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 黒の絵具を塗り固めた様な暗さがそこには満ちていた。
 一歩踏み入れば自らの指は愚か、一寸先にあるものさえ見る事が出来ない暗さ。押し固めた様な黒が、その部屋には沈澱している。
 夜では無い。初夏の日差しが射す快晴の元にも関わらず、そこには光一筋たりとて射す事は無い。人が生活する上で、どんな時も付き纏う暗いもの。それを集め、濃縮したような黒。
 只管に、黒い。
 只管に、暗い。
 空間自体が黒く色づいてしまったかの様な、暗さ。光を遮断した、無明に近いその暗さも、完全な闇では無い。
 人が作り出せる闇など、多寡が知れているからだ。
 現に、部屋に光源は存在する。教室中に並ぶ、四十数台のPCの中の一つが、ぶぅん、と低く唸りながら光を発しているのだ。
 青白く発光する画面には、文字と数字と記号とが無秩序に踊っている。
 その光を浴びるのは、二人の少女と二人の神姫。
 PCの前に座る少女は田端 神楽。短めで余り手入れの行き届いていない髪が、少し地味な印象を与える文学少女という言葉が似合う少女である。
 そして、その神楽の後ろから覆い被さる様に抱き付きPCの画面を覗き込む少女、国崎 茜だ。茶色がかった髪を肩口で揃え、闇に映える赤いネクタイを結んでいる。白衣でも似合いそうな少女である。
 その二人ともが、眼鏡をかけている。神楽はフレームの無い楕円の眼鏡を、茜は角ばった黒ぶち眼鏡である。
 その二つともがPCの画面を反射して、二人の瞳を外から隠していた。
「……結構な量ですね」
 ヴォッフェバニーのウィンが、PCの目の前に座りながら言った。その隣、微妙な距離を置いてアーンヴァル型のロンが座っている。二人とも、PCから伸びるケーブルが背中のコネクタに刺さっていた。
 気弱そうな表情を浮かべるウィンに対し、ロンは全くの無表情であった。ロンの無表情はそれなりの時間を経験してきた神姫にしては、没個性とも見える。
「問題ありません」
 そのロンが短く答えた。人の声と全く同じそれは、酷く無機質で機械的な音を含んでいる。
 茜はロンのいつも通りの声に満足そうな笑みをその口に浮かべた。もちろん、神楽に抱き付いたままである。
 茜は神楽の首に回していた両手の内、右手を伸ばすとマウスを神楽の手ごと握った。茜は恐らく、からかい半分で頬を擦り寄せたりしているのだろうが、神楽の方は気が気では無かった。
 昔から本を友としていた神楽は、人と触れ合うのが苦手だ。例えそれが同性であっても、こういう時は赤面してしまうのが神楽という少女の性分なのだ。
「じゃあ、頑張ってね二人とも」
 茜がそう言うのと同時、かちり、と音がした。マウスの音である。
 直後、ウィンとロンが軽い呻き声を上げた。PCから伸びるケーブルから大量のデータを送り込まれた余波だ。
 武装神姫は高性能のロボットである。その小さな身体には人間と同等の精神活動を可能とする演算回路が内蔵されている。神姫の脳と言えるだろう。
 それは同時に、超高度な計算回路でもある。並のPCを遙かに凌駕するスペックを誇る神姫は演算装置としての面をも併せ持つのだ。
「……主要空港を使用した形跡は……ありません」
「地方空港の検索を開始します」
 その処理能力を以てして解析しているのは、空路を用いた出国記録だ。過去半年分の出国記録ともなれば数は尋常では無い。神姫の力を借りなければならない程に。
 茜と神楽は、探していた。
 膨大な出国記録の中に、たった一人の人間の名を探していた。
 その人間とは、茜にとっては先輩であり、神楽にとっては隣人であった。
「っ……?」
 不意に、ロンが呻いた。無表情だった顔に、確かな苦痛の色が浮かんでいる。
