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えむえむえす ~My marriage story~

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武装神姫のリン 外伝"J dreamer"

dream 00 紅の戦乙女



鋼鉄と鋼鉄が己の存在意義を賭けてしのぎを削る血闘。
そう表現することしか出来ない。

今行われているのはセカンドランクの頂上決戦。
ランク暫定1位と2位のどちらか、勝った方がファーストへの昇格を果たす。
コレを逃せば半年は昇格が不可能なこの試合。
両者共にまさに誇りと、己の全力を持って相手にぶつかるのである。

今も刃同士がぶつかる甲高い金属音が会場に響く。
観客は声援を忘れて固唾をのんで見守る。
というのも、戦っているお互いが美しすぎるためだ。
それは決して容姿のことを言っているわけではない。
姿だけ見ればお互いにボロボロ。砂埃にまみれ、"血"を流して戦い続ける。

お互いに悪魔型、そして装備もほぼ同じデフォルト状態+α。
しかもαの部分はすでに使い物にならず、初期武装のアングルブレードであたかも殺陣を演じているかのように戦っている。

「…ハ!!」
「やらせない!!」

またしても金属音…しかし。

ガサン

片方の悪魔型の手からアングルブレードがこぼれ落ちた。
もう一方はチャンスとばかりに蹴りを叩き込み、攻勢に出る。

サブアームで力強いパンチを見舞い、一気にサブアームにバサーカという重装備の相手を吹き飛ばす。

もう勝負は決まるのか?と観客も息をのむ。

優勢になっていた方。
名をキョウという。
フィールドにやむを得ず捨てていたグレネードランチャーを持ち上げると、無造作に最後の1発を発射。

吹き飛ばされた悪魔型。
名を燐と呼ぶ。
がぐったりと倒れているはずの場所にグレネード弾が着弾。
大きな砂埃と共に炎が舞い上がる。

己の勝利を確信したのであろう、キョウは振り返ろうと…己の目を疑った。

炎の中から現れたるは、深紅のスーツに身を包む…いや。
先ほどまで身体の表面を覆っていたと思われる、黒いボディスーツがボロボロになり、焼け落ちインナーである赤いスーツが表面に出ている。そして装備もまたグレネードの炎に触れた影響か、深紅を思わせる色に変色している。
そんな状況にも関わらず彼女の瞳には力強い意志が感じられた。

燐。 黒衣の戦乙女という2つ名を持つ神姫。
彼女もまた、勝負をあきらめるということを知らない神姫であった。
右腕はだらしなく垂れ下がり、もう動かないことを悟ると上腕からイジェクト。
多少ぎこちない動作ではあるが、サブアームの右腕を接続。
左手には何も持たず、そしてサブアームが接続されていたバックパックを切り離す。

両者が同時にサバーカの脚力を存分に発揮して詰め寄る。

最後の激突。
誰もが次の瞬間に勝負が決まると確信している。

「ハ!!」
「…th!!!」

お互いの最初の1撃、キョウの斬撃を燐が紅の爪で受け止める。
2撃、お互いに回し蹴りを繰り出すが、ぶつかり合った左足が互いに動かなくなった。
しかし、
「…な!!」

キョウの足場が崩れる。そこには…先ほど燐の手からこぼれたアングルブレードが。

「……終わりです。」
「やらせない!!!」

燐が紅の爪を繰り出す。
キョウがアングルブレードを突き出す。
交差。

「…上で待っていろ。 すぐ、追いつく。」
「はい。待ってます。」

アングルブレードは燐の左頬を切り裂き、紅の爪はキョウの肩口に食い込んでいた。

そのままキョウは意識を失い、燐の勝利というジャッジが会場に響く。

直後、燐はフィールドから出るやいなや力なく俺に寄り添う。

「勝ちました。これで、ファースト。ですよね?」
「ああ、よく頑張ったよ燐」
「じゃあ…ご褒美、くださいね。」
「OK 今は、休め」
「…はい。」

こうして燐、そして藤堂亮輔はファーストランクへの昇格を果たした。
あの戦いの後、燐の2つ名が「黒衣の戦乙女」から「紅の戦乙女」へと変更になったは当たり前だったのかもしれない。
あの日から5年。

この物語の幕が上がる。





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