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えむえむえす ~My marriage story~

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キズナのキセキ
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The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
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アルトアイネス奮闘姫
ロンド・ロンド

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双子神姫
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武装神姫のリン
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戦う神姫は好きですか
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 『4日目』

「―――」
 軽快な雀の鳴き声。柔らかな日差し。
 それら朝の光景が、私の五感を優しく刺激し、覚醒を促す。
「ん……」
 だがぼんやりと目に入ってくる風景は見慣れた洋室……アキラの部屋ではなく、木目の浮かぶ和室の天井。
「あれ、私は……夢を……」
 静かな空気の中、私は違和感の残る上半身を起こし、ふと周囲を見渡す。
「っひ!?」
 その光景に、全身が硬直する。
 私の瞳に映ったのは、酷く扇情的な格好で縛りあげられ、愛欲の液体で全身をぐちゃぐちゃに染め抜かれて気を失っているアガサと、その光景をうっとりと恍惚の表情で眺めている鈴乃嬢の姿。そして裸のまま『貴方も狼に変わりますか』……つまり男性器を生やし、精液まみれになっている己の姿だった。
「あら……おはようですわ、ネメシスちゃん」
「お……あ……」
 朝からあまりの衝撃的な光景に、呂律が回らない。
 その私の姿に来るものがあったのか、鈴乃嬢はとても底意地の悪い笑顔を浮かべて、一言。

「 ゆうべは おたのしみでしたわね 」

 ゆ……夢じゃなかったぁぁぁぁぁ!!!


ネメシスの憂鬱 ファイルⅩⅩ



「うぅ……最悪だ」
 今日も秋晴れを予感させる爽やかな朝だというのに、私の心はどんよりとした雷雨寸前の厚い雲に覆われている。
「あらあら、何をそんなに暗いお顔をしていらっしゃるのかしらね」
 元凶……いや、諸悪の根源が何をしたり顔で言うのだろうか。
 そんな不満顔の私を他所に、愉快そうに笑う鈴乃嬢。殆ど寝ていない筈なのに妙に気力が溢れていて、つやつやと生気に溢れた肌が目に付く。
 しかし……。
「夢であってほしかった……」

「――ええ、『夢』ですわ」

「――――は?」
 彼女の突飛な発言に対し、全く言葉が出ない。
「昨夜の情事は、全て夢。私はそう言いましたし、今もそう思っておりますわ」

 『今宵の全ては一夜の夢。朝が来れば消えてしまう。あなたは夢に身を任せればいいの』

 昨夜の一言が、今更のように私の記憶の中から拾い上げられる。確かに彼女はあの時そう言っていた。だが……
「本当に……夢、なのか?」
「あら、この私が前言を翻す無粋な者に見えると」
「…………むう」
 見えるからこそ疑って掛かっているのだが、そんな事を言ってしまっては身も蓋もないので心に留めて置く。
「お互いに良い夢を見たという事で、良いのではなくて? ネメシスちゃんご自身の為にも……ね」
「ぅ……」
 そう言われると是非も無い。
 ……恩をえらく高く売りつけられた気もするが、この際は止むを得ない。
「了解した……。昨夜はよい夢を、見させて、貰った」
「ふふ、よく出来ました」
 非常に上機嫌な鈴乃嬢。彼女が夢だといった以上、此方もそれに従って行動するより他に無い。

