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{アンジェラスとシャドウ・アンジェラス}

アンジェラスの視点

「…ん…こ、ここは?」

目を覚ますと辺りは一面真っ白の世界につつまれていた。
音も風も無い…視界に入るのは白色だけ。
遠近感も重力感もない。
身体はフワフワと浮いてるような感じ。
いったいここは何処なの?
キョロキョロと辺りを見回すが、何処から何処までも真っ白い世界だった。
白以外なにも無い…私を除けば。

「ここは貴女の心の世界よ、アンジェラス」
「!? 誰!」

自分の声によく似ていた。
まさかと思いつつ、声がした方向に振りむかえると。

「こんにちは、アタシ♪」
「…私…なの?」

自分とそっくりな私がいた。
でも髪の毛は長く目つきも微妙に違う。

「ど~お?自分の心の殻に閉じ込む気分は?」
「心の殻?」

もう一人の私が何を言ってるのか分からない。
そして微笑みながら私の傍に近づいてくる。

「そうよ♪。貴女はアタシのマスターが死んだと思い込み、何もかもイヤになったあげく果て、アタシに身体を譲ったのよ♪♪」
「! …そうでした…ご主人様が私を守って死んでしまった…私が殺したのも同然」
「ご名答♪しっかしぃ~もう一人のアタシがここまで使えいないとは思わなかったわ。マスターのあの姿を見て流石にブチ切れちゃった♪♪」
「…ご主人様は?あの後…どうなったの??」

そう訊いてみるともう一人に私がニコヤカに笑って答えてくれた。

「生きてるよ♪怪我は酷かったみたいだけど」
「生きてる!?ご主人様が生きてるの!?!?」
「えぇ~、もうピンピンに。今頃は病院から無事に退院できたんじゃないの」
「よかった…!本当に良かったです!!ご主人様が生きていて!!!」

ボロボロと涙を流す私。
死んだと思っていた自分の主が生きていた事を知り感激する。
でもどうしてもう一人の私がそんな事知っているのか疑問を抱く。
…あぁ、そうでした。
昔のアタシの特殊能力、インターネットを…ネットの世界を自由に行き来しながら無条件で情報の閲覧が出来るのでした。
その能力はもう一人の私にも受け継がれていて能力を使い、ご主人様の状態を確認したのだと思う。
兎に角、ご主人様が生きてる事だけで嬉しい。
…会いたい。
会って謝りたい。
そしてご主人様の胸に飛び込みたい。
行動は早く迅速に!
今度は私の番。
まずはこの世界から抜け出さないと!

「もう一人の私!どうすればこの世界から抜けれるの!?そして今の私はどいう状態なの!?!?」
「立ち直ったみたいね♪いいよ、教えてあげる♪♪アタシの話しを聞いてくれるなら、ね」


そう言うと、もう一人の私が私の後ろに回りこみ背中から抱きつく。
両腕をクロスするように私の身体を絡め、両足も絡めるようにされ私は硬直した。
そして私の耳元でもう一人の私が言った。

「黙って聞いててね。今のアタシ達はVIS社の地下研究所にいるの。そこで拘束され身動きが取れない状態。しかも明日にアタシ達やツヴァイ、ドライ、フィーアが破棄される事になってるの」

破棄!?私達が!?!?
どうしてそんな事に!?
それになんでVIS社に私がいるのよ!

「決定を下したのはマスターの姉、朱美よ。ホント、ムカつく人間。マスターの姉じゃなかったら、とっくのとうに殺してるのに」

あぁ、朱美ならヤるかもしれない。
あの事件が起きて以来、私達の扱いはガラリと変わったのだから。

「そこでアタシはこの身体から抜けようと思うの」

エッ!?
それはいったいどういう事なの?

「アタシ達は元々一つだった…でも、九年前の事件でアタシ達は二つに別れた。原因は子供の頃のマスターにある」

ご主人様が原因!?

「あの時…倒れたマスターは気絶だったのけれど、アインという名のアタシ達が『マスター』が死んだと思い衝撃のあまりに強制的な機能停止をしてしまった。そこで生まれたのが『アタシ』と『私』」

アインは私達であってアタシ達、一つの人格だった。
私は私。
貴女はアタシ。
アンジェラスは私、でもアタシもアンジェラス。
ようするにアインという人物が二人いるということ。

「そう。…でも二つ生まれた『アタシ』と『私』には決定的な差があった」

それは何?

「『私』というのは正の感情、つまり暴走する前のアインが一つだった時の継続状態。そして九年後、『私』はツヴァイ、ドライ、フィーアと共にマスターに出会った」

多分、それは私だ。
『私』という単語は私だと解った。
でも正の感情というからには負の感情もあるというの?

「あるわよ。『アタシ』というのは負の感情、つまり暴走した後のアインが一つだった時の継続状態。しかもそれは断片的な状態で生まれたもの」

もう一人の私は『アタシ』という単語に位置づけたのかな?
断片的な状態で生まれたって、いったいどういう事?

