまでオーナーと一緒にいるのか、とか。
(武装神姫に飽きたオーナーは神姫が寝ている時を見計らってリセット?)
違法な改造をされた神姫はどんな気持ちなのだろうか、とか。
(妙ちくりんに改造された腹いせに自爆テロを遂行する――わけあるかにゃー!)
オーナーを失った神姫はどうなるんだろうか、とか。
(……神姫は自殺できるのか)
棚の上で勇ましく構える神姫達は何も教えてくれません。
ならば自分で想像したものを文章にして、世の紳士達に見せびらかすのなんてよくね?
私の神姫達はこんなにも可愛くてかっこよくて楽しい。
『15cm程度の死闘』 はそんな感じで成り立っています。


さて次回、ようやく本編に戻って第二章です。
主人公を竹櫛鉄子にバトンタッチしてのどろんどろんな神姫劇。
公開がいつになるかは分かりませんが (公開できるかすら怪しいですが……) もし見かけたらば、一読いただけると幸いです。


最後になりますが、『猫戦乙女の憂鬱』にお付き合いいただきありがとうございました。

にゃー











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