―神姫ちゃんはゼルノグラードのランちゃん、ご主人さまは花火師の久我さん。ごく普通のふたりは、ごく普通の出会いをし、ごく普通のオーナー登録をしました。でも、ただひとつ違っていたのは―
「あの~、ランさん? ちょっと今月の家計が苦しいんですけれど・・・パチンコの使い込みは程々に・・・」
「あぁン? あちき様に指図するつもりっちゃー?」
「いや・・そういうつもりでは・・・。あの・・・でしたら他の事に一生懸命になりましょうよ。例えば私の仕事を手伝って下さったりとか・・・」
「イヤっちゃ。めんどくさいもン」
「ううぅ・・・」
「あぁン? あちき様に指図するつもりっちゃー?」
「いや・・そういうつもりでは・・・。あの・・・でしたら他の事に一生懸命になりましょうよ。例えば私の仕事を手伝って下さったりとか・・・」
「イヤっちゃ。めんどくさいもン」
「ううぅ・・・」
―神姫ちゃんは、NEETだったのです!─
「ところで久我~、ちょっとパチンコ玉が無くなりそうっちゃ。カネ寄越すっちゃ~!」
「そんなぁ・・・今家計苦しいって言ったばかりですのに・・」
「返事は!!」
「はっはい~!!!」
―言われるままにランちゃんのパソコンにプリペイドカードを差し込む久我さん。電子パチンコのパチンコ玉が即座にチャージされちゃいます―
「判ればいいっちゃ。や~っぱり弾幕は豊富に無いとダメっちゃね~」
「ううぅ・・・どうしてそんなにすぐ使っちゃうんですか」
「あぁン!? 弾幕はバラ捲くためにあるっちゃ! ガトリンガトリン!!」
「タマ違いですよ~!! 大体そんなにパチンコ好きなら本物やりに行けばいいでしょう?」
「神姫がパチンコのハンドル握れるハズないっちゃ~! ホラホラ!!」
「って何筐体まで買ってるんですか~!!!!」
―悔しそうにハンドルをにぎにぎするランちゃんから筐体を取上げ、これまた悔しそうに触る久我さん。そういうのっていい値段しますよねぇ―
「せめてこれ売れないですかね・・・」
「ぬー! あちき様のモノを売ろうとは久我のクセにいい度胸っちゃ~! お仕置きし~て~や~る~!」
「そんなぁ・・・今家計苦しいって言ったばかりですのに・・」
「返事は!!」
「はっはい~!!!」
―言われるままにランちゃんのパソコンにプリペイドカードを差し込む久我さん。電子パチンコのパチンコ玉が即座にチャージされちゃいます―
「判ればいいっちゃ。や~っぱり弾幕は豊富に無いとダメっちゃね~」
「ううぅ・・・どうしてそんなにすぐ使っちゃうんですか」
「あぁン!? 弾幕はバラ捲くためにあるっちゃ! ガトリンガトリン!!」
「タマ違いですよ~!! 大体そんなにパチンコ好きなら本物やりに行けばいいでしょう?」
「神姫がパチンコのハンドル握れるハズないっちゃ~! ホラホラ!!」
「って何筐体まで買ってるんですか~!!!!」
―悔しそうにハンドルをにぎにぎするランちゃんから筐体を取上げ、これまた悔しそうに触る久我さん。そういうのっていい値段しますよねぇ―
「せめてこれ売れないですかね・・・」
「ぬー! あちき様のモノを売ろうとは久我のクセにいい度胸っちゃ~! お仕置きし~て~や~る~!」
ずぶり。
「ひゃぁン!?」
―久我の小さく窄まった穴に、ランちゃんの小さなこぶしが挿入される―
ぬぷ。 じゅぶり。
「うぁ、あぁあん・・・」
「ほれほ~れ、我慢できるっちゃ~?」
じぶ、じゅぶ・・・。
―粘膜と水分を絡めながら、なまめかしい動きで、体の敏感な場所まで辱める―
「ホラホラ気持ちよくなっちゃうっちゃ~」
「はあぁぁんっ!!」
じゅぷん、ぬぽん!
