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えむえむえす ~My marriage story~

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The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
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武装神姫のリン
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戦う神姫は好きですか
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第三話

「バトルフィールド・砂漠地帯。おーなーノミナサマハ神姫ヲすたんばいシテクダサイ」
ジャッジAIが無機質な声で会場の準備が整ったことを伝える。
神姫同士の戦い、すなわちバトルロンドは大きく分けてバーチャルバトルとリアルバトルの二種類がある。
バーチャルバトルは文字通り「仮想現実空間でのバトル」で、常に最高の状態で戦えるのが特徴だ。
何より神姫が壊れることもない。ただし、バトル中に味わった恐怖をトラウマとしてそのまま引きずることもあるので一概に安全とは言えないが、これの普及も武装神姫がここまで流行った理由の一つである。
逆にリアルバトルではふつうに実弾が飛び交い、神姫も実際に損傷する。
しかし、こっちはこっちでバーチャルにはないスリルが楽しめる。
さらに、バトルの公正さを保つために個々の神姫にはランクというものが与えられている。
これは一定のポイントをためるとランクが上がるというモノで、勝てば成績に応じてポイントが与えられ、負ければその分相手に奪われる。さらに、格上の相手に勝てばたくさんポイントがもらえ、逆に格下に負けてしまった場合、最悪降格もあり得る。早い話が弱肉強食だ。
全部で五段階あり、上からプラチナ>ゴールド>シルバー>カッパー>ブロンズの順に低くなっていき、上に行けば行くほどリアルバトルが数を増してくる。
ちなみに優一のアカツキはシルバーランクの中堅どころをキープしている。
そしてスペックが異常な違法パーツや反則行為は厳しく規制するレギュレーションもそれに一役買っている。
しかし、中にはルールギリギリのヒールファイターもいるものである。
「アカツキ、危なくなったらギブアップもして良いぞ」
「「最後まで諦めるな」って教えたのはマスターでしょう?絶対勝ってきますよ」
「そう来なくっちゃな。それでこそ俺の神姫だ」
クレイドルのハッチが閉じられ、ロードが始まる。その間に優一は可能な限り情報を集めにかかった。
「障害物と呼べるのは岩場とサボテンくらい・・・、サバが地面に刺さっているのはギャグとして受け取っておこう。
とれるレンジは自ずと離れざるを得ないからアカツキにとっては有利だな」
そうこうしているうちに互いの神姫がバーチャル空間に転送されてきた。
アカツキはアーンヴァルのデフォルトである白い翼のようなフライトユニット・リアウィングAAU7を背中に、
左腕にはガードシールド、頭にはヘッドセンサー・アネーロ改を装備している。
これは天使コマンド型・ウェルクストラのデータをフィートバックした最新鋭モデルだ。
いや、アカツキ自身もアーンヴァルの上位機種である「アーンヴァルトランシェ2」と呼ばれるモデルだ。
当然性能も並のアーンヴァルのより少しは上である。
武装は右手に標準的なアサルトライフルを持ち、M4ライトセーバーを両腰のホルスターに収めている。
予備の武装であるLC3レーザーライフルと2種類のカロッテ、蓬莱壱式を改造したロケットランチャーとMVランスは
まとめてサイドボードに格納されている。
対するジャンヌは漆黒の鎧に身を包んでいるが、装備している武器は火器ばかりだ。
あれでは完全にサイフォスの特徴を完全に殺してしまっている。
自分ならバランスのとれたヴァッフェバニーのバックパックにランスと二本の剣に加えて補助でサブマシンガンか、ハンドガンを1,2丁持たせる。
「バトルロンド、セットアップ。レディ・・・ゴー!!」
「さあジャンヌ、あの天使型の子を血祭りにあげておやり!!」
「イエス・マスター!」
試合開始のブザーが鳴ったと同時にジャンヌが全身の砲を一斉にぶっ放してきた。
「あの神姫、スポーツマンシップってモノが無いんですか?」
「神姫に罪は無い。それと避けないと木っ端微塵だぞ!」
「わかってますよもう!」
アカツキはアウターバーナーを噴かして急上昇し、辛うじて回避する。こうなると戦術は一つ。
