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ウサギのナミダ
アスカ・シンカロン
引きこもりと神姫
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えむえむえす ~My marriage story~

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えむえむえす ~My marriage story~

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キズナのキセキ
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浸食機械
引きこもりと神姫
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戦うことを忘れた武装神姫
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The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
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神姫☆こみゅにけ~しょん
アルトアイネス奮闘姫
ロンド・ロンド

2009年

せつなの武装神姫
双子神姫
鋼の心 ~Eisen Herz~
犬子さんの土下座ライフ。
狛犬はうりん劇場
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武装神姫のリン
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戦う神姫は好きですか
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妄想神姫
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武装神姫~ストライカーズ・ソウル~
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"自分"はあの時隣に居たMMSから、去り際にこんな事を言われた。

「顔がなくても、お前の表情は読めるよ」

…"自分"には顔が無い。


……そろそろ、限界が見えてきたような気がした。




無頼23「前夜の再会」






…時間の流れは早い。
気付いたら、あれからもう一年経つのか。
ジュラはそう思った。

今日は12月24日、「ジュラーヴリク」の誕生日であり「ファウンド」の命日でもある。
最近は"フランケンシュタインの怪物"もなりを潜めている、どういう事であろうか…?
「まあ、平和だからいいんだけどね…」

ふと、今朝の事を思い出す…。


………
……




「お早うジュラーヴリク、そしておめでとう」
「んーっ…、何が?」
「今日は24日だ」
「……あっ!?」

そう、一年前の今日に彼女は「ジュラーヴリク」として生まれ変わった。
いわば今日は彼女の誕生日だ。
「プレゼントだ。…まあ、預かってた物を返すだけなんだがな」
長瀬が渡した小さな、ちいさな箱。

「…これって!?」
入っていたのは、薄汚れたチョーカー。
ファウンドとして最期まで着用していたただ一つのアクセサリー。
「ホームシックにかかって支障がでたら困るから今まで隠してたんだが…、もう大丈夫だろう?」
「…うん。……ありがとう、祁音」





……
………

「ジュラさん? そのチョーカーってお気にですか?」
「あ。ええ、アンティークな品よ」
他の職員との会話もそこそこに、カウンターに佇んでいると早速客が来た。
「あの、バトルロンドでドジっちゃいまして…」
"平凡"を体現したような姿、藤子・F・藤雄作品に出てきそうな少年だった。
「いらっしゃい、早速だけど見せてくれないかい?」

応対する長瀬を横目に、ジュラは唖然としていた。
「……!?」

彼女は…知っていた。
「マ…ス…ター…!?」
聞こえないほど小声で呟いた。


~・~・~・~・~・~・~~・~・~・~・~・~・~


「…あの子がお前のオーナーか?」
休憩室。
動揺した顔を浮かべるジュラに聞く。
「……間違いないよ」
クレイドルに乗せられ、過去ログを調べられている。
「…と、むー…確かにあの子だな。少し肉つきがよくなっているみたいだが」

モニタに映る不鮮明な映像。
映っているのは、あの少年。
「……で、どうする気だい?」
「…なにが?」

「あの子の事だよ。お前が「ジュラーヴリク」である事を止めあの子に事情を説明し、また一緒に住むのかいって事。
 …まあそれを希望するのなら、今からでもオーナー情報を元に戻すが?」

……

ジュラは少しの間を置き。
「……一瞬そうも考えたけど、やっぱり無理。だって元のオーナーが見つかったからって世話になった人をほって行けないし、そうする気なんて微塵もない。…それに」
「それに?」

「人殺しの私が居たって気まずいし、そんな私をマスターに知ってほしくない」
ジュラの目尻には、涙。
「…それに、今の生活だって楽しいのよ勿論! スリル満点だしね!!」


……しばし、静寂が辺りを包む。


「本当に、いいんだな?」
ゆっくりと、長瀬は問うた。
「………………うん」


~・~・~・~・~・~・~~・~・~・~・~・~・~


「ちょっと待って!」
ジュラは少年の神姫―皮肉にもBlue X'mas Ver.のツガル―を呼び止めた。
「なんですか?」
「これを着けていきなさい。ちょっと汚れてるけど、オーナーには何か判る筈よ」
そう言って、ツガルにチョーカーを着けさせた。

無論、これは「ファウンド」としての大事なものなのだが…。

「あなた、名前は?」
「ファリナです」
「そう…、私はジュラーヴリク。機会があったらまた会いましょう」


……


「お大事に~」
ジュラーヴリクさんが手を振っている。
「…? どうしたんだい? そのチョーカー」
「ジュラーヴリクさんに貰った、あのツガルに」
「へえ……ッ!!!?」

急にマスターが動揺した。
「どうしたの?」
「そのチョーカー…前に居た、…ファウンドのものだよ!?」
「えっ!?」
チョーカーには"Faund"と縫い付けられていた。

「……ジュラーヴリクさん…もしかして…?」


……



「アレを渡して良かったのか?」
長瀬は、そばに佇んでいるジュラに聞いた。
「いいのよ。私が持ってても仕方がないし、……もうファウンドはこの世に居ない。他人が持ってるよりは、あの子に託した方がいい」


…静寂


「…という事で、これからも宜しくね! "マスター"
にこやかな顔で言うジュラ。
「…ああ、よろしくな」

長瀬の携帯が着信で震えた。
発信元は…南雲。
「長瀬だ」

『緊急事態だ!! "怪物"からのメッセージが届いたぞ!!』





「あれ? 今日は長瀬さんの日じゃなかったっけ?」
一通りグレースと対戦し、とりあえずショップに来たんだが…長瀬さんがいない。
「長瀬なら早退したぞ、なんでも知り合いからの急な用事だとか…」
「メィーカーは?」
「いるよ、今はオペ中だ」

…最近の長瀬さん、どうにもおかしいな…?
何があるってんだい。









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