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第二話<眼帯>

「あの、マスター」
「ん?どうした十兵衛?」
見ると少し顔が赤い…。
「なんといいますか…その、頭がぼーっとするんですが」
え、風邪か?最近の玩具はすごいな。やはりベッドとか必要なんだろうか。
「だ、大丈夫か?」
「はい、今のところは何とか」
むむ、しかしいつ病状が悪化するとも限らん。これはもうあいつしかいないな。
「よし、じゃああいつに見てもらおう」
「あ、はい…よろしくお願いします」
「ごめん!僕としたことがすまない!」
俺はいきなり謝られた。
「は?何だいきなり」
「うん、それがね…」
な、なんだ?一体俺の十兵衛に何があったというのだ。
せっかく治って自由になれたのにこれでお別れなんて無いよなぁ。
「…リミッターを設け忘れていたんだ」
へ?リミッター??なんだそれは?
「うん、十兵衛ちゃんに取り付けた左目が超高性能カメラアイなのは言ったよね」
「ああ、それがどうしたんだ?」
「このカメラアイはほんとに超高性能で、普通の神姫用カメラアイの十…いや、百倍も言いすぎじゃない。それくらいの性能なんだ。」
「そんなにすごいのか」
「普通のレーダーだけじゃなく、ヴァッフェみたいに外付けしなくてもソナーセンサー、サーマルセンサー、赤外線カメラ、衛星カメラ、スナイピングスコープなどなど、ほぼすべての種類のありとあらゆるカメラアイがひとつに集約されているんだ。でも…たぶんそのせいだろうね」
「???」
もうおにいさん何言ってるか分からないよ。
「簡単に言えば、見えすぎてAIに多大な負荷がかかっているんだ」
「見えすぎ?」
「リミッターを設けていないと、このカメラは常に内臓しているすべてのカメラをフルに稼動させてしまう」
はあ、さっぱり分からん。
「本来神姫用に作られた物じゃないから、十兵衛ちゃんに来るその情報量は半端無い。その処理のためにAIがフル活動。そのせいで各部に異常な発熱が起こってしまう。冷却も追いつかないほどにね。で、神姫用に調整する必要があるんだよ。それがリミッター」
「と、とにかくこのままじゃやばいんだろ?」
「うん、じゃあ早速…いいかな、十兵衛ちゃん」
「はい、よろしくお願いします」
「頼んだぜ」
「まかせて」
「お~い十兵衛~」
終わったのかな。
「起きて良いよ、十兵衛ちゃん」
終わったみたいだ。
目を開き、私の視野に光が差し込まれる。
「え、うわぁ…」
「ん?どうした!?おい!お前!大丈夫なんだろうな!」
「だ、大丈夫だよ!調整は完璧だよぉ!両目を完全に同期させたし、カメラを切り替えて任意に選択できるようにもしたし、通常状態のカメラ性能にリミッターも設けたし全身の各部に冷却ポイントを設けて最大稼働時のAIに対する負荷を最低限に抑えたし」
「じ、じゃあ一体…」
「あ、あの!」
「「どうした!!」」
マスターとそのご友人がすごい剣幕でこちらに顔を向ける。
「ふぇっ」
私驚きのあまり腰を抜かしてしまった。
「あ、わりぃ…びっくりしたか」
「ごめんよ。どうだい?目の調子は」
「は、はい!すごいです!」
私は感動していた。こんなに世界が綺麗に見えるなんて…。
実は今まで何を見ているのかよく分からないときがあった。人の形なんでけど全身赤かったり青かったり、さっきまで部屋の中にいたのに見えているのは家を上から見た図だったり。結構めちゃくちゃで何度も頭が混乱していた。
「ちゃんと見えます!マスターが!」
「お、おぉぉぉ!!」
「ほら、言っただろう?完璧だって」
「あぁ、ありがとうな!」
「うん、よかったよかった…と、そうだ」
「?」
「リミッターについて少し補足」
「あぁ」
「このリミッターは十兵衛ちゃんが望んだときに任意で解除できる。たとえば十倍までしか拡大出来なかった物がが百倍に拡大出来るようになったり…みたいな感じで能力を向上させることが出来るんだ。」
「う、うん」
「でもそれとともにAIの負荷も増大するから注意して。最大稼働で連続五分位かな」
「五分を越えると?」
「ん?まぁ本来は十分はいけるんだけど、あんまり無理させちゃうと駄目だし、一応五分って感じかな。ちなみに連続稼働時間が五分経つと強制冷却が始まるから」
「強制冷却?」
「そ、これは冷却ポイントの位置のせいもあるんだけど、装備していた全装備を強制排除してAIを冷却するんだ。これから君がどうするかは分からないけどバトルの際は注意して」
「わ、分かった」
「ま、十兵衛ちゃんなら結構いいとこまでいけると思うよ?」
「へ、へぇ」
「なんたって全部見えるんだからね。どこに隠れても無駄だろう、だって見えちゃうんだから。どんなに遠距離に相手がいても、十兵衛ちゃんには見えるから先手も取れるしね。少しづつリミッター解除を使っていけば強制冷却も無いし」
「それは強いな…」
「うん。それにね」
なんだかマスターにご友人が耳打ちしている。
一体何を話しているんだろう?