―肩口まで突き入れた腕を一気に引き抜く! 駆け巡る淫らな電気!―
「ひゃぁン!?」
―久我の小さく窄まった穴に、ランちゃんの小さなこぶしが挿入される―
ぬぷ。 じゅぶり。
「うぁ、あぁあん・・・」
「ほれほ~れ、我慢できるっちゃ~?」
じぶ、じゅぶ・・・。
―粘膜と水分を絡めながら、なまめかしい動きで、体の敏感な場所まで辱める―
「ホラホラ気持ちよくなっちゃうっちゃ~」
「はあぁぁんっ!!」
じゅぷん、ぬぽん!
―肩口まで突き入れた腕を一気に引き抜く! 駆け巡る淫らな電気!―
「・・・ホント、アンタの耳クソって粘着質っちゃね~」
「ううぅ・・・人の耳で遊ぶのはやめて下さいっば・・・」
「ううぅ・・・人の耳で遊ぶのはやめて下さいっば・・・」
―耳を拭きながら、いそいそと手元を動かす久我さん。忍耐強いですね―
「もう~、本当に仕事が押しているんですから。お金貰えなかったらランさんの大好きな、その・・・同人誌でしたっけ?も買えなくなるんですからね。 ああそうだ新しい火薬も注文しないと・・・」
「あ、久我~、このBL同人誌も注文しておくっちゃ~。男幕の補充もヲトメのたしなみっちゃ」
「・・って言ってる傍から!! ううぅ・・・」
―でも、傍若無人なランちゃんに振り回されっぱなしです。うわ、しかもこのリスト、ものすごいマイナーなサークルばかりですよ―
「大体この前も大量に注文して、めぼしい所は全部買い揃えたって言ってたじゃないですか~」
「甘い! 甘いっちゃ~!! どうせ大手なんて定石カップリング~でやっすい男幕ばら撒くしか能無いし~、見込みある新人だって金に目がくらンですぐ売りに走ったありきたりで挿入に走る内容になるっちゃ~~!!」
「挿入とか大声で言わないで下さい!」
「だっかっら~、ホントにソウルのこもったカップリングやペッティング(え)を見るためには青田刈りをしなければならないンちゃ~!! そう! 言うなれば美の追求!」
「なっナニが美の追求なんですか、もう!!」
「わかんないヤツっちゃね~。だったら・・・」
「もう~、本当に仕事が押しているんですから。お金貰えなかったらランさんの大好きな、その・・・同人誌でしたっけ?も買えなくなるんですからね。 ああそうだ新しい火薬も注文しないと・・・」
「あ、久我~、このBL同人誌も注文しておくっちゃ~。男幕の補充もヲトメのたしなみっちゃ」
「・・って言ってる傍から!! ううぅ・・・」
―でも、傍若無人なランちゃんに振り回されっぱなしです。うわ、しかもこのリスト、ものすごいマイナーなサークルばかりですよ―
「大体この前も大量に注文して、めぼしい所は全部買い揃えたって言ってたじゃないですか~」
「甘い! 甘いっちゃ~!! どうせ大手なんて定石カップリング~でやっすい男幕ばら撒くしか能無いし~、見込みある新人だって金に目がくらンですぐ売りに走ったありきたりで挿入に走る内容になるっちゃ~~!!」
「挿入とか大声で言わないで下さい!」
「だっかっら~、ホントにソウルのこもったカップリングやペッティング(え)を見るためには青田刈りをしなければならないンちゃ~!! そう! 言うなれば美の追求!」
「なっナニが美の追求なんですか、もう!!」
「わかんないヤツっちゃね~。だったら・・・」
ぴんぽーん♪
「毎度ぉー、和菓子屋のつくもですよぉー。ご注文の黒蜜葛きりをお届けに・・・」
「レッツ実演っちゃ!!」
「ってえぇ~!?」
がばぁっ!
「毎度ぉー、和菓子屋のつくもですよぉー。ご注文の黒蜜葛きりをお届けに・・・」
「レッツ実演っちゃ!!」
「ってえぇ~!?」
がばぁっ!
