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えむえむえす ~My marriage story~

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 ほかほかと、柔らかい湯気が立ち上る。
「ふぅ。いいお湯だったぁ……」
 階段を上りながら牛乳パックのストローに口を付け、軽くひとくち。
 ……無駄な抵抗と言わば言え。身長148cmのボクからすれば、お風呂上がりの牛乳とおやつ代わりの煮干しは欠かせない習慣なんだ。
「ん?」
 ふと、部屋の中から声がする。
「おかしいな……」
 テレビは消して行ったし、ジルは装備の手入れをしていたはず。あの子は一旦集中すると外の音が聞こえなくなるから、いちいちテレビをつけたりはしないはずなんだけど……。
 ま、いいか。
「ただいまー」
 ドアを開けて、映っている映像を見て。
 ボクは、口にしていた牛乳を吹き出した。


魔女っ子神姫ドキドキハウリン

その7



「何だよ十貴、汚いなぁ」
「な、な、な、何見てるんだよっ!」
 テレビに映っているのは、絡み合う神姫達の痴態……要するに、宮田から借りてカバンに入れっぱなしになっていたはずのエロDVDそのものだった。
 ジル達に見つかったら大変なことになるの分かってたから、そのまま返そうと思ってたのに。
「いやぁ。アームのパワー調整がてら十貴のカバン漁ってたら、なんか入ってたからさ」
「パワー調整でボクのカバン開けないでよっ!」
 本棚のマンガでも参考書でも出してればいいじゃないか……辞書だったら、結構な重さがあるだろ?
「だって、十貴って本棚にもベッドの下にも机の引き出しにもエロ本とかグラビア雑誌ないしさぁ。こっちの方が面白……じゃなくて、健全な少年男子としてだね……」
 面白くないっていうか、どうしてエロ本探すのが第一目的になってるんだよ、ジル。するべき事はアームのパワー調整だろ?
「それよりこれ、ねここと雪乃のヤツじゃんか。回収が入ったとか何とかでものすっげープレミア付いてるんだぜ? 今」
 いつも思うんだけど、ジルってどこからそういう情報を仕入れてくるんだろう。部屋のパソコンでネットは見てるみたいだけど、その手のページを見てる形跡はないし……。
「ネットの巡回履歴は全部消してるから、安心して良いよ。司令官や静香に見られても安心だから」
「ああ、そりゃどうも……」
 あとボクの考え読まないでよ。
「だって、分かり易いだろ?」
 はいはい。って、またぁ……。
 ボクはため息を一つ吐き、DVDの停止ボタンに指を掛けた。
「ちょっと、まだ見てるんだって!」
「見なくていいよ、こんなの」
 ジルの意見を無視して停止ボタンを押し、さっさとDVDを取り出すボク。
 明日には宮田に返そう……。
「折角静香も呼んだのにーっ!」
「ちょっ!」
 慌ててDVDをケースにしまいかけるのと。
「やっほー。ねここちゃんと雪乃ちゃんの超お宝DVD見に来たよー」
 ボクの部屋の窓がガラガラと開くのは。
「……最悪だ」
 全くの、同時だった。


