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えむえむえす ~My marriage story~

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  ゴスロリは霞が如く




 境内では松が青々とし、公園側では桜が開花に向けて蕾を揺らしています。おはよう御座います、結です。

 お昼頃、お勤めの中エンジン音が聞こえたので行ってみるとご来客でした。
「こんにちわ。叔父さん達はいらっしゃいます?」
「いらっしゃいまし、望さん。宮司さん達は縁側にいらっしゃいますよ」
セーターにロングスカートの女性、三河家の遠縁の方で佐々木望さんです。
取り合えず上がって頂き縁側に。寛いでおられた宮司さん達にご来客を知らせます。
「いらっしゃい。とーさん、望ちゃんよ」
「おぉ、よー来たな。茶でも飲みな」
楽しげな宮司さん達、一人暮らしの望さんは時折いらっしゃるのでここでは娘同然との事です。更にはご主人と菅原さんの高校での後輩さんで大学では直子さんの後輩さん、その関係で皆さんに可愛がられる妹的な方なのです。
「宗司兄さんはお仕事ですか?」
「はい。夕刻には・・・って鞄が・・」
望さんのボディーバッグがゴソゴソと音がしてます。
「ご、ごめん。忘れてた」
「ぷはっ」
顔を出したのは目の下にクマの様なアイシャドウとフリルリボンが印象的な悪魔型の霜霞(そうか)さん、黒と赤のドレスをパタパタしながら少し咽てらっしゃいます。 
「ヒドイですわ。お姉様」
「ごめんね。すっかり和んでた」
「もう。改めて、こんにちわ叔父様、叔母様、結姉様」
スカートを広げて恭しく挨拶されます。