「――それで、今日は何をすれば良い」
 濡れタオルでベトベトになった身体を拭いながら、鈴乃嬢に尋ねる。
「そうね、先ずは貴方が心ゆくまで蹂躙したアガサを綺麗にして頂いて……」
 わざと私を恥ずかしがらせる言葉を選びながら、彼女は続ける。
「そのあと、朝食を一緒に頂きましょう。後はおうちに帰ってよろしくてよ」
「――え?」
 今日も恥ずかしい命令や無理難題を押し付けられるものだと覚悟していた私は、完全に拍子抜けしてしまう。
「あら、もうお忘れになりましたの? 貴方それでも立派な神姫なのかしら」
「な、何を……」
「私、言った筈ですわよ、『メイドの何たるかを学び、汝の主人に対して永遠の忠節を尽くすのです』と……ね」
「それは……そうだが……」
 突然の事に、頭が回らない。……いや、彼女の思考についていけない。
「神姫ドックで精密検査を手配させたほうがよろしいかしら。
 ――貴方の主人がアキラちゃんということまで、忘れてはおりませんわね?」
「っ!?」
「私はメイドの何たるかを学ばせる為に、貴方をメイドにしたまで。この1日、貴方にとっても良い経験となったことでしょう」
「な……なるほ……ど……」
 彼女は人の悪い微笑を浮かべながら、とんでもない真実を暴露する。
 私は僅かな安堵と驚愕の大波に飲まれて思考停止してしまい、その場でへなへなと腰砕けになって座り込む。
「――――ぁ」
 そして呆けた頭の中、やっと1つの事に思い至る。それこそ全ての元凶となった、忌わしいモノ。
「な、ならば昨日の動画の件も……」
「嗚呼、それなら――」
 鈴乃嬢は満面の笑みを浮かべ、そして。
「ソレはソレ、コレはコレ。でしてよ」
 地獄の審判を突きつけた。
「だ、だって今確かにっ!?」
「ええ、メイドの件に関してはその通りですわ。でも元凶は確かにウチの子でしたが、その後ネメシスちゃんが開けた天井の大穴……どう致しましょうか。請求書の送り先、何処にすればいいのかしらね」
「ぐ……」
「そして、折角貴方にチャンスを差し上げたというのに、貴方はそれを活かしきれなかった。それは、二重の失態ね」
「・・・」
 ぐうの音も出ない。
「主の誇れる神姫になりたいのならば、貴方も自分の行動と発言には責任をお持ちなさい。ま、こんな楽しいモノをお外に流出なんてとてもとても勿体無くて……そのような事は致しませんから、ご安心なさい」
 そんな彼女の言動こそ、今の発言と激しく矛盾しているような気がするのだが、言ったところで無駄だろう。
 第一、今の私にはそんな権利など有りはしないのだ……。


 『AM12:00・芽河原家』

「つ……疲れた」
 アキラの部屋に戻った私は、すぐにドサリとベッドに倒れこむ。
 鈴乃嬢はその言葉通り、朝食の後に私を開放し帰宅させてくれた。
 だが結局、データはそのまま彼女の手にある。それに関して今後どうすべきかを考えなければいけないのだが、この数日怒涛の様な出来事に襲われ続け、冷静な判断力などとっくに磨耗しきっている。
「全く、なんでこんな事に……」
 愚痴と共に溜息が漏れる。
 だが何と言った所で、最初の原因は私自身にある。3日前、エルゴであのような相談を、願いをしなければ……
「……ぁ」
 エルゴという単語で、ふと思い出す。
 昨日は感情に任せてエルゴ飛び出した為に、服や飛行ユニットを店舗の方に置いてきてしまった。それに店長や静香さんにも何の説明もせず注文してあった装備を引っ手繰るようにして店を飛び出した挙句、鈴乃嬢に拘束されていたとはいえ連絡の1本も入れていない。
「やっぱり行かないと駄目……だろうな」
 電話やメールで済ませるという手もあるが、大変な事をしでかしている以上、やはり一度は面と向かって説明する必要があるだろう。出来れば今日はこのまま休みたいのが本音だが、早く処理した方が面倒がないとよく聞く。
「……あ。飛行ユニット、どうしよう」
 置いてきたのだから取りに行かないと行けないのだが、今手元になくては移動が出来ない。ここは、やはり。


 『PM1:00 ホビーショップ・エルゴ』

「……こんにちわ、店長」
「お、ネメシスちゃんいらっしゃい。昨日はまぁ……って、随分と今日はまた決めてる格好だね」
 私が入ってきた事に気づいた店長が振り向き、少し驚いた表情を浮かべる。
「えぇ、まぁ……少々ありまして」
 その理由は私自身にある。普段の外出用飛行ユニットが無い為に、戦闘用の『エトワール・レネット』を装備して此処まで来たのだ。昨日のような興奮状態ならともかく、街中をシラフでフル装備をして飛行するのは少々気が引けたがやむを得ない。
「えと……今日は、静香さんはいらっしゃいますか?」
「いや? 静香ちゃんはバイトのシフトじゃないな。彼女に何か用なのかい」
「あ、はい……。彼女にも、と言うべきですが、あの……その」
 店長の場合は一瞬とはいえ、あんな醜態を目撃されてしまった相手と面と向かって話すと言うのは、凄まじく気まずい。
 彼と目線をあわせる事が出来ずに視線は泳ぎ、顔が赤くなって胸には動機が起こり、ついもじもじと身をよじってしまう。
「……あの、昨日の事…………なんです、けど」
 自らの意志に反してどんどん声がか細くなり、瞳には涙が浮かんでしまう。だが此処で言わなければ……私は。
「――あ、ああ。昨日の事……ね」
 心の中は羞恥心で一杯になる。今すぐこの場から逃げ出してしまいたい。だが逃げてしまっては駄目だ。
「はい……その、昨日は、色々と……申し訳ありませんでした」
 全身の力を振り絞って店長を見つめ、謝罪する。
「その……、私お店の中であんな……は、破廉恥な行為をしてしまって……」
「い、いやぁ……ほら、人それぞれだし……」
「…………ぁう。やっぱり見られていらっしゃったん……です、ね」
「え、あ!? い、一瞬だから! 本当に一瞬でネメシスちゃんのエロボンテージ姿なんかみてねぇしっ!」
 し……死にたい。