 部屋のテレビでは、二体の神姫が濃密な絡みを繰り広げている。
「あっ! ねここ、そこぉっ! いいのぉぉっ!」
「うわぁ……」
「…………」
 結局ボクは静姉に逆らえず。こうしてみんなでDVDを見るハメになったんだけど……。
「あのさ、静姉」
「すご……」
「うわ、あんなとこまでやっちゃうのか……」
 静姉とジルはベッドの上で、見てるこっちが恥ずかしくなるくらいに堂々と。
 ココはジルの隣で、見てるこっちが罪悪感を感じるくらいに顔を赤らめて。
「静姉ってば」
 そしてボクは。
「何よ十貴。良いところなのに」
 同じくベッドの上にいたボクの耳元に、静姉の生返事が返ってきた。
「あのさ……」
 胸元に回された腕を取り、ボクは小さくぼやく。
「コレ、止めて欲しいんだけど」
「ん? DVD?」
 聞こえてきた声もボクの背後から。
「それもだけど、こっちもだよ」
 要するに、ボクを背中から抱きしめる格好で、静姉はDVDに見入っているわけで……。
「いいじゃない。子供の頃からやってたんだし」
 その上、ボクの背中には、静姉の胸が当たってるわけで……。
「そういうわけじゃ……ほら、DVD終わったよ。ね?」
「そうですよ。もう遅いですし、十貴にも迷惑じゃありませんか。そろそろ帰りましょう」
 ありがとうココ。この場では君だけが頼り……。
「ジルー」
「ほいさっ!」
 ジルの声と共に、真っ暗になった画面の左上に横抜きの三角マークが浮かび上がった。
 その下に小さく書かれている文字は、『再生』の二文字だ。
「ちょっと!」
 ボクが声を上げると同時に、再び神姫とマスター達の宴会の光景が映し出される。
「静香っ!」
「いいじゃない。もう一回見たら帰るからさ」
 ボクをぎゅっと抱きしめ、頭の上に整った顎を乗せて……って、それ結構痛いんですけど。
「店長に全額前金入れてお願いしてたのに、取りに行ったらジェニーちゃんに全部処分されちゃってたのよね……」
 ま、裏DVDならその対応が普通だと思うよ?
 ああ、絡みが始まった。
 ねここちゃん、結構酒癖悪いんだな……。
「にしても、凄いねぇ……」
「ねぇ……」
「うぅ……」
「……」
 何だかんだで見入っていると、頭の上に柔らかい感触が来た。
「……静姉?」
 目の前に淡い栗色の髪束が掛かってる。
「いや、ちょっと手が空いてたからさぁ」
 どうやら、十貴子用のカツラらしい。いつもは静姉の家にあるはずなんだけど、どのタイミングで持ってきたんだか。
「手が空いたからってカツラなんか付けないでよ。大会じゃあるまいし……」
「ああ、大会ならいいんだ?」
「良くはないけど……」
 仕方ないというか、そもそも何でこんな時にそんなモノがというか……。
「折角お風呂上がりなんだし、抱き心地いい方がいいじゃない?」
 うわぁ、やっぱりボクはぬいぐるみや1/1着せ替え人形と同じ扱いなんだなぁ……と思ったその時だ。
「にゃ~ぁ、ユキにゃんのここ、なんか尖ってるよぉ~。食べちゃぉ」
「うぅ……さすがのあたしも、ちょっと……。ねえ、ココぉ……?」
 ジルが、隣に座っていたココを布団の上に押し倒したのは。
「ひゃっ!? ちょ、ちょっと、ジル……?」
 ココの股を膝頭でそっと割り、細い腰を抱き寄せる。
「ほら、あのコ達みたいな事、しよ?」
 おとがいを指で引き上げ……。
「ひゃぁぁ……助けて下さい、静香ぁ……んむ……っ……!」
 唇を、そっと塞ぐ。
「あ、こら、ジル!」
 無理矢理に唇を奪われたココの目にはうっすらと涙が浮かんでいる。さすがにやりすぎだ。
「んふ、ん……んく、はむ、ちゅ……」
 けど、ジルがボクの言うことなんか聞くワケが無い。
「んぁ……んむ、んちゅ、ちゅ……ぷは……っ。……ふぇぇ」
 いきなりの深いキスにココはジルの腕の中、くたりと力を失っている。いつもの愛らしい困り顔も、どこか色っぽくて……。
「静香ぁ……ココ、ちょっと借りて良い?」
「DVD通りにやってくれるなら、いいわよ」
「し、静香ぁ……」
 あまりといえばあまりの言葉にココは悲鳴を上げるけど、力の抜けた体にジルは容赦なく覆いかぶさってくる。
「ほら、ココ……あのコ達みたいに、おっぱい……」
 DVDは、雪乃ちゃんのおっぱいにねここちゃんがむしゃぶりついている場面だった。
 最初は仔猫のような甘え方だったのが、少しずつ水音が立ち、言葉も艶を増していく。
 そしてジルも、ねここちゃんを倣うようにココの胸元への責め方を少しずつ強めていって……。
「ひぁ……あ……ダメ、そこぉ……」
 雪乃ちゃんもココも、口では嫌がっているけれど、無理矢理に振り解こうとはしなかった。彼女達の力なら、そんなこと造作もないはずなのに。
「ホントは気持ちいいんでしょ? どうして欲しいの?」
「ぁぅ……」
「やめて良いのかなぁ?」
「ゃ……ぁ」
 ジルの優しい問い掛けに、潤んだ瞳で言葉を詰まらせるココ。涙と唾液に濡れ、淡い朱に染まった顔は、怯えと切なさがせめぎ合っている。
「ほぅら、雪乃ちゃんはちゃぁんと言えてるわよ?」
「ひ……っ!」
 雪乃ちゃんの放った陥落宣言に、息を飲むココ。
 自分と同じ顔をした少女が、泣きながら淫らな責めを求めているのがショックだったんだろう。
「あそこじゃわかんないよぅ?」
 いつもは無邪気なねここちゃんの問いかけも、自分に投げかけられたように聞こえるのか。
「ひぁ…ぁぁ……っ!」
 ココも半泣きで、声にならない声を出すだけだ。
「ココは、どうして欲しいのかなぁ?」
 ぽっこりと膨らんだお腹に舌を這わせながら、ジルは柔らかく問い続ける。
「わ……たし……」
「ん?」
「私、のぉ……んぅっ」
「良く聞こえないなぁ?」
「ひぁっ!」
 やがて。
「私の……アソコを、虐めてほしぃのっ!」
「私の……アソコを、虐めてほしぃのっ!」
 雪乃ちゃんとココの嬌声が、一つに重なった。