 それは想定外の出来事であった。
 想定外ではあるが、予想外では無かった。
「ウィルスね……性質の悪いのじゃなければ良いけど。ウィンは平気?」
「はい……今のところは問題ありません」
 僅かな緊張を孕むウィンに対し、茜は何時も通りの口調であった。そして、落ち着き払った様子で、神楽の背中越しにキーボードを叩き始めた。
「ウィンは解析を続行。何か問題が生じた場合は即時報告を」
「了解です」
 コンピューターウィルスの脅威は、神姫に対しても驚異だ。そのウィルスが神姫を害するものでないとしても、それが神姫を害さないとは限らないからだ。
 神姫の演算回路は高度にして複雑であり、繊細だ。何がどう作用してどの様な結果になるのか、全く分からない。
 だから、PC用のウィルスにすら、気を配らねばならない。
 だから、暗がりの中で神楽はこんなにも表情を固くしているのだ。
「……ふぅん」と、茜は対して面白くなさそうな声で言った。
「先輩?」
「ウィルスには違い無いけど、神姫にはそれほど悪さもしなさそうねぇ」
 それを聞いて、神楽は僅かに安堵した。その顔をすぐ横で眺めながら、茜は続けた。
「これ、家電とかのリミッター取っ払って、熱暴走させるモノねぇ。最近見ないと思ったけど」
 家電製品にも簡易的ながらコンピューターは積まれている。当然ながら、それらはコンセントに刺さっている。そのコンセントを通じ、感染するウィルスが存在する。
 通常のウィルスの様に、PCに感染したウィルスは、PCのコンセントを通じ、電気配線を通じて家電製品に感染するのだ。
 この手のウィルスは、暴露ウィルスの様な情報流出などはしない代わりに、家電製品の出力の上限を無くしたり、電源を切っても稼働させ続ける。
 情報流出はプライバシーの問題はあっても、命に関わりは無い。だが、このウィルスは人命に関わる。
 例えば、洗濯機。洗濯機には槽を回転させるモーターが積まれているが、ウィルスに感染するとこれが異常に稼働する。そうなれば最低でも故障するし、最悪なら発火し、火災に繋がる。
 洗濯機だけではない。冷蔵庫、電子レンジ、オーブントースター、テレビ……。このウィルスは身近にあるモノを凶器に変質させる、悪意の塊の様なウィルスなのだ。
「……ロンは、大丈夫なんでしょうか」
 未だ顔をしかめ、苦痛に耐えるロンを見ながらウィンは言った。暗闇の中に浮かび上がるロンの表情はより一層、深刻に見える。
「そうねぇ……このウィルス、やたらと雑で質の悪いウィルスだから……と」
 かたかたとキーボードを叩いてた茜の指が止まった。その直後、ロンの顔から苦痛が消え、元の無表情に戻っている。それを見たウィンも、ほっと胸を撫で下ろした。
「ロン、気分はどう?」
 と、茜の問いにロンは
「……悪くないです」これまた無表情に答えた。
 そして、ロンは作業を再開していた。
 暗い部屋に、沈黙が降りた。
 ぶぅん、とPCの音しか聞こえない。
 後は、規則正しい茜の呼吸と、若干早い神楽の呼吸の音くらいだろうか。
 微かな音のみが響く暗がりの中、時間だけが静かに過ぎ去っていた。


 真っ暗い部屋に突如、光が射した。やや乱暴に開け放たれた扉の奥に見える蛍光灯の光である。
「……何してんの、あんたら」
 教室の入り口には、少女が立っていた。
 見るからに運動をやっていそうな、そういう雰囲気が漂う少女である。
 ツリ目がちの目元も、短めの髪形もその印象に拍車をかけている。
 彼女こそがこの部屋の影を払った張本人であるが、しかし彼女は呆れ顔だった。
「何って、ちゃんとアリカに頼まれたことやってるのよ?」
 アリカの視線の先には、神楽と茜がいる。正しくは、神楽に抱き付いた茜が。