「アカツキ、回避に専念しろ。レーザーライフルを使う」
「いきなりそれですか。」
「相手のウィークポイントに一撃当てたら接近戦だ。とはいえ、相手はサイフォスだから簡単には行かないかな」
「簡単に進むことほどショボイことはありませんて。」
「よく言った!」
優一はサイドボードの武装とメインボードの武装の入れ替えの準備を始めた。アカツキの右手にあったアサルトライフルがポリゴンの塊となって消滅し、代わりにアカツキの身長ほどはあろうかというLC3レーザーライフルが転送された。
「そんなモノ、出してきたところでムダですわ!ジャンヌ!!」
「イエス・マスター!」
ジャンヌは再び全身の火器を撃ってくる。今度は一撃必殺を狙った収束ではなく、けん制目的の拡散発射だ。
しかし、アカツキはこれらを紙一重でかわして行く。
「エネルギー充電完了、システムオールグリーン、ターゲットロックオン!いっけえええぇぇぇぇぇ!!」
腰だめに構えたレーザーライフルの砲口からプラズマ球が発生し、一拍おいて閃光が迸る。
それは真っ直ぐジャンヌへと向かい、彼女の体を包み込んでゆく。
そして照射が終わった頃にはジャンヌがいた場所は巨大なクレーターができあがっていた。
「やった?撃った?勝った?」
「お前はシーザーか。・・・?!いかん!!まだだ!!」
「え・・・きゃあ!!」
勝利を確信しかけたその次の瞬間、グレネードの一撃がリアウィングに着弾し、根元から折れてしまった。
その結果、揚力を失ったアカツキは落下するも、脚部のブースターを使って辛うじて着陸する。
「装備を・・・。マスターから授かった私の装備を・・・、許しませんわ!!」
「ぐふぅ!!」
ジャンヌのボディーブローが脇腹にクリーンヒットし、思わず膝を着くアカツキ。
そこへさらに彼女の顔に蹴りが入り、地面へと倒れ込んでしまう。
「誇り高き鶴畑の神姫たるこの私の装備だけでなく、あまつさえ五体の一つを奪うなど、
身の程知らずも甚だしい!その行為、万死に値しますわ!!」
そう言うとジャンヌはさっきのお返しだと言わんばかりにアカツキを足蹴にし始めた。
火器に誘爆したのか、確かに装甲や火器ははほとんど残っておらず、左前腕が無くなっている。
「そうよジャンヌ、この鶴畑和美に逆らった愚か者はどうなるか、観客に教えて差し上げなさい!」
「イエス・マスター!!」
「うっ、あぐっ、くはぁ!」
和美の指示を受けたジャンヌはアカツキをより一層痛めつける。
しかし、残された力を振り絞ってアカツキはジャンヌの脚をつかんだ。
「まだ抵抗する力が残っていましたの?ジャンヌ、トドメを」
「イエス・マスター!」
「まだ、終わっちゃいない!!」
一本残されたナイフをのど元に突き立てようとしたジャンヌめがけてバイザーに隠されたバルカン砲を放った。
人間で言えば豆鉄砲に当たるので、ダメージには至らないが、怯ませるのには十分だった。
「マスター、今です!MVランスを!!」
「いよっしゃ、受け取れ!!」
アカツキはリアウィングをパージし、転送されてきたMVランスを受け取ると、
少し距離を空けてからジャンヌめがけて突撃した。
「いっけえええええぇぇぇぇ!!」
「悪あがきですわね。ジャンヌ!!」
「イエス・マスター!!!」
ジャンヌも転送されてきたトライデントを手に取ると、アカツキに正面からぶつかっていった。
お互いの位置が入れ替わった。
アカツキは右腕を喪失したが、かわりにジャンヌの胸には深々とMVランスが突き刺さっていた。
「ばとるおーばー。Winner、アカツキ」

「マスター!私、勝ちましたよ!!」
「よくやったなぁアカツキ!!さすがだ!!」
クレイドルから出てきたアカツキは感極まって優一に飛びついた。
ところが、反対側から怒声が聞こえてきた。
「全く!!後一歩だったと言うのに、なんたる失態ですの!!ジャンヌ、それとそこのあなた!!今日の所は許してあげますが、次はこうも行きませんわよ!!!」
そう言うと和美は床を打ち鳴らさんばかりにがに股でその場を後にした。
「何ででしょう、一種の哀れみの感情が・・・」
「まあ、良い薬になっただろう。勝負の世界は勝ち続けるよりもある程度は負けを重ねた方が経験になるからな。それはそうとお疲れさんアカツキ。ちょうど昼時だし、うちに帰って焼きそばでも食うか」
「はい、それじゃあ具は豚コマとニンジンにタマネギ、味付けはソースも良いですけど、偶には酢醤油も悪くないですね」
「酢醤油とは・・・、意外と通だな」
「そんなこと無いですよもう!」

二人の絆は家族とも友人とも、恋人のそれともまた違ったモノがあった。
~The END~





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