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えむえむえす ~My marriage story~

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午後2時30分ごろ
本格的な冬に入っても、雪が降らないアオゾラ町。
勿論、雪が降らない方が寒いともいう。


「久しぶりやな、ここも…」
そう漏らす男が一人。
赤ジャージに黄色いマフラー、さながら00ナンバーサイボーグ。
「…我らが敵、その名は零牙」


「いょし! 行くぞぉぉぉぉっ!!!」





蒼穹の猟犬劇場・その2






「零牙!! わいは二十八回目の正直な逆襲のためやってきたぞぉぉぉぉぉっ!!」



対戦ルームの一同が騒然となる。
誰もが声がした方向に振りかえるが、一人だけため息をついた。

「ま た 張 也 か」「ていうか28回目なんだ……」
そう、形人である。

「おうトリー、零牙の人はまだ来てないのか?」
「誰が鳥だ誰が。来るって言ってたからその内くるだろ」

「ラリー、あんなのがオーナーで疲れない?」
「……正直、少し」
相変わらずハイライトの無い目で答えるラリー、というより疲れからか濁って見える。


「時に、暇だから対戦しないか?」
「それを先に言えって、順番待ち大変なんだから」



~・~・~・~・~・~・~



ザザンザーザザン ザザンザーザザン

そういうコーラスが聞こえそうな対戦模様が展開されたとかされてないとか。
だが本筋と関係ないので省略する。


すれ違いざまにラリーを一文字切り、そして返す刃で唐竹割。
「ザンボット十文字斬り! …なーんちゃってw」


【 Win. 輝 】


「おおおおおおおっ! 零牙と対戦する前に敗れただとぉぉぉ…」
「お前、一回目からどんだけ経過してるか自覚してんのか?」
「約二ヶ月半」
「……わかってるじゃないか」


「あら? 楽しそうですね」
「おお遂に来たか零牙の人!! 早速だが勝負しろぃ!」
「えっと、一週間で何か改善されました?」
「おう色々とな!!」


「お主、いつも苦労してるな?」
「……さっき似たような事を言われた」
「世の中真面目な人は変人に振り回されてるねぇ」

「「お前が言うな、お前が」」
「え゜」



~・~・~・~・~・~・~



対戦開始一分前、各自はすでにスタンバイ済み。
……なのだが


「…………。」
顔が引き攣った零牙という、誰もが驚くであろう状態が発生している。
『さあ。こういう時の為に準備しておきました飛行パックの初陣ですね、零牙』
「……主、他になかったのですか?」
「はい。これだけをボックスに入れておきました」
「………ぅぅ。」


さて、彼女の顔が引き攣っている理由はもちろんバックパックにあった。
異常なまでの安定性のなさ、そこから来る恐ろしい程ピーキーな操縦性、そしてごまんと装備された多数の推進器。
こんなの某雷猫とその知り合いのヤンデレ黒白子ですら手に余るであろう。
それを作った聖憐はすごい天才なのか唯の天然ボケなのか、それは永遠の謎である。


知ってるか? 神姫オーナーは四つに分けられる。
 バトル派、バトル否定の愛好家、どちらでもない普通のオーナー、そしてHENTAI。この三つだ。
 お前のオーナーは……?」
「普通と見せかけてHENTAI性が高いぞ、主は。」




~・~・~・~・~・~・~




[Fight!]



「ぬおおおぉぉぉぉぉおぉお!?」
「うわっ」


開始直後、零牙はものすごい勢いで前方へとすっ飛んでいった。
その推力は、わずか50%。アイドリングとほとんど変わらない。

「ぐぉぉぉぉぉぉぉっ」
壮絶なGと共に急旋回、普通なら空中分解しているところである。


この間、ラリーは何もしていない。


『ど、どうしたのですか零牙!? しっかりしてください!!』
『先輩、装備の相性考えてますか?』
『あんなの使いこなせるの、まずいないよ?』
珍しく慌てる聖憐に冷静にツッコミを入れる形人とヒカル。



『なんや? 戦わんで飛びまわっとる』
「慣れてないと見える。……加速臨界まであと14秒」
『よぅし、やったれ!!』


それを聞くと同時にラリーはパワーダイブ、やや低空をフラフラ飛んでいた零牙の後ろにアッサリと付いた。
「誰にだって苦手分野はあるものだ、だが戦いとなれば話は別。例え遊びでも戦いは非情」
両腕に据え付けられたビームライフルが甲高い駆動音を上げる。

「墜ちろ、猟犬」

粒子加速が限界点まで達した瞬間、閃光が迸った。



~・~・~・~・~・~・~


数瞬前。

「何あれ!?」
「ビームガンにしては発射タイムラグが長い…。となると」


「荷電粒子砲!? 避けてください零牙!」


~・~・~・~・~・~・~


「!!」
声を聞き、反射的に右翼推力を瞬間的に最大噴射。
半ばスピンする形で左に向かってヨーイングした直後、荷電粒子ビームが翼のあった空間を突きぬける。

「ミスショット。次回発射までのラグは79秒」
『惜しいッ!! 当たれば一撃だっつーのに』


~・~・~・~・~・~・~


「ぐ………!!」
横方向へのスピン自体は防げたが、今度は回転が止まらない。
フラップ、ラダー、エアブレーキ。どれを動かしても回転が収まらない。


そもそも、零牙には航空機の操縦に関する知識は皆無だった。
今までそれを必要とされる事がなかったからだ。
理由はまた別の機会に語るとして

『零牙、まずは落ち着いて! 回転方向と反対にロールして、ゆっくりと!』
「………!!」

ヒカルの指示を聞き、右(時計回り)ロール入力。するとあれだけ盛大に回っていたのが直ぐに治まる。
『先輩、自動水平復航機能とかつけてないんですか?』
『えーっと……。申し訳ありません、何が何なのか……』


