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えむえむえす ~My marriage story~

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The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
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犬子さんの土下座ライフ。
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武装神姫のリン
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戦う神姫は好きですか
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 何とか研究所に戻ってきたヤクトたちだったが、心身ともにボロボロだった。それもそのはず、それぞれのパートナーは重傷を負い、本人たちも慢心相違の状態だからだ。
 「…まさか、ここまで強いとは思わなかったな」
 「ああ…」
 メディカルルームで和多とヤクトは、前回の戦闘の事を話していた。
 「カウベル、大丈夫なんだろうか…。あんなにダメージ受けて」
 「今はスタッフを信じよう。それよりもヤクト」
 和多はシートから立ち上がり、脇に座っているヤクトを拾い上げた。
 「イリーガルを何とかしないと、ますます被害が広がる一方だ。他の討伐隊もあの黒いイリーガルに苦戦している様子だからな」
 「そうだな、おいら達はあのイリーガルを倒さないといけない。そのためにはもっと強くならないと」
 今まで気持ちが沈んでいたヤクトがやる気を出してきた。どうやらヤクトは気持ちの切り替えが早いようだ。
 「でも、不動のデータは壊れたままなんだろ?」
 「不動本体のデータはバックアップしてあるから大丈夫だが、火器系統のデータ復旧に時間がかかる。今出撃する事は不可能だ」
 不動が出撃できないということは、バックパックなどの装備も使用できないということになる。つまり、今のヤクトは丸腰の状態ということになる。
 「他の装備で何とかならないのか?」
 「そうだな、少し時間がかかるが、装備をかき集めれば何とかなるかもしれない。その間、お前は出撃に備えて休んでおけ」
 そう言って和多はヤクトを近くの椅子に置き、研究所のメンテナンスルームに入っていった。
 「…あいつのところにでも行ってみるか」
 和多の背中を見送ったヤクトは、ある場所に向かうことにした。



ネット世界の侵略者 逆襲の獅子虎コンビ その1




 「ここまで相手の戦力が強力なんて…」
 ネットサーバーの阻止ライン付近、ただ一人イリーガルに立ち向かっていたヨツンへイムは苦戦をしていた。
 (相手が多すぎる。大勢で迎撃したのにも関わらず、生き残ったのは私一人…。このままでは勝ち目がない)
 ゲートから次々と出現するイリーガルの軍団に、さすがのヨツンも片膝を突くほど疲労していた。
 「私一人ではとてもこのラインを保持できない…。しかし」
 ヨツンは近くに転がっていたランスを手にとった。
 「道ずれでも倒せるのなら、悔いはない…!」
 覚悟を決めたヨツンは、イリーガル軍団に立ち向かうために、ランスを持っている右腕に力を入れた。
 (まだだ、イリーガルを引き付けてからランスのエネルギーを暴走させれば…)
 少しずつ、確実にヨツンに歩み寄るイリーガル軍団。ヨツンは静かにその時を待った。
 「諦めるのはまだ早いですよ、ヨツンへイムさん!!」
 そのとき、遠くから誰かの声が響いた。そしてどこからともなく一頭の馬がヨツンの前に割って入った。
 「お前は、ヤイバ!!」
 「ここで諦めたらすべてが終わってしまいます。だから、死ぬなんて考えないでください!!」
 ヤイバは手を伸ばし、ヨツンの手を取った。そして、ヨツンを白雷の背に乗せると、イリーガル目がけて突進を始めた。
 「何をする気?イリーガルの群れに飛び込もうとするなんて?!」
 「いいから、しっかり掴ってください」
 ヨツンはヤイバの指示に従って振り落とされないように掴まった。
 「いきます」
 その瞬間、白雷はすさまじいスピードでイリーガルに突っ込み、次々と弾き飛ばして行った。
 「このまま出口に向います、振り落とされないようにしてください」
 白雷はサーバーの出口に向かい、そのまま駆け抜けた。
 「サーバーには倒れている仲間が…」
 「大丈夫です、彼らのデータは無事に研究所に転送されました」
 どうやらこの行動はヤイバの計算のうちに入っていたようだ。しかし、またひとつサーバーが占拠されてしまった。
 「またやられたみたいね」
 「ええ、でも、ほかの地域では奪還したという情報も入ってきています。だから、希望を持ってください」
 「そうね…」
 ヨツンは少しため息をついた。
 「それにしてもすごいわね、この馬は…。まるで電光石火ね」
 「雷のように早く走る馬なので、白雷と名づけたんです。最初は手が付けられない暴れ馬でしたが、今では頼もしい相棒です」
 少し微笑んだ表情になるヨツン。それを分かっているのか、白雷が大きく雄たけびをあげた。
 「どうやら白雷もヨツンヘイムさんのことを気に入ったみたいです」
 ヤイバもそのことを良く思っているようだ。
 「さあ、もう少しで研究所ですよ。白雷、ラストスパートです」
 白雷は二人を乗せて研究所目指して疾走した。