―突然押し倒され動転するつくも。ランはその怯えた表情を吟味しながら、ゆっくりと、そのやわらかな肌に触れる―
「ひゃぁ!? な・・何をするんですかぁ!」
「ふうン・・・やっぱり憎いくらいやわらかなボディっちゃね~。そうだ、これも使っちゃうっちゃ~♪」
「あぅん!」
ぬろ・・・べちゃ・・・。
じゅる・・・じゅる・・・ずずり・・・。
―強くぬめった粘液を纏う太く長い触手のようなモノが、つくもの体にからみつく。その冷たさと這い回る気持ち悪さに、思わず声を洩らす―
「強情っちゃね~。まあそれ位でないと張り合いっちゃ。さあて、そろそろ味見っと・・・」
ちゅる・・・。
「ひゃうぅ!」
ぬろ・・・じゅば・・・ちゅぱ・・・。
「ふふ、あまぁい・・・美味しいっちゃぁ」
―絡み合うモノ達とともに体を摺り寄せ、ランは白い肌に舌を這わす。自らも粘液にまみれ、舌ずり、吸い寄せ、口付ける―
「こ・・・こんなのはぁ・・・」
「こんなのがイイ?」
じゅる・・・かぷり。
「にゃぁ!? た・・・食べないでぇ・・・」
―甘噛みしされた耳の感触が神経に響く。少しの痛みと、隠し切れない恍惚と。その崩れていく彼女の理性のさまを、ランは、口の中のとろける蜜と共に、あまく、あまく噛み締める―
「ホラホラ、いっちゃえよ・・・」
「もうダメ! 出しますぅっ!!!!」
びくっ、びゅくんっ!!!
―つくもの大砲が白濁液を吐き出す!―
「・・・いっぱい、出たっちゃね~」
「ひゃぁ!? な・・何をするんですかぁ!」
「ふうン・・・やっぱり憎いくらいやわらかなボディっちゃね~。そうだ、これも使っちゃうっちゃ~♪」
「あぅん!」
ぬろ・・・べちゃ・・・。
じゅる・・・じゅる・・・ずずり・・・。
―強くぬめった粘液を纏う太く長い触手のようなモノが、つくもの体にからみつく。その冷たさと這い回る気持ち悪さに、思わず声を洩らす―
「強情っちゃね~。まあそれ位でないと張り合いっちゃ。さあて、そろそろ味見っと・・・」
ちゅる・・・。
「ひゃうぅ!」
ぬろ・・・じゅば・・・ちゅぱ・・・。
「ふふ、あまぁい・・・美味しいっちゃぁ」
―絡み合うモノ達とともに体を摺り寄せ、ランは白い肌に舌を這わす。自らも粘液にまみれ、舌ずり、吸い寄せ、口付ける―
「こ・・・こんなのはぁ・・・」
「こんなのがイイ?」
じゅる・・・かぷり。
「にゃぁ!? た・・・食べないでぇ・・・」
―甘噛みしされた耳の感触が神経に響く。少しの痛みと、隠し切れない恍惚と。その崩れていく彼女の理性のさまを、ランは、口の中のとろける蜜と共に、あまく、あまく噛み締める―
「ホラホラ、いっちゃえよ・・・」
「もうダメ! 出しますぅっ!!!!」
びくっ、びゅくんっ!!!
―つくもの大砲が白濁液を吐き出す!―
「・・・いっぱい、出たっちゃね~」
「・・・て、ランさん! 葛きりまみれになって何遊んでるんですか!」
「いやだから美の追求の実戦っちゃ。ソウルさえあれば和菓子からませただけでこんなにもエロく!」
「だからって仕事場汚さないで下さい!!」
「もー黒蜜ぶちまけたぐらいでギャーギャー言うンじゃないっちゃ。あーもち肌も美味しかったけどこの練り飴もイケるっちゃね~♪」
「練り飴キャノンが効かないなんて・・・ た、退却ぅ!!」
―葛きりまみれになったつくもちゃんは、泣きながら帰っていってしまいました―
「いやだから美の追求の実戦っちゃ。ソウルさえあれば和菓子からませただけでこんなにもエロく!」
「だからって仕事場汚さないで下さい!!」
「もー黒蜜ぶちまけたぐらいでギャーギャー言うンじゃないっちゃ。あーもち肌も美味しかったけどこの練り飴もイケるっちゃね~♪」
「練り飴キャノンが効かないなんて・・・ た、退却ぅ!!」
―葛きりまみれになったつくもちゃんは、泣きながら帰っていってしまいました―
「ううぅ・・・この花火も作り直しです・・・」
―二人のじゃれ合いのお陰で、仕事場はべたべたした砂糖菓子の甘いにおいでいっぱいです。花火まで黒蜜や練り飴まみれになってしまいました―