どうやら聖憐はそれ以上に無知であったらしい。


『零牙。氷男さんはダメみたいだから、少しの間わたしの指示で動いて』
「神姫が神姫に指示を下すと言うのが何やら癪に障るのだが……仕方あるまい。」
『OK。いったん地上に降りて小休止、それまでの間に対策を考えるから』
「暢気なものだ。…しかし、何故ラリーは撃ってこないのだろうか。」


~・~・~・~・~・~・~


『どうしたラリー!? なぜ撃たないし動かない!?』
「AWACS、大変申し訳ないが致命的な事実が判明した」
『何?』
「接続が乱暴だったせいで回路にトラブル、粒子加速中は行動不能」
『んなアホな!? 手に括りつけてるレーザーガンを使え! あれならバッテリー別だから使える!』
「了解。加速臨界まであと50秒、レーザー発射」



~・~・~・~・~・~・~



『右翼上げ!!』
「!?」

いくらオーナー以外の指示とはいえ、戦闘が始まっていればそれは関係なくなる。
信頼を多少でも持てるからこそ―そして自身に自信がない事もあるが―

『そのまま降下しながら回転! 回転止め! 機首上げ!』
ヒカルの指示をつたなくも忠実に実行する零牙。
その度にレーザーは虚空へと伸びてゆく。

『前方2400ヘッドオン! マイクロミサイル・オートロック、発射!』
「!!」

ヘッドオンという単語が理解できなかったが、本能からか即座にミサイルを発射する。
ミサイルはアニメ的表現の白く伸びる煙を噴きつつ絡みつつ、一直線(?)にラリーの元へ飛んでゆく。





爆発。



『セイバー準備!! バックパック排除!!』



~・~・~・~・~・~・~




数瞬前。

「バッテリー切れ」
『なんだってぇぇ!?』
「金ケチって安物を買うからだ」
『じゃかしいわ! 荷電粒子砲が高すぎんだ!』


「『あ』」


着弾、爆発。



黒煙の中から出てくるラリー、だが自慢の翼も荷電粒子砲もボコボコでまさに墜落寸前。
「このクソAWACS!! しっかりレーダーチェックしやがれ!!」
『あーっクソって言ったなポンコツ天使!!』


『二人とも、前見たら?』
「『え゛』」


零牙流剣技型ノ壱改"蒼閃光唐竹割・光線剣斬"!!



一閃。




真っ二つとなったラリーの体が泣き別れとなった直後、試合終了のブザーが鳴った。



………

……




~・~・~・~・~・~・~





OTL orz ←今の張也とラリー




「今回は大変世話になった、ありがとう。」
「零牙が礼をいうなんて珍しい」
「馬鹿、我はしっかり礼儀を弁えているんだぞ?」


「先輩、用語まで覚えなくていいですからもっとちゃんとした訓練をするといいですよ」
「あらまぁ。練習はしっかりさせるとして、別の手段もちゃんと考えてありますよ?」



「ちくしょぅ…覚えておけよ! この借りは」「今回は完全な自滅、アキラメロン(噛んだ)」


|||OTL|||ズーン











「これで八件目……」
バラバラにされ、上半身が見るも無残な状態になっている寅型を見てラスターは呟いた。


ここの所頻発している神姫破壊事件。
ハンターたる長瀬一行も行動を開始していたのだ。


「……誰ですか?」
気配がひとつ。

生物ではない、だが普通のMMSの気配でもない。



緊張の糸。



張りつめたそれを切ったのは、ほかならぬ気配の元。勢いよく大空へと飛びあがったのだ。
「待ちなさい!!」
それを追い舞い上がるラスター。


天地が逆転し、頭の上に街が見える。
高度約百メートル、普通の神姫はここまで上昇する事は難しい。
それを可能とするのが、彼女自慢のリアウイングだった。
AAU7よりも後退角が深い翼、二基一対の薄型エアー・ジェットエンジン二つと補助用の液体マイクロ・ロケットエンジン、四本のエクステント・ブースターの接続部を包みこむカバーが特徴である。


しかし、相手はいったい何なのだろうか。
バックパック・ブースターは一見寅型のリアユニットをベースにしているとも思えるが、その他にもゴテゴテと装着されていた。
更には脚にも推進器が装着されており、それらの推進力を練り合わせてこの高度まで飛びあがったのだろうか?


そんな事はどうでもいい。その性能からして普通のMMSではない。
だがラスターは相手の体にどこかしらの違和感を感じていた。
「答えてください! 貴女は何者なんですかっ!?」
動きを止めるため、致命傷にならない箇所に照準を合わせ、両翼端のレーザーガンを発射した。


命中。


相手は当たるや否や、キリモミ状態で急降下し始めた。
「待ちなさい!!」

だが重量差からか、ラスターはすぐに急降下する事が出来なかった。
その間にもどんどん遠ざかってゆく。




ラスターが地上へ降下した時には既に遅く、姿形も見えなかった。
「……あれが今回の主犯? 可能性は否定できないけど、何か変ですね……」




違和感、それは何だろうか? それは別の機会に話すとする。


……事件はまだ始まったばかりである。










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