 「おい、アスティの様子はどうだ?」
 別のメディカルルームに来たヤクトは、相棒の様子を見ているリオーネに声をかけた。リオーネ自身は右目を負傷しただけで済んだが、パートナーのアスティは先ほどの戦いでダメージを受けていた。
 「現在のところ、とても危険な状態だそうだ…。意識が回復していないらしい…」
 「そうか…、これからイリーガルの迎撃に行くんだが、あんたもいくか?」
 しかし、リオーネは何も答えようとはしなかった。
 「…もしかして、あの時のことを気にしてるんじゃないだろうな?」
 図星だった。リオーネは黒素体イリーガルとの交戦のときに起きた事件の事を今も引きずっていたのだ。
 「自分は…、パートナー一人たすける事ができなかった愚かな神姫だ…。あの時、自分が助けにいけなかったために、アルティがこんな目に・・」
 アスティもまた、イリーガルの凶弾に倒れた。リオーネはそのことを気にしていた。
 「自分がもっとしっかりしていれば…。あの時、助ける事ができたなら…」
 悔やんでも悔やみきれない過ちに、リオーネは悩まされていた。ヤクトにはそれが痛いほど分かっていた。しかし、それをかみ殺して、ヤクトは言い放った。
 「バカヤロウ!」
 そして、リオーネの頬を殴った。
 「…?」
 「ふざけんじゃねえ!パートナーが倒れたくらいで、そんなに落ち込むのかよ!!あんたは誇り高き黒獅子じゃなかったのかよ!!!」
 「ヤクト…」
 「悩んでる暇があったら、一体でもイリーガルを倒すことを考えろ!相棒の仇を打ちたかったら、弱い自分を乗り越えてみやがれ!!」
 涙声になりながら説得するヤクトの姿を見て、リオーネは我に返った。
 (そうだ、自分は誇り高き黒獅子…、こんなことで怖気付いてどうする…!)
 「…自分は間違っていた。こんな事をしていても、後悔が残るだけだ…。ヤクト、自分ももう一度イリーガル討伐に参加する。協力してくれるな?」
 立ち直ったリオーネを見て、ヤクトはニカッと笑った。
 「そうこなくっちゃな! よっしゃ、おいらも一肌剥くことにするぜ」
 「それを言うなら一肌脱ぐ、だ」
 リオーネらしくない突っ込みに、ヤクトは大笑いした。






 「よし、これで大丈夫だろう」
 あれから数時間後、研究所のメンテナンスルームで、ヤクトは和多の手によって武装パーツを装着していた。
 「マスターってほんとすごいよな…。ありあわせの武装パーツでここまですごいものを作るんだもんな」
 武装パーツは和多が持ってきた部品と研究所からもらってきた部品を組み合わせて作り上げたものである。少し不恰好ではあるが、トータルバランスは申し分なかった。
 「ここまで集めるのに苦労した甲斐があったよ。それに丸腰のお前に合わせたパーツを厳選したから、かなり手間取ったけどな」
 和多が厳選したパーツは格闘中心のヤクトに合わせてコーディネイトしたものだった。バックパックの予備を中心に、ストラーフの脚部やパワーアームなどを組み合わせた、いわゆるパワードスーツタイプの装備である。もちろん、ヤクトに合わせて接近戦用武器や中距離用のビームガンも装備している。
 「火器制御システムは他の機体の流用だが、お前なら使いこなす事ができるだろう。トップヘビーな上半身の装備を補うためにバランサーにも細心の注意を図ったつもりだ。剣も多数装備させた」
 「これならあいつ等を叩きのめす事ができるぜ…!サンキュ、マスター」
 ヤクトは和多に感謝した。
 そのとき、和多の携帯から発信音が鳴った。
 「はい、どうしましたか?あ、はい、今行きます」
 電話を切った和多は、武装パーツをつけたままヤクトをケースにしまい、そのまま廊下に出た。
 「どうしたんだマスター、何かあったのか?」
 「緊急事態だ、早く会議室に向かわないと」
 どうやらイリーガルに動きがあったようだ。和多は足早に会議室に向った。







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