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第七話


ある日の朝、優一が朝食を食べながらテレビのニュースを見ていると、アナウンサーが何やら真剣な表情(かどうかは判らないが)で原稿を読み始めた。
《では、次のニュースです。昨日未明、ソウルで複数の爆発が連続して発生し、重軽傷者15名の被害が出ました。黒の戦士団によりますと犯人は平壌を活動拠点とするテログループ、「朝鮮青龍会」の系列組織の人間と見ており、犯行声明と思われる文書も共和国政府に送り付けられていたことから、当局は警戒を強めています》
「またテロのニュースか・・・、かつては治安大国と言われたここも安全とは言えなくなってきたな」
「そんなに平和だったんですか?」
「俺がガキのころは殺人事件一つが起きても結構騒ぎになったもんだぞ。それが今はこのザマとは、世界は変わりつつ有るのかな」
「ところでマスター、今日はどうしますか?」
「そうだな・・・、偶には買い物でもするかな。バトルやハッキングの仕事で最近忙しかったし。今日は好きなモンを買ってやるぞ」
「本当ですか!?嬉しいです!」
「好きなものを買ってもらえる」ことにアカツキはとても喜んでいた。

「えっと、何にしようかなぁ・・・。うーん迷っちゃう」
すっかり行きつけとなったエルゴでアカツキは神姫用のファッション雑誌を見ながら品定めをしていた。
「しかし貴女の様な美しい人が店員とは、店長って意外とやるもんっすねぇ」
「そんな、美しいなんて」
「ご謙遜をー、ホントは嬉しいんでしょう」
店に来た優一達をカウンターで迎えたのはいつもの見知った店長の顔ではなく、現在優一と会話している女性だった。
名は秋月 兔羽子(あきづき とうこ)と言うらしく、本人曰く「臨時の代理」とのことらしい。
「マスター!!何にやけてるんですかー!!!」
「あべしっ!?」
不意に優一の後頭部にアカツキのドロップキックが炸裂する。
「えっと、じゃあクレイバズーカとヴァリスを・・・」
「かしこまりましたー」
気まずくなったのか、注文を言う優一とそれを取りに行く兎羽子。
「まったく、美人がいるとすぐにこれだから」
「機嫌直せって、焼きそばが美味い店に連れて行ってやっから」
「知りません!」
膨れっ面をしてそっぽを向いてしまうアカツキ、こうなるとそう簡単には動かない事を優一は既に知っていた。そして、その対策も彼は知っていた。
「それじゃあこの「麺料理食べ放題」、昼に行こうと思ったが無しだな。一通りバトルしても直帰になりそうだ・・・」
「行きます!蹴飛ばしたことも謝ります!!」
「それじゃ、バトルと行きますかな」
好物を目の前にちらつかせると食いついて来るのは魚も神姫も変わらないと思うと、優一は何だか虚しくなった。

