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武装神姫のリン
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ホワイトファング・ハウリングソウル
ハウリングソウル
ウサギのナミダ
アスカ・シンカロン
引きこもりと神姫
キズナのキセキ
魔女っ子神姫☆ドキドキハウリン
浸食機械
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2015年

えむえむえす ~My marriage story~

2014年

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悪魔に憑かれた微駄男
Nagi the combat princess
えむえむえす ~My marriage story~

2013年

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深み填りと這上姫
キズナのキセキ
武装食堂
二アー・トゥ・ユー

2012年

美咲さんと先生
二人のマスター
類は神姫を呼ぶ
浸食機械
引きこもりと神姫
ライドオン204X
フツノミタマ
白濁!? 阪高神姫部
白い英雄を喰う黒い女神
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2011年

流れ流れて神姫無頼
アスカ・シンカロン
MMS戦記
天海市神姫黙示録
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車輪の姫君
樫坂家の事情!
Slaughter Queen Esmeralda.

2010年

おまかせ♪ホーリーベル
戦うことを忘れた武装神姫
Gene Less
The Armed Princess―武装神姫―
ウサギのナミダ
PRINCESS BRAVE
神姫☆こみゅにけ~しょん
アルトアイネス奮闘姫
ロンド・ロンド

2009年

せつなの武装神姫
双子神姫
鋼の心 ~Eisen Herz~
犬子さんの土下座ライフ。
狛犬はうりん劇場
Memories of Not Forgetting
Knuckle princess

2008年

武装神姫のリン
『不良品』
師匠と弟子
マリナニタSOS!(仮)
橘明人とかしまし神姫たちの日常日記
戦う神姫は好きですか
スロウ・ライフ
徒然続く、そんな話。
妄想神姫
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剣は紅い花の誇り
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武装神姫~ストライカーズ・ソウル~
神姫長屋の住人達。
三毛猫観察日記
クラブハンド・フォートブラッグ
武装神姫と暮らす日常
ネコのマスターの奮闘日記
ホワイトファング・ハウリングソウル
ハウリングソウル
Heart Locate
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「……ちょっと、待って。それは……」
「言わないと、わかんない?」
 そういうわけじゃない。僕だって、普通の高校生の知識は持ってるつもりだ。だから、梓を「抱く」ことの意味くらい、わかる。
「……どうして」
 けど、行為の意味がわかることと、どうしてそんなことを言い出すのかをわかることは、別問題で。
「そんなこと……」
「……悲しい顔、見たくないもん」
「そうじゃ、なくて……!」
 そんな理由で彼女を抱くなんてのは、いくらなんでもできない。
「どうしてそうまで、僕に構うの!? 僕なんか放っておいたって、いいじゃないか!」
 今まで、僕が頑なに他人との接触を避けてきた理由。ひとつは、父のしたことを知られたくなかったこと。そしてもうひとつ、ネロと出会って、過ごして、そしてさっき気付いた。
 いなくなるのが嫌だから。仲良くなって、親しくなって、そして別れるのがつらいから。
 それで、無意識に人との関わりを避けていた。
 なのに。
「……どうしてかな。私だってわかんないよ」
 梓は、そんなことを言いながら、さらに強く、抱き締めてくる。
「わかんないけど……、半端な気持ちで、言ってるんじゃないから」
 強く、強く。
「それに……、私にとっては、慎一君は『なんか』じゃない」
 ふと、鼓動が速くなっているのに気付いた。
「……それとも、私じゃ興奮しない?」
「い、いや、それは……」
「そーだよね、私胸も小さいし、ねぇ。こんだけ押し付けてても、なーんにも言ってくれないんだもんね」
「いっ……!」
 ……今更ながら、梓の胸が当たってるのに気付く。余計に鼓動が速くなった……ような気がした。
「お? 少しはドキドキしてきてる、かな?」
「……やめろよっ!」
 振りほどいて、振り向いた。そして、
「……やっと、顔見せてくれた」
「……」
 そこにあった梓の表情に、思わず見惚れた。
「何か……暑いね、ここ」
「……うん」
「冷房、入れる?」
「……いや、いい」
 心臓が、さっきから物凄い強さで打ち続けている。
 目に涙を溜めて、泣きながら、それでも笑おうとしている、梓の顔が近づいてくる。
「……ん」
 唇が、重なった。
 少し、触れただけの、幼いキスだったけど。
「……いい、の?」
「……いいよ」

 リビングで、というわけにもいかないから、梓の部屋に入れてもらった。
「……えっと」
 とは言ったものの、どうすればいいかはよくわからない。
「……ごめん、ちょっと、むこう、向いてて」
「あ、う、うん」
 言われたとおり、頭ごと反対側に向ける。後ろから、衣擦れの音が聞こえて。
「……いいよ」
 視線を元に戻すと、白い下着姿の梓がいた。
「……は、恥ずかしいね、やっぱり」
 正直、どう答えればいいのか。
 迷ってたら、先に梓の方から、ベッドに横たわった。
「……」
 無言で、その上に覆い被さる。
「やっぱり、初めて?」
「……うん」
「……私も初めて」
 首に腕を回され、引き寄せられた。そのまま、もう一度キス。
「……ふふ」
「え?」
「私、なんかすごくドキドキしてるよ?」
 そう言って、梓は僕の手を取って、自分の胸に置いた。
「ほら」
「……ん」
 そこから先は、よく覚えてない。ただ、お互いの心臓の音を聞きながら、鼓動を重ねて、僕達は繋がった。



「……!」
 落ちかけていた意識が、何とか覚醒し直した。
「大丈夫か?」
「……ええ、多分」
 ネロを何とか救うため、彼女のデータをすべて洗い出し始めてすでに4時間。日付が変わる頃になって、私の眠気はピークに達した。
 というのも、修也君がここに来て少しした頃、ほんのわずか、ネロに反応があったから。
 もしかしたら、助けられるかもしれない。
 そう思って作業を進めて、この時間に。舞や秋も、今はクレイドルの上。
「……かすみ」
「うん、大丈夫」
 はやては、何とか起きていてくれている。修也君も。
 さっき感じた、「何も出来ない」という挫折感を、今度は払拭したかったし、それ以上に、救いたかった。
 たとえ彼女が、幻だとしても。確かに、ここにいたのだから。
 そして、時計の針がさらに一回りして。
「……これだ!」
 その手掛かりは、思ったより遥かに、近くにあった。



「戻りたい?」
 目の前の、私じゃない私、イヴの言葉に、私はうなずいた。
「……はい。私は、慎一のいるトコロに、戻りたいです」
「そう……。じゃあ」
 ふと、イヴが右腕を振り上げた。
「……!」
 その手に、いつの間にか剣が一振り、握られている。
 それを、私に渡して。
「……それで、私を突き刺しなさい」
 ……え?





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