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第十四話


合衆国中華の、とある山間にある軍事基地で爆発が起こる。
基地の上空に一体の神姫が滞空している。
漆黒の体躯に真紅のアクセント、特徴的なリアウィングにはファイヤーパターンのペイントが施されていた。
中華軍の主力機戦闘装甲騎型のバイロンが右腕に装備した滑空砲から対空弾を上空に目掛けて発砲する。
神姫が身を翻し、空中で炸裂するベアリング弾を左右に回避していく。その神姫は先頭を行くバイロンに急降下し、すれ違いざまにリアウィングに仕込まれたビームブレイドを閃かせてそのバイロンを腰から両断する。
「四番機大破!!」
「ええい、二番機と三番機は左右に展開!目標を挟み込め!!」
レドームを装備した偵察型のバイロンが傍らにいる指揮官型に報告し、彼女が指示を飛ばす。
「敵はたった一機だ!司令部にも増援を要請しろ!!」
「了解しました!」
そうこうしている内にさらにもう一体のバイロンが神姫のビームライフルで貫かれて撃破される。
「ええい、お前達では手に負えん!下がっていろ!!そこのお前!私と勝負だ!!」
指揮官型が右腕の滑空砲を取り外し、背中から青竜刀を抜きはなって挑発する。
「勝負か・・・・・、良いだろう」
神姫もそれに答える形でライフルを捨て、ビームサーベルを取り出して出力させる。
黒とモスグリーンの機体が交錯する。
一瞬の間に青竜刀が握られていた指揮官型の右腕が宙を舞い、CACが収められた胸を刺し貫かれて沈黙する。
彼女が墜とされたことによって、基地司令部から白旗が上がったが、神姫はそれを見届ける事無く、空の彼方へ飛び去ってゆく。
地図上でその方向には、日本列島があった。

  • それから一週間後、ホビーショップ・エルゴでは・・・-
「それで、日暮さん、例の黒い天使型の件ですが・・・」
「わかってるよ、優一君。対価に「ドキッ!?神姫だらけの柔道大会!!・ポロリは無いぞ」を求めるくらいだから。それなりに濃密な奴を・・・」
「ブラッドファントム」の一件から数日後、優一は黒いアーンヴァルの情報収集を治安局だけでなく、日暮店長の様なハッカー仲間に依頼しており、その成果が上がったとして、エルゴで彼から報告を受けている所だった。
「何だか中途半端なタイトルだと思ったら、実際の所は「ド」が付くほど濃い・・・」
「ストーップ、他人の目があるからこのくらいにしてくれ」
そう言う日暮店長の背後ではどす黒いオーラを発しながらジェニーさんが彼を睨み付けていた。
「それで、最新の動向は?」
「先週も中国の軍事基地を襲撃して、共和国の領空に入ったところで消息を絶った。これ以上詳しいことはジェネシスでも判らす仕舞い。恐らくは途中で戦士団に撃墜されたんじゃないか?」
「とにかく、恩に着ます」
「こちらこそ、また頼まれるよ」