 同時進行する神姫達の濡れ場に、ボクは息を飲んだ。
「静姉。いくらなんでも、これは……」
「あれ? 十貴もエッチなことして欲しいのかなぁ?」
「そ、そういうワケじゃ……ひっ!」
 そんな、耳、噛まないでっ!
 胸も当たってるし!
「静香ぁ。十貴にゃそれで十分刺激になるってよ」
「ちょ、ちょっとジルっ! そんなわけ……」
「んー? そう言う割には、ここもしっかり大きくなってるわよね……」
「ひっ……」
 パジャマの大事なところに、柔らかい感触が伝わってきた。
 静姉の手が、膨らんだ部分をズボンの上から撫でてるんだ。
「ぁう、んぁあ……っ! ジルぅ……」
「ふふ、可愛いわねぇ……こっちとか、どうかしら?」
 ねここちゃんとジルが、雪乃ちゃんとココの股間にそっと顔を押し付けている。
「ひゃぁんっ! そんな、舌ぁ……入れちゃ……」
「う……」
 か細い身を反らし、浅い息を吐くハウリン達は、物凄くいやらしかった。雪乃ちゃんの性格はよく知らないけれど、普段真面目なココが、これだけ蕩けきった表情が出来るなんて……。
「ほぅら、雪乃ちゃんはもっとおねだりしてるわよ? ココは賢いから、どうしたらいいのか、分かるわよねぇ?」
「んぁ…ぁぅ……ここ、にぃ……」
 もう腕には力が入らないらしい。ココは崩れ落ちた四つん這いのまま、お尻だけを高く持ち上げ、尻尾を振ってさらなる愛撫を懇願した。
 ああ、あのココが……こんな……。
「ふふっ。よくできました」
「ぁはぁっ!」
 ココと雪乃ちゃんの喘ぎ声に重なるのは、引き下ろされるファスナーの音。
「って、静姉、何やってんだよっ!」
「だってぇ、二人だけ楽しそうなんだもん。十貴はこんなにしてるしさぁ……」
 開ききった社会の窓の奥。トランクスをかき分け、静姉の指はその先にあるものを蛍光灯の下に引きずり出した。
「ひっ!」
 露わになったのは、お世辞にも大きいとは言えないボクの分身。自分としては一杯の大きさになったそれに、静姉の細い指が五本、絡み付いている。
「ち、ちょっと、静姉……っ!」
 一応は抗議の声を上げてみるけれど、通用しないのは承知の上だ。
「ね、ジルぅ。ここ、どうすればいいの?」
「いつもしてるみたいに適当にしごいてやりゃ、適当に出すだろ」
「ジ、ジルっ!?」
 ジルには見られてないハズなんだけどっ!
「なるほど、了解ー」
 ボクの背中に柔らかな胸を押し付けたまま、静姉の指がボクの分身をゆっくりとしごき始めた。
「ひぁ……っ!」
「こんな感じかなぁ?」
 ゆっくり目のピストンと同時。ピアノかキーボードでも使うように、五本の指が小気味よいリズムを伝えてくる。
「ゃ……ちょっと、静姉……すご……っ!」
「あれ、さっきより大きくなったみたい。気持ちいいの?」
 気持ち良すぎる……っ!
「ジル…ジルぅ……っ!」
 DVDも終盤。ねここちゃんと雪乃ちゃんも、互いに抱き合い、唇を重ねながら、お腹や股間を擦り合わせている。
「ぁは……っ。ココぉ、すごいよ、もっと速くしていいよ……っ!」
 もちろん、ジルとココも画面の中の彼女達と全く同じ。互いの名を呼び合いながら、敏感さを増した感覚器を重ね合っている。
「静ねえ……っ!」
 二重の嬌声と、歪み押し付けられる背中の柔らかな感触。股間を擦り上げる静姉の指に、ボクも一瞬で達してしまって……。
「ひぁ……すご……なんか、ふわふわする……フワフワするぅぅ……っ!」
「んんんんんっ!」
「ねここ……ねここぉぉっ!」
「ふにゃぁぁぁぁあぁんっ!」
「ひぁ、出る、出るぅっ!」
 放たれた僕の精が、抱き合って果てるココ達の黒い体を穢し、濁った白に染め上げていく。
「ふふっ。いっぱい出たね、十貴……」
 ボクの背中を抱いたまま、静姉がにっこりと微笑んだ気がした。