「ほぉう、面白そうな話じゃないか。もう一度頭からゆっくり聞こうか」

 氷のような音色の声が、私の後ろから響いてくる。聞き覚えのある……いや、忘れがたいこの声は。
「あ……秋奈、さん」
「元気そうではないか。てっきりヤリ過ぎで腰が抜けて動けなくなっているモノだと思っていたが、やはり好き物は違うか」
 いつの間にか私の後ろに立っていたのは、ケバケバしい金髪のポニーテールとフェロモン全開のボディコンスーツに身を包んだ女性……『日暮 秋奈』女史だった。
「……さぁ、仕事仕事。なんか急にヤル気満々だぜ」
 その秋奈女史の姿を確認した瞬間、くるりと180度ターンしてそそくさと奥に逃げる店長。
「あ、ちょっと店長っ!?」
 その店長を追いかけようとした瞬間、細くて長くて良い匂いがする手が蛇のように私に絡みつく。
 そしてその手の先には、微笑を湛えた秋奈女史の顔があった。
「ひ、ひぃぃ!?」
 私は何とか逃げ出そうと激しくもがくが、美しい女神のような手は鬼の爪にでもなったかのようにガッチリと間接がロックされていて、全く抜け出す事が出来ない。
「――さぁ、話を聞かせてもらおう。貴様のここ数日の肉欲の日々を、じっくりと……な」

「成る程な、ソレは全くもって愉快痛快。たっぷりと愛欲の日々を満喫出来たようじゃないか」
「えぇ……まぁ……お、お陰様で」
 あれから数時間、脅しも含めた巧みな話術に翻弄され、気づけばここ数日の痴態の全てを語っていた。
 もっとも最初に調教して欲しいと願い出たのは彼女に対してであるからには、結果報告として語るのも当然なのかもしれない。……当然という事にしておかなければ、恥ずかしさで心臓が破裂してしまう。
「どうだ、貴様も色々と学ぶ物があったのではないか、ん?」
「確かに……皆さんの、その……お上手で……テクニックとかは参考にはなりました……それに」
「ソレに?」
 そこで一旦言葉を区切る。自分の感じた事を改めて言葉にする為に。
「個性的な方々ばかりで、私の常識とは明らかに違う方ばかりでしたが……皆、それぞれ自分自身のやり方で、お互いを心から愛し合っているんだと……思い、ました。だから私も、私なりのやり方で、アキラを…………愛します」
 物凄く恥ずかしい事を口にしているという自覚はある。でもこれが、今の私の偽り無い気持ちだった。
「――――クク、ハーッハッハッハッ」
 パンパンと手を叩いて大笑いする秋奈女史。そ、そんなに変だっただろうか……。
「貴様にしては上出来な口上だ。
 そこまで言うからにはいよいよ主もろとも愛欲と肉欲の世界に進む覚悟が出来たようじゃないか、ん」
「べ、別にそっちに進むとは!? ……いや、進まない訳でもないのです……が」
 顔が熱い。これはとんでもない事を言ってしまったのでは。
「まぁいい、今回の私の役回りは貴様の調教だからな。後は貴様自身が考える事だ」
 私は黙って頷く。
「さて、貴様の覚悟も存分に聞いた所だ、前回の続きをしようではないか。場所は既に用意してある、少し付き合え」
「え……。い、今からですか?」
 まさかこのタイミングで調教の話をされるとは思わなかった。それに続きとは……。
「嗚呼、前回は邪魔が入ったからな。それに消化不良のままでは終えたのでは、プロとは言えまい」
 そこまで付き合っていただけるのは有り難いが、素直に喜べないのは何故だろう。
「それにだ、今までの回想で貴様も昂っているようだからな。この機会を失うのは惜しいだろう、お互いにな」
「う……」
 秋奈女史は口元を笑いの形に歪ませながら、此方の奥底まで見透かすような瞳で私を見つめてくる。
 そして更に厄介な事に、その推察は完全に的中していた。
 私の頭の中は愛欲の日々の回想で埋め尽くされ、既に乳首はツンと軽く隆起してスーツの下からその存在を主張し始め、秘処は既に自分でもはっきりと判るほどに疼き、濡れそぼってしまっている。

「それでは行こうではないか、貴様の求める愛と肉欲の行き着く先へと……な」




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