「では、気を取り直して次は私が……」
「サラ(仮)さんのお話ですワン」
「……楽しみ」
「なお、私のテーマは『平和』です」
「なるほど、ラブ&ピースですね」
「……わくわく」
「では始めます。
「サラ(仮)さんのお話ですワン」
「……楽しみ」
「なお、私のテーマは『平和』です」
「なるほど、ラブ&ピースですね」
「……わくわく」
「では始めます。
ある日青年が歩いていると、地面に穴を掘っている男が居ました。
『……こんにちは、貴方は何をしているんですか?』
『最近世の中物騒じゃないか。だから、いつ核戦争が起きてもいい様に、個人用のシェルターを作っているのさ』
『シェルターですか?』
『ああ、これさえ完成すればいつ核戦争が起きても大丈夫さ』
男の行為に納得した青年は立ち去りました。
『……こんにちは、貴方は何をしているんですか?』
『最近世の中物騒じゃないか。だから、いつ核戦争が起きてもいい様に、個人用のシェルターを作っているのさ』
『シェルターですか?』
『ああ、これさえ完成すればいつ核戦争が起きても大丈夫さ』
男の行為に納得した青年は立ち去りました。
そして一月後。
『こんにちは、シェルター完成したんですね?』
『やあ君か。そうとも、これでいつ核戦争が起きても大丈夫だよ』
『で、今度は機械を弄って何を作っているんです?』
『いや、なに。折角シェルターも完成したことだからね。
……いつでも核戦争を起こせる様に、核爆弾を作っているのさ、hahahahaha!!』
青年は迷わず家に銃を取りに戻ったそうです。
『こんにちは、シェルター完成したんですね?』
『やあ君か。そうとも、これでいつ核戦争が起きても大丈夫だよ』
『で、今度は機械を弄って何を作っているんです?』
『いや、なに。折角シェルターも完成したことだからね。
……いつでも核戦争を起こせる様に、核爆弾を作っているのさ、hahahahaha!!』
青年は迷わず家に銃を取りに戻ったそうです。
……以上です」
「……(ぱちぱちぱち)」
「…え~と、どうコメントしたものですワン……」
「……面白かった」
「そうですワン?」
「……凄く」
「………………………」
「……(ぱちぱちぱち)」
「…え~と、どうコメントしたものですワン……」
「……面白かった」
「そうですワン?」
「……凄く」
「………………………」
「ラブですか?」
「……た、多分」
「ピース?」
「……き、きっと」
「……あの馬鹿鉄砲、全然平和じゃないじゃない……」
「……まったくですねぇ」
「……た、多分」
「ピース?」
「……き、きっと」
「……あの馬鹿鉄砲、全然平和じゃないじゃない……」
「……まったくですねぇ」