 翌朝。
「……ありがと」
 力なく差し出したDVDを、宮田は嬉々として受け取ってくれた。
「どうだった? ジューキ。凄かったろ」
「……まあね、うん」
 多くは語りたくないけどね。
「ちぇ。あんまり興味なしかぁ……こういうエロエロなら絶対ジューキも食いつくと思ったんだけどな」
「ははは……」
 ボクって宮田にこういうエロキャラだって思われてるんだろうか。まあ、宮田は真面目に人類皆エロエロって信じてるみたいだから、気にしない方がいいんだろうけど。
「ダビング出来るモンならやっても良いんだけど、コピープロテクト掛かってるんだよなぁ、これ」
「そうなんだ……」
 あのあと静姉はそれ持って帰って、普通にダビングしてたみたいだけどなぁ……。返してくれるついでに、ご丁寧にジルの分まで焼いてきてくれたのは勘弁して欲しかったけど。
 今もまた見てるのかなぁ……。
「おい宮田っ! そのDVD、ジューキの次は俺の番だったよな! 貸してくれっ!」
「仕方ねえなあ……ほらよ」
「おお! 恩に着るぜっ!」
 激しく盛り上がる友人二人を尻目に、ボクは今日何度目か分からないため息を吐くのだった。
「……はぁ」


 ほぼ同刻。
「…………」
 研究所並みのコンピュータの群れと、複合ディスプレイに覆われた電子の城。
「いかがなさいました?」
 その中央、豪奢な椅子に身を埋めた少女に向けて、神姫の娘はそっと問い掛けた。
「アガサ、この映像は?」
 神姫同士と、とびきりの美少女達が絡み合っている。しかも少女の片方は女装らしく、股間に立派なものまで生えていた。
「どうやらこちらに気付いているようですね」
 呟き、ストラーフの娘は画像を一時停止。
 女装少年の射精が終わった後。静止した責め手側の少女が、こちらに向けて微笑んでいる映像だ。
「それも興味があるけれど、そうじゃなくて」
 色々と……主に非合法な手段で……この手の映像を集めてきた少女だったが、これはそのコレクションの中でも最上級に淫らで、倒錯的な光景だった。
 その上、こちらの存在を知っていてなお行為に及ぶとなれば……。
「専用サーバに永久保存扱いで記録してあります」
「上出来よ」
 最も聞きたかった答えを確かめると、少女は溢れる鼻血を拭うため、自らの神姫にティッシュを要求するのだった。





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