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鋼の心 ~Eisen Herz~


第27話:この晴れた空の下で



「うぅ……」
 スクリーンを見上げる祐一の顔が微妙な形を作る。
「……」
 その隣では同じ表情の京子。
「どうなさったのですか、二人とも?」
 それに気付いたフェータが怪訝そうな顔で二人の前、顔の辺りでホバリングしていた。


 カトレアたち四姉妹がフブキ(のコピー)を撃破した後。
 再び現れた土方真紀の立体映像が、ウイルスを散布するメインコンピュータの在りかを開示した。
 そここそ、彼らが目指すべき決着の地。
 そこで本物のフブキを倒し、そのコンピュータを破壊する事こそが彼らの目的だった。
「……けどなぁ……」
「ああ」
 祐一と京子は浮かない顔で頷きあう。
 揃って見上げるのは、見慣れた天海市の地図の一点。
 沖合い1キロの海上だった。
「旧海底資源掘削プラント……。天海市の大部分を構成する埋立地の為の土砂を掘ってた場所ですね……。
 現在は廃棄され、使用されていない筈ですが……」
「だからこそ、隠し物をするには最適って訳ね……」
 先ほどまで電話で誰かと話していた雅が戻ってくる。
「……今調べたんだけどね、あそこの持ち主、土方京子名義になってたわよ?」
「なに?」
 いきなり名を出された京子が怪訝な顔をする。
「……恐らく、土方真紀が貴女名義で買い取ったんでしょうね―――」
「真紀が……」
 ポツリと呟く京子に背を向け、雅は地図を睨む。
「―――でも、これで場所としてはほぼ確定ね。……後必要な物は一つだけ、よ……」
「何ですか?」
 肩の上で首を傾げるハウリン、セタに主である雅は薄く笑って言い切った。
「……とりあえず、トマホークかな?」
「ミサイルです。それミサイルですよぅ!! ……しかも軍用の巡航ミサイルですよぅ……?」
「……そんなもの、どうする気……?」
 アイゼンも不思議そうな顔で雅を見るが、彼女は自信たっぷりにこういった。
「もちろん、あそこにぶち込む」
「アホかー!!」
 もちろん、その場の全員から総ツッコミが入った。


「まぁ、トマホークはやりすぎにしても、必要な物が確かにあるわね」
 いい考えだと思ったにぃ……、とか隅っこでいじけてる雅に変わり、リーナが一同を見渡した。
「で、必要な物って何? まさかX-55(ロシアの巡航ミサイル)とか言わないだろうな?」
「まさか、どうせ使うならストーム・シャドウ(イギリスの巡航ミサイル)がいいわ」
「……ん(すちゃ)」
「って、そうじゃなくて―――」
 ハリセンを取り出したアイゼンに気付き、我に返るリーナ。
「―――船よ、船。あそこまで行く為の船」
「まぁ、祐一と京子は泳げないし、船は必要か……」
「あの~」
「ねぇ、誰か船持ってない?」
 そう言って見渡す視線の先。
 肩を竦める浅葱。
 いじけたままそっぽ向く雅。
 手をパタパタふる美空と、手を挙げている 晴香。
 そして、静かに首を振る村上。
「ま、祐一と京子には聞くまでも無いし……」
「こうなったら、会場に居るオーナーの方々に尋ねて回りましょうか?」
「あの~」
「正直、確率は高くないと思うし、時間が惜しいわ。……最悪、現地で接収と言う手も……」
「あの~」
「何よもう!!」
 袖を引かれてようやく彼女に気付くリーナ。
「……」
「ええとですね、船なら私のお父さんが……」
「持ってるの?」
 はい、と頷く晴香。
「それは助かるんだけど……」
「……なにか問題でも?」
「うん。……アンタ誰?」
 ……。
 屋内にも関わらず、その場を吹き抜ける一陣の風。
 そして。
「ひ、酷いぃ!! 晴香です。晴香!! 藤堂晴香!!」
「知らないわよ、そんな奴」
「私も」
 即答する美空とリーナ。
「なんでぇ!? お二人とは前に一度2on2で戦ったじゃないですか!? 美空さんとは今日の大会でだって!! オマケに学校だって同じ筈なのにぃ!!」
 はて?、と顔を見合わせる従姉妹二人。
(ちょっと、美空。思い出してあげなさいよ)
(知らないわよ、あんな娘。リーナこそ思い出してよ、天才でしょ?)
(記憶の何処にも無いから貴女に聞いてるの!!)
(私も覚えなんてないわよ!?)
(いい事、船持ってるのよこの娘。知らなくても話を合わせる位できるでしょ!?)
(無理だって、全然知らない人なのよ!!)
「あのですね、マスター……」
 晴香の肩の上から耳打ちする紅緒。
 反対側にはイーアネイラの姿もあった。
「あ、マイナさん。カレンさん。お久しぶりです」
 そんな彼女達にフェータが気付く。
「ん? ああ。本戦で闘ったイーアネイラじゃない」
「カレンさんです。……前にも一度闘ってますよ」
「……ええと、紅緒とペア……。……ああ、何時ぞやの霧使い?」
「そ、そうですそうです。具体的には八話九話あたりで活躍した藤堂晴香です!!」
「いや、アンタに覚えは無い(キッパリ)」
「がーん!?」
 白化し、崩れ落ちる藤堂晴香(自称)。
「やはり、ここはアレを使うしかありませんね。……カレン」
「はい、姉さま!!」
 息のあった姉妹神姫が何処からとも無く“ソレ”を取り出し、主である晴香の頭部に被せた。

