追っかけとか弟子入りは大抵追いかけられる側が迷惑してる
お兄ちゃんがタマちゃんとオイルちゃんを連れて大会に行ったから、私はキルケとお留守番。
キルケにもう少し実践経験があれば、私達も付いてったんだけど・・・
「はぁ~、暇だなぁ・・・」
思わず溜息ひとつ。
今日は大学もお休みで、物凄く暇。
「鍵かけてけば出掛けてもいいよね?」
「どこかへ行くんですか?」
「暇だからさ、オリュンポス行こっかなって」
神姫センター「オリュンポス」。私とキルケの初戦の場所だ。もちろん、今も時々行ってるけどね。
「いいですね、行きましょう!」
キルケも賛成したから、私達はオリュンポスに行く事にした。
キルケにもう少し実践経験があれば、私達も付いてったんだけど・・・
「はぁ~、暇だなぁ・・・」
思わず溜息ひとつ。
今日は大学もお休みで、物凄く暇。
「鍵かけてけば出掛けてもいいよね?」
「どこかへ行くんですか?」
「暇だからさ、オリュンポス行こっかなって」
神姫センター「オリュンポス」。私とキルケの初戦の場所だ。もちろん、今も時々行ってるけどね。
「いいですね、行きましょう!」
キルケも賛成したから、私達はオリュンポスに行く事にした。
オリュンポスは休日って事もあって、凄い人だった。肩の上に乗ってるキルケの声でさえ聞き取りにくいくらい。
「マスター、折角来たんですから、バトルして行きましょう!」
「うん、暇だから初めからそのつもりだったよ。」
私達が人ごみを潜り抜けて受付に向かおうとした時、誰かが肩を叩きながら私を呼んだ。
「あのー・・・すみません」
「はい?」
話しかけてきたのは知らない高校生くらいの男の子だった。
「そちらの神姫、名前は・・・」
「キルケだけど・・・それが何か?」
それを聞いた瞬間、男の子の胸ポケットから神姫が一体飛び出してきた。確か・・・エウクランテってタイプの神姫だ。
「やっぱりっ!私、いつかあなたと対戦した神姫のツバサですっ!覚えてますかっ?」
ここでのバトルは何回かしたけど、その中でエウクランテが相手だったのは・・・デビュー戦の時だけ。
「あぁ、私の初戦の相手でしたか!もちろん覚えてますよ!」
キルケも思い出したらしい。するとツバサちゃんはキルケの手を握って、大きく息を吸ってから、言った。
「そうですっ!あの時のあなたの、あの重装備とは思えない動きっ!感動しましたっ!それから度々ここでバトルしているのを見ていたんですがっ!もう最高でしたっ!惚れましたっ!弟子にして下さい!」
「「・・・・・・」」
ツバサちゃんが何を言っているのか理解するのに、少し時間が掛かった。
「・・・弟子、ですか?」
キルケが先に意味を理解したみたいで、そう呟いた。
「はいっ!駄目ですかっ?」
「あ・・・いや・・・その・・・」
でも、どう答えたらいいか判らないみたい。それなら。
「じゃあ、キルケともう一度対戦して、ツバサちゃんが勝ったら弟子にしてあげて、負けたら諦める事にしない?」
「マスター!」
「いいですよっ!負けませんからねっ!」
勝手に決めちゃったからキルケは少し納得してないみたいだけど、ツバサちゃんはやる気満々。
「はぁ・・・まぁ、それでいいでしょう」
キルケも諦めたのか、バトルする気になったみたい。
「マスター、折角来たんですから、バトルして行きましょう!」
「うん、暇だから初めからそのつもりだったよ。」
私達が人ごみを潜り抜けて受付に向かおうとした時、誰かが肩を叩きながら私を呼んだ。
「あのー・・・すみません」
「はい?」
話しかけてきたのは知らない高校生くらいの男の子だった。
「そちらの神姫、名前は・・・」
「キルケだけど・・・それが何か?」
それを聞いた瞬間、男の子の胸ポケットから神姫が一体飛び出してきた。確か・・・エウクランテってタイプの神姫だ。
「やっぱりっ!私、いつかあなたと対戦した神姫のツバサですっ!覚えてますかっ?」
ここでのバトルは何回かしたけど、その中でエウクランテが相手だったのは・・・デビュー戦の時だけ。
「あぁ、私の初戦の相手でしたか!もちろん覚えてますよ!」
キルケも思い出したらしい。するとツバサちゃんはキルケの手を握って、大きく息を吸ってから、言った。
「そうですっ!あの時のあなたの、あの重装備とは思えない動きっ!感動しましたっ!それから度々ここでバトルしているのを見ていたんですがっ!もう最高でしたっ!惚れましたっ!弟子にして下さい!」
「「・・・・・・」」
ツバサちゃんが何を言っているのか理解するのに、少し時間が掛かった。
「・・・弟子、ですか?」
キルケが先に意味を理解したみたいで、そう呟いた。
「はいっ!駄目ですかっ?」
「あ・・・いや・・・その・・・」
でも、どう答えたらいいか判らないみたい。それなら。
「じゃあ、キルケともう一度対戦して、ツバサちゃんが勝ったら弟子にしてあげて、負けたら諦める事にしない?」
「マスター!」
「いいですよっ!負けませんからねっ!」
勝手に決めちゃったからキルケは少し納得してないみたいだけど、ツバサちゃんはやる気満々。
「はぁ・・・まぁ、それでいいでしょう」
キルケも諦めたのか、バトルする気になったみたい。