 呆れ顔を向けられた茜は、さも当然と言わんばかりの顔をしている。抱き付かれた神楽は最初、びくりと身体を震わせて以来完璧に俯いてしまっている。その顔は完全に下を向いてしまっているので表情は見えない。しかし、耳が真っ赤になっていることからどんな表情かは予想がついた。
「ホントにあんた、見境無いわね」
 神楽の泣きそうな顔を想像して、アリカは軽い溜息を吐いた。ついでに茜に対しても溜息を吐いた。思い起こしてみれば、今の神楽の様な事をされたのも一度や二度では無い。ましてや、それ以上の事もされた記憶がある。
 だからと言って、別に嫉妬する訳でも無しに、アリカは明かりを付けた。神楽にとっては暗いままの方が良いかもしれないが、それはそれで困った事になりそうだ。
 部屋は直ぐに明るくなった。大教室に所狭しとPCが並べられている。暗いままだったら足くらいぶつけていただろう。
 全く、微塵の危なげもなくアリカは茜と神楽の元へと近づいた。手頃な椅子を引っ張り出すと、それに座った。普段座っている木製の固い椅子ではなく、キャスターと背もたれのついた柔らかい椅子だ。
「あんたは座んないの」
 と、今でも神楽にひっ付いている茜に言った。言外に神楽から離れてやれ、という意味も含ませていたのだが、それはアリカにとっては墓穴だった。
「じゃあ、座るわ」
 少しの間考える様に神楽に頬を擦り寄せていた茜は、あっさりと立ち上がった。ようやく茜から解放された神楽は随分ほっとしているようだ。アリカと神楽はこれが初対面ではあるが、神楽がどんな気分かは分った気がした。
「……ま、良いけどね」
 そして茜はというと、アリカの膝の上に座っていた。椅子にではなく、アリカの膝の上に。椅子なら腐るほどあるし、それが嫌だとしても行儀が悪いが机の上でも良い。それなのに、アリカの膝の上を茜は選んだ。
アリカはなんかもう色々どうでも良くなったので、茜の脇を掴み一旦持ち上げると自分の負担のならない位置に座り直させて後ろから抱えてやった。別にこう言う事態は初めてじゃない。最初の内は怒りもしたが、暫くしたら怒る気も失せていた。それに、こうやって人の温もりを感じるというのも……悪くない。そう思えた。
多分、茜もそれを見越してアリカの膝の上に座ったのだろう。もしかすると、神楽に抱き付いていたのもそれを見越しての事だったかもしれない。
「で、どうだったの?」
「結論から言うと、見つからなかったわ。ね、神楽」
 急に話を振られた神楽の意識は完全に飛んでいた。アリカがこれに慣れてると言っても、神楽にとっては刺激が強すぎたのだろう。
 数秒、完全に停止していた神楽であったが、ようやく脳内で音声が処理されたのか真っ赤になった顔を俯けて、二人の姿を視界に入れない様にしながらゆっくりと喋りだした。
「……主要な空港と地方空港。過去半年分のデータを洗いましたが、該当するものはありませんでした。恐らく、海路を用いた物と思われます」
 耳まで赤い神楽の、しかし発声だけはしっかりとした報告は、アリカにとってあまり良いものでは無かった。だが、落胆はしなかった。
 心のどこかでそうなるだろうと考えていた。
 諦めでは無い。
 調べる前から諦めていたのでは、見つかる者も見つからなくなる。
 アリカは感じていた。何かが違うと。
 今の探し方では見つからない。何か他に正しい探し方があるのではないか? と。
 だから、今までは一人で新聞を読みあさったり、インターネットを駆使して探したりもした。それで見つからないから、今こうして茜に頼っている。
「見つかったのはウィルスだぁけ……ちゃんちゃん」
「……ウィルスって、大丈夫だったの?」
 おどけて流そうとした茜であったが、アリカは目敏く……いや、耳聡くそれに気付いた。