「な、なに!?」
「事実だよ。十兵衛ちゃんの戦闘スキルは最低でもA+だ。今言ったのは最も考えられる理由さ」
「お、お前…すごいな」
「え?私すごいんですか?」
「あぁ、すげぇよ…十兵衛…お前は最高だぁ!!」
「ど、どうしたんですかマスタぁ~」
マスターが私を抱き寄せすりすりしてくる。ちょっと、いや…かなり恥ずかしい。嬉しいですが。
そして頬ずりを止めると
「でも、俺は十兵衛を戦いに出す気は無い」
とまじめな顔をして言った。
「うん、言うと思ったよ」
とご友人。
「こいつは今まで十分すぎるほど戦ってきた。俺はこれ以上戦わせたくは無い」
え、私を心配してくださっているんですか?
「な、十兵衛」
「はい…」
「お前はどう思ってる?戦いたいか…戦いたくないか」
「あ、はい…確かに…もうあそこでの戦いはいやです。二度とあんな所には行きたくないです」
「そうか」
「で!でも!」
「ん?」
「本来の武装神姫の戦いはこの前のテレビで見たやつなんですよね?」
「あ、あぁ…」
「あれになら出てみたいんです」
「え」
「だって楽しそうだったから…その…。すいません、不謹慎ですよね…戦いが楽しそうだなんて」
「いや、そんなことはないさ。確かにあの戦いならはお前が体験してきたようなひどいのじゃないちゃんとした試合だし、確かに楽しそうだった」
「…はい」
「そだな…十兵衛がそういうなら考えようか」
「あ、有難うございます!」
「ふ、じゃあこれは僕からのプレゼントだよ」
「ん?何だこれは」
マスターと私はご友人が差し出したものを覗き見た。あ、これ…。
「ストラーフの初期装備セットだよ。君たちに進呈しよう。うまく使ってよ」
「お、おう、有難う…でもいいのか?」
「うん、余ってるやつだしね。とっておくのももったいないから」
「あ!有難うございます!!うれしいです!」
「ふふ、喜んでもらえて何よりさ。あ、あと…」
「「?」」
「紹介しよう。ミーシャ、おいで!」
「あ、そうか。お前ははじめて会うんだもんな」
「え?」
扉が開く。と一体の武装神姫が入ってきた…天使型だ。
「お久しぶりです」
「あぁ、元気だった?」
「はい、この通りです」
「ミーシャ、彼女が新しい君の友達だよ」
「はじめまして、私はミーシャです。よろしくね」
え、あ…。
「ほら、挨拶挨拶」
「あ、はい!は、はじめまして…じ、十兵衛です」
「十兵衛ちゃんね、よろしくっ」
「あ、は、はい!よろしくお願いします!」
「あ、ご主人様」
「ん?なんだい?」
「そろそろ仕事の支度を…」
「あ、これは失礼、遅れちゃうね」
「もうそんな時間か。悪いな」
時刻は朝六時半を回っていた。
「いやいや、良いってもんさ。そうだミーシャ」
「はい」
「彼と十兵衛ちゃんにバトルの登録方法を教えてやってくれないかな。頼んだよ」
「了解しました、ご主人様」
「よ、よろしくお願いします」
「よろしくな、ミーシャ」
「はい、何なりと」
「じ、じゃ行って来るよ!悪いけど鍵は任せるよ!」
「あ、あぁ行って来い」
「いってらっしゃいませご主人様」
「有難うございました!」
そうして長い一日がまた始まったのです。





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