「ご主人様、例の・・・」
「ああ、中華軍は物量で定評がある。その基地を単騎で襲って生き残り、なおかつ、その足で共和国に向かうほどの実力と気概を持ちながら途中で撃墜された・・・・・。どうも引っかかるな」
「まさか、追撃を振り切るために意図的に撃墜されたんじゃ!?」
「その可能性も十分あり得るな。もしくは装備を外して囮にしたか・・・。とにかく、町中で出くわさないように・・・・・。噂をすれば、だな」
「「!?」」
優一に言われ、アカツキとシラヌイが目を見やったその先には、武装状態の黒いアーンヴァル(以下、黒アン)が滞空している。損傷を抱えているのか、見た目にも傷ついている。
「そこのアーンヴァルタイプとフブキタイプ、私と勝負しろ」
「いきなり何を言って・・・きゃあ!?」
突如、黒アンが右手のビームライフルを発砲してくる。
「どうやら迷っている暇はなさそうだな。アカツキは一っ飛びして姉御に連絡してくれ。「例の奴を見つけた」ってな!」
「わかりました。けど、マスターは・・・」
「俺はシラヌイで時間稼ぎする。本来ならシラヌイを通報に行かせるが、フブキタイプはいかんせん速度が出ない。結局のところ、頼みはお前だけ。要はいかに早くするかだ。頼んだぞ!!」
「了解です!それまで持ちこたえてください!!」
優一は大急ぎでアカツキにリアウィングと脚部スラスターを取り付け、聡美の元に向かわせると、黒アンの元に向き直る。
その間にシラヌイは既に武装を済ませ、戦闘準備を完了させている。
「シラヌイ、奴は単騎で中華軍の基地を襲撃する程の実力だ。勝とうとは思うな、生き残ることを考えろ」
「承知しました!」
上空の黒アンがビームサーベルを抜刀して斬りかかり、シラヌイは飛翔滑走翼のエンジンを前回にして急上昇し、それを回避する。
「なかなかやりますね。一応お名前を聞かせてもらえますか?」
「名前は・・・・無い」
「!?」
「メサイアと呼ばれていた時期もあったがな」
メサイアの名を聞いて、優一は戸惑いを覚えた。
かつて、「ブラック・ストレンジャー」と呼ばれ、バトルロンドが開幕した当初から、その黒いボディと圧倒的な強さで強烈な印象を残したが、3年ほど前の西暦2033年に行方不明となったことで有名な神姫だ。
そのメサイア本人が今、シラヌイと刃を交えていること自体、一種の異常事態である。
「気を付けろシラヌイ、来るぞ!!」
「遅い!!」
メサイアは再びビームサーベルで斬りかかり、シラヌイはそれをタイガーピアスで受け止める。
「くっ、速い・・・!」
「貴様が遅すぎるのではないか?」
高速で迫るメサイアの緩急が付いた戦術にシラヌイは対応し切れていない。
「やはり、「異端者」の二つ名はダテじゃないようだな。シラヌイ、戦術パターンをラムダからイプシロンに変更!奴に反撃の隙を与えるな!!」
「承知しました!!」
メサイアのビームブレイドを受け流し、距離を取った後に飛びクナイを投擲する。
「む、やるな。しかし、やらせん!」
「この!!」
しかし、メサイアはビームサーベルの柄を両端で連結させてクナイをはじき返し、シラヌイと切り結ぶ。
「もらったぞ!!」
「ぐぅう!?」
メサイアがシラヌイのガードを弾いた次の瞬間、黒い左手が彼女の喉元を鷲掴みした。
「うっ、あぅう」
「どうした?私の後進達は此処までレベルが落ちたのか?」
ぎりぎりと言う音を立てながらシラヌイの首が絞まっていく。
(!?この感じは・・・一体?)
ふと、シラヌイは自分の体に何かが流れ込む感覚を覚える。
(・・・けて・・・)
「え!?」
(お願い・・・助けて・・・!)
「いったい・・・何・・・を?」
「ふん。何を言っている?興が冷めた。死ね!」
「うっ、ぐわぁああああ!!」
首を絞めるメサイアの手に一層の力が込められ、流れ込む感覚もさらに強くなる。
(もう・・・、ダメなの・・・!?)
シラヌイが諦めかけたその時、鳥のような影が飛来し、メサイアを攻撃した。
「っつ、これは!?」
「サポートユニット・ブレステイル改、私の・・・相棒です!!」
メサイアはシラヌイから手を離し、攻撃のあった方向を見やる。
そこには彼女と同じ、白いアーンヴァルにぶら下げられた灰色のエウクランテがいた。
「優一君!大丈夫!?」
「アネゴ・・・、ええどうにか。遅かったな。けど、助かる」
「礼は後で言ってちょうだい。アイン!ツヴァイ!ドライ!戦闘開始!!」
「「「了解(です)!!」」」
「小癪な!治安維持用のロートル如きに!!」
「単騎よりは大軍、大軍よりは少数精鋭です!!」
アインはテンペスト改を手元に戻して全身に装着してアカツキから離れ、ツヴァイは地上から虎視眈々とメサイアが落ちてくるのを狙い、ドライはセミオートでキャノン砲を発射する。
「シラヌイ、大丈夫!?」
「大丈夫です。お姉様」
メサイアの手から離れ、地上に降り立ったシラヌイにアカツキが駆け寄る。
「シラヌイ、メサイア相手によく頑張ったな」
「ご主人様、その彼女ですが・・・ごにょごにょごにょ」
「何?声が?!」
「ええ。私の推測に過ぎませんが、恐らく・・・」
「むう。だとすると行方不明になった理由もわかるな」


「おのれぇ、ちょろちょろと!!」
「ちょろちょろ動き回る!これぞセイレーンクオリティ!!」
「じわじわと下から嬲ってゆく、これが砲台魂!!飛べないツーお姉様は下がってください!(ようやく一矢報いることができた・・・!)」
「飛べない、撃てないの二重苦・・・(OTL)」
一方でメサイアとアイン達の戦闘も熾烈さを極めてきた。
空中ではアインがサーベルとハンドガンでメサイアと白兵戦を演じ、地上ではがっくりと膝を着くツヴァイを尻目にドライが対空ベアリング弾で支援射撃を行っている。
メサイアも負けじと応戦するが、戦士団の追撃を振り切るために意図的に撃墜された際のダメージが残っており、数の差もあってお世辞にも優勢とはいえなかった。
「そこです!!」
「うおっ!?」
ドライの放った徹鋼弾がメサイアの左翼に命中し、火を吹きながら落下していく。
「チャーンス・・・!」
落ちていくメサイアを目にしたツヴァイはどこぞのゲルマン娘の様な笑みを浮かべると助走を付けて跳躍し、サブアームの左腕で顔面を鷲掴みにした。
「ツヴァイ!撃ち方待て!!」
聡美が制止したのも既に遅く、ツヴァイは出力全開でゼロ・スタンピーダーを照射してしまった。
「きゃぁあ!!」
「そんな声を出したところで、私の怒りは修まらない・・・!!」
ツヴァイは右手でさらにもう一発、今度はCSCが収められた胸部を攻撃する。
「カ・イ・カ・ン」
「こんのぉ、お馬鹿ぁあああああ!!!!」
「へぶっ!?」
攻撃をきめて恍惚とした表情を浮かべていたツヴァイに、聡美の渾身のゲンコツがお見舞いされるのに5秒と掛からなかった。


  • 三時間後・治安局・東京本部-

優一が治安局内の応接室で待っていると、資料が入った茶封筒を片手に聡美が現れた。
「鑑識から解析結果が出たわ。あのアーンヴァル、三年前にドロンしたメサイアで間違いは無かったわ。ただ・・・」
「ただ・・・、なんです?」
「百聞は一見にしかず、よ。兎に角、まずはコレを見て」
そう言って聡美は備え付けのプラズマテレビ(3Dテレビが発売はされたが、未だにこちらの方が普及率は圧倒的に高い)のハブにUSBを差し込むと、再生を始めた・・・・。







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