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ハウリングソウル

第四話

『神姫センター・謎の生命体出現!?』







「・・・・・ふむ、今日も今日とて客は来ないな」

 今日、朝に店を開いてから来た客は四対の神姫を連れた騒がしい男が一人だけだった。
 それにしても彼、随分と大変そうだったな・・・・まぁ、大変でも上手くやっていけているようだから問題は無いのだろうが。

「暇だなぁ・・・・・いっそ店を終わりにしてゲーセンか神姫センターにでも行こうかな・・・・・ハウの調子も見ときたいし、ノワールのガトリングの弾もなぁ・・・・」

 無表情のアッパーシューター・ノワール。
 台所とかに出没する忌々しい黒い悪魔を見るとすぐに武装して追い掛け回すのだ。
 追い掛け回すならまだいいのだがチーグルの両手にガトリング、ノワール自身は両腕でミニガンとか抱えているから恐ろしい。
 ハウもハウでチーグルの背中に乗って楽しんでるし・・・・お陰でうちの神姫用の弾代はかさむ一方だ。
 まぁ副業の収入があるから貧乏ではないのだけれど。
 ・・・・・私はレジに置かれた“彼”の写真を見る。
 写真の中の“彼”は時が止まったかのようにあの時のままだった。

「・・・・・・お前のせいで、只でさえ白けていた気分がさらに白けたぞ」

 私は写真に向かって悪態をつくと椅子から立ち上がる。
 やる気が無くなった。
 昼寝をしているあいつ等を起こして遊びに行こう。



















 神姫センターは平日の午前中ということもあってか、人影がまばらだった。
 まぁ今の時間帯にここにいるのはサボりか自営業か夜間に働く奴らくらいだろう。

「マスター。本当に良いんですか? お店閉めてきちゃって」

 ひょこっと、私の胸ポケットからハウが首だけ出して言う。

「別にいいよ。生活のためにやってるわけでもないしね」

 私はハウにそう返してからとりあえず受け付けに向かって歩き出した。
 一方、ノワールは不思議そうに人の少ない神姫センターを眺めている。どうも人が少ないのが新鮮らしい。

「すいません、吉岡さんはいらっしゃいますか。神姫の様子を見てもらいに来たんですけれど」

 私の質問に若い店員が答えた。胸のネームカードには『玉川』と書かれている。

「吉岡様なら神姫用医務室の方にいらっしゃいます。医務室は ―――――」

「いや、良い。場所なら知ってますから」

 そういって医務室に直行する。後ろのほうでさっきの店員が同僚にからかわれているのか、『マジで勘弁してください』と言うのが聞こえた。






「ヤッホー、久しぶりじゃないのみーちゃん。調子はどう?」

 神姫用医務室の扉を開けた瞬間にオネエ言葉の野太い声が聞こえた。神姫用医務室のカウンターには身長2メートル近い大男が鎮座していた。
 彼の名前は吉岡 昴(よしおか すばる)性別男のオカマである。
 身体的特徴としては筋骨隆々にスキンヘッド、気分しだいでウィッグを被ったり被らなかったりな状態にサングラスが一日おきに変わる謎の生命体である。それ以前にこいつは本当に日本人なのだろうか。
 ・・・・ついでに言うと“みーちゃん”と言うのは不本意ながらも私のあだ名である。

「・・・私の調子は悪くないのだがね。というかいつもいつも疑問に思うのだがなぜキミがここで働いているのかな」

「いやねぇ中学以来のお友達にそんなこというなんて。私がここで働いてるのは素直に神姫が好きだからよぉ」

「嘘をつけ。受付の男が目当てだろう」

「さて? 何のことかしらね?」

 妙にくねくねとしたポーズでしらばっくれる吉岡。ってそんなことはどうでもいい。
 私は妙に楽しそうに吉岡と私の会話を見ていたハウを指先でつまむとそのまま手のひらに乗せた。

「今日はこいつの健康診断に来たんだ。診てやってくれ」

「あらあらハウちゃんもお久しぶり~!」

「お久しぶりです。吉岡さん」

 人の話を聞けオカマ。
 ハウも普通に応待するな。
 ちなみにこの間中、ノワールは胸ポケットから腰のウェストポーチに移動して丸くなっていた。
 どうも吉岡のハイテンションが苦手らしい。
 私は手のひらに座ったままのハウを机の上に移動させる。

「とりあえず普段どおりの検診で頼む。私はどっかそこら辺で暇を潰すから」

「マスター・・・・行っちゃうんですか?」

 私がそういうとハウは少し悲しそうな顔をして上目使いでこちらを見上げてきた。
 ・・・・・ごめん。正直たまりません。

「・・・・そうだな。なんならここで待っても ―――――ぐっ!?」

 何だ!? 突然腰に刺すような痛みが!!
 慌ててウェストポーチを開けるとそこにはアングルブレードを持ったノワールが丸くなっていた。

「・・・・マイスター・・・・買い物、行く」

 ・・・・・・恐っ!
 悪魔型恐っ!!

「はいはい判ったよ。一刻も早くお前はここを離れたいんだな?」

「違う、買い物・・・・行きたいだけ」

 そっぽを向いているのは微妙にすねているのだろうか。
 ノワールとの付き合いは長いがたまに何を考えているのか判らない時がある。

「そうねぇ・・・・一時間くらいで終わっちゃうから少しバトルでもしてきたらどうかした? 今日はね、凄い人が来てるのよ~!」

 楽しそうに野太い声で吉岡は言う。と言うか同僚の女性職員がさっきからこっちを見て笑っているのがとても気になるのだが。

「吉岡さん。凄い人って?」

 ハウの質問に吉岡は上機嫌に答える。

「天使型の人なんだけれどもねぇ。物凄く速くてもうだれも追いつけないのよ! ライトセーバー二本とビームライフルだけでまだ負け知らずだし! 後はセイレーン型の人もいてねぇ。こっちは何と接近戦用のエウロスっていう剣みたいな武装だけで勝ってるのよ!」

 ・・・・・・・・・ふぅん?
 随分と極端な武装を組む奴もいたものだ。
 遠距離に持ち込まれた場合はどう対応するつもりなんだろう?
 私も話に加わろうと口を開いたらその瞬間、今度は控えめに刺す様な痛みが腰に走った。
 ・・・・・もう見なくてもわかる。
 突きつけてるなこれは。

「それじゃ私は適当に暇を潰しているよ。・・・・ハウ、この巨大スキンヘッドに何かされそうになったら大きな声で助けを呼ぶんだぞ」

 私の言葉にはハウは苦笑しながらもしっかりと肯いた。
 うん。良い子だ。
 私の頭よりもはるか上空から何か不満そうな声が聞こえたが無視して医務室をでた。






















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