《今回はオンラインでのバトルになるから何かと得るものも有るはずだ。それと、そろそろランクアップしたいのもあるが》
「わかりました、誠心誠意頑張ります!!」
今回のアカツキの武装は購入したばかりのヴァリスの他に左腕にシールド、右腕には固定式のレーザーソードを装備している。それ以外はいつものリアウィングと外装式の脚部スラスターだが今回はちょっとした仕掛けが有るという。
5分間のマッチング時間の間、アカツキがドローンと戦っていると一体の神姫が転送されてきた事を告げるアナウンスが字幕で流れる。
『バトルフィールドは工場地帯、各神姫のオーナーはスタンバイをお願いします』
《これに勝てば晴れて100勝目だ、気を抜くなよ》
「はい!!」
《よろしくお願いします》
《こちらこそ、よろしく頼みますよ》
相手神姫のオーナーがボイスチャットで挨拶し優一もそれに答える。
『バトルロンド、セットアップ。レディーGO!!』
《アカツキ、まずは目視で捉えられる距離まで近付くんだ。空中戦用意!!》
「ラジャー!!」
スラスターを点火し、リアウィングを展開して飛翔するアカツキ。
その前方には相手の神姫、西洋の甲冑の様な装甲を身に纏い、身の丈ほどもあるバスターソードを担いだハウリンが滞空していた。背中にはX字型の翼を持つ「飛翔滑走翼」を装備している。
《リィナ、戦闘開始!》
「ガッテン承知の助!!」
《アカツキ、直ちに格闘戦に移行しろ!!》
「了解です!」
突進してくるハウリンのバスターソードをアカツキはレーザーソードで受け止め、接触部から火花が散る。
「当たれぇ!」
「こいつぅ!」
一度距離を取り、ヴァリスを撃つアカツキ。リィナも負けじとビームピストルで反撃し、再び斬りつけてくるが、今度はアカツキのシールドに阻まれる。
二人の実力はほぼ互角、どちらも押しつ押されつだ。
「やるじゃないか、アタイも負けてられないね」
「まだまだ、勝負はここからです!」
「そう来なくっちゃ、アニキ!アレ使わせてもらうよ!」
《アレか・・・、よし許可する》
「ガッテン!征けよファンネル!!」
リィナの背中から六つほど小さな何かが射出されると、それらは別々の方向に飛び始め、全周囲からアカツキに襲いかかって来た。
「右へ左へ、どっちに避ければ・・・」
そうこうしている間にジリジリと追いつめられるアカツキ、ファンネルの攻撃と平行して接近戦を仕掛けるリィナに対応しきれないでいる。
《!?、アカツキ、右28度、仰角39度、距離10に向けてバルカン掃射!角度と距離はそのままにその後全周囲にヴァリスと同時発射だ!!》
「り、了解です!」
言われたままに攻撃するアカツキ、するとファンネルの幾つかに命中し四散する。
「すごい、これなら行ける!でもどうして?」
《ヘッドセンサーの感度をちょっといじって見たんだ。有る意味賭だったが、成功だな》
「ファンネルを見切るとは・・・、やるねぇアンタ、惚れ惚れしちまうよ」
「えぇぇ!?私はユリじゃないですよ!?」
「そうじゃなくて、ライバルとしてだよ!!」
リィナはビームピストルを捨てると、バスターソードを大上段に構える。対するアカツキもヴァリスを捨て、レーザーソードを最大出力で構え直す。
「さあ、泣いても笑ってもこれが最後!アタイはリィナ、アンタは?」
「私はアカツキ、戦場に夜明けをもたらす存在!リィナ、行くよ!!」
剣を手にフルスロットルで距離を詰める二人、すれ違いざまに走る斬撃、アカツキは無傷だったがリィナは腰から真っ二つとなり、ポリゴンの塊となって消滅した。
『バトルオーバー。勝者、アカツキ」
「やったなアカツキ!これで通算100勝目だぞ!!」
「いやぁ、負けたよ。しっかし黒崎が神姫を持っていたとは、意外だったな」
そう言って隣のブースから男が現れた。ガッチリとした体格に短く刈り上げた短髪が特徴的だった。
「あんた誰?」
「旧友の顔を忘れたか?俺だよ俺、堂元だよ」
「堂元・・・?ああ!お前かぁ!このモグラめ!!」
「かく言うお前も元気そうじゃないか黒の字ぃ!」
「あのぉ、お二人は顔見知りなんですか?」
「へぇ、アニキのダチ公とはね。世界は狭いもんだねぇ」
「紹介するよ、こいつは堂元 幸平(どうもと こうへい)、中学時代のダチだよ」
「初めまして、アカツキと言います」
「堂元だ。こっちは俺の神姫のリィナ」
「よろしくね、気軽に接してくれていいよ」
「こちらこそ、よろしく」
「さてと、久しぶりに会ったことだし、今日は飲み明かすか?」
「お、いいねぇ、反対の賛成!」
「マスター、飲み過ぎないでくださいよ。泥酔して帰れなくなりますよ」
「いいじゃないか、偶にはハメを外したってさ。アンタも時にはそう思うこともあるだろう。それとアニキー、アタイらも混ぜてもらうよ」
「それはイイ、賑やかになりそうだ」
途中で話を聞きつけた日暮店長も加わったので、時間を打ち合わせた後、エルゴから歩いて10分足らずの居酒屋で飲むことにした。
「最近なんか有ったか?」
「実は彼女ができたんだ。ゼミで知り合った」
「マジで!?お前が!?」
「いやぁうらやましいねぇ、若いって」
「店長さんもルックスは悪くないんですから過去に一人や二人、いるんじゃないんですか?」
「俺は独身主義者のヒーローオタクだよ、二次元以外は恋人にできない」「うっそだぁ、あんなに美人の店員がいるのに?」
「えっ?!会ったの!?彼女は只の従業員だよ」
「恋話はそのくらいにして、最近の神姫事情はどうよ?」
「俺のアカツキは100勝目の上にあとちょっとでゴールドランクにアップできる。おまけに器量もあってカワイイし、バトルは強いし・・・」
「そんな、私なんてまだまだですよ」
優一が向けたほめ言葉にアカツキは頬を少し赤らめるのをみて幸平は呆れてしまった。
「おいおい黒崎、神姫とのノロケ話じゃねえか。それに比べてリィナの奴はガサツでズボラだけど意外と・・・」
「幸平君も人のことが言えないぞ。それじゃ俺はこれで失礼するよ」
そう言うと日暮店長は自分が注文した分の代金をテーブルに置いて、店を後にした。
「さてと黒崎、実は折り入って相談が有るんだ」
「どうした?真剣な顔なんかして?」
幸平は事の次第を話し始めた。





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