 話の弾む宮司さん達と別れご主人のお部屋兼私の部屋に。
「最近はどうです?」
「上々ですわ。春音様と綾季様もセカンドに上がられましたし私も続こうと思ってますから」
「成る程。でも無理は禁物ですよ?」
「ありがとう御座います。心得ていますわ」
クスクスと上品な彼女。その隣のトランクがとても気になります。が、これには触れない方がいいのです。
「・・・流石ですわ、結姉様」
「中身が判っていますから」
少しつまらなそうですけどここで甘くなると大変なのです。
ほら、言ってる傍からトランクを開けて準備を始められました。
「これならどうでしょうか?装飾も少ないですし」
取り出されたのは緑を基調としたドレスです。彼女は事ある毎に私にドレスを着せようとされるのですよ。この前のチアに比ぶれば布地も多いものの私には少々派手だと思うので辞退しているのですけどねぇ・・・
「私にはちょっと・・」
「これはどうです?色合いも落ち着いていますし」
次に出てきたのは黒と白のドレス・・・でしょうか?いえ、これは
「メイド服ですか・・・」
「デザインが可愛いので。お姉様に侍女の服は失礼かもしれませんけど、どうです?」
「失礼ではありませんよ。でも和服の方が落ち着くのでご遠慮します」
「ふぅ、またダメでしたか。本当に結姉様はお堅いんですから」
拗ねる仕種が可愛らしくても着ませんよ?
「それに違う服を着てみれば宗司様もお喜びになりますのに」
うっ・・・そ、それは魅力的です。でも着ません。
「難攻不落ですわ」とため息の彼女。ここで折れてしまうと大変なのですよ。
以前一度だけ着てみたのですがその後がもう・・・半日で40近くもの着せ替えをする羽目になりました。それはもうありとあらゆる衣装の数々、そのどれもが沢山の装飾を施されたものばかりなのです。見た目には華やかで楽しいのですけどいざ着てみるとなれば・・・やはり私には派手なのですよ。装飾の多い服でも振袖など着物なら不思議とそう思わないのですけどね。普段着ている物とのギャップなのでしょう。それに同じ着るなら似合う方に着て貰いたいと思いますしね。
「こんなに似合ってらっしゃるのに・・・」
トランクから取り出したアルバム(手帳サイズ)を見てうっとりとされています。・・・・お願いですからその表情は勘弁願えませんかねぇ恥ずかしいんですから。
「うふふふ」
「コワイですよ」
「!Σご、ごめんなさい結姉様。でも結姉様の魅力がそうさせるのですわ」
またうっとりとしてしな垂れて来られます。
「ほら、立派な淑女を目指すのならシャキっとしましょうね」
「ふふふ、ごめんなさい」
からかわれているのかそうでないのか、でも不思議と嫌味がないのですよ。
 試着の話が終って話題はバトル関係に流れていきます。
「そうそう私の武装が変わりましたの」
トランクの中から出てきたのは先週会合で発表した「大絶」です。シルエットはそのままに装飾が施されいるので正式採用したのでしょう。
霜霞さんの武装は全て何らかの装飾がされているのです。これはオーナーの望さんの趣味だからです。「万屋」のメンバーたる望さんはご自身で装備を手掛けるのではなく、現存品或いは誰かが制作された品に装飾を施されるのですよ。なので皆さん依頼されるのです。流石美大生ですね。そうそう、その装飾には全て作品名が付いているのですよ。職人魂を感じますね。
そしてこの「大絶」も然りです。黒と白のモノクロカラーだった刀身、色合いはそのままですがコントラストがよりハッキリと。中程から峰に掛けて黒い色の部分に金色の彫り込みが成されています。質実剛健だった印象が彫刻の様なものになっていました。
「作品名は『乖離の両手』ですわ」
今まで使われていたソードオブガルガンテュアがそろそろ限界で新しいのを探していたところだったとか。かなり無茶な使い方をされていましたら、湖幸さんとの手合わせでも随分と打ち合ってらっしゃいましたしね。それは火花が出る程だったので相当な力を掛けてらしたのでしょう。剣豪程の手誰でなければ装備に負担も大きいですからね。私も何本仕込みを折った事か、刃毀れ程度で済む剣豪の域まではまだまだ遠いです。
「湖幸様には遠く及びませんから。『切り分けの線』(ガルガンテュア)は今でもお家に飾っていますわ。あの子も大事ですから」
装備に人一倍の愛情を持ってらっしゃる彼女、修復不可能でもない限りはご自宅で保存されています。修復不可能になってしまった物も次の装備の材料として傍に置かれるのです。曰く「いつまでも一緒に」との事。造る側としては嬉しいでしょうし、私達使う側としても見習うべきだと思います。うん、物は大切にしましょう。
「幾度かフリーバトルで振るいましたけど切味には驚きましたわ」
「今までご主人が造った物の中で二番目の切味を誇ってますからね」
因みに一番は「天叢雲」です。
「少し重たいですけど見合った性能ですしね。使いこなして見せますわ」
つっー、と刀身を撫で上げる姿は本当に慈しんでいる表情です。大切にされているのを感じるとその制作に協力した身としても嬉しい限りです。
「結姉様ともこれでマシなお相手が出来ますわ」
「謙遜はナシですよ。今は霜霞さんの方が強いじゃないですか」
「違いますわ。勝率は私と結姉様の相性に因る結果です。実力ではまだまだ追い付けていませんわ」
随分と買被られていますね。
こうなったのは随分と前の話です。草バトルで初陣の霜霞さんと既に自分の戦術を見付けていた私、その結果は彼女の敗北で終りました。その時から私を目標にしているそうで過剰評価されているのですよ。実際フリーバトルでは五分の戦跡ですし、武装一つの彼女に対して私は複数使用していますからその熟練度が違います。一つを極めんとされている彼女が弱い筈ないのです。
「器用貧乏なのですよ。私は。極めずに只慣れているだけです」
「結姉様こそ謙遜ですわ。それにその器用さが紛れもない実力です。最もそんな謙遜に過ぎる自己評価なところも目標なのですけど」
「そんな事はないと思うのですけど、っと、このままでは「言った、言わない」みたいになりますね」
「そうですわね」
なんだか無性に可笑しくなってしまい笑うと彼女も同じだったようです。
 一頻り笑うとまたトランクに手を入れられます。
「ところで結姉様、こっちのドレスは如何でしょう?」
「まだ続いてたんですか。洋服の話は」
フリルの沢山付いたドレスを手に嬉しそうに言われます。
「勿論。結姉様とドレスを着てのお出掛けが一番の目標ですから」
少し困りますが自分で笑っているのが判ります。楽しいですからね。
「相変わらず雲霞ですね」
「そうでしょうか?」
「ええ、掴み所がありませんから」
私の答えに人差し指を唇に付けられます。
「それは仕方ありませんわ。私は「幽鬼」ですもの」
「成る程」
納得です。それは掴めません。
「その「幽鬼」を捕まえるには体でなく心を捕らえませんとね」
言って手にしたドレスを私の肩に合わせて。
「捕らえて下さいな。この「ゴースト・ロリータ」めを結姉様の魅力で」
とても妖艶な笑みを浮かべて楽しそうな彼女、私はそれに答えます。
「ヤです」
………
「もう、ここは着て下さってもいい所ですのに。ツレませんわね結姉様」
拗ねるところをもう一撃です。
「ヤです」
満面の笑顔で答えました。

「もっと似合う方がいらっしゃいますよ。だから・・・」
「諦めませんわ。ドレスに日傘でお出掛けするまでは」
次はどうやって諦めて貰おうか考えておかねばならないようです。
やれやれ。



現在装備 
巫女服           ×1
仕込み竹箒        ×1 
玉串ロッド         ×1
御籤箱ランチャー(改) ×1
灯篭スラスター      ×2
リアユニット賽銭箱   ×1 

ゴスロリドレス?
「・・・ご主人にだけお見せしても・・・
        やっぱり止めておきましょう」






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