「これ、納期今日なんですよー! どうするんですか!」
「そんなのテキトーにがすがす突っ込ンどけばいいちゃ、ホラこのゴテゴテなあちき様みたくー」
がしっ、ぎゅむぎゅむ。ごすごす。
―ランちゃんは無造作にそこらへんの星(火薬の玉)を掴んで玉の中に押し込みます。並びも何もあったものじゃありません―
「ああっ! そんな乱暴に(花火の)玉を弄くらないで下さいー」
「ああン? ガタガタ言うとあちき様の(火器の)穴という穴を使って調教してやるっちゃよ~!」
「そんなぁ・・・。ううぅ・・・もう勝手にしてください・・・」
―久我さんは半べそをかきながら部屋を出て行ってしまいました―
―二人のじゃれ合いのお陰で、仕事場はべたべたした砂糖菓子の甘いにおいでいっぱいです。花火まで黒蜜や練り飴まみれになってしまいました―
「これ、納期今日なんですよー! どうするんですか!」
「そんなのテキトーにがすがす突っ込ンどけばいいちゃ、ホラこのゴテゴテなあちき様みたくー」
がしっ、ぎゅむぎゅむ。ごすごす。
―ランちゃんは無造作にそこらへんの星(火薬の玉)を掴んで玉の中に押し込みます。並びも何もあったものじゃありません―
「ああっ! そんな乱暴に(花火の)玉を弄くらないで下さいー」
「ああン? ガタガタ言うとあちき様の(火器の)穴という穴を使って調教してやるっちゃよ~!」
「そんなぁ・・・。ううぅ・・・もう勝手にしてください・・・」
―久我さんは半べそをかきながら部屋を出て行ってしまいました―
「ホントに久我のヤツは口答えが多いっちゃー。誰が主だと思ってるンちゃー」
ぎゅむ、ぎゅむ、ぐいぐい。
「お、コレ意外と面白いっちゃねー」
ぎゅむぎゅむ、がす。
―遊び半分で、玉にどんどん火薬を詰め込むランちゃん。あっという間に玉はパンパンになりました―
「後は玉を閉じて蓋をするだけっちゃ~。よいしょっと」
―玉の半分を持上げて、もう半分の上によじ登るランちゃん―
「でも、ちょっと神姫にはキツい大きさっちゃ~。挟まれでもしたら大変・・・」
ぐらっ、こけっ。
「おおっとぉ~!!!」
どっすーん・・・。
「・・・」
ぎゅむ、ぎゅむ、ぐいぐい。
「お、コレ意外と面白いっちゃねー」
ぎゅむぎゅむ、がす。
―遊び半分で、玉にどんどん火薬を詰め込むランちゃん。あっという間に玉はパンパンになりました―
「後は玉を閉じて蓋をするだけっちゃ~。よいしょっと」
―玉の半分を持上げて、もう半分の上によじ登るランちゃん―
「でも、ちょっと神姫にはキツい大きさっちゃ~。挟まれでもしたら大変・・・」
ぐらっ、こけっ。
「おおっとぉ~!!!」
どっすーん・・・。
「・・・」
「・・・ランさん、さっきは言い過ぎました。機嫌を直し・・・あれ? いない?」
ぽつーん。
「あ、あれ!? 花火が完成している・・? もしかしてランさんが! ありがとうランさん!! 早速納品してきまーす!!」
しーん。
ぽつーん。
「あ、あれ!? 花火が完成している・・? もしかしてランさんが! ありがとうランさん!! 早速納品してきまーす!!」
しーん。
―次の日―
『ヒノカミコーポレーション主催、商店街冬の花火大会。いよいよラストです!!』
「ついに私の・・いや、ランさんの作った花火の出番ですね! でも、ランさん昨日から何処へ行ったんでしょう? いや、きっとこの花火を見ていますよね! よーし点火・・・」
―意気揚揚と、点火準備をする久我さん。その悲劇も知らずに―
「ついに私の・・いや、ランさんの作った花火の出番ですね! でも、ランさん昨日から何処へ行ったんでしょう? いや、きっとこの花火を見ていますよね! よーし点火・・・」
―意気揚揚と、点火準備をする久我さん。その悲劇も知らずに―
「たーまやーー!!」
どんっ!!
ひゅーん・・・ぱあん!!
「あ、花火がランさんの顔の形に!」
ひゅーん、ぽと。
「って、ちゃんと生きてるっちゃ~~~!!!」
「って、ちゃんと生きてるっちゃ~~~!!!」
ちゃんちゃん。