 コーホー。コーホー。
 くぐもった呼吸音が特徴的な、某有名SF映画の敵役。
 帝国が擁する悪のジェダイ、その名もダースベイダー……、のマスクである。

『ああ、旅館の女将さんの娘!!』
「なんで一度しか会っていないお母さんの娘としてしか認識されていないんですかぁ!?」
 藤堂晴香はそう叫び、燃え尽きた。

「……いや、それでも私は知らんのだが?」
 独り、困惑する京子だけが孤独を感じていた。


「とりあえず、移動手段は確保できたわね。……まずは港に急ぎましょう!!」
 ようやく立ち直った雅が車のキーを回しながら言う。
「さあ、行くわよ決戦は旧海底資源掘削プラント!! そこで本物のフブキを倒せば取りあえずこの事件も一件落着だわ!!」
 雅に促され、島田家のファミリーバンに乗り込む面々。
 人間だけで8名。神姫がさらに12名。
 ワゴン車と言えども積載の限界ギリギリだった。

「え~と、何か忘れているような……」
「緊急時だから仕方ない、仕方ない。……どうせ言っても聞かないし。止められないし……。うぅぅ……」
 首を傾げるリーナとげんなりした様子の浅葱。

「……マスター、祐一さんが……」
「え? ちょっと、祐一何してるのよ?」
「あ、うん。今行く……」
 老人と別れ、小走りに駆け寄ってくる祐一。
「……? 誰、あのじーちゃん」
「いや、知らない人なんだけどね……。何かこれ持って行けって渡された……」
「?」
 祐一が手にしたジュラルミンケースを見下ろす美空。
「何これ?」
「FrontLine…、フロントライン社の鞄ですね?」
「?」
 中身を確めようと祐一が蓋に手をかけるより早く、雅がアクセルを踏み込む。
「行くわよ皆!! しっかり掴まってなさい!!」

「お、思い出した!! 雅に運転させちゃダメ―――」
「え?」
 恐怖の記憶が甦ったリーナと、まだソレを知らない京子が何か言うよりも早く。
 民生品に有るまじき急加速で、島田家のファミリーバンは神姫センターの駐車場より『射出』された。


「ふむ、行ったか……」
 全てを見守り続けてきた老人。芹沢九十九はそう呟いて縁石に腰を下ろす。
「……お嬢ちゃん、これでワシの役目は終わったよ……」
 誰とも無しに呟き、静かに眼を閉じる芹沢。
「……長かった……。この五年は実に長かった……。ワシの犯した過ちが償えたとは思えぬが、後は全てをあの若者達に託そうと思う」
 神姫センターの外壁にもたれかかり、手にした杖を脇に置くと、老人は薄く眼を開けて空の彼方を見遣る。
「フェータ。……済まなかったな。……ワシの所為でお前には辛い思いをさせてしまった……。だが、よい娘さんだったじゃないか……」
 あの少年を呼んでいた少女。
 その肩に止まるアーンヴァルに思いを馳、老人は再び目を閉じる。
「京子ちゃん、」
「これでもう。思い残す事は……、何も……、無、い……」