 それもそうだろう。神姫にとってウィルスというのは百害でしか無い。アリカがそれに食いつくのも当然と言えた。
「マスターが直ぐに対応した。よって問題無いです」
 ロンの無機質な返事。アリカはその無機質な瞳を数瞬眺めていた。そして「なら良いわ」と短く答えた。ロンは確かに感情の起伏は少ないし、無口な方だ。しかし、オーナーの茜とは違い必要な事はしっかりと端的に伝える神姫だ。アリカはそれを十分承知している。
「ウィンはどう?」
 と、アリカはウィンに話しかけた。まさか自分に振られるとは思っていなかったウィンは、オーナーの神楽同様に完全に停止し、オーナーの神楽以上に思考がフリーズしていた。
 そのウィンを少し不思議そうに眺めるアリカ。楽しそうに眺める茜。心配そうに見つめる神楽。見ていないロン。
 その状況がウィンの思考回路に更なる熱を与え、ウィンはどうしようもなく固まっている。
 何か言わなければ、何か喋らなければ。そう思うと余計に何も言えなくなる。
 堂々めぐりの思考回路は疑似的な熱を帯び、そして正常な思考を諦める。それを感じ取った神楽が動く前に、ロンが動いていた。
「感染したのは私だけ。ウィンには無害」
 ウィンの目を、ロンの無機質な目が見つめていた。その目は同意を促す目であった様に思えたので、ウィンは不格好ながらも首を縦に振った。
「オーナーに似て、引っ込み思案みたいね。加奈美の言う通りだわ」
 そんなウィンを眩しそうにアリカは眺めている。その口元は確かに微笑んでいた。アリカに抱きかかえられている茜からはその表情は解らなかったが、想像は出来た。
「そういえばアリカ、トロンベは?」
アリカがこの部屋に入ってからずっと気になっていた事だ。いつもはアリカの肩か頭の上に居る筈のトロンベが今日に限ってはいなかった。茜の思いつく限り、アリカがトロンベを連れていない事は極稀であり、今のこの状況は珍しい様に思えたのだ。
「宗太とパーシの相手してるわ」
「トロンベ一人で?」
「うん」と、アリカは短く答えた。トロンベはこの高校の頂点に立つ神姫だ。茜はそれを十分に分っている。しかし、その強さはアリカがいて初めて発揮される強さであり、神姫単体では実力の半分も出せないのだ。
 だから、茜にはそれがどういう状況か容易に理解出来た。
「……そんなにあれなのかしら?」
「超弱い」
 身も蓋も無い言い方である。茜の口から思わず苦笑が漏れる程に。茜がオブラートに包んで言ったのに関わらず、アリカは端的に、そして痛烈な言い方をした。たぶん、宗太が聞いたら傷つくだろう。見れば神楽も珍しく困ったような顔をしていた。
 そこで茜はある事に気付いた。
「……加奈美と知り合いなの?」
「この前アパートに行ったら偶然ね……そろそろ私は行くわ。陽光ちゃんにお礼言っとかなきゃ」
 茜を膝の上から立たせながら、アリカは適当に応えた。それが茜にとっては至極残念であった。
 そして、アリカも立ち上がってから、神楽を見ながら言った。
「そういえば自己紹介して無かったわね。私は水野 アリカ。よろしくね、神楽」
 神楽は差し出された右手を不思議そうに眺めてから、ゆっくりと握手を交わした。すると、アリカは満面の笑みを浮かべると、ブンブンと腕を振ってから手を放した。神楽は突然の事態に目を丸くして腕をさすっている。その脇で、アリカはウィンの頭を撫でた。
「よろしくね、ウィン」
 俯きながら何度か頷くのが精一杯のウィンをこれまた満足そうに見終えると、アリカは颯爽と教室を後にした。
「ありがとね」
 扉を閉める寸前に、アリカはそう言った。










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