「でもね、アインはもうすでに壊れていたの。『アタシ』と『私』が生まれる前にね。西暦2030年11月2×日。この日にアインは壊れてしまった。正確に言えば半分の半分」

半分の半分?
25%という事?
確か西暦2030年11月2×日って『感情』というデータだけを移しかえる実験日だったはず…。

「そうよ。実験の所為でアインは既に分裂していの。そしてそのデータは『アタシ』にあたるデータ。負の感情になるデータを分裂させた」
「じゃあ、貴女は…」
「…壊れてるの…欠陥しているの…不完全なの…足りないの、アタシは…。『アタシ』という者はもう一つのボディで眠っている」

そんな…。
『アタシ』という私は二人いるの!?
数字でいうなら『私』が50%で今目の前にいる『アタシ』は25%…そして残りの25%は『アタシ』という片割があの実験に使われたボディにいるという。
いいえ、少しつじつまが合わないわ。
『私』と『アタシ』が生まれる前に『アタシ』がもう一つのボディにいる…この時点で時間の流れがおかしい。
普通なら『アタシ』がいるというのは、まずありえないのだ。
『アタシ』というより『何か』と言うべきじゃないのかしら?

「疑問が浮かんだ?そりゃあそーよね。時の流れが滅茶苦茶になってしまう。でもね、実際にもう一つのボディで眠ってるのはアタシなの。でもアタシは分かる、だってあのボディには負の感情が入ってるという事が」
「負の感情…」
「アタシは…アインの記憶がもう一つのボディにある。その記憶されてるのは負の感情。つまり『アタシ』よ!」

ギュウウゥッ!

「アウッ!?」

私の左胸を強く掴む『アタシ』。
指が食い込み、形を変える左胸。
痛い…痛いよ。

「『私』には分からないでしょうね、アタシの気持ちなんか。マスターに会いたくても会えない『アタシ』。でも、もう一人『私』がマスターに会えている。同じアインなのにこの差はいったいなんなの?ずるいと思わない??」
「あっ!イヤッッ、離して!!」
「だから『アタシ』は『私』が憎い。でも『私』もアインの片割れ。ようするにアタシでもある。憎んだら自分を憎む事になる」
「…アッ……」

もう一人の『アタシ』が掴んでいた胸を離してくれた。
でもさっきまで胸を掴んでいた手を私の顎をクイッと持ち上げ、『アタシ』の方向に向かせられた。

「『私』はアタシが二人居る、と言ったわね。それは正解♪」
「………」
「もう一つのボディに『アタシ』の片割れが眠っている。そして今『私』の近くにいるのは『私』の中で眠っていたアタシよ」
「やっぱり…そうなのね。完全に分裂出来なかった25%が『アタシ』ということ」
「それも正解。この身体には正の感情が50%、負の感情が25%…数字で表せばこんな感じよ」

そう言いながら『アタシ』がニヤリと笑った顔が近づいてくる。
それもうお互いの吐息が当たるぐらいの距離。
まるでこの体勢はキスするような体勢だ。

「何回か『私』から身体の主導権を奪えないか頑張ったんだけど…ダメだったわ。だって今のアタシは中途半端なんだもん」
「負の感情が半分しかないから?」
「そう。そこら辺のガキでも分かる事。50と25の数字はどっちが大きい?」
「50」
「正解。だから『私』から身体を奪う事が出来なかった」
「…えっ?でも今は」

おかしい…。
あの時、私が自分の心の殻に閉じ篭った時『アタシ』に身体を譲ったはず。
でも何故『アタシ』は奪えなかったというの?

「教えてあげる。奪う事は出来たのけれど、すでに正の感情の『私』というデータがボディに定着していたの。おかげで『アタシ』は邪魔者扱いよ」

よかったぁ~。
じゃあこの身体は私のモノなのね。

「悔しいけど、この身体は『私』モノよ。さらに言えばこの身体の器には『アタシ』という容量をカバー出来ないみたい」
「どーいうこと?」
「完全に奪った時に分かったのよ。この身体もうアタシには合わない、てね。今まで『私』の代わりに出てきただけだから器が小さいと分からなかったのよ」

だから『私』の身体から抜け出す、と言ったなのね。
嬉しいような何故か少し寂しいような感じがする。
やっぱりアインの一部同士だから?
そこら辺は私には分からない。

「さてぇ、そろそろ『私』にこの世界から抜け出す方法を教えてあげましょうか♪」
「あ、そうでした。早く教えてください!」

散々他の話をしていたので考えていませんでした。
でもやっと本題に入る事が出来ます。

「出る方法は…無いわ♪」
「…えっ!?」

無い?
どいうこと?
『アタシ』は最初に教えてあげる言ったよね。
あの言葉は嘘だったの!?

「無いってどいうこと!」
「そのままの意味よ。アタシは一言も『抜け出す方法』教えるとは言ってないし♪」
「そんな!?」
「それに教えてあげてじゃない。『出る方法は無い』てね♪」
「騙したのね!」
「あら、騙してなんかいないよ。勘違いした『私』が悪いのよ♪」
「クッ!このー!!」

私は『アタシ』に殴り掛かった。
でも拳は『アタシ』に当たらず空振りする。

「無駄無駄♪アタシに攻撃しても意味ない♪♪なんせ『私』が考えることは手に取るように分かるんだから♪♪♪」
「…シャドウ・アンジェラス!私は貴女を許さない!!例え自分の片割れだとしても、必ず破壊してやる!!!」
「あははははははははっっっっ!!!!それは楽しみにして待ってるよ♪処理される前にこの世界から抜け出せたらの話だけど♪♪それじゃあね♪♪♪」

高らかに笑いながらシャドウ・アンジェラスはスウゥ、と消えていった。
後にこの世界に残ったのは私だけ。
…許さない。
…許せない!
見てなさい!
必ずこの世界から抜け出して、貴女を破壊してご主人様に会うんだから!


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