 カラン。
 と音を一つ立て、脇に立てかけた杖が地面に落ちる。

 まるで死者の魂を運ぶように、一羽のハトが遥か空へと舞い上がって往く。


 かくして、なすべきことを終えた老人は、静かに眠りに着いた。



「……ぐぅ」
 まあ、ぶっちゃけ。
 芹沢九十九は徹夜疲れで眠たかっただけなのだが……。


 そして、決戦の舞台は海へと移る。
 天海湾を進む一艘の小型船。
 村上が操舵するその船上に、祐一たちの姿があった。
「……見えてきた。……あれが旧海底資源掘削プラント……」
「オリジナルのフブキが待つ場所、か……」
 海上に突き出た塔の如き巨大構造物。
 最強にして始祖たる神姫がそこで待つ。
「……真紀」
 そして、土方京子の5年にも渡る旅が終わる場所。

 旧海底資源掘削プラント。
 その名を、『バベル』と言う。


「警告、敵対神姫十四、尚増加中」

 突如、ブーゲンビリアの警告が船上の空気を変える。
「予備照準を確認。LC3クラスのレーザー8、本船に直撃ッ!! 当たってますです!!」
「何!?」
 ストレリチアの報告どおり、無音、無衝撃だが、確かにレーザーは直撃し、船体を薙いでいた。
「被害軽微。水分子、拡散防御幕代行」
「敵神姫接近中!! 飛行タイプ12!!」
「あれは!?」
 上空を通過し、反転してくる神姫の一群。
 それは……。

「……黒い、……アーンヴァル」

 FrontLine社の試作型神姫。
 プロトタイプアーンヴァルのレプリカであった。









すっかり月一更新となりましたALCです。

いえね。今更ながらにストライクウィッチーズに大ハマリしてたのが原因ですよ、はい。
っつーか放送時は見逃しが多かったんでそうでもなかったんですが、DVDで1話から見るとこれがもう面白いのなんのって!!
メカ、軍隊、美少女、ケモ耳、パンツ(じゃないから恥ずかしくないもん)とイロモノ要素満載の癖して、それを感じさせないシナリオ構成。
 本編ではあえて描かず、特典ブックレットで密に語られる設定の数々。

いえもう、TRPGでPCは5人がベスト。
それ以下だと戦力(職業種類)不足、それ以上だと目立たないキャラが出来てしまう。
と言う固定観念があったALC的には『11人もメインキャラが居て、それが全員他には無い魅力を持っている』と言うだけでも脅威ですよ、はい。

善き指導者であり、戦士としての寿命を自覚している坂本さん。
何気に坂本さんより年下なミーナさんじゅうはっさい。
ある意味オーソドックスなツンデレながら、主人公に対する位置取りがステキなペリーヌ。
親友キャラとして僅か一話でナイスポジションを確保したリーネちゃん。
冷徹な軍人、一皮剥けば重度のシスコン。バルクホルン大尉。
フリーダムなママと娘(姉妹か?)。シャーリー&ルッキーニ。
って言うか百合カップルなエイラ&サーニャ。実はサーニャの方が階級上。
そして主人公にしておっぱい星人な宮藤。

まぁ、ALCの一番のお気に入りは空では無敵、陸ではダメ人間なハルトマン中尉ですが(爆)。

性格面だけでなく、戦闘面でも全員がよく見るとわかる特色や隠し技を持っていたりと書き分けが凄い。

DVDで全部揃えたいと思ったのはナイトウィザード以来ですな……。

その前が忘却の旋律だった事を思えば、近年は良作アニメが豊富で嬉しい限り。
萌えオタアニメが有る限り、ALCはあと10年は闘えます。
多分。



……更新は遅れますがね。






















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